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電波新聞拾い読み 2012年7月

ケーブルWi-Fi 本格商用化スタートへ

 無線LAN技術のWi-Fi網を利用したケーブルテレビ(CATV)業界の新しい商用サービスが今月、日本でも本格的にスタートする。
 国内ケーブル第2位のジャパンケーブルネット(JCN)は今月20日から、公衆無線LANサービスをKDDIとワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)と連携、「ケーブルTV Wi-FI」の名称で同社のインターネット契約者に向け開始する。「Wi2 300」や「UQ-Wi-Fi」など全国約2万5000のアクセスポイントに接続可能。料金は月額250円。ケーブルWi-Fiは一部地域で実用化されているが、全国レベルでの実施を発表したのはJCNが初めて。
 同社のインターネット契約者はPC、スマートフォン、タブレット端末、携帯ゲーム機などWi-Fi機能搭載機で、自宅や外出先でインターネットを楽しむことができるようになる。

2012年7月2日


ソニー 英EMIの事業買収完了

 ソニーは6月29日、英EMIの音楽版権事業の買収手続きが完了したと発表した。両社合わせた楽曲の著作権数は200万を超えるほか、売上げシェア(2010年時点)も30%に達し、米ユニバーサル・ミュージックや米ワーナー・ミュージックをしのぐ世界最大の音楽版権企業グループになる。ソニーは買収による規模の拡大で、コストを抑えつつ音楽事業の収益を高めていく方針。

2012年7月2日


米アップル iPad商標権で中国・唯冠と和解

 米アップルが中国の唯冠科技を相手取り、多機能携帯端末「iPad」の商標権所有の確認を求めて訴えた裁判で、広東省高級人民法院(高裁)は2日、アップルが6000万ドル(約48億円)を唯冠科技に支払うことで和解したと発表した。
 唯冠科技はアイパッドが自社の中国での商標権を侵害しているとして、各地で販売差し止めの訴えを起こしている。アップルは商標権所有の確認を求めて提訴したものの、訴えは昨年暮れに退けられた。和解により、一連の販売差し止め訴訟も取り下げられる。

2012年7月3日


総務省 スマホ用アプリで利用者情報の保護指針

 総務省は6月29日、スマートフォンに取り込んで様々な機能を利用できるソフト(アプリ)で個人情報の外部流出が相次いでいることを受け、利用者情報の保護指針案をまとめた。
 アプリの提供者などに対し、位置情報や電話帳といった重要なデータを取得する前には、原則として利用者の同意を取るよう求めている。
 アプリの中には、位置情報などを取得して外部に送信するものもある。こうした情報は、利用者が把握できないまま広告配信に使用される場合もあり、プライバシーの侵害につながると懸念されている。

2012年7月3日


共立電子産業 PCオーディオ入門用USB-DAC組み立てキット

 共立電子産業は、パソコンオーディオ入門に最適なUSB-DACの組み立てキット「WP-9204USB-DAC」を販売した。パソコンのUSBデジタル信号をアナログライン信号に変換し、ワンボードで外部電源不要の仕様とした。
 同キットは、USBデジタル信号をアナログオーディオ信号に変換。パソコンとオーディオ機器の間に接続するだけで使用できる。USB端子から供給される電源で動作でき、外部電源は不要となっている。
 初心者にも扱いやすい設計。信号経路を最短にして高性能を追求し、入出力信号を含めた全パーツをワンボードに搭載。また、フラットパッケージの小型ICを基板に実装済みで、はんだ付けだけでの組み立てが可能となっている。
 同キットに対応する専用のアクリル・ベースを用意。デジタルボリューム、アナログボリューム機能を追加でき、同機での音量コントロールが可能となる。価格は4725円。専用のアクリル・ベースは980円。

2012年7月3日


シャープ 1畳用プラズマクラスターイオン発生器

 シャープは、コンパクトでおしゃれなキュービックスタイルを採用したトイレ空間など1畳用にピッタリのプラズマクラスター(PC)イオン発生器「IG-EX20」を7月10日から発売する。
 「標準」運転(イオン濃度2万5000個/立方メートル)時の約2倍のイオン濃度を実現する「フルパワー」運転を搭載。付着した臭いの脱臭だけでなく、トイレの臭いの元となる付着「臭い原因菌」を除菌することで、臭いの元を抑える。
 また、洗面室や玄関スペースの除菌・脱臭など、トイレ以外の小空間でも使える。本体に電池ケース(別売)を組み合わせれば、電源のないクローゼットの中の衣類脱臭なども手軽にできる。
 本体サイズ幅90×奥行き90×高さ95mm。棚のないトイレでも使えるよう、便利なフック穴も装備し、壁掛け設置を可能とする。付属スタンドとUSBケーブルを使って、デスク周りでもUSB接続で使用できる。
 市場想定価格は1万3000円前後。

2012年7月4日


八重洲無線 デジタル携帯型簡易無線機

 八重洲無線は、操作性に優れ、GPS位置情報取得機能などシステム拡張性を備えた、デジタル携帯型簡易無線機「VXD450R」(登録局)を発売した。
 簡易業務用無線の登録局は、簡単な登録手続きで利用ができ、個人や登録人以外の使用も可能。瞬時の一斉情報共有、クリアな音声、高度秘話機能などデジタル無線の優位性によって多くの業種へ導入され、需要が高まっている。

2012年7月4日


米マイクロン エルピーダを買収

 会社更生手続き中のエルピーダメモリは2日、再建スポンサーとして米マイクロン・テクノロジーから、総額2000億円の支援を受ける契約を結んだと発表した。国内唯一のDRAMメーカーだったエルピーダは、マイクロンの完全子会社として事業再建を目指す。

2012年7月4日


ビックカメラ 新宿に最大店舗

 ビックカメラは、新宿駅の東側に位置し、地下鉄新宿3丁目駅と直結の「ビックカメラ新宿東口新店」(旧新宿三越アルコット店)を5日午前10時に開店する。
 新宿東口新店は、同社最大の約1万5000平方メートルの売場にカメラ、PC、テレビ、スマホ、家電製品、おもちゃ、ゴルフ、自転車、フィットネス、寝具、酒、メガネ・コンタクト、薬を品ぞろえする。
 インショップのソフマップでは、中古デジタル家電の販売・買い取り、PCのサポートサービスを行う。
 店のコンセプトは「ショッピングは最大のレジャー」で、「最新家電の情報発信基地」を目指す。

2012年7月4日


三菱電機 東北本線「平泉駅」に電力供給システム

 三菱電機は、JR東日本の東北本線「平泉駅」に、発電容量78kWの太陽光発電や蓄電池などを使った電力供給システムを納入した。商用電力を使用しないゼロエミッションステーションを目指す取り組みで、6月28日から稼働している。

2012年7月4日


SBエナジー 京都市にメガソーラー

 ソフトバンクグループのSBエナジーは1日、京都市伏見区でメガソーラーの営業運転を開始した。再生可能エネルギーの全量買い取り制度のスタートに合わせてまず2.1MWで稼働し、9月には合計4.2MWの出力となる予定。
 メガソーラーの敷地面積は約8万9000平方メートルで、8680枚の京セラ製太陽電池モジュールを設置。年間発電量は420万kWh。群馬県榛東村でも2.4MW規模でメガソーラーを同日スタートしている。

