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電波新聞拾い読み 2013年3月

総務省の検討会 20年に8K本放送

 総務省の「放送サービスの高度化に関する検討会」は2月28日、次世代の超高精細テレビ規格スーパーハイビジョン(SHV、8K)の本放送を2020年の夏季五輪に合わせてスタートさせることにした。20年の夏季五輪には開催地として東京都が立候補している。
 SHVは現行のフルハイビジョン(約200万画素)の約16倍という解像度(約3300万画素)を持ち、4K(約800万画素)テレビの次世代技術である。検討会では20年夏の本放送の方針を盛り込んだ工程表が示され、8Kの試験放送は当初20年実施としていた当初の計画を4年前倒しして、リオデジャネイロ五輪開催の16年に試験放送を始める。
 工程表には、4K本放送について、欧米の放送事業者が14年にも4K放送を始める可能性が強いことから、FIFAワールドカップの開催に合わせ14年に始めることも明記された。4K・8K放送のタイミングとしては、検討会では大規模なスポーツイベントが行われる時期が望ましいとしている。

2013年3月1日


ボツワナで地デジ日本方式採用

 総務省によると、ボツワナ共和国が地上デジタル放送の規格として日本方式「ISDB-T」採用を決めた。アフリカでは初、海外では13ヵ国の採用になる。
 ボツワナでは採用にあたり日本方式と欧州方式を比較試験してきた。固定受信機では欧州方式と同等の評価だったが、車載向け放送では日本方式が優位、携帯端末では日本国内でワンセグの実績があることなど、総合的に日本方式が優位と判断され、日本方式に決まった。
 ボツワナは2015年末のデジタル切り替えを計画している。

2013年3月1日


スマホ訴訟 東京地裁、アップルの特許侵害認めず

 スマートフォンやタブレット端末のパケット通信を効率的に行うための技術をめぐり、米アップルの日本法人が、韓国サムスン電子の持つ特許を侵害していないことの確認を求めた訴訟の判決で、東京地裁は2月28日、「特許侵害には当たらない」との判断を示した。サムスンがアップルの「iPhone4」などの販売差し止めを求めた仮処分の申し立ても却下した。
 大鷹裁判長は、訴えの対象となったアップルの4製品のうち12製品に使われている技術は、サムスンの特許技術とは異なり、侵害には当たらないとした。
 一方、他の2製品の技術については、サムスンの特許に含まれると判断した。ただ、使用許可を求めたアップルと誠実に交渉する義務を尽くさなかったと指摘し、サムスンには特許侵害を理由とした損害賠償請求権はないと結論付けた。

2013年3月1日


12年のサイバー攻撃 標的型メール1009件

 パソコンから機密情報を盗む目的で企業や研究機関に送られた「標的型メール」が、12年に1009件あったことが2月28日、警察庁のまとめで分かった。不正の告発や採用希望を装ってやりとりを重ね、油断させる新しい手口も11月に出現。今年も発生しており、同庁は注意を呼びかけている。
 標的型メールはサイバー攻撃の一種で、ウイルスが仕組まれている。同庁は、防衛や先端技十に関連する全国訳4900の企業などから寄せられた情報を分析し、1009件を標的型と確認した。このうち数件で、情報流出の被害が出ている。

2013年3月1日


バッファロー Wi-Fiルーター新製品

 バッファローは、Wi-Fiルーター「WZR-900DHP」(1万6485円)を3月中旬から発売する。スマートフォン、タブレットからも設定が行える簡単設定システムにも対応している。
 新製品は、高速光回線を家中で利用できるWi-Fiルーター。Wi-Fiは「11n/a(5GHz帯)」と「11n/g(2.4GHz帯)」のそれぞれで450Mbpsとなっており、複数のWi-Fi機器を同時接続した際にも快適に利用できる。

2013年3月1日


「InterBEE2013」出展募集開始

 11月の国際放送機器展「InterBEE2013」の出展企業募集が始まった。主催は電子情報技術産業協会(JEITA)、会期は11月13日から15日まで、会場は幕張メッセ。

2013年3月4日


欧州委員会 20年までに5Gモバイル技術開発へ約60億円投入

 欧州委員会(EC)は、第5世代(5G)のモバイル技術開発に20年までに総額5000万ユーロ(約60億円)を投入する。
 ECの競争担当ネリー・クルース副委員長がバルセロナで語ったもので、GSM方式を開発して世界をリードした欧州が、4G以降の方式でも携帯電話で主導権を握るためとみられる。
 世界の携帯電話は、GSMから3GのUMTSへと移行、さらに現在は4GのLTE/LTE-A(アドバンスト)方式へと進展しつつある。

2013年3月4日


ソニー PC「VAIO」春モデル2シリーズ3機種

 ソニーは、個人向けパーソナルコンピュータ「VAIO」春モデル2シリーズ3機種を、3月9日から発売する。全機種ともに「ウインドウズ8」「オフィス・ホーム・アンド・ビジネス」を搭載し、タッチ対応。
 テーブルトップPCとしては、使い方に合わせて画面の角度を自由に変更できるフリースタイルスタンドを採用した「VAIO Tap20」から、2機種を提供。市場推定価格は、それぞれ18万円前後、16万円前後となる。
 ノートPCは、包み込むようなイメージのラップデザインを採用した「Eシリーズ 14P」1機種。市場推定価格は14万円前後。
 ソニーでは、1月に発表したモデルに今回の新ラインアップを加え、今春は全10機種のタッチ対応モデルを展開する。

2013年3月4日


オンキヨー アンドロイド搭載タブレット6機種

 オンキヨーは、アンドロイドOSを搭載したタブレット「SlatePad」6機種を3月8日から順次発売する。
 デザインと価格性能比を重視した7型エントリモデルをはじめ、電子書籍アプリもカラーで楽しめる国内メーカのアンドロイド搭載タブレットとしては初の8型3対4縦型画面モデル、同じく初のRatinaディスプレイ相当解像度(QXGA)液晶場ネルを採用した9.7型4対3モデル、業務用端末としても利用できる10.1型モデルなど、個性的なラインアップを提供する。

2013年3月4日


JNC 太陽光発電事業を開始

 JNCは2月28日、子会社の千葉ファインケミカルを主体として、太陽光発電事業を開始すると発表した。
 事業内容は、敷地面積約18万2000平方メートル(千葉県市原市)に、発電能力約11万MWの太陽光発電設備を設置、14年6月事業開始予定。
 JNCグループは、液晶材料や有機EL材料の製造販売および開発を基幹事業とする。

