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電波新聞拾い読み 2012年6月

6月1日は電波の日

 6月1日は”電波の日”。1950年に電波法、電波監理委員会設置法と放送法の電波3法が施行されたのを記念して制定された。記念日前後の5月15日から6月15日までは“情報通信月間”とされている。28回目の今回は60団体と総務省が協力し、情報通信関連の展示会や、セミナー、シンポジウムなど268の催しが全国で展開されている。今年のテーマは、公募で選ばれた「ICTで安心安全、スマートライフ」。

2012年6月1日


八重洲無線 特定小電力トランシーバ用中継器

 八重洲無線は、免許資格なしで誰でも利用可能な特定小電力トランシーバの通話エリアと利用シーンを拡大できる、STANDARDブランドの中継器「FTR-400」(屋内用、4万7250円)と「FTR-500」(屋外用、13万4400円)を発売した。
 いずれも100×150×34mmとコンパクトで、設置場所を選ばない。中継器対応の特定小電力トランシーバの通話エリアを拡張できるだけでなく、中継器に対応していない単身専用トランシーバの通信エリア接続も可能。機種が混在する場合でも効率的に運用できる。キャリア方式、トーン方式、DCS(デジタルコードスケルチ)方式など多彩なモードの中継に対応する。
 FTR-400はリチウムイオン電池内蔵で、停電時は自動的に作動して通信を確保でき、電源がとれない場所での利用も可能。

2012年6月1日


シャープ 世界最高の変換効率の集光型太陽電池セル

 シャープは、集光型化合物3接合太陽電池セルで、世界最高変換効率43.5%(306倍集光)を達成した。12年度中に45%(1000倍集光)を目指し、さらに開発を進める。
 化合物太陽電池は、インジウムやガリウムなど2種類以上の元素からなる化合物を材料にした光吸収層を持つ変換効率の高い太陽電池。
 今回同社が開発したのは、MOCVD法(有機金属気相成長法)により、インジウムガリウムヒ素をボトム層として3つの光吸収層を効率よく積み上げたトリプルジャンクション太陽電池セル。
 3つの光吸収層で集光された太陽光を効率よく電気に変換するため、受光面のグリッド電極の細線化により間隔を最適化し、トンネル接合部の電気抵抗を最小限に抑え、通常の太陽電池が受ける光の306倍の光をレンズで集めて世界最高の変換効率を達成した。セルのサイズは4×4mm。
 化合物太陽電池は人工衛星用に使用されているものの高価なため、レンズで光を集め小面積の太陽電池で効率よく光を集め発電できる集光型システムに応用され、メガソーラーなど地上用での応用が進み始めている。

2012年6月1日


11年の国内インターネット利用者 148万人増、9610万人

 総務省によると、11年の日本のインターネット利用者数は推計で9610万人と、前年に比べ148万人増加、インターネットの人口普及率は79.1%に達したことがわかった。13-49歳の年齢層ではインターネット利用率が9割を超えた。

2012年6月1日


電波の日/情報通信月間 東京で記念中央式典

 総務省と情報通信月間推進協議会共催の2012年度電波の日・情報通信月間記念中央式典が1日、東京都内のホテルで行われ、通信や放送関係者多数が出席した。
 全国各地でも、地方の総務省総合通信局などが主催して式典が実施された。昨年は東日本大震災の影響で中止になったため、2年ぶりの開催になった。
 中央式典では、川端達夫総務大臣の代理として松崎公昭副大臣が出席「ICTの持つ潜在力で街づくりに貢献したい」と述べた。
 次いで、情報通信月間推進協議会の渡辺捷昭会長(トヨタ自動車相談役)があいさつした。
 今年表彰を受けたのは「電波の日」総務大臣表彰が3人、3団体、「情報通信月間」総務大臣表彰が5人、4団体、情報通信玲月間推進協議会会長表彰が2人、2団体。
 今年は、地デジ放送の完全デジタル化に貢献したとして4人。4団体が表彰された。個人受賞者には地デジのメーンキャラクタとして活躍したタレントの草g剛さんも含まれている。

2012年6月4日


JEITA 新会長に中鉢ソニー副会長

 電子情報技術産業協会(JEITA)は1日、矢野薫会長(NEC取締役会長)の任期満了に伴い、新会長に中鉢良治ソニー取締役代表執行役副会長が就任したと発表した。

2012年6月4日


デジカメ出荷 急回復

 デジタルカメラの出荷が急回復している。昨年10月のタイ洪水の影響を受け、昨年末のカメラ売場は“入荷待ち”の人気モデルが多数出た。国内の約10倍の出荷量がある海外向けは、注文があるのに受けられない、より厳しい状況となり、同11月の実績は前年比6割強にまで落ち込んだ。
 昨年から今年にかけて、コンパクトデジカメ、ノンフレックスカメラ=ミラーレス一眼、一眼レフカメラいずれも、画素数、暗い条件でも撮影できるASA感度、高速連続撮影能力などの基本性能が大幅に向上したことにより、ユーザの買い替え意欲は高まっている。
 ケータイや、スマートフォンなどのモバイルデバイスの撮影性能が向上した反動もあり、カメラ専用機ならではのパフォーマンスをカメラ各社が追求したことが背景にある。
 年明けから、製品は逼迫しており、3月から回復の兆しが見えてきた。人気製品は相変わらず生産が追いつかない状況が続いており、スペック的にも新たな段階を迎えたデジカメの今年後半の出荷増大が期待されている。

2012年6月4日


東芝 19nmNAND型フラッシュメモリー採用PC用SSD

 東芝は4日、世界初の19ナノメートルプロセス適用NAND型フラッシュメモリーを採用したPC用SSD(ソリッドステートドライブ)の新製品を発表した。8月から量産を開始する。
 新製品は、2.5型HDDと同じ幅、同じ長さ(69.85×100mm)のケースに収納された厚さ9.5mmタイプと、7mmタイプ、小型でケースのないmSATA(30×50.95×3.95mm)の計3タイプ。記憶容量64-512GBまで、合計11製品を展開する。
 最新の高速インターフェース規格「SATA Revision3.1」をサポート。また東芝独自のNAND型フラッシュメモリー高速化技術により、同社の従来製品「HG3シリーズ」に比べ、読み出し速度が2.2倍超の524MB/秒、書き込み速度は2.4倍以上の461MB/秒を実現した。
 SSDコントローラの電源制御技術により、動作時の消費電力は、世界最高水準の0.1Wを達成。

2012年6月5日


サムスン電子 「ギャラクシーS/S2」世界販売5000万台突破

 韓国のサムスン電子は、スマートフォンの旗艦モデル「ギャラクシーS」および「ギャラクシーS2」の世界販売台数がそれぞれ2400万台、2800万台に達し、計5000万台を突破したと発表した。

2012年6月5日


パナソニック 電子書籍にも対応の「ビエラ・ワンセグ」

 パナソニックは、防水タッチパネル、Android/GooglePlay対応により、風呂やキッチンでワンセグ放送や電子書籍、料理アプリが簡単に楽しめる「ビエラ・ワンセグ」SV-ME1000(市場推定価格4万3000円前後)を6月25日から発売する。
 従来品比約5分の1の操作力で済む軽い操作性に加え、マルチタッチにも対応し、ブラウザや写真、地図の拡大・縮小表示が2本の指で直感的に操作できる。
 さらに、お部屋ジャンプリンクにも対応しているので、対応のディーガと無線LANルータとの組み合わせにより、リビングのディーガに取りためた録画番組や、放送中の地デジ・BS・CS放送を転送して、風呂やキッチンなどでワンセグよりもきれいな画質で視聴できる。

2012年6月5日


パナソニック 様々な場所でTV視聴「コミュニケーションビューワ」

 パナソニックは、「お部屋ジャンプリンク」が手軽に楽しめる7V型コミュニケーションビューワ「UN-W700」(市場想定価格3万5000円前後)を7月25日に発売する。
 無線LANを内蔵し、「お部屋ジャンプリンク」対応のディーガとホームネットワークで接続し、録画番組やテレビ放送をアンテナ線がない別の部屋でも簡単に楽しめる。
 バッテリを内蔵しているので、書斎のデスクの上や寝室のベッドサイドなど、様々な場所に手軽において楽しめ、操作はタッチパネルで簡単に行える。