2012年7月4日


世界半導体売上げ 3-5月6.47%増

 米半導体工業会(SIA)が3日発表した5月の世界半導体売上げは、前年同月比3.4%減の243億9000万ドルだった。前年割れは、12ヵ月連続。一方、前月比では1.4%増となり、3ヵ月連続のプラス成長を記録した。数字はすべて3カ月間の移動平均値。
 3-5月の移動平均売上げは、11年12月-12年2月の平均売上げより6.4%増加しており、10年6月以来の高い伸び率となる。
 ブライアン・トゥイー会長は「前期比ベースでプラス成長が続いていることは、喜ばしいことだ。12年後半は、WSTS(世界半導体市場統計)の予想通り緩やかな伸びで推移するだろう。世界経済の低迷が続いており、大幅な伸びは期待できない」と述べた。

2012年7月5日


世界技術革新力ランキング 日本は25位に後退

 世界知的所有権機関(WIPO)、欧州経営大学院(INSEAD)は3日、世界141ヵ国・地域の2012年の「技術革新力ランキング」を発表、日本は総合25位と前年の20位から後退した。トップ3はスイス、スウェーデン、シンガポールで昨年と同じだった。
 技術革新力は、法整備やIT活用度、人材などを総合評価。日本は「インフラ」は7位と検討したが、「創造的な成果」を生み出す評価で69位となり、上位の先進国勢から大きく引き離され、アジアでは中国や韓国にも抜かれた。
 またインターネットを使った創造性など、技術革新の成果を効率的に実現している国では、トップが中国、2位がインドと新興国が上位を占めた。

2012年7月5日


ブラザー販売 ドキュメントスキャナ参入

 ブラザー工業の国内販売子会社であるブラザー販売は、ビジネス向けプリンタ・複合機のブランド「ジャスティオ」に、新たにドキュメントスキャナを投入する。PCレスでクラウドやスマホと連携できる「ADS-2500W」や最軽量モバイルモデルの「MDS-600」など4機種を今月下旬から順次発売する。
 新製品は、紙をスムーズに読み取ることができる紙の搬送機構やスキャンしたデータの傾き補正・白紙除去などができる画像処理機能を搭載している。
 卓上モデルがADS-2500W(想定価格7万円)と同2000(同4万5000円)、モバイルモデルがMDS-700D(同2万3000円)、同600(同1万8000円)。ADS-2500Wは10月初旬、ほかの3機種は今月下旬に発売予定。
 ADS-2500Wは、PCを使用しなくても、各種クラウドサービスやスマートフォンと直接連携する機能を搭載。ネットワーク上のPCからWebブラウザを使って、スキャナの設定・管理ができる。
 MDS-600は、A4対応のモバイルスキャナとして、クラス最軽量の315gを実現した。

2012年7月5日


パイオニア BD/DVD/CDライターの最小・最軽量の新型

 パイオニアは、世界最小・最軽量でBDXLTMにも対応した、ウインドウズPC用ポータブルBD/DVD/CDライターの「BDR-XD04R/W/BK」を今月中旬から発売する。
 新商品は、ノートPCと一緒に持ち運べる軽量、コンパクトサイズ(重さ240g、縦133×横133×高さ14.8mm)が特徴。BD、DVD、CD、BDXLディスクなど、幅広いディスクの記録・再生に対応している。
 BDビデオ、DVDビデオ、オーディオCDの再生時に、ディスクの回転速度を制御して動作音を抑える「オート静音ファームウェア」機能も搭載している。PCからのUSB電源供給にも対応する。
 色はブラック、パールホワイト、ワインレッドの3色。

2012年7月6日


ビックカメラ 新宿東口新店オープン

 ビックカメラ新宿東口新店が5日午前10時に開店した。場所は新宿通りに面した旧新宿三越アルコット店。地下3階、地上8階で、1-3階はユニクロが出店する予定。アクセスは、地下道と直結しており、新宿駅や地下鉄新宿3丁目駅に乗り入れている全鉄道路線と通じている。
 社員約450人、アルバイト約250人体制。売場面積は1万5000平方メートル。

2012年7月6日


台湾メディアテック 802.11ac対応IC開発へ

 高品質の動画やコンテンツを、ホームネットワークにおいて、シームレスかつ高速で伝送するための最新無線技術として、IEEE802.11acの早期標準化が期待されている。
 台湾のファブレス半導体企業、メディアテックは現在、802.11ac対応のIC開発に注力。今年末には対応製品の量産も計画している。
 802.11acは、802.11nの後継となる第5世代の無線LAN標準規格。5.150-5.850GHzで動作し、最大6.9Gbit/秒の高速データ通信を行うことができる。ホームネットワークにおける音声、映像、データ伝送のトリプルプレイを実現する技術。
 無線接続性&ネットワーキング事業担当のSR・ツァイ本部長は「新規格に準拠する当社の製品は、映像ストリーミング、マルチプルストリーミング、その他高速データレートアプリケーションに適している。802.11acは今年のトレンドとなる。そしてメディアテックは、この新規格向けICのパイオニア企業の1社となる」と意気込む。

2012年7月6日


グリーン成長戦略 政府が概要まとめる

 政府は4日、再生可能エネルギーの導入拡大や二酸化炭素の排出量削減を目指す「グリーン成長戦略」の概要をまとめた。蓄電池の普及や洋上風力発電の開発、電気自動車(EV)や住宅用太陽光発電の一層の普及促進を打ち出した。具体的な施策は、同会議が月内にも策定する新成長戦略「日本再生会議」に盛り込む方針。
 蓄電池の普及は、大型蓄電池の変電所への導入や公共施設への設置、EVに搭載される蓄電池の性能向上に対する支援などを想定している。
 政府は2020年の世界の蓄電池市場が11年比4倍の20兆円に拡大すると見込んでおり、うち日本企業で5割のシェア獲得を目指す。
 具体的には、天候に左右される太陽光発電の出力変動を抑制する大型蓄電池の導入を促進する。病院や学校など、災害時に地域の防災拠点となる公共施設に大型蓄電池の設置を進める。  成長戦略ではこのほか、洋上風力発電の開発を強化して技術の海外展開を図ることや、EVや水素をエネルギー源とする燃料電池車の普及、冷暖房効率の良い高気密・高断熱住宅の建設を促進するための支援策を検討する。

2012年7月6日


6月末の携帯電話・PHS契約数 ソフトバンク、純増首位

 電気通信事業者協会(TCA)によると、6月末の携帯電話・PHS契約数は1億3046万9200件となり、前月比で0.3%増、前年同月比で4.2%の増加。PHSのみの6月末の契約数は469万6300件あり、6月だけで4万4100件の純増で、根強い人気。
 携帯電話の6月の純増数は、ソフトバンクが「アイフォーン」販売の追い風に乗って22万2300件でトップ。KDDIもアイフォーン好調の波に乗り、12万6500の純増。逆に、NTTドコモの1万1300件の純増は今年最低の数字となった。
 6月末の主要事業者別の携帯契約数では、NTTドコモが6039万5700件で、シェアは48.0%だった。KDDIは3567万5100件で同28.4%、ソフトバンクは2970万2100件で23.6%となった。