2013年3月4日


ソニー デジカメ「サイバーショット」3機種

 ソニーは、デジタルスチルカメラ「サイバーショット」の新製品、3機種を発表した。光学20倍の高倍率ズームを搭載し、デジカメとしては世界最小・最軽量を実現した「DSC-WX300」(市場推定価格3万3000円前後)。レンズ一体型カメラとしては業界最高レベルの光学50倍ズームを搭載し、一眼カメラ並みの本格的な撮影スタイルを可能にする「DSC-HX300」(市場推定価格5万3000円前後)。そして世界最薄・防水カメラ「DSC-TX30」市場推定価格3万5000円前後)。全製品、裏面照射型CMOSイメージセンサーー内蔵。3月8日から4月にかけ順次、発売する。

2013年3月5日


オンキヨー 手のひらサイズのLEDミニプロジェクタ

 オンキヨーデジタルソリューションズは、手のひらサイズの投写型モバイルLEDミニプロジェクタ「PP-D1」を3月8日に発売する。
 光学エンジンに、小型ながら優れた色再現性とコントラスト比を持つDLPPicoTMチップセットを採用している。最大輝度80ルーメンのLED光源は低消費電力・低発熱で、電源OFF時のクールダウンも不要。ランプ寿命早く2万時間と、毎日使用しても10年以上使用できる長寿命な設計になっている。
 横幅10.6cm×奥行き10.4cm、重さ280gの手のひらサイズと、約60分の連続使用ができる内蔵バッテリ駆動を実現した。
 SDカード、外部ストレージの動画ファイル再生や、静止画ファイルのスライドショー再生ができるMP4メディアプレーヤ機能を搭載した。
 市場想定価格は保証期間1年の「PP-D1」が3万6800円、保証期間90日の「PP-D1S」が3万4800円。

2013年3月5日


NEDO・東京電力 洋上風力発電の実験施設が運転開始

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と東京電力が千葉県銚子市の沖合約3kmで建設を進めていた洋上風力発電の実験施設が4日、運転を開始した。風車の高さは海面から126mで、出力は2400kW。年700万kW時の電力を供給する。14年度まで発電しながらデータを収集する。

2013年3月5日


特集 業務用無線 非常時での強さ注目

 デジタル化の波で業務用無線市場は活況を呈している。3.11大震災、津波、原発事故で電話網が利用できない非常事態の中、無線通信の有用性が活用され再認識されたことも追い風になっている。905MHzから915MHzを使っているMCA無線が、携帯電話用周波数拡張にともない930MHzから940MHzに移動(18年3月末が期限)することも加わり、無線への関心は高まっている。用途別無線局数では電気通信業務=携帯電話に次ぐ局数を誇る。様々な応用範囲が開拓され、成長ビジネス分野として見逃せない。
 電話網が利用できない非常事態の中で利用できる無線通信。大震災、津波、原発事故で、業務無線局、アマチュア無線局が携帯電話の通じない被災地域の情報伝達手段として役立ったことから、無線機の販売は堅調に推移している。
 被災地では、防災無線が被害に遭った地域も多く、業務無線や、アマチュア無線の活用も視野に入れた、災害に強い、無線連絡網の再構築が行われている。3.11のアマ無線の非常通信では、全国統一非常通信周波数7030MHzを空け緊急通報を全国で聴取。通信内容はネット上のツイッターを活用して伝えられ後方支援がキメ細かく実施された。無線通信網と情報ネットが補完する形で再構築され始めている。
 無線のデジタル化により新規市場開拓が始まっている。町内会レベルでも、無線機器を使った災害対策が始まった。量販店でも無線機売り場が定着。安心・安全を守る無線通信整備促進が進んでいる。
 業務で使われる無線は用途別に免許されているが、多目的に利用できて、利用者に資格がなくても使える簡易無線利用は増加している。
 携帯電話の普及で、一時期減少傾向にあったが、04年を底に増加し続けている。

2013年3月5日


宇部興産と昭和シェル メガソーラー発電所の運営会社を設立

 宇部興産と昭和シェル石油は4日、太陽光発電による売電事業を共同で実施することに合意、事業運営会社ユーエスパワーを設立すると発表した。
 発電所の建設予定地は、宇部興産が所有する山口県宇部市藤曲の遊休地(約30万平方メートル)。13年4月着工、14年7月稼働の計画。発電出力は約21.3MWで、年間発電量は2501万kWhを見込む。全量を中国電力に売電する。

2013年3月6日


米HGST HDD記録密度が2倍の新技術

 米HGST(旧 日立グローバルストレージテクノロジーズ)は、ナノリソグラフィ技術を応用して、従来のHDDの記録密度を2倍に高める新しい技術を開発した。
 新技術は、半導体製造に利用される「自己組織化」と「ナノプリント」の2種類のナノテクの組み合わせにより、人の毛髪の約10万分の1という、超微細な10ナノメートル幅の磁性ドットパターンを高密度形成することを可能にした。
 今回発表の10ナノメートルの磁性ドットパターンは、記録密度では現在のHDD製品の2倍という記録密度になり、実験段階では良好なリード/ライトとデータ保持特性を確認した。
 同社では今後、コスト効率を高め、2010年代に今回の磁性ドットパターン技術を用いた大容量HDDを製品化したい考え。

2013年3月6日


シャープ ガラパゴスストアのアプリ、ウインドウズに対応

 シャープが運営する電子コンテンツストアサービス「GALAPAGOS_STORE」は、ウインドウズを搭載したパソコンでサービスを利用できるアプリケーションの提供を5日から始めた。
 これまでAndroidを搭載したスマートフォン/タブレット端末や、iPad/iPhonaなどiOS搭載の各端末で利用できたが、ウインドウズ搭載(ウインドウズ7/8)のパソコンでも書籍やコミック、雑誌、新聞の電子書籍を楽しめるようになる。

2013年3月6日


空気清浄機の販売加速 PM2.5の影響

 国内の空気清浄機が活気づいている。中国から飛来するとされるPM2.5(最小粒子状物質)の健康への影響を懸念し、消費者の関心が急激に高まったことで販売が伸長。空気清浄機にとって最大の商戦期となる花粉シーズンと重なり、さらに販売が加速している。