2012年6月5日


コンピュテックス台北開幕

 アジア最大の情報通信技術展示会「コンピュテックス台北」が5日、台北で開幕した。
 昨年の展示会では、米インテルが超薄型で高性能、低消費電力が特徴の「ウルトラブック」を発表、主要PCベンダーが、これに似た製品を披露したが、今年は各社、インテルの新プロセッサ「サンディ・ブリッジ」を搭載した独自開発の「ウルトラブック」製品を展示、注目を集めている。
 プロセッサ企業は各社、モバイル機器の性能アップに向けた取り組みを紹介している。米AMDは、ウルトラブック向けCPU「Trinity」の電力効率が、初代製品に比べ20%以上向上したことなどをアピール。米エヌビディアは、スマホやタブレット端末向けのクアッドコアプロセッサを発表。これを搭載した台湾HTCのスマホ「One X」や、ASUSの「EeePad Memo」などを紹介している。
 今展示会最大の話題の一つが、米マイクロソフトの新OS「ウインドウズ8」のデモ。マイクロソフトはこのところ、最新OSのプロモーションの場として「コンピュテックス」を活用している。
 展示会開催前日のプレス・コンファレンスでは、エイサーが「ウインドウズ8」を搭載したウルトラブックとタブレット端末を披露。またASUSも、新OSベースの製品を展示会で披露。両社とも今秋、これら製品の発売を予定していることを明らかにした。

2012年6月6日


三菱化学とパイオニア 発光層を塗布プロセスで成膜する有機EL素子

 三菱化学とパイオニアは4日、発光層を塗布プロセスで成膜した有機EL素子の開発に成功、量産技術の確立に向けた検証設備を設置、この夏の稼働を目指すと発表した。
 有機EL照明パネルは、「蒸着」成膜プロセスによる製造が一般的で、発光性能を上げるため発光層を複層化するなど、複雑な構造となっている。
 面積が広く、欠陥の少ない均一発光面のパネルを低コストで量産するには、「塗布」成膜プロセスでの製造が優れていると考えられている。
 中でも性能に大きく影響し、材料費が高額な発光層を塗布プロセスで製造することが求められていたが、これまで発光効率や寿命が照明用として不十分だった。

2012年6月6日


サムスン電子 「ギャラクシーS3」発売へ

 韓国のサムスン電子は、スマートフォンの最新製品「ギャラクシーS3」を米国の主要キャリア5社全社から発売すると発表した。端末最低価格は199ドル。
 ギャラクシーS3は、4.8型HDスーパー有機ELディスプレイ(1280×720)搭載スマートフォン。OSはアンドロイド4.0、プロセッサは米エヌビディアの1.5GHz「スナップドラゴンS4」を採用している。厚さ8.6mm、重さ133g。800万画素のリアカメラ、190万画素のフロントカメラを装備。音声操作機能「Sボイス」を搭載する。
 世界最大のスマートフォン市場である米国で、AT&T、スプリント、T-モバイル、ベライゾン・ワイヤレス、USセルラーの5社が販売する。これら主要キャリア全社が同一設計の端末を扱うのも、初めてのことだ。
 米アップルの次世代「iPhone」が9月にも発売と噂される中、サムスンは主要キャリア5社からの「ギャラクシーS」最新モデル販売で、最重要市場の一つである北米で先手を打つ。

2012年6月6日


パナソニック レッツノート夏モデル

 パナソニックは、モバイルノートパソコン「Let's note」12年夏モデル SX/NXシリーズを、8日から発売する。
 新製品「SX2」「NX2」シリーズは、インテルの第3世代Core i5プロセッサを搭載し、性能・駆動時間をさらに向上させ、モバイルPCながらデスクトップPCの高処理能力を実現した。
 標準バッテリ装着時ではSX2スタンダードモデルで約19時間、NX2で約18時間の長時間駆動を実現。12.1型液晶・光学式ドライブ内蔵で世界最軽量約1.12kg(軽量バッテリ装着時)も実現した。薄さ25.4mmのスタイリッシュボディーながら、76cm落下試験実施など堅牢性も維持する。
 同時に、「SX1エントリーモデル」もパワーアップして登場する。B10、J10シリーズと合わせて、10.1型から15.6型までのモバイルPCとしての幅広いラインアップのさらなる充実と機能強化を実現している。市場想定価格は16万5000円前後−22万5000円前後。

2012年6月7日


日本電機工業会 新会長に大坪 パナソニック社長

 日本電機工業会(JEMA)は7日、東京都内のホテルで開催された第91回定時総会で、下村会長の任期満了に伴い、新会長に大坪文雄氏(パナソニック社長)、副会長に稲村純三氏(明電舎社長)が選任されたと発表した。
 大坪新会長は「厳しい環境の中で、新会長に就いたことは責務の重さに身の引き締まる思いである。電機業界の抱える課題に取り組み、JEMAの使命と役割をしっかりやりたい。情報技術とエネルギーや医療、農業、教育などの新市場を創出し、成長につなげていきたい」と述べた。

2012年6月8日


パナソニック 両面発電型太陽電池モジュール

 パナソニックは、両面発電型太陽電池モジュール「HITダブル」を国内の産業・公共用として8月6日から発売する。
 同社が06年に商品化し、既に欧米で好評を得ている「HITダブル」を国内市場に本格投入するもので、希望小売価格は18万9000円。
 裏面でも発電する表裏対象構造のHITセルの特徴を生かし、表面ガラスと裏面ガラスのサンドイッチ構造のモジュールにすることで、パネルの両面からの発電を可能にした。
 標準タイプのHITに比べ、設置方位や設置角度による発電量の差が少ないため、設置スペースの選択肢が広いのが特徴。特に、方位や角度の自由度が高い陸屋根では、裏面からの入射光を最大に活用する設置が可能。
 サイズは1630×862×35mm、質量は26kg。公称最大出力は210W、モジュール変換効率は14.9%、公称最大出力動作電圧は42.0V、同動作電流は5.0A。

2012年6月8日


シャープ新経営戦略 ホンハイと提携強化

 シャープの奥田隆司社長は8日、東京都内で開催した経営戦略説明会で今年度の業績回復に向けた施策を打ち出し「コモディティ(日常品)化したデジタル商品分野で戦っていくビジネスモデルと、新オンリーワン商品を創造するビジネスモデルを構築し、シャープ復活の年にする」と語った。
 昨年度3760億円の最終赤字を出した同社は、業績悪化の原因となった大型ディスプレイを切り離し、台湾・ホンハイ(鴻海精密工業)と資本提携し、6月末から堺工場の共同運営を始めることを決めている。
 奥田社長は会見の冒頭で「テレビや携帯電話のデジタル商品は生産規模で決まるパワーゲームになった。技術力だけでは勝てない」と述べ、調達力と生産力のあるホンハイと協業した新ビジネスモデルの構築を目指す考えを示した。
 今年度は商品力のあるデジタル製品と新オンリーワン製品により成長をしていく戦略で、グローバル展開も強化する。「地域統括会社へ権限委譲しマーケティング力をつけていくほか、海外市場でデジタル商品やローカルフィット(地域にあった)商品を展開し、売上げ拡大を図る」。
 経営体質改善も喫緊の課題で、まず大型液晶パネル事業を7月から切り離し、これまでパネル生産をしていたシャープディスプレイプロダクト(SDP)とシャープ大型液晶事業本部を新たなSDPに移す。
 奥田社長は「前年度の赤字の大半は大型液晶に起因していた。1300人の人員を新SDPに移動し、事業本部もなくすことで経営安定化を図る」と方向性を示した。
 今後は収益構造の転換も課題になり、健康環境、モバイル液晶、ソーラーなどの重点事業分野の売上げ構成比を11年度の40%から中期で60%に、海外売上げ構成比も11年度の50%から中期で70%まで引き上げる目標を掲げた。