2012年7月10日


NTTドコモのLTEサービス“Xi” 契約者が大幅増

 3.9世代に位置付けされるNTTドコモのLTEサービス”Xi(クロッシィ)”の契約者数が大幅に増加している。
 電気通信事業者協会(TCA)によると、6月末の契約者数は331万6600件に達し、前月より39万3300の純増となった。
 同社は、今年から提供エリアを全国の県庁所在地に拡大し、基地局も11年度末時点で7000局を突破、増局に努めたこともこともあり、今年になって30万以上の純増ペースを維持している。

2012年7月10日


オーディオ製品の動き活発

 オーディオ製品の動きが活発化している。ヘッドホンと、薄型テレビとを組み合わせて訴求されているスピーカシステム。
 ヘッドホンはオーバーヘッド型と、従来はイヤホンと呼ばれていたインナーイヤ型の2タイプがあり、いずれも売場面積が拡大の一途をたどっている。音質とデザインの両方が選択ポイントで「3万円代前後の製品がよく売れる」と各店。購買層は若年層が中心だが、昨年末から高年齢層にも広がりを見せている。
 テレビ周辺機器としてのスピーカシステムは、本格的なホームシアターのように複数のスピーカを配置しなくてもサラウンド効果と、低音域を再生できる横長のバータイプ(棒状)のものが人気。これも3万円前後の製品が中心。「地デジ移行によるテレビ本体の落ち込みで、ついで買いは落ち込んだが後付け需要が定着した」と各社。「ヘッドホンで良い音に慣れたユーザーには、テレビ内蔵スピーカだけでは不満なようだ」との認識も共通。

2012年7月10日


米マイクロソフト 「ウインドウズ8」10月に発売

 米マイクロソフトは9日、新基本ソフト「ウインドウズ8」を今年10月下旬に日本を含む世界231ヵ国・地域で発売すると発表した。109カ国語に対応し、価格は未定。新OSはパソコンとともに、人気のタブレット型多機能携帯端末に対応。視認性を高めた画面操作を武器に、アップルやグーグル陣営が先行する多機能携帯市場の切り崩しを狙う。
 また、マイクロソフトは先に初の自社製タブレット「Surface(サーフェス)」を発表。新OSは発売と同時期にまず米国で投入されるサーフェスに搭載され、外部メーカ供給も始まる見通し。

2012年7月11日


5月の移動電話国内出荷27%減少

 電子情報技術産業協会(JEITA)と情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)が10日発表した今年5月の移動電話国内出荷は155万6000台で、前年同月比27.4%減と、6ヵ月ぶりのマイナス。このうちスマートフォンの出荷台数は60万3000台あり、同1.1%減少した。
 全出荷に対するスマホの比率も4月の40.6%から38.8%へと40%を割り込んだ。5月は夏モデル発表前の谷間の月で、その影響が出たとJEITAは分析している。
 5月のPHS出荷は同0.7%増の14万3000台で、2ヵ月ぶりのプラス。定額サービスがユーザに支持されている。

2012年7月11日


モバイルPC世界出荷予測 16年にノート上回る

 米ディスプレイサーチの世界のモバイルPC出荷予測によると、タブレットPCの出荷数は、16年にノートPCを上回るという。
 モバイルPC全体の出荷数は、12年は3億4700万台、17年には8億900万台に増加する見込み。このうちノートPCは、12年の2億800万台から17年には3億9300万台に拡大。タブレットは、1億2100万台から4億1600万台に増加する見通し。その年の年平均成長率は28%を予想する。
 タブレットの伸びを牽引するのは、北米、西欧、日本を含む成熟市場。12年の同市場への出荷数は8000万台で、全体に占める割合は66%。その後もその割合は60%台で推移し、17年には成熟市場への出荷数は2億5400万台に達する見通し。

2012年7月11日


ソーラーフロンティア メガソーラーの建設で北海道・江別市と調印

 ソーラーフロンティアと道東電機(北海道帯広市)は、北海道江別市内の大規模太陽光発電所「江別ソーラー(仮称)」の建設などを共同で進めていくことで基本合意し、土地を提供する江別市と先ごろ調印式を行った。
 同市が所有する環境クリーンセンター敷地内の遊休地(約3.8ヘクタール)に1万パネル(1500kW相当)のCIS薄膜太陽電池を設置する予定。
 年間発電量は185万kW時(一般家庭約560世帯分に相当)を予想しており、約650トンの二酸化炭素の削減が見込まれている。
 今年10月から着工する予定で、来年の稼働を目指す。

2012年7月11日


テレビ 高音質提案さらに加速

 テレビの音質改善に向けた動きが活発化してきている。薄型テレビは構造上、スピーカの配置に制限があり、高音質を実現するのが困難で、オーディオメーカーなどは音質改善のためにテレビ前に設置する棒状のスピーカ「サウンドバー」の製品群を充実させてきている。製品価格も1万円前後から出始めており、テレビ購入と同時販売で単価アップを図る動きや、既にテレビを購入した人への追加提案をする動きが出てきている。一部のメーカーでは、前面に高音質スピーカを埋め込んだテレビも発売しており、今後は音への提案がさらに加速しそうだ。

2012年7月12日


東芝HA LEDサーチライト

 東芝ホームアプライアンスは、LED光源を採用した「LEDサーチライト」(市場想定価格2200円前後)を8月10日から発売する。
 新製品は寿命約4万時間のLED光源を4個使用。LED光源の採用で消費電力を低減し、乾電池の消耗も少なくすむ。従来機種(豆電球タイプ)に比べて連続点灯時間はマンガン乾電池で約6倍(約30時間)、アルカリ乾電池で約4倍(約55時間)長くなる。
 操作しやすい大型プッシュ式スイッチに加え、雨中でも使える防滴構造を採用している。携帯用ショルダーストラップ付きのため、掛けて保管することもできる。

2012年7月12日


三菱化学メディア 点字付きCD-R

 三菱化学メディアは、バリアフリー対応点字付きCD-Rを今月末からバーベイタムブランドで発売する。
 図書館などで音読の録音用に使われるが、ディスク計上が同じCD、DVD、BDなどの光ディスクには追記型、書き換え型があり、その判別が難しいという難点があった。今回、濃紺色の下地に白色の点字デザインで、見ても触ってもディスクの種類や記憶容量を簡単に判別できる。
 点字部分は、独自開発の高粘度インクを積層し、点字の高さや下地インクの印刷方法を工夫して触読しやすくした。