2013年3月7日


HD-PLC 米スマートグリッド規格に認定

 HD-PLCアライアンスは6日、電力線通信(PLC)方式の1つ「HD-PLC」が米政府のスマートグリッドのガイドライン規格に認定されたと発表した。PLCとして初めて、米政府の調達リストに記載されるため、今後は大幅な普及拡大が見込まれる。
 米国立標準技術研究所(NIST)は、SGIP(スマートグリッド相互運用性パネル)と呼ばれる専門委員会を組織し、民間企業とともにITとエネルギー技術が融合するスマートグリッド技術の基盤整備を行っている。
 SGIPは、既存の様々な規格をカタログ標準として認定し、優先度の高い技術的課題は優先行動計画として解決方法を審議し、勧告化している。
 今回のPLCに関するガイドラインについては、同アライアンスが推進し、認証を行っているIEEE1901をカタログ標準に加え、会員企業とともに推進した「異なるPLC方式間の共存技術」を実装し、かつ常に有効動作させることを必須条件として勧告化したNIST IR 7862もあわせて認定化された。
 これにより、同じ電力線上で動作するPLCを搭載したエネルギー管理システムやコンシューマ機器が、互いに妨害し合うことなく、安全に通信を行うことが可能となる。

2013年3月7日


シャープ サムスンと資本提携

 シャープは、6日開催の取締役会で、液晶パネルの供給先であるサムスン電子との協業関係を強化すべく、サムスン電子の日本法人サムスン電子ジャパンを割当先とした第三者割当による新株発行を行い、資本提携することを決めた。自己資本の増強と液晶事業の収益確保を狙う。
 同社は、サムスン電子ジャパンから104億円の出資を受け入れ、技研津件ベースで3.08%の新株式を発行する。サムスン電子ジャパンは同社第5位の大株主となる。
 サムスン電子は同社の顧客として以前から液晶パネルの供給を受けていたが、両社は昨年12月末に液晶パネルを長期的・安定的に供給するなど液晶事業に関しての協業で合意。今回協業の中身をさらに進め、資本提携に至った。
 サムスン電子は、世界No.1シェアの液晶テレビメーカ。今日魚を有為の進化によって、同七茶は大型液晶パネルの安定供給先が確保でき、IGZOを含めた中小型パネルのモバイル機器向けの供給拡大にもつなげる。同時に工場安定操業の実現で、液晶事業の収益基盤も固める。

2013年3月7日


米IDC 13年スマホ世界出荷予測9.1億台

 米IDCは4日、スマートフォンの13年の世界出荷台数は前年比約29%増となる9億1860万台、全携帯電話出荷の50.1%を占めるとの見通しを発表した。
 スマホ出荷が従来型の携帯電話の出荷を上回るのは、これが初めてとなる。今後は、米国など先進国に代わって中国、インド、ブラジルなどの新興国がスマホ市場を牽引するとし、17年の世界出荷台数は15億台を突破、全端末出荷における3分の2を構成すると予想した。

2013年3月7日


オリンパス 3マイクシステム搭載ICレコーダ

 オリンパスイメージングは、ビジネス用からパーソナル用まで幅広く使用できるICレコーダ「ボイストレックDS-850」を15日に発売する。
 ボイストレックは、使いやすさと高音質を両立させた人気のレコーダで、特にDS-850はシリーズのハイエンド機。内蔵メモリーは8GB、最大録音は約2000時間、本体内充電可能。重さは86g。同社独自の3マイクシステム「トレスミック」搭載のため低音を補い、20-2万Hzまでの豊かな音域と迫力ある臨場感の両方を損なうことなく再現。
 狙った音声を、さらに鮮明に捉える10段階で指向性を調整できるズームマイク機能により、音源の位置によって録音音量の自動調整を可能にした。
 音声部分のみを効率的に再生し、文字起こしで威力を発揮する「声だけ再生」機能により、会議内容の確認や議事録の作成などにも役立つ。

2013年3月7日


スペ・アナ 周波数再編需要に期待

 スペクトラム・アナライザは、無線機器を搭載した電子/電気機器の広がりにより、周波数再編に伴うニーズやスマートメーター需要の伸長が期待されている。一方で、文教市場をにらんだ動きも見られる。
 スペ・アナを手掛ける主要測定器メーカーは、ユーザーニーズを先取り。測定器の性能や機能、サービス・サポート力を強みに市場展開。また、技術力を背景とするこの測定器市場に参入するメーカーも出てきた。
 スペ・アナは、信号を各周波数成分に分解し、振幅、周波数の関係として表示する。通信機器や高周波(RF)信号を処理するデバイス分野で、重要な測定器。

2013年3月8日


三菱電機 埼玉スタジアムに大型映像装置納入

 三菱電機は、埼玉県が所有する「埼玉スタジアム2002」に、サッカースタジアムとしては国内最大となる大型映像装置「オーロラビジョンLED」を2面納入した。
 採用された装置は耐10.24m×横23.552mの1011型。すでに設置されている装置と比べ約1.2倍の面積となる。制御絵素ピッチ8mmの高画質LED方式の採用で、フルハイビジョン対応。平均消費電力も既存装置比で35%以上削減できる。最大輝度5000カンデラ/平方メートル。

2013年3月8日


パソナニック ポータブルTV「ビエラ」新型

 パナソニックは、防水仕様・10インチワイドSVGA高精細液晶搭載のポータブル地上デジタルテレビ「ビエラ」の新モデル「SV-ME7000」(市場想定価格5万円前後)を4月30日から発売する。
 新製品は、風呂など水回りでも安心して使用でき、シャワーなど水流がかかっても大丈夫。水に濡れても使える防水リモコンを付属。風呂のスペースに合わせて、設置に便利な吸盤ホルダーも付属する。接地面が狭い場合でも、壁面にピッタリ設置できる。
 4ダイバーシティアンテナ内蔵で、アンテナケーブルを接続しなくても、地上デジタル放送を楽しめる。ワンセグ放送にも対応する。内蔵バッテリで最長約3時間30分使用が可能。
 カラーは清潔感あふれる「ピュアホワイト」と、風呂を華やかに彩る「フローラルピンク」の2色を揃える。

2013年3月11日


ソニー モバイルバッテリ2機種

 ソニーは、スマートフォンとタブレットなどを2台同時に充電できる高容量、フラットタイプのUSBポータブル電源「CP-F10LSAVP」(内蔵電池容量1万mAh)と、携帯しやすい軽量・コンパクトなスティックタイプの「CP-VLSVP」を4月20日から発売する。
 「CP-F10LSAVP」は、スマートフォンを約4回充電できる高容量リチウムイオンポリマー電池を内蔵。USB出力ポートを2つ搭載し、最大5V/3.6A出力(2ポート合計)に対応しているため、スマホなどモバイル機器を2台同時に充電可能。
 出力時間は連続約100分。充電池は約1000回繰り返し使用することができる。サイズは70.4×130.6×16.5mm。質量約260g。市場想定価格は9000円前後。
 一方の「CP-VLSVP」は、スマートフォンを約50%充電。充電池は約500回繰り返し使用可能。表面はフラットで、裏面は丸みを持たせたユニークな形状が特徴的。出力時間連続約40分。サイズは36.9×121.0×15.9mm。重さ62g。市場推定価格1700円前後。
 ソニーではこのほか、同日から高出力アルカリ乾電池「STAMINA X」シリーズ13種も発売する。使用期限10年を推奨しており、日常使用のほか、災害備蓄用にも最適という。

