米デルは、ノートパソコンとタブレットとを融合した商品を「IFA2012/国際コンシューマ・エレクトロニクス展」で発表した。タッチパネル機能と超薄型設計により、タブレットとしてもキーボードを使ったパソコンとしても使えるもので、一般消費者からビジネスでの利用まで幅広く活用できる特徴がある。
新製品は、これまでデザインと性能を両立したXPSブランドに追加される。ウルトラブックとタブレット端末とを一体化した「XPS Duo12」は、液晶パネルがヒンジで留められ回転することで、通常のノートパソコンとして使うこともできる一方で、パネルを回転させて閉じればタブレット端末にもなる。
ウインドウズRTを搭載した10インチタブレットの「XPS10」は、液晶パネルとキーボードが取り外せるようになっている。タッチパネルでタブレットとして利用できるほか、長時間バッテリ搭載のモバイルキーボードドックを接続据えれば、通常のノートパソコンのように使える。
両製品とも秋口に発売予定のマイクロソフトの新OS「ウインドウズ8」の発売に合わせて投入する。
2012年9月3日