2012年7月12日


ヤマダ電機がベスト電器買収

 家電量販店大手のヤマダ電機が同大手のベスト電器を買収する方針を固めたことが12日、明らかになった。ヤマダの売上高はベスト買収で2兆円を超える規模となり、2位以下を大きく引き離す。
 家電量販業界では、ビックカメラがコジマを買収して業界2位に浮上するなど、再編が加速している。ヤマダは、規模拡大でトップの座を固め、生き残りを図る。

2012年7月13日


パナソニック 家庭用白熱電球の生産終了

 パナソニックは、省エネランプの普及促進への取り組みを加速させ、一般家庭用白熱電球(E26口金タイプ)の生産終了を従来計画より5ヵ月前倒しで実施する。一般家庭用白熱電球の代替商品となるLED電球・電球型蛍光ランプなど、高効率電球の品ぞろえがほぼ整い、同社が最後まで生産していた長寿命シリカ電球4機種の生産は12年10月31日に終了する。

2012年7月13日


東芝ライテック 4工場を閉鎖

 東芝ライテックは11日、長井工場(山形県長井市)と子会社の3工場を来年3月末をメドに閉鎖すると発表した。3工場は、子会社LDF(静岡県沼津市)のつくば工場(茨城県つくばみらい市)、茨城工場(同県常総市)、山形工場(山形県飯豊町)。

2012年7月13日


ヤマダ電機 ベスト電器を子会社化

 ヤマダ電機とベスト電器は13日、資本業務提携したと発表した。ヤマダはベストの実施する第三者割当増資をすべて引き受け、ベスト株の約51%を保有する筆頭株主となる。子会社化後もベストのブランドと上場は維持していく方針。
 今回の提携でヤマダは売上高で2兆円規模となり、5月に提携し業界2位に浮上したビックカメラとコジマ連合の約1兆円を大きく引き離す。今後、両社共同で商品調達や資材調達、国内外での出店戦略を練り、さらなる成長を目指す。
 ベスト電器・小野社長は提携の経緯を「10年から構造改革を進め、赤字店舗の閉鎖や早期退職により有利子負債を減らすことができた。これからの成長戦略を考えたとき、単独と提携との両面で検討をしてきたが、今回ヤマダ電機との提携が最適だと考えた」と述べた。
 ベスト電器はビックカメラと資本提携して共同運営を模索してきたが、共同仕入れなど思うように成果につながらず、今回のヤマダ電機との提携に至った。現在、ベスト電器はビックカメラとの提携解消に向け打診をしているという。

2012年7月16日


日本エイサー フルHDのタブレット端末

 日本エイサーは、家庭向け「ホームタブ」で新たにフルHD対応「ICONIA TAB A700」を今月20日から発売する。市場想定価格はストレージの容量が32GBでブラックカラーの「ICONIA TAB A700-S32B」は4万7800円前後、同16GB/シルバーカラーの「同S16S」は4万4800円前後。
 一般的な10.1インチのAndroidタブレットの解像度である1280×800よりも高解像度な1920×1200のフルHDを超えた高精細ディスプレイ。1080p動画の再生はもちろん、フルHDの高画質動画の鑑賞や、YouTubeにアップされた色鮮やかなフルハイビジョン映像なども手軽に視聴できる。

2012年7月16日


エレコム 最先端機能搭載のワイヤレスマウス

 エレコムは、エルゴノミクスデザイン採用のワイヤレス5ボタンマウス「M-HS1DBシリーズ」(5800円)を今月中旬から発売する。
 同シリーズは、最先端の技術と機能を搭載したハイグレードなワイヤレス5ボタンマウス。センサーには「BlueLED」を採用、その青い光は、従来の光学式マウスに使用されている赤い光と比較して波長が短く、高い読み取り精度を発揮する。従来の光学式マウスが苦手とするガラス面や透明シート、カーペットの上などでも使用できる。
 ホイール部分には、指先で勢いよく回転させると、一定時間スクロールが続く「高速スクロール」機能を搭載。一度のホイール操作で一気に画面をスクロールすることが可能で、エクセルでは最大約3万行をスクロールできるなど、長いWebページや文章を楽に閲覧できる。また、マウスのセンサー部に指が触れると自動的に電源がオン、離すとオフになるTouch&Goセンサーを搭載したことで、効率よく電源のオン/オフができるようになり、さらなる省電力を実現した。
 無線方式には、安定した通信が可能2.4GHzを採用し、日磁性体では約10m、スチールデスクなど磁性体上でも約3mの範囲で使用できる。

2012年7月16日


ロジテック Bluetooth接続ワイヤレススピーカ

 ロジテックは、Bluetooth接続のワイヤレススピーカ「LBT-MPSPP10」を8月上旬に発売する。
 新製品は、Bluetooth対応の携帯電話、スマートフォン、タブレット、オーディオプレーヤなどと接続して、ワイヤレスで音楽を聴いたり、ワンセグの音声を楽しめる。また、ヘッドセットプロファイルを搭載しているので、スマートフォンと接続してハンズフリーで通話することもできる。連続通話が約12時間、連続待ち受けが約400時間。パッシブラジエータを搭載することで豊かな低音を再現し、底面に音を反響させ、迫力のサウンドを演出する。
 幅75×高さ58.5mm、重さ約124g。リチウムイオン充電池を内蔵。

2012年7月17日


NHK ロンドン五輪をSHVで公開上映

 ハイビジョンの16倍という超高精細映像でロンドン五輪の迫力ある画面を来週、国内4ヵ所で堪能できる。NHKが7月28日から8月12日までの間、次世代テレビのスーパーハイビジョン(SHV)で開会式と競技をパブリックビューイング(PV=公開上映)で放送する。
 SHVは3300万画素という現行ハイビジョン(HV)の16倍の画素数。しかもHVが5.1チャンネルに対し、SHVは22.2チャンネルの3次元音響による超高臨場感放送システムを利用している。NHKでは20年に21GHz帯衛星を利用した試験放送を目指し開発中だ。
 NHKがPVを行うのは、渋谷区のNHKみんなの広場、同スタジオパーク、千代田区のベルサール秋葉原、NHK福島放送局の4会場。
 PVは28日午後1時から4会場で開会式で同時スタートするが、8月12日まで連日清司ごとに35分から50分にダイジェスト編集した開会式や水泳競技、陸上などロンドン五輪のもようを放送。

2012年7月17日


パナソニック 松下正治名誉会長が死去

 パンソニックの松下正治名誉会長が老衰のため16日午前1時46分、大阪府守口市の松下記念病院でなくなった。99歳だった。創業者の松下幸之助氏の娘婿で、前身の松下電器産業時代から、半世紀以上にわたり社長・会長・名誉会長を歴任し、同社の飛躍に大きな貢献をした。

2012年7月18日


米マイクロソフト 次期「オフィス」公開

 米マイクロソフトは16日、文書作成や表計算用統合ビジネスソフト「オフィス」の次期試作版を公開した。クラウドコンピューティングを本格活用し、多機能携帯やパソコン館でデータを共有できるほか、傘下のネット割安電話「スカイプ」を組み込むことなどで、作業効率の向上や交流機能の強化を図った。
 今後改良を重ね、日本を含む世界でクラウド向け有料サービスや一般向け販売を始める。料金は未定。
 次期オフィスは、10月発売の「ウインドウズ8」搭載の「サーフェス」など、タブレット型多機能携帯端末やスマートフォンの画面で、資料などの拡大・縮小、挿入・変更が簡単にできるのが特徴。