2013年3月11日


西日本ハムフェアに1500人

 日本アマチュア無線連盟(JARL)九州地方本部は、熊本県長洲町で「第12回西日本ハムフェア」を開催。九州内外からアマチュア無線愛好家ら約1500人が来場した。
 JARLは、アマチュア無線仲間同士の親睦を深めるとともに、幅広い一般来場者にアマチュア無線の楽しさや利便性を知ってもらうため全国各地でハムフェアを開催している。河喜多本部長は「前夜祭は過去最多の75人が参加、ハムに対する関心が非常に高まっている」と話す。

2013年3月11日


TDNグループのCATV10社 「タブレットTV」開始へ

 東京デジタルネットワークス(TDN)グループの独立系ケーブルテレビ(CATV)10社は、STBとタブレット端末を連携させた「タブレットTV」サービスをアプリの検証終了次第始める計画という。
 タブレットTVサービスでは、NECの10.1型タブレット端末「ライフタッチ」をベースにしている。5社共通のCATV向け独自機能を導入し、既設のパナソニック製STBと連携させることで、録画した番組や放映中の番組をタブレットで視聴できる。
 TDNでは、グループ以外のCATV局でも導入できるよう、タブレットTVのマニュアルを外部へ販売、連携ケーブル局を増やしていく考え。

2013年3月11日


米IDC 12年PC世界出荷台数、3.7%減3.5億台

 米IDCによると、12年の世界のPC出荷台数は前年比3.7%減の3億5040万台となった。13年も市場の回復は見込めないとして、前年比1.3%減の3億4580万台と、2年連続マイナス成長を見込む。
 12年第4四半期(10-12月)は、新OS「ウインドウズ8」への反応が期待はずれだったことや、経済に対する不安感でIT投資が抑制されたことなどからPC出荷数は前年同期比で8.3%減少。ホリデーシーズンを含む四半期としては過去最大の減少率になった。
 例年であれば出荷が伸びる第4四半期が落ち込んだほか、12年は新興国の需要減速も目立った。新興市場向け出荷数は前年比1.4%減。同市場が前年を下回るのはこれが初めてのことだ。
 IDCは、13年の新興市場向け出荷数は回復が見込まれるものの、前年比伸び率は0.6%増にとどまると予想。また、それ以降も1桁台の低成長が続くとみている。

2013年3月11日


コラム 大震災から2年 防災家電の浸透を

 2011年3月11日未曾有の大被害をもたらした東日本大震災から、2年になる。被災地の復興は道半ばだが、家電業界はこの震災を教訓とした防災家電品の普及・啓蒙を図りたい。
 春商戦まっただ中、合展、個展が全国各地で開催されている。会場内では防災ラジオが人気を集めている。手回しで充電でき、災害に強いことから防災家電の定番となっている。ラジオにLEDライトやソーラー充電器付きのものもある。多機能型の製品が増えてきている。
 合展や個展の来場促進のためにも防災家電を充実させたい。ある合展会場では会場入口に防災ラジオを大量展示した。「来場者の関心を集めるとともに、まずラジオを1台購入してから他の製品を品定めさせる」購買意欲刺激効果もあるという。
 他にもポータブル発電機やポータブル防水ワンセグテレビなど小型軽量ながら防災タイプの家電品をラインアップしていた。
 これらの商品を集めた防災家電コーナーも人気を集めている。最近はソーラーLEDライトとLED懐中電灯、電池がセットになった防災常備キットもある。
 地域家電店の強みである顧客訪問の際には家電製品転倒防止などの防災対策も進めたい。
 大型液晶テレビとテレビ台はもちろん、冷蔵庫なども大型化しており、対策を高じたい。「備えあれば憂いなし」防災家電を訪問のきっかけとしたい。

2013年3月11日


直流共鳴方式ワイヤレス給電 日本先導で実用化・標準化へ

 NPO法人・新競争産業技術支援機構(ITAC)は、村田製作所などが開発に取り組んでいるワイヤレス給電信方式の「直流共鳴方式」の実用化、標準化を狙った「ワイヤレスパワーマネジメント コンソーシアム(WPMC)」を4月に発足させる。
 次世代のワイヤレス給電事業の発展と成長を狙い、日本先導型の標準化、製品実用化を図ることが目的。昨年10月にITACがシャープ、、船井電機、篠原電機などハードウエア、ソフトウエアの16社で発足させたパワーマネジメント研究会を発展的に解消し、WPMCを発足させる。
 直流共鳴方式ワイヤレス給電技術をベースにISM周波数対応(6.78MHz、13.56MHz、27.12MHzなどの周波数帯)WPM規格の標準化と製品実用化を進めていく。A4WP方式は4回ほど電力変換を行うが、直流共鳴方式ではダイレクトに1回の電力変換となる。圧倒的な省エネと小型軽量化が容易なことが、大きな優位点だとされている。
 直流共鳴方式ワイヤレス給電は、スイッチング技術を用いた電磁界共鳴型ワイヤレス給電システム。直流電流源からのワイヤレス給電で、構成がシンプルで電源を含めたシステムの全電力効率が高い。
 また、電気エネルギーと電磁界エネルギーを直接的に変換して共鳴フィールドを形成。複数負荷への給電など、創意工夫により様々な応用展開が可能といわれている。

2013年3月12日


パナソニック 防水ポータブルワンセグTV「ビエラ・ワンセグ」

 パナソニックは、防水仕様のポータブルワンセグテレビ「ビエラ・ワンセグ」(5インチワイドQVGA液晶搭載)の新モデル「SV-ME580」(市場想定価格2万5000円前後)を4月30日から発売する。
 新製品は、防水仕様によりワンセグ放送が風呂など水回りでも安心して使える。シャワーなど水流がかかっても使える。
 内蔵バッテリのほか、乾電池にも対応し、停電時などの非常時にも使えるようにした。乾電池(単3形4本)の場合は、最長約7時間の使用が可能となっている。
 乾電池と内蔵バッテリを併用して、最長約12時間(ワンセグ放送視聴時)の使用が可能。
 また、ワンセグ放送の番組を録画できるので、録画しておいた番組を後から楽しむこともできる。