2012年6月12日


米HGST 垂直磁気記録媒体の発明で内閣総理大臣発明賞

 米HGSTは、「垂直磁気記録媒体の発明」で、発明協会主催の11年度全国発明表彰「内閣総理大臣発明賞」を受賞した。
 垂直磁気記録媒体の発明は、HDDの垂直磁気記録方式採用の最初の製品から現行製品まで継続的にに使われており、信頼性の観点で高性能化を支えている今後も使用される基本技術の一つ。

2012年6月12日


5月の国内携帯電話・PHS契約数 4.3%増、1億3007万件

 電気通信事業者協会(TCA)が7日発表した5月末の国内携帯電話・PHSの契約数は1億3006万5000件(前年同月比4.3%増)、うち携帯電話は累計1億2541万2800件だった。
 事業者別純増数は、5カ月連続でソフトバンクが最大となり25万8100件だった。NTTドコモは12万6600件、KDDIは19万9000件、PHSウィルコムは5万4500件だった。

2012年6月12日


カナディアン・ソーラー 変換効率21.1%の太陽電池

 カナダの太陽電池モジュール大手、カナディアン・ソーラーは、同社独自の「ELPS」技術を採用した単結晶シリコン太陽電池で、光電変換効率21.1%を達成したと発表した。これは社内の性能試験で記録したもので、p型単結晶シリコン太陽電池として世界最高効率となる。

2012年6月12日


NTTドコモ タワーレコードを買収

 NTTドコモは11日、タワーレコードの過半数株を取得、来月をメドに子会社化すると発表した。
 タワーレコードは現在全国で82店舗を展開している。コマース事業の強化を図っているNTTドコモは、タワーレコードを子会社化することでCDやDVDの店舗販売に加え、ネットによるCD/DVDの販売など、コマース事業を拡大する。

2012年6月12日


コラム スマートメーターが新電力算入障壁に

 東京電力はスマートメーターの設置を独自仕様で突っ走るもようである。原発事故が起きる前はスマートグリッドに消極姿勢でいたのに電力需給調整の緊迫度が増し、あるいは政府の方針で太陽光発電など再生可能エネルギーの普及が進んでスマートメーター設置が不可欠となると、10月にも家庭用などのスマートメーターの第1次入札を実施、2018年度までに家庭向け契約数の約9割に当たる1700万台を調達するという。その仕様については新電力(特定規模電気事業者)からの要望に耳を貸そうとせず、従来の東電系列メーカーに生産体制の拡充を急がせているように見える。
 東電の仕様案では30分ごとに検針データを送信する。これに対し新電力は1分ごとに電力消費を把握し、節電具合に応じてキメ細かく値引きするサービスの提供をもくろんでいる。また新電力は東電経由によらずに、インターネット技術を利用して低コストで契約家庭の使用状況を把握したいと希望している。こうしたことは、東電仕様のスマートメーターでは不可能である。
 東電の利益の90%近くが家庭用電力であるが、その電力料金をこの夏から十数%値上げしたいと認可申請している。経済産業省の委員会は電力小売りを全面的に自由化する方針を打ち出しているが、スマートメーターが東電仕様のまま導入が進むと、新電力に対する実質的な「参入障壁」になりかねない。

2012年6月12日


東芝 12年ノートPC夏モデル

 東芝は、12年ノートPC夏モデルの新商品として、業界最速クラスの約7秒起動を実現した世界最軽量最薄型ボディーの「ダイナブックR632」、縦横比21対9液晶(1792×768ドット)と高性能スピーカを搭載し臨場感ある映像視聴が楽しめる「ダイナブックR542」など、ウルトラブック2機種3モデルを15日から順次発売する。
 「R632」は、フルサイズのLANポートやRGBコネクタなどのインターフェイスを搭載、高速処理とモバイル性能を重視した世界最軽量のウルトラブック。自社開発のBIOSと高速データ転送を実現するSATA3.0対応SSD採用で、「東芝高速スタート」機能を使用した場合、従来機種より約8秒速い約7秒の起動を可能にした。
 データアクセス速度も従来比、書き込みで約5.8倍、読み出しで約2.5倍を実現。質量は約1.12kg。
 「R542」は、映画コンテンツを21対9サイズのままインターネット配信するサービスに対応、ハーマンカードンステレオスピーカの採用などAV性能を重視したウルトラブック。14型クラスの16対9液晶では、21対9サイズの映画をフルスクリーンで楽しめる。使用頻度の高いソフトを専用SSDに格納して起動時間を短縮、HDDには映像なと是の大容量データの保管もできる。

2012年6月13日


米アップル iOS最新版を発表

 米アップルは11日、「iPhone」や「iPad」向けOSの最新版「iOS6」を発表した。開発者向けには同日からベータ版を公開。また、iPhoneやiPad、iPadタッチのユーザ向けには、今秋から無償ソフトウエアアップグレードとして提供する。
 新OSは、200種類以上の新機能を搭載する。中でも地図アプリケーションは、独自システムの採用によりグラフィックスや文字がスムーズになり、パンやチルト、ズームを滑らかに行うことが可能になった。また、ターン・バイ・ターンのナビゲーション機能や写真のようにリアルに3Dビューを表示できる「フライオーバー」機能を装備し、使い勝手を大幅に向上させた。
 また音声ガイド機能は、15ヵ国で利用できるよう対応言語を拡大。最新のスポーツのスコア検索やレストラン予約など、多くのことを音声だけでできる。
 フェイスブックを標準搭載しており、一度サインインするだけで通知センターや音声ガイド機能、写真アプリケーション、マップなどのフェイスブック対応アプリから投稿できる。
 アップルは今回、ノートPC「マックブック・プロ」の最新モデルも発表。15型の超高解像度「Retina(レティーナ)」ディスプレイを搭載した最上位機種は、日本での価格が18万4800円。同日から発売を開始した。

2012年6月13日


世界のLTE提供事業者 1年で4倍、80社に

 世界で携帯電話の次世代サービスLTEを提供している通信事業者は今月4日時点で80社に達し、この12カ月間で4倍になったことが、通信インフラの業界団体GSAの調べでわかった。
 GSAによると、世界の各事業者はLTEサービスの導入に積極的に投資、09年12月末北欧の2社が先陣を切り、2年半でFD(周波数分割)とTD(時分割)方式合計で80社と急増。
 日本ではNTTドコモが10年12月14日に商用サービスをスタート、ソフトバンク、イー・アクセスも今年2月と3月にそれぞれ商用化を開始している。

2012年6月13日


4月の国内携帯電話出荷 16%増、5カ月連続プラス

 電子情報技術産業協会(JEITA)と情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)が13日発表した移動電話国内出荷実績によると、4月単月の出荷台数は前年同月比16.4%増174万台と、5カ月連続のプラスだった。夏モデル発表前の谷間の月だったが、前年実績を上回った。うち、スマートフォンは同91.4%増の70万6000台で、全体に占める割合は40.6%。
 移動電話出荷の内訳は、携帯電話が同22.4%増165万台で5カ月連続のプラス。PHSは同38.6%減9万台と3カ月ぶりのマイナスとなり、前月の駆け込み需要の反動が見られた。

2012年6月13日


InteropTokyo賑わう

 InteropTokyo 2012が13日、幕張メッセで開幕した。
 今回のテーマは、クラウドコンピューティングをはじめ、ユニファイドコミュニケーション、ビッグデータ、IPv6完全移行、仮想化、IoT/M2M(マシン・トゥ・マシン)、HTML5、グリーンICTなどで、出展各社は最新の技術サービスを展示している。
 展示会では、クラウドコンピューティングの展示をはじめ、急拡大しているスマートフォンや、タブレット端末との連携サービス、物と物とがつながるインターネットサービスなどの提案も行われており、初日から多数が来場し真剣に耳を傾けている。