2012年7月18日


米ヤフー 新CEOにグーグル副社長

 米ヤフーは16日、先に経歴詐称問題に絡んで辞任したスコット・トンプソン最高経営責任者(CEO)の後任に、米グーグルのマリッサ・メイヤー副社長(37)を起用すると発表した。
 メイヤー新CEOは社長を兼務する。
 声明で「世界の利用者とネット広告の取引先に、革新的なサービスとコンテンツ体験を提供した」と抱負を語った。ヤフーは、ネット検索・広告市場で圧倒的なリードを保つライバル企業の女性幹部引き抜きにより、京再建の加速を狙う。

2012年7月18日


4-6月PC世界出荷 微減

 米IDCによると、第2四半期(4-6月)の世界PC出荷台数は前年同期比0.1%減の8673万1000台、米国向けが予想以上に落ち込んだほか、アジア・太平洋市場の減速が響き、5月に発表した前年同期比2.1%増という見通しを下回った。景気低迷に伴う消費の落ち込みに加え、米マイクロソフトの新OS「ウインドウズ8」搭載PCの今秋発売を前にした買い控えが見られたとIDCは指摘している。
 地域別では、欧州・中東・アフリカと日本はプラス成長を確保。しかし、北米向けが同10.6%減。これまで市場の伸びを牽引してきたアジア太平洋も中国やインド向けの減少が響いて、前年実績を下回った。

2012年7月18日


携帯契約、60億件超

 世界銀行は17日、プリペイド式を含む携帯電話の契約数が2012年に60億件を超えたとの報告書を発表した。2000年には10億件未満だったが、ここ十数年で途上国を中心に契約数が6倍超に拡大。世銀は「世界の全人口の4分の3前後に到達した計算になる」と指摘、1人で複数の契約をしていることから、「遠からず契約数は世界の人口を超えるだろう」との見通しを示した。

2012年7月19日


東芝 ポータブルDVDプレーヤ

 東芝は、ポータブルDVDプレーヤの新モデル「SD-P97DT」と、「SD-P77S」の2機種を、20日から発売する。
 9V型液晶モデルの「S-P97DT」は、内蔵のチューナによって、DVDの再生に加えて、地上デジタル・ワンセグ放送の受信に対応する。
 DVDソフトなどの映像コンテンツを、800×480ピクセルの高解像度で楽しめるほか、ワイヤレスリモコンの「節電」ボタンを押すと、約33%消費電力を削減できる。
 7V型液晶モデルの「SD-P77S」は、LEDバックライトを搭載することで低消費電力を実現し、DVDソフトなどの映像コンテンツを、より高品位な画質で楽しめる。

2012年7月19日


シャープ スリムイオンファンがキッズデザイン賞

 シャープの「高濃度プラズマクラスター25000」を搭載した「プラズマクラスタースリムイオンファン」PF-ETC1が、キッズデザイン協議会が推進する第6回キッズデザイン賞の「子供視点の安心安全デザイン一般部門」を受賞した。
 キッズデザイン賞は、子供たちの安全・安心に貢献するデザイン、創造性と未来をひらくデザイン、子どもを産み育てやすいデザインの顕彰制度。
 スリムイオンファンの外部に羽根がない安心構造が高く評価され、プラズマクラスターを含んだやさしいやわらかな風が遠くまで届き、小さな子どもがいる家庭でも安心して使うことができる。

2012年7月19日


幕張メッセで10月2-6日「CEATEC JAPAN」

 情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)、電子情報技術産業協会(JEITA)、コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)の3団体で構成するCEATEC JAPAN実施協議会は、10月2-6日の5日間の会期で、最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN2012」(会場=幕張メッセ)を開催する。
 今年は「Smart Innovation(スマートイノベーション)−豊かな暮らしと社会の創造」を開催テーマに、最新のITとエレクトロニクスが融合した。これからのスマート社会実現に向けた製品やサービスを世界に発信していく計画。
 11年は、国内外から586社/団体が出展し、会期中の来場者は約17万人だった。今年も同等の出展者数を見込み、来場は20万人を目標にしている。

2012年7月20日


米マイクロソフト 「ウインドウズ8」10月26日発売

 米マイクロソフトは18日、次期基本ソフト「ウインドウズ8」を10月26日に米国などで発売すると発表した。価格は未定。
 現行のウインドウズ7の投入以来、3年ぶりの刷新となる次期OSは、パソコンに加えて人気のタブレット型多機能携帯端末に対応。「メトロ」と呼ぶタイル状アイコンに指先で触れながら操作できるのが特徴。

2012年7月20日


シャープ 受験コンテンツが豊富な電子辞書

 シャープは、タッチペンによる手書き入力ができ、受験学習に適したコンテンツを収録したタブレット型モバイル学習ツール「受験Brain(ブレーン)」PW-GX500を8月8日から発売する。受験生をターゲットに、電子辞書需要の活性化を目指す。
 タッチパネル付きの5型カラー液晶を搭載し、キーボードをなくしたことで従来の電子辞書と比べ、薄型化(10.5cm/質量220g)を実現、かばんやポケットに入れて持ち運べる。電池はリチウムイオン充電池を搭載、連続表示時約150時間使用できる。
 市場想定価格は3万5000円前後。

2012年7月20日


ソーラーフロンティア 非住宅向け太陽光発電の小規模発電所パック

 ソーラーフロンティアは、非住宅向けの太陽光発電パッケージ「小規模発電所パック」を今月から発売する。最大で50kWの太陽光モジュールとパワーコンディショナなどをセットにしたもので、小規模の遊休地に短期間で太陽光発電を設置できる。価格は1500万-2000万円程度。
 50kW以内に抑えることで、低圧配電線への接続による発電事業を実現し、42円の売電価格が適用される期間内に設置できる。

2012年7月20日


NHK ISDB-T混信局探索装置を開発

 NHKは、地上デジタル放送波の混信調査を効率よく行うために、ISDB-T混信局探索装置を開発した。ISDB-Tは日本の地デジ放送方式。
 気象条件などにより電波の異常伝搬が発生すると、受信したい放送波に、ほかの放送波が混信する場合がある。この問題を解決するため、混信波を送信している地デジ送信局を特定する必要がある。
 新装置を使えば、希望波を停波させることなく混信波を抽出、混信局を高い精度で推定することができる。

2012年7月23日


ダイキン工業 電解液事業に参入

 ダイキン工業は、車載用リチウムイオン二次電池の高電圧・高容量化などに貢献する、フッ素事業の新たな展開として電解液事業に参入する。
 同社は09年からリチウムイオン二次電池の電解液用溶媒「フッ素エーテル」の量産を開始して以来、同電池向けにフッ素事業の展開を強めてきていたが、今回、電解液の移動を容易にする溶剤や電極に安定的な被膜を生成させ電解液の劣化を抑える添加剤、そして電解質を合わせて、電解液として初めて売り出すもの。
 フッ素材料は、耐熱・耐薬品性、不燃性・安定性といった優れた特性により、車載用リチウムイオン二次電池の高電圧化、高容量化と安全性といった電池の能力に大きく貢献できる材料として期待される。
 課題はコストで、一般的な材料よりも高価な点。同社では「コストを2倍以内に抑えるようにしたい」と話す。