2013年3月12日


コラム 「Ruby」誕生20年、組み込みでも活況

 1983年2月に島根県在住のまつもとゆきひろ氏が開発したプログラミング言語「Ruby」は満20年を迎えた。まつもと氏は「当初100人程度が関心を持ってくれた」ものが、いまや全世界で100万人以上の人が利用する有名な言語として地位が揺るぎないものとなっている。
 数千とも数万あるともいわれるプログラミング言語でインターネットランキングで世界のトップ10をキープ。これだけ長期にわたって世界で利用されていること桃優れたプログラミング言語であることを物語っている。
 Rubyは進化し続けており、2011年にはJIS規格が制定され、12年には日本発のプログラミング言語初の国際規格(ISO/IEC)に認定され、活躍の場を広げている。今年はRuby誕生20年にあたり、Ruby2.0にバージョンアップされた。
 もともと高性能で開発効率のいいRubyを組み込みソフトウエア開発に生かすべく軽量Rubyが登場した。軽量Rubyは組み込み開発に適用できるよう軽量化している。ソフトウエアの開発だけでなく、開発者の育成・確保にも貢献する。
 このほど開催されたコンテストで大賞となった作品はRuby学習キット。「高校生でも十分活用できる」という。理科離れが進む日本で、ものづくりの楽しさを経験するとともに技術者不足の組み込み業界で雇用を拡大・促進する効果も期待される。

2013年3月12日


1月の移動電話国内出荷 25%減、185万7000台

 電子情報技術産業協会(JEITA)と情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)が12日発表した今年1月の移動電話国内出荷台数は、前年同月比24.8%減の185万7000台。前年同月比9ヵ月連続のマイナスになった。内訳は携帯電話が171万9000台で同27.3%減、一方、新たなキャンペーンがスタートしたPHSは、13万8000台で32.8%増。
 快調だったスマートフォンの出荷台数も91万9000台で同25.6%減となり7ヵ月ぶりのマイナスで、伸びが小休止。スマホの出荷台数100万台割れも7ヵ月ぶり。春モデル出荷前の買い控えが出荷減の要因と両協会は分析している。

2013年3月13日


太陽光発電 13年度買取価格引き下げ 住宅用38円

 再生可能エネルギーで発電した電気の買取を電力会社に義務付ける制度で、経済産業省の「調達価格等算定委員会」は11日、出力10kW未満の住宅用太陽光発電について、2013年度の買取価格を今年度の1kW時42円から引き下げ、38円とする意見書をまとめた。
 メガソーラーなど出力10kW以上の事業者用も42円から37.8円に引き下げる。

2013年3月13日


世界初 メタンハイドレート産出成功

 政府は12日、愛知県の渥美半島沖の深海で実施している次世代エネルギー資源「メタンハイドレート」の産出試験で、探査船「ちきゅう」がメタンの産出に成功したと発表した。

2013年3月13日


東芝 Ultrabook新シリーズ

 東芝は、Ultrabookの新シリーズ「dynabook V632」を3月20日から発売する。
 基板の小型化、アンテナ位置の工夫、あらゆる成型技術を駆使してコンパクトボディーを実現した。1日たっぷり使える約13時間の長時間バッテリ駆動で、持ちやすさと利便性も高めた。13.3型HD(1366×768ドット)ディスプレイを搭載。液晶テレビで培った高い映像技術を生かした。
 また、軽量で強度にも優れたマグネシウム合金をボディーに採用。天板に強度と素材の質感を両立させるマグネシウムプレス加工技術を施し、高品位な美しさを際立たせた。

2013年3月14日


世界のLTE加入者数 12年末、6833件

 世界のLTEサービス加入者が12年末で6833万件になった。11年末が900万件だっただけに大幅な増加で、今後も加入者数は急速に伸びると、通信業界団体GSAは予測する。

2013年3月14日


シャープ GaNパワーデバイスに新規参入

 シャープは、定格電圧600Vの窒化ガリウム(GaN)パワートランジスタを開発した。省エネニーズが高まる中で、家庭用電源や産業用電源の低消費電力化、高変換効率化に欠かせない次世代パワーデバイスとして成長が見込まれているGaNパワーデバイスの第1弾として600V耐圧のGaNパワートランジスタを開発した。
 4月15日にサンプル出荷をはじめ、今年末から量産を開始。GaNパワーデバイスに新規参入する。サンプル価格3000円。600VのGaNパワートランジスタの量産は米トランスフォーム社に次いで業界2社目。

2013年3月15日


米AMD モバイルPC向けAPU

 米AMDは13日、モバイルPC向けAPU(アクセラレーテッド・プロセシング・ユニット)の新モデル「エリートAシリーズAPU」を発表した。
 新製品は、自社の「Radeon HD8000」シリーズGPUを採用。前世代と同じプラットフォーム・アーキテクチャで、処理性能、グラフィックス性能とも大幅に交渉すると同時に、最新の電力管理技術によって優れた消費電力性能を実現している。
 AMDでは「エリートAシリーズ」として今回、2コア製品を2種類、4個製品を2種類リリースした。

2013年3月15日


スカイツリー試験放送、1時間に拡大

 NHKと在京民放5社は14日、東京スカイツリーへのテレビ電波切り替えで発生する受信障害を調査する試験放送について、1回当たりこれまでの数分程度から最大約1時間に拡大すると発表した。3月後半から実施し、さまざまな時間帯で放送する。受信障害の有無をより詳しく把握するためで、5月の切り替えに向けて対応を加速する。

2013年3月15日


パナソニック 排熱利用の「熱発電チューブ」検証開始

 パナソニックは15日、京都市のゴミ処理施設東北部クリーンセンターで排熱を利用した「熱発電チューブ」の発電検証試験を開始した。
 チューブは、熱が伝わりにくい熱電変換材料と熱が伝わりやすい金属を交互に傾斜して積層した構造で、傾斜積層構造体の熱発電チューブ開発は、世界で初めて。18年度までに事業化を目指す。
 ごみ焼却で発生した活用できない低温排熱の一部を温水にして熱発電チューブ内に流し込み、冷却水をチューブの外側に流すことでチューブの内外に温度差を生じさせ、発電させるもの。
 今回の試験では、全長10cmの熱発電チューブを4本並列に並べ、廃熱を利用した90度Cの温水をチューブ内に流し、チューブの外側に10度Cの冷水を泣かず仕組み。
 温度差から生じる発電量は10W。13年度には400W/立方メートルル以上の発電量に高める方針。