2012年6月14日


シャープ 小物調理家電を開拓

 シャープが国内のジューサー市場に再参入する。22日にスロージューサーを発売し、ウォーターオーブンレンジ「ヘルシオ」を中心とする調理家電事業の中で、小モノ調理家電という新分野の開拓を推進していく。
 同社は、93年に国内で高速回転タイプのジューサーを発売していたが、その後国内市場からは撤退。現在は海外で高速回転ジューサーを展開するのみだった。
 同社の調理家電事業はレンジ事業が中心。レンジ事業の中ではヘルシオの売上げが半分を占めるという。ほかにも、IHクッキングヒーターなどを展開する。
 ヘルシオとジューサーとのレシピのコラボレーションなどを図りながら、調理家電全体での相乗効果も狙っていく考え。
 製品ラインアップを拡充していき、中長期的には年間10万台の販売を目指していく。海外展開も視野にあり、現在、東南アジアや中近東をターゲットにマーケティング活動を進めている。

2012年6月14日


キヤノン デジタル一眼「EOS Kiss X6i」

 キヤノンは、静止画・動画ともにAF(自動焦点)性能を上げたエントリ向けデジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X6i」(同社オンラインショップ8万9800円)を今月下旬に発売する。
 ファインダ撮影時は9点でクロス測距可能なAFセンサーをEOS Kissシリーズとして初搭載、被写体捕捉力を上げた。ライブビュー撮影と動画撮影時には、コントラストAFとCMOSセンサーによる位相差AF併用の新開発「ハイブリッドCMOS AF」を採用、ピント合わせが高速化している。動画サーボAFも新搭載し、動画撮影時に動く被写体にもスムーズにピントを合わせ続けることができる。
 新開発のAPS-Cサイズで約1800万画素のCMOSセンサーと映像エンジンDIGI5搭載で、最高約5コマ/秒の高速連写と高画質を両立させた。
 常用ISO感度を最高ISO12800(拡張ISO25600)まで拡大。暗いシーンや胴体撮影時にノイズや手ブレ・被写体ブレを抑えた画像を得ることができる。バリアングルタッチパネル液晶モニターを搭載しており、各種撮影設定やAFフレーム選択、撮影後の画像再生時の拡大/縮小などの操作を直感的に行えるのも特徴。ボディー単体のほか、18-55mmレンズキット(同9万9800円)、ダブルレンズキット(同12万9800円)、18−135mmレンズキット(同12万9800円)も発売する。

2012年6月14日


JVCケンウッド 新タイプのオーディオシステム

 JVCケンウッドは、JVCブランドの新しいオーディオシステムとして、リスニングポイントを選ばずバランスの良いステレオサウンドが楽しめるコンパクトコンポーネントシステム「NX-SA5」と「NX-SA3」を今月下旬に発売する。市場想定価格は「SA5」が3万円前後、「SA3」が2万7000円前後。
 円周上に配置した4スピーカ×4アンプ構造と、信号処理による独自の「新音場システム」を搭載。複数の人数のため正面で聴けないときや、室内を移動するときなどでも、場所を選ばず臨場感あるステレオサウンドが楽しめる。さらに、独立したアンプで駆動するサブウーハーを装備。コンパクトなサイズでありながら、キレの良い豊かな低音も実現した。
 スピーカを内蔵させたタワー型の省スペース新1BOXスタイルを採用し、CDケース約1枚分のスペースに設置できる。
 上位モデルの「SA5」には、国内市場における家庭用オーディオ機器として、業界で初めて空気中のウイルスの抑制や除菌などの効果があるイオナイザーを搭載。園子いうかで使用時にiPhone/iPodを除菌できる。

2012年6月15日


イメーション 薄型テレビ用スピーカ

 イメーションは11日、薄型テレビの前に置くだけで手軽に高音質で迫力のある音が楽しめるテレビ用スピーカを発表した。実勢価格を1万円以下に抑えたことで、これまでテレビ用スピーカの購入を踏みとどまっていたユーザなどへの販売を狙う。
 新製品「プライベートシアター・サウンドバー SP-XATV900BK/同1000BK」は「TDK Life on Record」ブランドで発売する。
 製品は32V型テレビ用「SP-XATV900BK」(市場想定価格8800円前後)と37V型以上用「SP-XATV1000BK」(同9800円)の2種類を用意。価格を大幅に抑えながらも独自開発の低音再生構造を採用したことで同価格帯の製品にはない重低音と厚みのある音場を実現した。
 本体は高級スピーカなどにも使われる成型板MDF(中密度繊維板)を使い、6.5cmの10W小型フルレンジスピーカを左右に1台設置する単純な構造だが、新開発のバスシステムにより「同等の製品では想像できない高音質を実現した」という。
 より簡単に設置することをコンセプトに開発したことから本体には複雑な機構ではなく、スピーカ前面にサウンドモードを選ぶボタンとインジケータだけが付く。
 ACアダプタとヘッドホン端子をつなぐだけで設置できるほか、ボリュームの調整もテレビのリモコンと連動するため簡単に操作できる。テレビからの信号が無くなると5分後に電源が自動的に切れるため、無駄な電力消費も抑えられる。

2012年6月15日


バッファロー 高速転送の4TB HDD

 バッファローは13日、4TBハードディスクドライブを搭載したNAS(ネットワーク接続HDD)「LS-V4.0TLJ」を発売すると発表した。受注生産品で、価格は4万4500円。
 LS-V4.0TLJは、iPhoneやAndroidスマートフォンを使って外出先からも使える「Webアクセス」機能に対応するなど高機能なことに加え、高速CPUの搭載によって高速転送も実現している。
 「Webアクセス」機能は、ウインドウズパソコンやMacはもちろん、iPhone/iPad/Androidスマートフォンに対応。専用アプリを使うことで、写真スライドショーや写真・動画アップロード/ダウンロードすることもできる。

2012年6月15日


富士フイルム 大容量デジタルフォトフレーム

 富士フイルムは、大容量2GBの内蔵メモリーを搭載、最大約1万2500枚の画像を保存できるデジタルフォトフレーム「DP-H7V」を6月23日から発売する。
 新商品は、画像を保存する際、画面に適したサイズに自動的にリサイズする「スマートコピー機能」を使い、最大約1万2500枚の画像保存を可能にした。映像処理に使用するメモリーを拡張して動画ファイルの再生能力を向上、メモリーに負荷のかかりやすい長時間の繰り返し再生などでも、より快適に干渉できる。
 画像切り替え時間は約1秒、起動時間約3秒とスピーディで快適な操作性。パソコンを使い画像をフォルダ分けして保存することで、指定フォルダ内の画像のみを再生する「フォルダ再生機能」も搭載している。
 液晶ディスプレイは、LEDバックライト搭載の約144万ドットの高精細の7型で、従来比約25%の省電力化を実現。

2012年6月15日


ノキア 1万人追加削減

 フィンランドのノキアは14日、端末工場や研究開発施設の閉鎖などを通じ、携帯電話・サービス事業で約1万人を削減すると発表した。
 また、経営陣の刷新や、ウインドウズ・フォンへの注力により、同事業部門の立て直しを急ぐ。
 昨年まで、14年連続で世界携帯電話市場トップの座を維持してきたノキア。しかし、スマートフォン事業の出遅れや、起死回生を図って投入したウインドウズ・フォン「Lumia(ルミア)」の予想外の不振、さらに従来型携帯電話(フィーチャーフォン)の価格下落で競争力は急速に低下。業績も大幅に落ち込んでおり、1-3月の携帯電話・サービス事業の売上げは前年同期比で40%減少。営業損益は2億ユーロの赤字を計上した。