2012年7月23日


NEC 世界最軽量875gのウルトラブック

 NECは23日、重さ875gという世界最軽量のウルトラブック「VersaPro UltraLiteタイプVG」を開発したと発表した。希望小売価格29万8000円で、来月23日から出荷開始する。
 ビジネス向けの新製品は、薄さ14.9mmの13.3型ディスプレイ搭載、筐体の大きさはA4クリアフォルダサイズ。大容量のリチウムポリマーバッテリは約8.1時間の長時間駆動を可能にした。CPUにインテルCore i7-3517Uプロセッサを搭載、記憶装置は128GB SSD。OSは「ウインドウズ7プロフェッショナル」。

2012年7月24日


「ギャラクシーS3」世界販売 発売50日で1000万台超

 韓国サムスン電子のハイエンド・スマートフォン「ギャラクシーS3」の世界販売台数が、5月29日の発売からわずか50日で1000万台を突破した。

2012年7月24日


6月の民生電子機器国内出荷58%減

 電子情報技術産業協会(JEITA)が23日発表した民生電子機器の6月国内出荷金額は、前年同期比58.0%減の1456億円と11ヵ月連続の減少となった。
 昨年のアナログ放送停波に伴う薄型テレビやデジタル録画再生機の駆け込み需要の反動などが依然続いており、映像機器は同72.0%減の782億円と11ヵ月連続でマイナスとなり、音声機器も同25.1%減の80億円と18ヵ月連続で減少。
 対してカーAVC機器は好調で、同5.6%増の595億円と7ヵ月連続のプラスとなった。昨年は東日本大震災などの影響で販売が低迷したが、エコカー補助金の前倒し需要で新車販売が好調なことも後押ししている。

2012年7月24日


総務省の研究会が報告書 無線LANで地域活性化を

 総務省が発表した「無線LANビジネス研究会」の報告書によると、今後需要増が見込まれる無線LANに対する対応として、衛区、空港、繁華街などのパブリックスペースにおいて、無秩序なアクセスポイント(AP)は利用者の利便性を大幅に低下させるとし、可能な限り共用型のAP活用が望ましいとしている。パブリックスペースにおけるAPの設置の在り方について、事業者間での強調・連携が重要だと指摘している。
 安心安全な利用については、情報セキュリティ対策の有無やその内容について利用者が確認・理解したうえで、利用できるよう周知することが適当とする一方で、総務省が策定している無線LANの情報セキュリティに関する指針「安心して無線LANを利用するために」の改訂が適当と提言。さらに多種の事業者参入が想定されるため、通信の秘密保護について総務省がさらなる周知を図ることが有益としている。
 災害時の対応では、公衆無線LANサービスの無料開放を今後推奨していくことが望ましく、無料開放の周知方法について今後検討していくことが有益としている。
 無線LAN活用の地域活性化・ビジネス活性化への対応では、無線LANが単にネット接続のサービスだけでなく、その地域や分野においてリアルタイムに情報を受発信する機能として活用することで、将来の各種産業の活性化に活用すべき、と結論付けている。
 無線LAN利用者の利便性向上では簡易な設定を可能にするアプリの提供や電池の消耗を改善する取り組みも必要という。

2012年7月24日


日本アンテナ 別の部屋からでも赤ちゃんを見守る監視モニター

 日本アンテナは、子ども部屋などを別の部屋からリアルタイムで監視できるワイヤレスモニター「ドコでもeye」を発売した。カメラを設置する場所により、セキュリティとしての監視モニターになるほか、別の部屋で寝ている子どもを台所から見守ることもできる。
 新製品は子機(カメラ)と親機(モニター)とで構成され、子機と親機は無線で接続し、相互通話もできる特徴がある。無線は盗聴や盗視を防ぐセキュリティの確保された2.4GHzのFHデジタル方式を採用。最大50mの送信が可能。
 子機(カメラ)には、LED赤外線ライトが付き、暗い部屋でも最大5mの撮影ができるナイトビジョン機能も搭載している。AC電源以外に乾電池駆動もできるため、持ち運びも簡単にできるようになっている。親機(モニター)は2.4インチTFT液晶を採用し、ビデオ出力機能により家庭のテレビで親機と同じ画像を見ることもできる。

2012年7月25日


エレコム 折りたたみ式キーボード

 エレコムは、Bluetooth3.0対応で、コンパクトに持ち運べる折りたたみキーボード「TK-FBP038SV」(1万4595円)を8月上旬に発売する。
 TK-FBP0138SVは、ワイヤレスタイプのコンパクトなキーボード。美しいシルバーボディーにヘアライン加工を施しており、スタイリッシュで高級感のあるデザインに仕上がっている。
 「入力モード切り替えキー」を搭載し、WindowsPCまたはPlayStation3では日本語配列、iPhoneやiPadでは英語配列で快適に文字入力ができる。ワンボタンで瞬時に日本語と英語の入力モードを切り替えることができる。
 また、折りたたむと電源がOFFになり、開くとONになる自動電源スイッチを装備し、未使用時の電池の消耗を抑えることができる。

2012年7月25日


6月のPC国内出荷 台数、金額とも2桁増

 電子情報技術産業協会(JEITA)が24日発表した6月の国内PC出荷動向によると、出荷台数は前年同月比24.1%増の106万8000台、出荷金額同13.3%増の813億円。買い替え需要で好調が続く法人向けに加え、個人向けでも新製品販売が好調で、前月から一転して台数、金額とも前年実績を大きく上回った。
 PC出荷数の内訳は、デスクトップが25万3000台、ノート型が81万5000台。前年同月比ではそれぞれ1.6%減、35.1%増を示した。ノート型は、モバイル製品、A4型・その他製品とも2桁伸長。

 4-6月の国内PC出荷台数は前年同期比9.1%増の279万8000台、デスクトップが同7.1%減、71万5000台、ノート型は同16%増の208万3000台。

2012年7月25日


国内の通信トラフィック 前年比2.2倍の伸び

 総務省がこのほど明らかにした無線LANに関する報告書によると、国内の移動通信トラフィックは今年3月234.8Gbps(月間平均、上り23.4Gbps、下り211.4Gbps)になり、前年同月の2.2倍という急上昇、
 この増加は国内のスマートフォン出荷台数の伸びに伴うもので、12年度以降は年間2000万-3000万台以上の出荷ペースが予想され、15年度は3355万台で、2400万台出荷された11年度比40%増という。
 移動通信トラフィックは10年6月に月間平均62.9Gbpsだったのが、昨年6月には123.5Gbpsへ拡大、さらに、今年3月には234.8Gbpsに。1加入者あたり月間で602MBのデータをやりとりしたことになる。
 将来的にも移動通信トラフィックは増加する見通し。同報告書は、15年度の移動通信トラフィックは10年度比で最大39.1倍になると予測。このための対策として、現在全移動通信トラフィックの19.4%を占めるWi-Fiの利用を高め、オフロード率を引き上げることが必要としている。