2013年3月18日


サムスン電子 「ギャラクシーS4」を4月に

 韓国サムスン電子は14日、米ニューヨーク市で開催したイベントで、スマートフォン旗艦モデル「ギャラクシーS」シリーズの最新機種「ギャラクシーS4」を発表した。4月末から世界155ヵ国で発売する。
 S4は、5インチのフルHDスーパー有機EL(1920×1080、441ppi)を搭載。7.9mmと前世代製品より薄く、重さも130gと軽量化を実現しながら、米コーニングの強化ガラスの採用で耐性を高めた。
 クラス最高レベルの1300万画素カメラを搭載。
 プロセッサは、米クアルコムの1.9GHz4コア「スナップドラゴン600」、またはサムスン独自の1.6GHz8コア「エクシノス5410」。OSはアンドロイド4.2.2を採用。バッテリ容量2600mAh。
 ネットワークはHSPA+と4G・LTEに対応。特にLTEは6つの周波数帯域をサポートしており、LTE国際ローミングが可能。

2013年3月18日


日本マイクロソフト タブレット端末「Surface RT」を発売

 日本マイクロソフトは15日、タブレット端末「Surface RT(サーフェスRT)」を日本市場向けに発売した。昨年10月26日に米国など世界で発売しており、今回は日本市場向けに発売することでウインドウズの世界をさらに浸透させる。
 国内で発売した「サーフェスRT」は、クアッドコアの「NVIDIA Tegra3」を搭載した10.6型ディスプレイのタブレット端末で、記憶容量32GBと64GBが用意されている。
 USB2.0やHDビデオ出力ポート、マイクロSDXCメモリーカードスロットを装備し、外部機器との接続性も良い。本体のほか、感圧式とボタン式の薄型キーボード2種を揃えており、簡単な接続でノートパソコンのように操作することもできる。
 米マイクロソフトのサーフェスのセールスマーケティング担当ジェネラルマネージャーのブライアン・ホール氏は、超薄型のデザインや、カメラおよびプリンタなどの接続が簡単にできることを強調したうえで、「ワードやエクセルなどオフィス製品も使えるため、個人だけでなく、ビジネスでの利用もできる」とした。
 製品は15日から大手家電量販店やオンラインストアで販売。32GBモデルが4万9800円、64GBモデルが5万7800円となり、感圧式のタッチキーボードをセットにすると32GBモデルが5万7800円、64GBモデルが6万5800円。

2013年3月18日


EU デジタルTV移行、昨年末で22ヵ国が完了

 欧州委員会の付属機関、欧州視聴覚研究所がまとめた報告書によると、欧州連合(EU)加盟27ヵ国のうち22ヵ国が12年末までにデジタルテレビ放送移行を完了した。また、EUの非加盟国であるクロアチア、スイス、ノルウェー、アイスランドもデジタル化を完了している。
 ギリシャ、ポーランド、ハンガリー、ブルガリア、マルタの5ヵ国は今年中に移行完了の段取り。

2013年3月18日


日本記録メディア工業会 3月末で清算

 日本記録メディア工業会は、3月31日を持って解散し清算すると発表した。記録メディア産業の発展と技術の高度化を目指すという目的が達成されたと判断したという。同日で事業はすべて終息し、ホームページの閲覧も停止する。
 同工業会は1945年10月に設立された前身の磁気記録テープ工業会からの活動を含めて約60年間、記録メディアに関する調査研究や普及啓発、規格・基準の立案などを行ってきた。この60年間の間、記録メディアは磁気テープから光ディスク、半導体メモリーへの世代交代をしてきた。

2013年3月18日


ソニー 液晶テレビ部品を無償交換

 ソニーは14日、壁に掛けたり、移動用スタンドに装着したりした場合に背面カバー部品の破損で落下する恐れがあるとして、09年5-12月に製造した40型と46型の液晶テレビ「ブラビア」計10万8697台の同部品を無償交換すると発表した。
 交換対象は、本体カラーが黒色の40型「KDL-40V5」(製造番号1000001-1088965)と、46型「KDL-46V5」(同1000001-1019732)。

2013年3月18日


パナソニック プラズマ生産撤退を検討

 パナソニックが、プラズマテレビの生産を段階的に縮小、数年以内に撤退する方向で検討していることが18日、わかった。液晶テレビ向けパネルの自社生産も今後縮小。今月末に公表する新中期経営計画で、赤字が続く薄型テレビ事業の構造改革に一定のメドをつけ、企業向け事業に軸足を移す姿勢を鮮明にする。
 パナソニックはすでに、プラズマテレビの新規の研究開発を中止。大型テレビや電子黒板など収益性の高い製品や、企業向け製品に絞り込んで販売する方針を示していた。
 また、薄型テレビ事業の展開で、液晶に比べ大画面の画質で勝るプラズマを柱に据え、尼崎工場など大型投資を重ねた。しかし、大画面化や高画質化が進んだ液晶にテレビ市場のシェアを奪われ、プラズマの事業縮小に追い込まれた。日立製作所やパイオニアなどに続くパナソニックの撤退で、国内メーカのプラズマ生産は終了する。
 パナソニックはテレビ事業で今後、ソニーと共同開発している超高画質・省電力の有機ELテレビに注力。早期に量産技術を確立し、14年度の発売を目指す。

2013年3月19日


国内BB契約者の総DL通信量 20%増の1.9Tbps

 総務省が15日発表した国内のインターネットにおけるトラフィック集計によると、12年11月時点の国内ブロードバンドサービス(FTTH、DSL、CATV、FWA)契約者の総ダウンロード・トラフィック(通信量)は約1.9Tbpsで、前年同月比約20%増加した。
 一方、ブロードバンド契約数の総アップロード・トラフィックは、666Gbpsで前年同月比4.1%増だった。
 国内のトラフィックは、映像や音声コンテンツの入手方法がインターネット経由に移行していることが顕著になり、ダウンロード型の配信が主流になりつつある。
 11月のダウンロードとアップロード・トラフィックの比率は約2.9倍になり、1年前の2.5倍からさらに拡大した。