2012年6月18日


日本HP 電源不要 ゼロクライアント

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は、世界で初めてLANケーブル1本で使える電源不要のディスプレイ一体型ゼロクライアントを7月下旬に発売する。東日本大震災以降、低消費電力、BCP(事業継続計画)などに対応したシンクライアントニーズが高まっている。同社では「高いセキュリティが求められる官公庁、金融分野やコールセンター、さらに今夏も省電力が大きな課題となっている製造業などに幅広く販売していく」計画。
 シンクライアントは、アプリケーションソフトや個人情報、業務に関連する重要情報を端末側に置かず、サーバ側にアクセスして使用するシステム。情報漏洩対策やセキュリティ対策の面から数年前から注目を集めてきているが、特に昨年の大震災以降、BCPなどの観点から需要が高まっている。
 新製品「HP t410 All-in-One smart Zero Client(t410AiO)」は、電源ユニットを使用せず、LANケーブル1本で使用できる世界初の18.5インチワイド液晶搭載一体型ゼロクライアント。
 HPでは、仮想環境への接続を簡略化し、導入時、導入後の運用管理を不要とする端末を、ゼロクライアントと定義している。
 LANケーブルから給電可能なPoE(Power over Ethernet)機能に対応することにより、ACアダプタなどの電源ユニットなしで利用できる。既存のIP電話用PoE対応アクセススイッチなどを活用すれば、LANケーブル1本で簡単に導入可能なため、複雑な配線も不要で省スペース化、レイアウト変更にも柔軟に対応できる。
 ディスプレイ部には、米3M社が開発した最新のLCD光学フィルムの採用などにより、13W以下の低消費電力を実現している。

2012年6月18日


NEC タブレット「LifeTouch」シリーズ拡充

 NECは、タブレット端末の利用者層や利用シーンの拡大に伴い、Android搭載クラウドコミュニケータ「LifeTouch(ライフタッチ)シリーズ」のラインアップを拡充、「LifeTouch L」を新たに商品化した。
 高性能CPU、Android4.0、広視野角のIPS液晶の採用など高速処理による快適な操作性と、大画面(10.1型)でありながら薄さ約7.99mm、軽さ約540gという携帯性を両立している。
 同社ではLifeTouch Lに個人利用、ビジネスそれぞれの用途に適した機能、アプリを搭載したモデルを各市場向けに商品化し販売する。
 個人向けは、全国の家電量販店、およびパソコンショッピングサイト「NEC Direct」で7月5日から発売する。店頭予想価格は、上位モデル(内蔵メモリー32MB)が5万円前後、標準モデル(同16MB)が4万円台半ば。

2012年6月19日


1-3月HDD世界売上げ 過去最高96億ドル

 米IHSアイサプライによると、第1四半期(1-3月)の世界のHDD売上げは96億ドルで、四半期ベースで過去最高を記録した。
 昨年10月にタイで発生した大洪水で、HDD業界は甚大な被害に遭い出荷も滞った。しかし、品不足に陥ったことで、下落を続けてきたHDDの平均単価(ASP)は急上昇、第1四半期は66.28ドルと、洪水発生前の11年第3四半期(7-9月)の51.49ドルを大きく上回った。
 第1四半期出荷数は1億4500万台で、昨年第3四半期の1億7400万台には及ばないものの、ASPの上昇が同期の売上げ増に貢献した。
 IHSアイサプライでは、ASPがすぐに洪水発生前のレベルに戻ることはなく、12-13年を通じて高水準を維持すると予想。また出荷数は、第3四半期までには完全回復が見込めないとみている。
メーカー別売上げシェア
シーゲイト・テクノロジー46%
ウエスタン・デジタル32%
日立GST11%
東芝11%

2012年6月19日


バッファロー 高速無線LAN発売

 バッファローは、高速性能を誇る無線LAN「11ac技術」を搭載した無線LAN製品を7月上旬から順次発売する。
 無線LAN親機「WZR-D1100H」(1万7800円)、LAN端子用無線LAN子機「WLI-H4-D600」(1万6800円)、無線LAN親機およびLAN端子用無線LAN子機セットモデル「WZR-D1100H/E」の3製品をラインアップした。
 新製品のスループットは600Mbpsとなり、従来の11n 450Mbpsに比べ約1.3倍の高速転送となる。これにより、ハイビジョン映像の複数同時伝送も可能となり、ハイクォリティなコンテンツを複数同時に楽しめ、余裕のあるワイヤレスネットワークを実現する。
 またGiga(1000Mbps)に対応したNASとのデータ転送もより短時間で行える。11n/a(5GHz)および11n/g(2.4GHz)も同時に通信ができる。

2012年6月19日


エイデン伊東店開店

 エディオンは15日、「エイデン伊東店」(静岡県伊東市)を新規オープンした。
 新店舗は、県道12号線「和泉入口」交差点南に位置する。出入口を県道12号線からの2ヵ所、北側道路にも1ヵ所確保することで、来店客の利便性を図っている。
 売場面積1388平方メートル、人員は店長以下28人体制、駐車場71台収容。

2012年6月19日


米マイクロソフト タブレット端末に参入

 米マイクロソフトは18日、自社開発のタブレット型多機能携帯端末「Surface(サーフェス)」を今秋に米国で発売すると発表した。多機能携帯に本格対応して今秋に投入する次期OS「ウインドウズ8」を搭載。人気のタブレット型端末をめぐり、先行するアップルやグーグル勢を追撃する。日本発売は未定。

2012年6月20日


和歌山県で「D-STAR」利用の広域支援通信システムが稼働

 日本アマチュア無線連盟(JARL)が和歌山県で進めていたアマチュア無線におけるデジタル通信「D-STAR」を利用した広域支援通信システムが完成、今月、本格稼働を始めた。
 同システムの完成、稼働により、紀伊半島の海岸沿いをほぼ全域カバーするデジタル方式アマチュア無線を使ったデジタル音声通信、データ通信が可能となった。インターネット回線を経由すれば、県外、海外のアマチュア無線家とも簡単に交信できる。
 今回のシステムは、デジタル方式のアマチュア無線D-STARとIP回線接続に必要なレピータを田辺市、串本町に新設。和歌山県防災行政無線中継所の一部にも設置。9月開局予定の新宮市と既存の高野山、紀ノ川、有田川の3レピータと合わせて和歌山県の広域通信システムを構築。
 日本赤十字社和歌山県支部でも無線室にD-STAR対応のデジタルトランシーバ2台を設置し、同システムを利用できる体制を整えた。
 D-STARは、JARLが開発したアマチュア無線のデジタル通信方式で、04年の実用開始から日本のほか、世界40数ヵ国で運用中。

2012年6月20日


スパコンランキング IBM製「セコイア」が首位

 世界で稼働中のスーパーコンピュータの計算能力をランキングした「TOP500」の最新版が発表された。首位は米IBM製の「Sequoia(セコイア)」。演算処理能力は、1秒間で最大16ペタフロップス(1京6325兆回)は、2位に後退した。
 今回、世界最速システムにランキングされたセコイアは、米エネルギー省国家核安全保障局ローレンス・リバモア国立研究所で稼働中のシステムで、エネルギー効率の面でも、世界最高機種としてランキングされた。IBM製のスパコンTOP500で首位に立つのは、09年6月発表分以来のこと。
 富士通と理化学研究所が共同開発した京は、計算能力が10.51ペタフロップスで前回と変わらず。同システムは9月に本格稼働の予定で、今後は演算処理能力を上げるための開発は行われない見通し。
 このほか、日本で稼働中のスパコンは、12位に国際核融合エネルギーセンターの「ヘリオス」、14位に東京工業大学の「ツバメ2.0」などが入っている。

2012年6月20日


オーディオテクニカ ワイヤレスヘッドホンシステム

 オーディオテクニカは、ワイヤレスヘッドホンシステム「ATH-DWL3300」を7月13日から発売する。
 新製品は、トランスミッタ、ヘッドホン、レシーバをセットにしたワイヤレスヘッドホンシステム。手元操作ができるリモコン付きレシーバは、ヘッドホンが着脱できる。付属の専用設計ヘッドホンのほか、市販のヘッドホンでも、上質な7.1chサラウンドが体験できる。
 大口径φ14.5mmドライバー採用により、サラウンドの音にマッチするよう専用設計を施すことで、音場低位に優れ、迫力の臨場感が味わえる。また、赤外線方式と比べ、電波干渉に強く、障害物に遮られることのない2.4GHzデジタル無線方式を採用。最長約30mの到達距離の無線伝送が可能。