2012年7月25日


パナソニック コンパクトデジカメ高級機

 パナソニックは、世界最高クラスの明るさを誇るレンズを搭載し、高画質・高品質を追求したハイエンドコンパクトデジタルカメラLUMIX「DMC-LX7」(市場想定価格6万5000円前後)を8月23日から発売する。
 LX7は、小型ボディーに世界最高クラスのF1.4/光学3.8倍ズーム(24-90mm)を実現した新開発のF1.4LEICA DC VARIO-SUMMILUXレンズを搭載。
 従来のコンパクトデジカメでは実現できなかったボケ味や、暗い場所でもシャッタを早く切れることで、表現の幅がさらに広がる。
 1/4000秒で切れるシャッタ機構を搭載。1cmまでのマクロ撮影、光学式手ブレ補正ジャイロ、iAズームも搭載する。
 高感度、高ダイナミックレンジの新開発1/1.7型、新高感度MOSセンサーを採用することで、ISO80-12800(拡張)の幅広い感度設計を実現した。
 AVCHD Progressive動画撮影機能も搭載し、高画質なハイビジョン画質も気軽に楽しめる。本体カラーはブラックとホワイトの2色。

2012年7月26日


CIAJ 12年度携帯電話利用実態

 情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)が25日発表した「2012年度携帯電話の利用実態調査」によると、調査有効回収数1200人が所有しているスマートフォンの比率は38.8%で、11年度調査の14.8%を2.6倍増加している。
 スマホの購入調査では、92.6%が今後意向ありと回答、前年の66.5%より26ポイント上昇した。しかし次に買い替える端末の種類については、スマホが92.6%と高いものの、買い替え時期未定とした回答が21.8%あり、2割が買い替えに慎重なことがわかった。
 全携帯電話加入の事業者別シェアはNTTドコモが47.7%(2012年6月末時点)とほぼ半分を占めるが、スマホに限れば、NTTドコモの追い上げがあったものの、以前ソフトバンクが首位。
 「アイフォーン」を国内で最初に販売したソフトバンクだが、今回の調査では昨年調査の50.8%から40.3%へ後退。一方、国内でLTEサービス開始一番乗りのNTTドコモが30.5%から39.2%へ拡大。KDDI(au)も12.4%から20.1%へ大きく伸ばしている。

2012年7月26日


6月の白モノ国内出荷 2ヵ月ぶり減少

 日本電機工業会(JEMA)が25日発表した民生用電気機器の12年6月の国内出荷金額は、前年同月比3.5%減の2499億円と2ヵ月ぶりのマイナスとなった。全体としては高い水準で推移した前年に及ばなかったが、過去10年間の6月の平均出荷額(2321億円)を上回っており、節電を意識した消費者の省エネ製品への関心の高さを示す結果となっている。
 製品別の国内出荷では、ルームエアコンが前年同月比3.4%減の142万台だった。6月として過去最高を記録した昨年には及ばなかったが、高水準を維持。冷蔵庫は同4.6%減の44万9000台と全体でマイナスだったが、401リットル以上の大型モデルは微増し23万4000台となり、2ヵ月連続でプラスとなっている。
 同1.2%増の41万1000台となった洗濯機は3ヵ月ぶりのプラス。そのうち、洗濯乾燥機は約10%増の14万台となった。
 扇風機は73万4000台を出荷し同6.9%増加。省エネ性の高いモデルやエアコンとの併用を背景に好調に推移した。

2012年7月26日


NTTドコモ LTEサービス「Xi」400万契約突破

 NTTドコモのLTEサービス「Xi(クロッシィ)」の契約者が22日、400万を突破した。サービス開始は10年12月24日で、1年後の11年12月25日に100万契約、昨年3月18日に200万契約を突破。その後、さらに加入ペースが加速し、300万から400万到達まではわずか1ヵ月半だった。
 Xiは受信時最大75Mbpsの高速通信を実現し、今夏モデルでも多彩な機種が発表されている。

2012年7月26日


住友電工 メガワット級大規模蓄発電システムの実証運転を開始

 住友電気工業は、メガワット級大規模蓄発電システムの実証運転を横浜製作所(横浜市)で開始した。
 同システムは、夜間電力や太陽光発電電力を貯蔵する最大5MW(容量1MW×5時間)のレドックスフロー電池と再生可能エネルギー源としてのCPV(28基、最大200kW)から構成され、外部の商用電力系統とも連携する。
 CPV発電量、蓄電量および消費量はエネルギーマネージメントシステム(EMA)により監視、測定データはサーバで一括管理し、横浜製作所の電力負荷を軽減する。
 実証運転と平衡して、事業化に向けたさらなるコスト化などを進め、13年度中に事業を開始する予定。


※ レドックスフロー電池
バナジウムなどのイオンの酸化還元反応を利用して充放電を行う蓄電池、長寿命が特徴。


※ CPV
発電素子にレンズなどで集光させた高密度の太陽光を入射、小面積の発電素子でエネルギー変換をする太陽光発電装置。

2012年7月27日


パナソニック 世界最速毎秒12コマ「DMC-FZ200」

 パナソニックは、LUMIXブランドのデジタルカメラ新製品として、25-600mm(光学24倍)全域F2.8ライカDC VARIO-ELMARITレンズを搭載した「DMC-FZ200」(市場想定価格6万5000円前後)を8月23日から発売する。
 同製品は、高倍率を実現するだけでなく、ズームしたときにも「一瞬を捉える」をコンセプトに開発した製品。小型サイズながら世界で初めて600mmでF2.8の明るさを実現した高性能レンズを搭載しており、「ズームをすると被写体の動きを止められない」といった従来の不満点を改善している。
 1210万画素の新高感度MOSセンサーを採用し、暗い場所での画質を大幅に向上。速写性も追求し、高速約0.95秒起動、メカシャッタで世界最速毎秒約12コマの高速連写をサポート。新搭載の約131.2万ドット相当高精細EVF(電子ビューファインダ)は表示フレームレートが60fpsに進化し、動きのある被写体をさらに捉えやすくなった。最高画質AVCHDプログレッシブ(1920×1080/60p)動画撮影機能も装備する。

2012年7月27日


富士フイルム 光学30倍ズーム搭載のデジカメ

 富士フイルムは、広角24mmから望遠720mmまでをカバーする光学30倍ズームを搭載したロングズームデジタルカメラ「FinePix SL300」(想定価格3万円前後)を8月11日から発売する。
 「SL300」は、1400万画素CCDと3.0型液晶モニターおよび電子ビューファインダを搭載。手ブレを抑えたいときは電子ビューファインダ、正確なフレーミングが必要なときは液晶モニターというように、被写体や撮影シーンに応じて使い分けることができる。
 グリップ部とレンズ鏡筒部分にラバー素材を採用し、すべりにくく、しっかりと固定できる。
 2cmまで接写可能なスーパーマクロ撮影から、超望遠ズーム撮影まで対応しているため、様々なシーンの撮影に利用できる。