2013年3月19日


CATV3社 東京・渋谷で4月に共同イベント

 ジュピターテレコム(J・・COM)、ジャパンケーブルネット(JCN)、イッツ・コミュニケーションズ(イッツコム)のケーブルテレビ3社は4月13、14日、CATVの認知向上に向けた共同イベント「渋デジ!2013〜SHIBUYA TV festival〜」を東京・渋谷で行う。
 会場は、東急東横線の渋谷駅跡地のイベントスペース「SHIBUYA ekiato」。
 主催3社は特設ブースを設け、映画、音楽、スポーツ、アニメ、ドキュメンタリなど多彩なコンテンツを紹介、有料放送契約の拡大につなげる。入場料は無料。

2013年3月20日


シャープ 動画と音声で製品紹介「QRカタログ」

 シャープは、製品カタログに併記されているQRコードを介して、より詳しい製品特徴を動画と音声で紹介する「動画視聴サービス」にアクセスできる「QRカタログ」を、21日から順次発行する。
 同社の「QRカタログ」の大きな特徴は、手持ちのスマートフォンやタブレット端末でQRコードを読み取ることで、簡単に動画にアクセスできる点。
 製品カタログとWebインフラを連携し、カタログの紙面だけでは伝えきれない製品の特徴をわかりやすい動画と音声で伝える。
 同サービスは、21日発行の「液晶カラーテレビ総合カタログ(13年3月版)」から開始し、順次、各製品のカタログに展開していく。

2013年3月21日


長崎、鹿児島でNOTTV放送を開始

 mmbiは21日に長崎県、25日に鹿児島県で「NOTTV」の放送を開始する。九州・沖縄地域では福岡、北九州、熊本に次ぐもの。

2013年3月21日


日立マクセル iVDRスロット搭載BDレコーダ2機種

 日立マクセルは21日、世界で初めてカセット型ハードディスクドライブ(HDD)「iVDR」のスロットを搭載したブルーレイディスク(BD)レコーダを商品化し、内蔵HDD容量が500GBと1TBの2機種を4月25日から発売すると発表した。
 新製品「アイヴィブルー」は、BDとiBDRに採用されている2つのコンテンツ保護技術方式を1つの製品で実現したもので、内蔵HDD、カセット型HDD「iVDR」、BDの3つの録画媒体を使い分けられる特徴がある。
 「アイヴィ」は、カセットを追加するだけで録画容量を自由に増やせるうえ、コンテンツ保護技術に対応していることから通常の外付けHDDと違い、録画に使ったテレビやレコーダを買い替えてもコンテンツの再生ができる。他のiVDRスロット搭載機器との互換性もあるため、カセットに録画した番組を自由に持ち出して楽しめる。
 市場想定価格は500GBモデルが5万5000円前後、1TBモデルが6万5000円前後。

2013年3月22日


2月の民生用電気機器国内出荷 横ばい1573億円

 日本電機工業会(JEMA)が21日発表した民生用電気機器の13年2月の国内出荷金額は、前年同月比横ばいの1573億円となった。空気清浄機が大幅に拡大しており、同47.6%増の115億円となった。
 主要製品の出荷台数は、空気清浄機が前年同月比49.5%増の45万2000台と急伸。消費者の空気清浄機に対する関心が高まった結果と分析している。
 ルームエアコンは同6.4%減の47万9000台と2ヵ月連続のマイナス。冷蔵庫は同2.6%増の28万2000台。洗濯機は同1.6%減の41万台。洗濯乾燥機は堅調で12万9000台と同5.9%増加している。
 掃除機は同6.4%増の43万9000台。紙パック式は減少しているが、「サイクロン他」が拡大しており、同23%増の18万2000台となった。
 電子レンジは、同0.6%減の33万台。全体の8割強を占めるオーブンレンジは同2.2%増の27万7000台と2ヵ月ぶりのプラス。
 炊飯器は同8.2%増の55万6000台。IH式が拡大しており、同11.5%増の36万1000台となった。

2013年3月22日


2月の民生用電子機器国内出荷 27%減

 電子情報技術産業協会(JEITA)が21日発表した民生用電子機器の2月の国内出荷金額は、前年比26.5%減の1094億円と19ヵ月連続の減少となった。
 製品別出荷動向では、薄型テレビは前年比31.8%減の39万6000台となった。
 プルーレイディスク(BD)レコーダ/プレーヤは同8.7%増の24万6000台と前月までのマイナスからブラスに転じた。
 カーAVC機器はカーCDプレーヤが同28.2%減の24万1000台と9ヵ月連続でマイナス、カーナビゲーションシステムも同21.4%減の43万4000台と5ヵ月連続マイナスを計上。ETC車載ユニットは同9.6%減の29万7000台と2ヵ月連続のマイナスとなった。

2013年3月22日


12年国内携帯電話出荷 6.4%増4040万台

 IDC Japanが21日発表した12年(1-12月)の国内携帯電話、スマートフォン端末の出荷台数によると、携帯電話出荷台数は、前年比6.4%増の4040万台となり、08年以来4年ぶりに4000万台を上回った。ベンダー別では米アップルが、国内市場で初の年間1位を獲得した。2位は富士通、3位はシャープとなっている。
 急速に市場が拡大しているスマートフォンの12年出荷台数は、同42.1%増の2848万台となった。国内携帯電話に対するスマートフォンの出荷比率は、前年の52.8%から70.5%へとさらに上昇。ベンダー別シェアでは、アップルが圧倒的な強さをみせ、年間の占有率は33.1%となった。

2013年3月22日


「直流共鳴方式」実用化めざす 「WPMC」発足

 NPO法人・新共創産業技術支援機構(ITAC)は22日、大阪市内でワイヤレス給電新方式の「直流共鳴方式」の実用化も標準化を狙った「ワイヤレスパワーマネジメント コンソーシアム(WPMC)」キックオフミーティングを開いた。
 村田製作所などが開発に取り組んでいる直流共鳴方式のワイヤレス給電の標準化、製品実用化を図るのが狙い。ハードウエア、ソフトウエアの20社が参加した。
 直流共鳴方式は、システム全体の電力効率を大幅に高めることができるクリーンな方式で、高周波交流源を用いるのではなく、直流電圧からスイッチング技術によって共鳴周波数で変化する電磁界を直接つくり、送電回路と受電回路を結合させて電力を伝送するワイヤレス給電方式。さまざまな利用シーンが想定されることから、新しい市場を開く大きなポテンシャルを持つといわれている。

2013年3月25日


ユーチューブも利用者10億人突破

 米グーグル傘下の動画投稿サイト「ユーチューブ」運営会社は21日までに、月間利用者が10億人を突破したことを明らかにした。スマートフォンやタブレット端末の普及が、利用者の拡大を後押しした。
 ユーチューブは2005年にサービスを開始。個人が動画を投稿できるほか、広告活動に利用する企業も増えている。
 インターネット短文投稿サイト運営の米ツイッターは21日、月間利用者が2億人を突破したと発表した。