2012年6月20日


ロジテック ウォークマン用FMトランスミッタ

 ロジテックは、ウォークマン用FMトランスミッタ「LAT-FMWB02」シリーズを今月下旬に発売する。
 新製品は、WM-PORT搭載ウォークマンでカーステレオから音楽が楽しめる重低音ブースト機能付きのFMトランスミッタ。重低音ブースト機能を使うと、従来のFMトランスミッタでは物足りなかった低音域が補われ、重厚感のあるサウンドを楽しめる。
 ウォークマンの800mA急速充電に対応、長距離のドライブでもバッテリ切れの心配がない。

2012年6月20日


再生可能エネルギー買い取り価格決定

 経済産業省は18日、来月1日から来年3月末までの2012年度における再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度で、太陽光の買い取り価格を1kW/時あたり42円にすることを決めた。風力は23.1円、地熱27.3円。
 再生可能エネルギーの賦課金(上乗せ額)単価は電力使用量に応じて各家庭に請求され、1kW/時あたり0.22円と定めた。現在請求されている太陽光発電の余剰電力買取制度に基づく「太陽光発電促進付加金」合わせ標準家庭(月間電気使用量300kW/時、電気料金月7000円の場合)が負担する金額は全国平均87円。付加金の単価は電力会社ごとに異なるため、各電力会社の毎月の上乗せ額は次の通り、
 北海道75円、東北78円、東京84円、中部99円、北陸78円、関西81円、中国99円、四国105円、九州111円、沖縄99円。

2012年6月20日


東芝 福島県南相馬市にメガソーラー建設

 東芝は20日、福島県南相馬市との間で発電能力10万kW規模の大規模太陽光発電所建設と、スマートコミュニティ導入で合意したと発表した。発電所建設については今後、事業化の検討を進め、2012年中の着工、14年度までの運転開始を目指す。

2012年6月21日


ルネサス再建策 1000億円支援で合意

 業績が悪化しているルネサスエレクトロニクスに対し、大株主のNEC、日立製作所、三菱電機の母体3社と、三菱東京UFJ銀行など主要取引銀行4行は19日、計1000億円の資金支援を行うことで基本合意した。
 これによりルネサスは、従業員の約3割に当たる1万2000人超の人員削減と、国内工場の半減など大規模なリストラに必要な資金を確保。既存借入金の6月末の借り換えにもメドが立ち、当面の経営危機は回避される見通しとなった。

2012年6月21日


東芝 1.5TBのポータブルHDD3機種

 東芝は、テレビやPCに最適なポータブルHDD「CANVIO(キャンビオ)」の新製品で、1.5TB容量の新モデル3機種を23日から発売する。HDDは自社製の2.5型搭載。
 今回発売するのは、PC向け2機種とテレビ・レコーダ向けの1機種。3機種とも1.5TBのHDDを搭載。高速データ転送が可能なUSB3.0インターフェイスを採用している。
 PC向けはHDD内に保存のドライバーソフトのMac版をMac OS X搭載PCにインストールすることで、ウインドウズとMac OS X対応のPC両方での読み書きができる。
 テレビ・レコーダ向けはハイビジョン(HD)番組などの連続した大容量データの録画・再生に最適。HD番組で約159時間録画できる。

2012年6月21日


オーディオテクニカ テレビ用アクティブスピーカを発売

 オーディオテクニカは、テレビ視聴時に手元スピーカとして利用できるアクティブスピーカ「SOUND ASSIST AT-SP220TV」を7月13日に発売する。
 AT-SP220TVは、5mの入力コードを備えたアンプ内蔵スピーカ。同社が独自開発した音声補正用技術により、音声やせりふが明瞭に聞こえる。テレビからの音声入力信号が約3分間ない場合は待機状態に、その状態で再び信号を感知すると電源が入る機能も搭載した。
 電源は単3形アルカリ乾電池4本または単3形ニッケル水素充電池4本、ACアダプタ(別売)。本体サイズは幅170×高さ105×奥行き86mm、重さは約465g。

2012年6月21日


四国総合通信局 エリア放送を行う放送局に予備免許

 四国総合通信局は、ハートネットワークから申請のあったエリア放送を行う地上一般放送局に予備免許を付与した。
 エリア放送は、地上デジタルビジョン放送に割り当てられたUHF帯のホワイトスペースを利用したエリア限定の放送サービス。
<予備免許の概要>
「はーとねっとわーくえりあ放送」1から7
電波形式 5M70X7W
周波数 599.142857MHz
空中線電力 130MW/10MW
設置場所 愛媛県新居浜市 テレコムプラザ、イオンモール、新居浜市役所、西条市 フレスポ西条
 ケーブルテレビ向け自主番組、エリア放送向け番組のほか自治体と連携し緊急情報を提供。開局予定は9月。

2012年6月21日


米マイクロソフト 「ウインドウズフォン8」発表

 米マイクロソフトは20日、サンフランシスコで開催中の自社イベント「ウインドウズフォン・サミット」で、モバイル用OSの最新版「ウインドウズフォン8」(開発コード名=アポロ)を発表した。
 新OSは、次世代PC用OS「ウインドウズ8」と共通のコアを持つ。ネットワーキング、セキュリティ、メディア、Webブラウザ技術、ファイルシステムを共通にすることで、アプリ開発者やハードウエアメーカ、ユーザに大きなメリットをもたらす、とマイクロソフトは説明している。
 ウインドウズフォン8は、マルチコアプロセッサに対応。スクリーン解像度は、従来の800×480のほか、1280×768と1280×720をサポートする。マイクロSDカードの利用が可能となり、NFC(短距離無線通信)技術対応で、写真の共有や、オフィスドキュメントの転送も手軽に行える。決済機能「ウォレット」を搭載し、アプリ内決済に対応。
 このほかにも、地図機能として「ノキア・マップ」を統合。ユーザ・インターフェイスも大幅に改良されており、スタート画面ではタイルアイコンの大きさや色を最適化できるようになった。

2012年6月22日


節電の夏 LED電球普及に弾み

 発光効率の良い電球への置き換えが、家庭における効果的な節電対策の一つとなる。この夏、全国的に節電が求められるなかで、電球で最も省エネ製が高く長寿命のLED電球への注目が高まり、買い替え需要が増えそうだ。
 一般家庭で消費電力量が多い機器の2番目が照明だ。このため節電が求められる以前から、環境負荷軽減の観点から省エネ性の高い照明器具への買い替え促進が活発化していた。
 照明の省エネについては、08年に原則として12年には白熱電球の生産中止が政府から表明されて以降、電球形蛍光ランプやLED電球への置き換えが着実に進みはじめた。中でも、近年LED電球の低価格化が進み、電球形蛍光ランプよりも、LED電球の普及に拍車がかかっている。この6月には経済産業省と環境省から、白熱電球の製造・販売自粛が業界に要請されたことをきっかけとして、LED電球の普及に一層弾みがつきそうだ。
 それでも経済産業省統計によると、白熱電球(一般照明用)の販売数量は約6300万個(11年実績)あり、調光器具や特殊電球など置き換えができないものを除き、前倒しでLED電球への切り替えを業界を挙げて進める必要がある。
 すでに、日本は「世界最速でLED電球の普及が進んでいる」市場といわれる。拡大する市場へは参入も増える。現在、工業会非加盟メーカを含めると、優に100社を超えるなど競争は激しく、単価下落も加速しそうだ。
 また、十分な明るさが得られていないと認定されたLED電球の製造・販売業者を、景表法違反として消費者庁が公表する事態も生じた。12年度もLED電球市場の拡大が続くとみられるなか、今後ユーザには適切な製品を推奨していく必要も求められる。
 市場では、大手メーカをはじめとして各社新製品戦略に力を入れ、高効率はもとより、白熱電球と変わらないコンパクトさや広配光、デザイン性を実現するなどLED電球の進化も速く、普及を後押ししている。

