東芝は、マイクロソフトが開発進めている「Windows98」に搭載され、パソコン上でDVDを駆動するために必要なソフトウエアをマイクロソフトと共同で開発した。 |
ソニーの創業者でファウンダー(創業者)・最高相談役の井深 大(いぶか・まさる)氏が12月19日午前3時38分、急性心不全のため東京都港区の自宅で死去した。89歳。栃木県出身。 |
米マイクロソフトは17日、米司法省に対して、同社は「11日に米ワシントン連邦地裁が下した暫定命令に完全に従っている」とする見解を盛り込んだ手紙を送ったことを明らかにした。 |
郵政省は19日、日本イリジウムに対し第一種電気通信事業認可を22日付で行うと発表した。 |
NTTは、PHSの64Kbps高速データ伝送プロトコルを開発したと19日発表した。 今回開発したプロトコルは、64Kbpsデータ通信を実現するためにARIB(電波産業会で策定のPHS無線インターフェイス標準規格くを受けたもので、PIAF(PHSインターネット・アクセス・フォーラム)のベースとなったNTT開発のデータ制御手段MODSARQを改良したもの。58.4Kbpsの実効伝送速度を実現、モバイルコンピューティング時代の無線制御手段として力を発揮することが期待されている。 |
郵政省は22日、国際専用線の両端と公衆電話網を接続する「国際公専公接続」を同日から解禁、自由化にあたってのルールなどを盛り込んだ方針を発表した。 |
キャノン、松下電器などデジタルカメラメーカー20社は24日、デジタルカメラ用記録フォーマット統一のため「CIFFフォーラム」を設立したと発表。12月19日に設立総会を開催し、合意に達したもの。 |
松下通信工業は、24日からタクシー配車用GPS-AVMシステム(NAPIS E)の樹脂中を開始した。概算予定価格は約1,000万円(車両30台規模のシステムの場合)。 |
カシオ計算機は、年明け1月5日から東京・渋谷区初台に本社を移転する。 |
NECは25日、パソコン事業の世界戦略強化のため、ブル社と強調し、米国パッカードベルNECへ3億ドルの資金援助(融資)を行うと発表した。これにより、米国市場においてビジネス市場の強化を図ると同時にIPO(株式公開)を実現することになった。 |
松下電器は来春からサブノートパソコンの輸出を開始する。国内で好評のB5ファイルサイズ「レッツノート」さらにA5ファイルサイズの「レッツノートミニ」の英語版をまず米国向けに来年4、5月頃に輸出する。 |
松下通信工業は、25日からビジネスコミュニケーションシステム「デジタルMCA無線システム」でのデータ伝送システム構築が容易にできる「デジタルMCAシリアルインターフェイスボード」を発売した。価格はオープン価格。 |
日本マランツは、フィリップス社PCC(フィリップス・コンシューマー・コミュニケーションズ)グループとGSM方式デジタル携帯電話を共同開発、携帯電話機市場に本格参入した。98年2月から中国市場で販売を開始、その後生産力アップの状況に応じ東南アジア各国への導入を進める。生産はPCCシンガポール工場で行う。 |
インターネットのホームページなどで他人の名誉を傷つけたり、中傷する事件が相次いでいることから、名誉毀損にあたる迷惑情報の発信元の氏名、住所などを公開できる方法を検討すべきだ、とする報告書を郵政省の研究会がまとめた。 |
多額の累積損失を抱える日本移動通信(IDO)は26日、本年度中に資本金を約3倍の約687億円に増資することを明らかにした。その後、減資を行う方針で、筆頭株主のトヨタ自動車の持ち株比率は約27%から50%以上になり、事実上トヨタの子会社になる。増資は来年2月の臨時株主総会で決定する。 |
平成10年度予算において「プラスチック光ファイバの開発」が認められたことで、郵政省は、全光通信(トータル光通信)ネットワークの実現に不可欠な要素の一つとしてプラスチック光ファイバーの研究開発に平成10年度から本格着手することになった。同省一般会計から9,900万円が出資、通信・放送機構で研究開発を実施する。 |
96年10月にCSデジタル放送第一弾としてサービスを開始した総合商社系CSデジタル放送プラットフォームの日本デジタル放送サービス(パーフェクTV)と98年春開局を目指す豪ニューズコーポレーション系のCSデジタル放送プラットフォームのJスカイBは、98年2月に対等合併契約を締結することを目標に、具体的交渉をはじめる基本合意に達したことを明らかにした。両社はすでに受信機(IRD)の共用化をはじめ協力関係を持ち、合併を視野に入れた動きを見せていたが、合併の方向で進むことで一致、資本構成、役員構成、サービス内容など詳細の協議を今後本格推進する。 |
消費税特需で明け、金融不安に端を発した不況で幕を閉じる97年。電機業界も序盤と4月以降ではっきりと明暗を分けた。明暗を分けたといえば、電気製品の各ジャンルでもヒットした商品、期待はずれに終わった商品が分化。ワイドテレビ不振の陰で4対3テレビが復活、堅調な携帯電話に対しPHSが失速、ノートブック躍進の一方でデスクトップパソコンが低迷、オーディオではカセットからMDへのシフトなど一つの商品分野でもまだら模様の商況となった。基本的には軽薄短小・デジタル化・健康志向というここ数年の消費ニーズの流れが続いているが、機能や価格よりも使い勝手を重視する傾向も出始めているようだ。 |
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