2012年7月27日


V-Lowマルチメディア放送の実験局に免許

 関東総合通信局は26日、V-Low防災デジタル・コミュニティラジオ検討協議会から申請のあった逗子・葉山V-Low実験局に初の実験免許を与えた。実験エリアは神奈川県逗子市、葉山町、鎌倉市の一部。
 V-Lowマルチメディア放送は、90-108MHz帯を使用する。今回の実験局は96.57MHzを使い、空中線電力は2W。災害時の情報伝達手段として、緊急用ラジオの送信設備や受信機の開発を含め、新サービスの実現に向けて電波伝搬実験を行い、デジタルラジオの有効性を顕彰する。総務省へは全国7地区の実験申請が出ているが、免許交付は今回が初めて。
 実験は今夏から来年3月まで行われる。9月までの第1フェーズでは、2Wの出力で屋内外の電波伝搬調査、電界強度測定、使用受信機の測定を行う。今秋から来年3月までの第2フェーズでは、出力を20Wに拡大しJ-Alert受信を想定した緊急地震速報などの情報の受信機と端末を組み合わせた機能検証、防災行政無線との連携を行う。

2012年7月27日


ソニー カーナビ事業撤退へ

 ソニーは27日、カーナビゲーションの全商品の出荷を年内に終了し、事業から撤退すると発表した。2007年にに参入したが、価格低下やナビ機能が付いたスマートフォンの普及などで、事業拡大は見込めないと判断した。
 出荷を終了するのはカーナビシステム「ナブ・ユー」の全5機種で、現在は国内でのみ販売中。終了後も修理サービスは継続する。

2012年7月30日


ソフトバンクモバイル 南相馬市で携帯アプリクリエーター講座

 ソフトバンクモバイルは、福島県南相馬市など相双地域の雇用創出を目的に結成された相双地域雇用創造推進協議会からの委託を受け、8月22日から南相馬市で「携帯アプリクリエーター養成講座」を実施する。
 講座は、プログラミングの初心者がスマホ向けアプリを作成するための技術・知識を習得することを目的とする。8月22日から10月24日までの間、週1回開講。対象人数は10人。

2012年7月30日


4-6月世界スマートフォン出荷42%増

 米IDCのまとめによると、今年第2四半期(4-6月)の世界のスマートフォン出荷台数は1億5390万台。前年同期比42.1%増で、09年第4四半期以降で最も低い水準となった。スマホを含めた携帯電話全体の世界出荷数は、同1%増の4億600万台。
 スマホのメーカー別出荷数では、韓国サムスン電子が同172.8%増の5020万台と大幅な伸びを記録、シェアを1年前の17%から32.6%に拡大した。5月下旬にリリースした「ギャラクシーS3」が大ヒットしたほか、スマホとタブレット端末の中間に位置する「ギャラクシー・ノート」も好調に推移した。
 米アップルは、「iPhone」最新モデルのリリースを前に消費者の買い控えが生じたためか、出荷数は同27.5%増の2600万台にとどまった。シェアは前年の18.8%から1.9ポイント低下した。
 携帯電話全体の出荷数でも、サムスンがシェア24.1%で首位。次いでノキア(シェア20.6%)、アップル(同6.4%)、ZTE(同4.4%)、韓国LGエレクトロニクス(同3.2%)の順。

2012年7月31日


パナソニック 人工光合成システムを開発

 パナソニックは、世界最高の太陽エネルギー変換効率0.2%を達成し、太陽光だけで二酸化炭素と水から有機物(主生成物=ギ酸)を生成する人工光合成システムを開発した。
 これにより、植物と同等の効率で二酸化炭素を吸収し、有機物を生成する人工光合成システムが実現する。二酸化炭素を資源化し、循環型エネルギー社会の実現に大きく前進する技術として注目される。
 太陽光を照射する光電極には、LED照明などに使われる窒化物半導体を使用。同社は、窒化物半導体で電荷を二酸化炭素の反応に必要なエネルギー状態まで高められることを初めて見いだした。
 今回の開発では、バイオマスで使用される植物と同等の効率を実現し、かつ生成される有機物の量は太陽光量に比例して増加するのが特徴。さらに、光合成システムを無機材料だけで構成することにより、単純な構造を実現している。

2012年7月31日


パナソニック 光学10倍ズーム/Wi-Fi搭載のデジカメ

 パナソニックは、光学10倍ズームレンズとWi-Fiを搭載し、撮影スタイルの幅や撮影後のかんたんシェアなど、使い勝手をさらに進化させたWi-Fi搭載スリムズームカメラ「LUMIX」DMC-SZ5(市場想定価格5万円前後)を8月23日から発売する。
 新製品では、LUMIXならではの広角25mmから光学10倍ズーム(35mm版換算25-250mm)のライカDC VARIO-ELMARレンズを搭載することで、スマートフォンでは冊追いできない手ブレを抑えた高画質な写真撮影を実現した。
 また、LUMIX本体にWi-Fiを搭載。スマートフォン用アプリケーションをインストールすることで、使い慣れたスマートフォンから簡単にLUMIXを操作できる。
 背面のWi-Fiボタンを長押しするだけで、スマートフォンとWi-Fi接続を開始するため、スマートフォンとの連携が簡単、便利になっている。

2012年7月31日


富士通ゼネラル 岡山市消防局に納入したSCPC方式システムが本格稼働

 富士通ゼネラルが、岡山市消防局に納入した「デジタル消防救急無線(SCPC方式)システム」が今年4月から本格運用を開始した。
 岡山市消防局では、新設された高機能消防指令センターの運用開始に合わせて、政令指定都市として初めてデジタル消防救急無線システムを導入。「個人情報保護の強化」「通信輻輳の回避」などを実現した。
 今年度はシステム導入の最終年度に当たり、岡山県内をはじめ全国の消防本部との連携運用ができるように、共通波の基地局無線機器の導入を進める。管内では岡山県内の消防本部および全国の消防本部との無線交信が可能となり、大規模災害時のスムーズな現場活動を支援する。

2012年7月31日


中国総通局 鳥取県倉吉市にデジタル移動系防災行政無線局の予備免許

 中国総合通信局は鳥取県倉吉市に対して、デジタル移動系防災行政無線局(基地局2局)の予備免許を付与した。
 移動系防災行政無線は、役場などに基地局を置き、この基地局と移動局との間、または移動局相互間で防災行政などに関する通信を行うシステム。デジタル化することで、音声に加え、文字表示やデータ伝送などが可能となる。デジタル方式の導入は、鳥取県内では倉吉市が初。
 倉吉市は今年度末までに、同システムとともに市内全域を対象とした行政情報などの情報伝達システムの整備を進めている。概要は次の通り。
周波数 VHF(260MHz帯)
空中線電力 基地局20W、移動局最大5W
基地局2ヵ所、移動局96台

2012年7月31日



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