2012年6月22日


オリンパス資本提携 ソニーが最有力候補

 オリンパスがソニーを資本業務提携の最有力候補として検討を始めたことが22日、わかった。オリンパスはソニーから500億円程度の出資を受け入れ、財務の健全性を示す自己資本比率を現在の4.6%から10%以上に引き上げる。ソニーは内視鏡に強いオリンパスの筆頭株主となる見通しで、医療事業の強化を目指す。

2012年6月25日


ソニーとパナソニック 有機EL 提携合意へ

 ソニーとパナソニックが有機EL(エレクトロ・ルミネッサンス)のテレビ事業の提携交渉で、週明けにも合意する見通しとなったことが22日、明らかになった。
 有機ELは現在主流の液晶に比べ画像がより鮮明で、消費電力も少ないため、次世代のテレビ技術とされる。
 ソニーとパナソニックは12年3月期にテレビ事業で巨額の赤字を計上。次世代テレビの研究開発費などを抑えるため提携を模索していた。両社はまた、コスト削減を目的に、量産段階では台湾企業に生産委託することなども視野に協議を進める。

2012年6月25日


日本HP 世界初 モバイルIJ複合機

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は、バッテリ駆動が可能なモバイル型インクジェット複合機「HP Officejet 150 Mobile Aio(Officejet 150)」(3万6960円)を発表した。7月下旬から販売を開始する。
 Officejet 150は、持ち運びが可能なモバイル型として世界初のオールインワンプリンタ。幅350×奥行き171×高さ90mmのコンパクトな筐体に、プリント/スキャン/コピーの機能を凝縮している。さらに、バッテリを標準搭載することで、場所を選ばずに使うことが可能。
 商談の場で契約書をプリントし、サインを交わしたらすぐにコピーや電子化して共有するなど、外出先でのビジネスをスムーズにし、機動性を大幅に高めている。

2012年6月25日


5月の民生電子機器国内出荷 46%減

 電子情報技術産業協会(JEITA)が25日発表した民生用電子機器の5月国内出荷金額は、前年同期比46.2%減の1162億円と10ヵ月連続の減少となった。
 昨年のアナログ放送停波に伴う薄型テレビや、デジタル録画再生機の駆け込み需要の反動などが続いており、映像機器は同66.3%減の586億円と10ヵ月連続でマイナス、音声機器も同24.2%減の83億円と17ヵ月連続で減少している。
 一方、カーAVC機器は好調だ。昨年は東日本大震災などの影響で販売が低迷したが、エコカー補助金の前倒し需要で新車販売が好調なことも後押しし、同58.8%増の493億円と6ヵ月連続で増加となった。

2012年6月26日


5月の白モノ製品国内出荷 前年比3.3%増

 日本電機工業会(JEMA)が25日発表した5月の民生用(白モノ)製品の国内出荷額は1900億円で、前年同月を3.3%上回り、2ヵ月ぶりのプラス。金額では12ヵ月で4番目の高額になった。
 5月は電気冷蔵庫、ルームエアコンなど、白モノの主力製品が消費者の節電意識への高まりに伴い、好調だった。

2012年6月26日


12年のPC世界出荷見通し 前年比5%増

 米IDCは、12年の世界のPC出荷数は、前年比5%増の約3億8300万台にとどまるとの見通しを発表した。
 複数の市場で景気が減速、公的機関や企業、特に中小企業がIT投資を抑制する懸念があり、法人向け出荷が現象。個人向け出荷も、過去最高の伸びになると同社は予想している。
 また、PC需要の押し上げ要因として期待されているマイクロソフトの新OS「ウインドウズ8」の影響も、今年は限定的とみる。
 12年の世界のデスクトップPC出荷数は、同1.9%増の1億5800万台、ノートPCは同7.3%増の2億2500万台を見込む。

2012年6月26日


パナソニック 堅牢・防水に優れたデジタルメディアプレーヤ

 パナソニックは、アウトドアで楽しめる堅牢・防水に優れたデジタルメディアプレーヤ「UN-MT300」(市場想定価格4万3000円前後)を7月25日から発売する。
 新製品は、1.2m耐衝撃、防水(IPX6/IPX7相当)、約12時間時速のバッテリ内蔵と、アウトドアで使えるタフ仕様となっている。
 ワンセグテレビやFMラジオが楽しめるのはもちろん、ディーガに録画した録画番組を持ち出すこともできる。お部屋ジャンプリンクに対応し、家の中では、ディーガとホームネットワークで接続し、録画番組やテレビ放送を転送して視聴できる。
 また、地図データ、GPS、電子コンパスを内蔵しており、山登りやハイキング、さらにはゴルフなどにも、専用アプリにより便利に使える。
 昭文社の「MAPPLEデジタル地図データ」(1/2万5000スケール、20m等高線)やランドマーク情報などを収録し、画面上で地図を閲覧できる。
 Androidを搭載し、GooglePlayに対応。豊富なアプリの中から好きなアプリを追加できる。

2012年6月26日


オンキヨー ティアックのオンラインショップを統合

 オンキヨーは今年1月に締結したティアックとの資本・業務提携の一環として、両社の国内向けオンラインショップをオンキヨーグループが運営するショッピングサイト「オンキヨーダイレクト」に統合すると発表した。
 これに伴い、ティアックが運営する「ティアックストア」は今月25日正午でサービスを終了。ティアックストアの取扱製品は、7月2日午後3時から「オンキヨーダイレクト」で順次、販売される。

2012年6月26日


スパコン「再び1位目指す」 富士通・山本社長が意欲

 富士通の山本社長は25日、スーパーコンピューター「京」の後継機で、計算速度ランキング1位を再び目指す姿勢を鮮明にした。「京」は昨年6月に世界一に輝いたが、18日発表の最新ランキングでは、米IBM製スパコンに首位の座を明け渡した。
 山本社長は25日の定時株主総会で「世界一を目指せば、世界一の技術が集まってくる。2位は『ものまね』できるが、世界一はまねできない」と語り、2番手の立場に甘んじる考えはないことを明言。さらに、台湾中央気象局から「京」の商用機を受注したことを紹介し、海外での販路拡大を目指す考えを示した。

2012年6月27日


5月のPC国内出荷数は微減

 電子情報技術産業協会(JEITA)が26日発表したパーソナルコンピュータ(PC)国内出荷によると、5月の出荷台数は前年同月比1.3%減の79万1000台となった。うちデスクトップが同8.7%減の23万3000台、ノート型が同2.2%増の55万8000台となり、ノート型の比率は70.6%となった。
 個人向けの新商品発売時期の違いがあったものの、法人向けでノート型を中心に入れ替え需要が継続して堅調だったことから、全体として微減にとどまったとしている。

2012年6月27日


SKハイニックス 初のクライアントSSD

 韓国・SKハイニックスは25日、同社初のクライアントSSD(ソリッドステートドライブ)の出荷を開始したと発表した。
 新製品は、PCその他クライアント機器向けの2.5型ハイエンドSSD。20ナノメートル級のプロセスによるONFI準拠シンクロナスNAND型フラッシュメモリーを採用している。容量は128GBと256GBの2種類を用意。
 データ伝送速度6GB/秒のSATAVインターフェイスを装備し、連続読み込み速度510MB/秒、書き込み速度470MB/秒と、従来のHDD製品の3-4倍の高速性能。また、書き込み性能を向上させるTRIM機能をサポートするほか、128ビットAES暗号化アルゴリズムの採用で、エンドツーエンドのデータ保護機能を提供する。
 SKハイニックスは既に、日本市場で新SSDの販売を開始ており、近日中に韓国および米国市場でも発売する予定。