2013年3月25日


熊本県でメガソーラー稼働

 興和テック(福岡市中央区)は21日、熊本県玉名市でメガソーラー「興和テック玉名太陽光発電所」の竣工式を開催し、稼働を開始した。
 事業用地面積17299平方メートルに出力1MWの太陽電池を設置している。

2013年3月25日


日立マクセル メガソーラーで売電事業

 日立マクセルは25日、太陽光発電による売電事業を2013年度下期に開始すると発表した。
 京都府福知山市と兵庫県小野市の同社工場敷地の一部を活用、のべ出力約2.9MWも年間発電量約2800MWhの規模の発電プラントを建設する。

2013年3月26日


ビックカメラ ベスト電器との提携解消

 ビックカメラは21日開催の取締役会で、ベスト電器と07年9月に締結した業務・資本提携契約を解除することを決議し、ベスト電器と合意したと発表した。契約解除は31日付。

2013年3月26日


PC3R推進協会 家庭からのPCリサイクルが300万台突破

 電子情報技術産業協会(JEITA)関連団体のパソコン3R推進協会は、家庭からの使用済みパソコンの回収・リサイクル実績が累計300万台を突破した。
 パソコンメーカーによる家庭から廃棄される使用済みパソコンの回収・リサイクルは、03年10月1日開始され、回収台数は徐々に拡大を続けている。
 12年度上半期にパソコンメーカーが回収した使用済みパソコンにおけるPCリサイクルマーク付き製品の比率は、半期ベースでは初めて50%を超え、51.4%となった。第3四半期ではさらに上昇し、55.4%にまで達している。
 PCリサイクルマーク付き製品の回収比率の上昇とともに、家庭からの使用済みパソコンの回収はさらに増大していくことが期待される。

2013年3月26日


シャープ 鴻海からの増資払い込み行われず

 シャープは、鴻海精密工業からの第三者割当増資の払い込みが、期限最終日となる26日に行われなかったと公表した。関係当局の許認可が得られなかったなどを理由としている。
 シャープと公開は昨年3月27日に資本・業務提携を発表し、鴻海を引き受け手とする第三者割当により新株発行で、約670億円の資金調達を予定していた。

2013年3月27日


2月のパソコン国内出荷 0.5%減101万3000台

 電子情報技術産業協会(JEITA)が26日発表した2月のPC国内出荷動向によると、出荷台数は前年同月比0.5%減の101万3000台。各社、新製品を投入したことで個人向け出荷が4ヵ月ぶりに前年実績を上回り、全体としてほぼ前年並みを維持した。
 出荷数の内訳は、デスクトップが同4.8%減の29万1000台、ノート型は同1.4%増の72万2000台。

2013年3月27日


サイバー対策 国際連携を推進

 政府は26日、情報セキュリティー政策会議を首相官邸で開いた。外国政府や群の関与が疑われるサイバー攻撃が相次いでいることを受け、夏までにまとめる新たな戦略では、海外捜査機関との情報共有や国際ルール策定への積極的参加なども国際連携の推進を柱の1つに据えることを決めた。

2013年3月28日


IDC 国内モバイルデバイス12年出荷 スマホ台数が42%増

 IDCJapanが27日発表したスマートフォンや、タブレット端末を含む国内モバイルデバイス市場の12年出荷台数によると、12年の国内スマートフォン市場は、アンドロイドOS端末とiOS端末が大幅に伸びたことで、出荷台数は前年比42.1%増の2848万台となった。併せてタブレット市場も急拡大し、出荷台数は同91.3%差増の462万台を記録した。
 国内モバイルデバイス市場は、アップルのiPhoneをはじめ、アンドロイドOS搭載端末が好調に推移している。直近の12年第4四半期(10-12月)の国内スマートフォン出荷台数は、前年同期比29.2%増の883万台となり、国内の全携帯電話端末出荷に占めるスマートフォン端末の出荷比率は77.9%にまで上昇した。
 市場拡大の背景には12年9月にauKDDI、ソフトバンクから発売された「iPhone5」の販売が好調なことと、シャープが発売した酸化化合物半導体液晶パネル「IGZO」を搭載したシャープの「SH-02E」の販売が拡大していることがある。
 OSへ津シェアでは、アンドロイドOS搭載のスマートフォンが57.8%で、前四半期に続くiOSのシェアを上回った。

2013年3月28日


村田製作所 直流共鳴方式ワイヤレス電力伝送システム

 村田製作所は28日、直流の電気エネルギーを電磁界エネルギーに変換し、電磁界共鳴フィールドと呼ぶ新しい物理現象を用いて電力を伝送する直流共鳴方式ワイヤレス電力伝送システムを開発した、と発表した。
 開発した直流共鳴方式は、システム全体の電力効率を大幅に高めることができるクリーンな方式。直流電圧からスイッチング技術によって共鳴周波数で変化する電磁界を直接つくり、送電回路と受電回路を結合させて電力を伝送する新しいワイヤレス給電。
 現行方式の磁界共鳴に比べ構成がシンプルで、小型・軽量にでき、システムの電力効率を高められる。電磁誘導と比べると送電、受電の配置自由度が高く、重い鉄の磁性体や銅の巻線が不要。電界結合に比べても伝送距離を大きくしたいときに優位。物理的接触がなくても良い。無線電波と比べ伝送電力が大きく、送電装置、送受電デバイスを小型にできるのが特徴。

2013年3月29日


日本アンテナ 電波時計の受信環境改善「NTPリピータ」

 日本アンテナは、計算機内蔵の時計を合わせるNTP(ネットワーク・タイム・プロトコル)を使って電波時計の受信環境を大幅に改善する製品を開発し、4月から電波時計用NTPリピータとして発売する。
 NTPリピータは、電波時計の標準電波が受信できない鉄骨の入った建物や地下などでの受信環境を改善する。送信塔から送信された標準電波を用いず、インターネット経由でNTPサーバーから時刻情報を自動取得し、電波時計用の信号として輻射することで正確な時刻を表示できるようにする。
 従来の電波時計向け再送信システムで必要だった受信、送信アンテナ設置工事が必要なく、時計にLANケーブルを接続するだけでよい。
 機器から輻射される電波は半径約10m届くため、特定のフロアのみの利用もできる。微弱無線局のため、無線免許も必要ない。インターネット回線による遅延時間の自動補正も行うため、誤差は0.01秒以内を実現した。

2013年3月29日


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