2012年6月27日


アイオーデータ機器 新ジャンルのオーディオデバイス

 アイオーデータ機器は、新世代のSound Blasterとして、今までにないオーディオデバイスの新ジャンルともいえる「Sound BlasterAxx」シリーズを今月下旬から巡視背発売する。
 Sound BlasterAxxシリーズは、高音質スピーカと高品質マイクを搭載したマルチプラットフォーム対応のオーディオデバイス。
 ユニークな一体型で優雅な六角形フォルムで、パソコン、Macのサポートに加え、iPhone、iPad、アンドロイドスマートフォン、アンドロイドタブレットなどのスマートデバイスともインデリジェントに動作するよう設計されている。
 心臓部には、クアッドコアSoundCore3Dプロセッサをベース、インテリジェントなモバイルデバイス用にリデザインを行った次世代マルチコアボイス&オーディオエフェクトプロセッサSB-Axx1を搭載。
 内蔵のマイクは、バックグラウンドノイズの低減やエコー低減、マイク音声のノーマライズなど様々なCrystalVoiceテクノロジーと組み合わせることにより、音声通話やボイスチャットを改善する。

2012年6月27日


エレコム 4TBのNAS

 エレコムは、LaCie社製の4TBNAS「LCN-2BN4TE」を8月から発売する。価格は4万7040円。
 第1弾となる「LaCie 2big NAS」は、2TBのHDDを2台搭載したネットワーク接続ストレージ。スマートフォンなどで採用されている「ウィジェット」形式の管理画面を採用し、直感的に操作ができるようになっており、ユーザーの管理、共有フォルダの追加、大切データのバックアップなどが簡単に実行できる。
 パフォーマンス面においては、最大100MB/秒の高速ファイルシェアリングが可能。さらに、家電やデジタル機器と簡単にリンクできる「DLNA」に対応し、テレビなどのDLNA対応機器を経由して映像、写真、音楽の再生が簡単にできる。拡張ポートとしてUSB2.0/eSATAを備えており、簡単に容量の拡張やバックアップ用HDDを準備することができる。
 iSCSIターゲット機能を有しており、ネットワーク経由での外付けハードディスクとして認識させることで、より高速な外付けハードディスクとして利用することもできる。

2012年6月27日


シャープ 業界初、太陽光「15年まるごと保証」

 シャープは、業界で初めて太陽光発電システムの「15年まるごと保証」を7月1日からスタートする。
 保証は有償で、太陽電池モジュールの出力保証や、パワコン、架台、電力モニター(リモコン)、ケーブル、太陽高電力センサーといった機器についてもすべて15年保証となる。
 一般的な太陽光発電システム搭載容量の3k-4kW未満のケースで、太陽光新規購入顧客の場合は1万5960円となる。1日あたり3円程度の負担となる。さらに、同社独自のWebモニタリングサービスも15年間無料で提供し、故障があった場合でも、シャープの太陽光専任スタッフが対応してくれる。
 新規ユーザーに加え、同社太陽光発電システムの既購入者についても15年保証が受けられ、この場合、10月1日から1年間の期間限定で受け付ける。

2012年6月28日


11年度の携帯・PHS本体回収 5.2%減、697万台

 情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)と電気通信事業者協会(TCA)がまとめた11年度の携帯電話・PHS回収台数は、本体だけで696万5000台と前年より5.2%、台数で38万台減少した。
 両団体はNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・アクセス、ウィルコムなど通信事業者7社、量販店のビックカメラ、端末などの国内メーカー15社と協同で「モバイル・リサイクル・ネットワーク(MRN)」を01年に結成し、携帯端末や電池、充電器などの使用済み製品を自主的に回収してきた。
 11年度の回収実績は本体696万5000台、電池973万9000個、充電器318万6000台となり、3品種とも前年より回収量が下がっている。
 CIAJでは下降の理由を「スマートフォンの普及でデータ保存を希望するユーザーが増え続け、手放さない傾向にある」と分析している。

2012年6月28日


バッファロー FMトランスミッタ2モデル

 バッファローは、FMトランスミッタ「BSFM16」(3875円)「BSFM17」(2940円)を7月上旬から発売する。
 新製品は、各社スマートフォンで歳余話宇されている3.5mmステレオミニプラグ接続タイプに対応したFMトランスミッタ。クリアな音質での再生に最適な周波数を自動検出するオートスキャン機能を採用したBSFM16と、圧縮された音楽データを原音に近いクリアな音質に復元するBBEテクノロジーを採用したBSFM17の2モデルをラインアップした。

2012年6月28日


総務省 携帯向け「プラチナバンド」ドコモなど3社に割当

 総務省は27日、携帯電話での通信に適した周波数「プラチナバンド」をNTTドコモ、KDDI、イー・アクセスの3社に割り当てることを決めた。
 ソフトバンクモバイルも2月に別のプラチナバンドを獲得している。携帯4社すべてに新たな周波数が行き渡ることになり、通信サービスの品質向上につながりそうだ。
 今回3社に割り当てるのは700MHz帯。障害物を回り込んで届き、携帯電話がつながりやすいのが特徴。スマートフォンの普及で電波がひっ迫するなか、携帯各社が獲得に意欲を見せていた。
 ドコモとKDDIは既に別のプラチナバンドを使用しているが、イー・アクセスが獲得したのは初めて。

2012年6月29日


米グーグル タブレット端末投入

 米グーグルは27日、アンドロイドOSの最新版を採用したタブレット型多機能携帯端末「NEXUS7(ネクサス7)」を発表した。グーグルが自社開発のタブレット型端末を投入するのは初めて。
 米、英、カナダ、オーストラリアの4ヵ国向けに27日、購入の受付を専用ウェブサイトで始めた。台湾アスースに製造委託し、7月中旬に出荷予定だが、日本発売は未定。
 画面はiPadより一回り小さい7インチで、重さは約半分の340g。価格は記憶容量8GBが199ドル(約1万5900円)、同16GBが249ドル(約1万9800円)と業界最安値水準に設定した。
 グーグルは、アンドロイド最新場で、多言語対応の音声認識機能を採用。さらに得意のネット検索技術を駆使、外出先での道案内や飲食店などの詳細な情報を瞬時に閲覧できるようにした。
 また、グーグルは、多機能携帯端末で取り込んだ音楽や映画などを大画面テレビで再生、家族などで共有できるようにするメディアプレーヤ「ネクサスQ」を発表した。

2012年6月29日


太陽光発電システム いよいよ全量買い取り制度開始

 7月1日から全量買い取り制度がスタートする。
 経済産業省の「調達価格等算定委員会」が太陽光など再生可能エネルギーの全量買い取り制度に関して買い取り価格・買い取り期間などの詳細を決めた。太陽光の場合は10kW以上を対象に、kWあたり42円となった。買い取り期間は20年間となる(調達期間は7月1日から13年3月末まで)。
 このほか風力(20kW以上)は23.1円、地熱(1万5000kW以上)が27.3円などとなっており、太陽光が最も高い買い取り価格で、普及への期待も高い新エネルギーといえる。
 日本の非住宅市場における太陽光発電システム導入累積量は約1GWとなっており、これが今後うなぎ上りで拡大していくことは間違いなさそうだ。
 7月1日からの制度開始に合わせ、各地でメガソーラーも稼働開始する。7月1日にはソフトバンクのグループ会社で自然エネルギー事業を行うSBエナジーが、京都市伏見区淀水垂町などに総出力4.2MWのメガソーラーを稼働(第1期分2.1MW)、また群馬県榛東町でも2.4MWのシステムが稼働し、京セラやシャープのモジュールが採用されている。
 このほか、幅広い業種から太陽光発電事業に参入するケースが相次いでおり、今後、建設に着手する計画案件が各地に目白押しで、既に建設を終えたシステムも、各地の電力会社から設備認定を受けた案件から、順次稼働を始めていくことになる。
 今後20年間の買い取り期間が続くことになるが、最も求められるのは、太陽光パネルの耐久性・信頼性だろう。
 各社製品の性能向上には力を入れ、品質確保を第一とした製品開発に取り組んでいるが、一部には「本当に20年間しっかり発電し続けるか」という信頼性への懸念を指摘する向きもある。
 国内の大手メーカー各社は、この点で半世紀近くにわたる太陽電池開発ノウハウと長期耐久性を、ビジネスの大きな差別化として訴求し、普及に全力を挙げていく。

2012年6月29日



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