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電波新聞拾い読み 2012年3月

アルインコ 5W出力のデュアルモード簡易業務用無線機

 アルインコは、UHF4560MHz帯のアナログ35ch、デジタル65chをカバーする5W出力のデュアルモード簡易業務用無線機(種別コード3B)DJ-BU50ADを3月上旬に発売予定。
 デジタルチャンネル467.0000-467.4000MHz(6.25kHz間隔、65波)、アナログチャンネル465.0375-465.1500MHz/468.5500-468.8500MHz(12.5kHz間隔、35波)をカバー。アナログ免許が失効する22年11月30日以降も、デジタルモードチャンネルは引き続き使える。既存のアナログ専用機と互換性を保ちながら、将来のデジタル移行に対応できる。
 デジタルは3万2767通りから選べる秘話コードが合致しなければ通話できない高い秘話性を持つ。他社製の3B簡易無線機とも基本的な通話ができる。通信距離は障害物の無い平地で約4km。市街地や建物の中でも余裕の通話距離を確保する。無線機本体が倒れた状態になると信号を自動発報する加速度センサーを内蔵している。
 IPX7相当の防浸歩ディーで、雨や雪でもカバーなしで使える。液晶ディスプレイは見やすい漢字表示対応。バックライト付き。
 大容量リチウムイオン充電池パック(7.4V2100mA)装着時で幅56.9×高さ98.5×厚さ48.0mm、重さ約310g。標準リチウムイオン充電池パック(7.4V1500mA)装着時で厚さ43.5mm、重さ約281g。

2012年3月1日


携帯向け新周波数 ソフトバンクに割当

 総務省は2月29日、携帯電話向けの新たな周波数をソフトバンクモバイルに割り当てることを決めた。電波監理審議会が同日、この方針を了承した。一つの割当枠に対し、同社とNTTドコモ、KDDI、イー・アクセスの4社が利用を申請、激しい争奪戦となったが、同省が各社の事業計画を審査した結果、使用している電波が最も混み合っているソフトバンクが選ばれた。
 今回割り当てられるのは900MHz帯。700-900MHzは障害物を避けて届きやすいため「プラチナバンド」と呼ばれる。ソフトバンクは、ドコモ、KDDIに続き契約者数で業界3位だが、上位3社の中で唯一プラチナバンドを持っていなかった。
 ソフトバンクは7月から新周波数を使い始める計画で、他社に比べてつながりにくいとされてきた通信環境が改善されそうだし。

2012年3月1日


イー・アクセス LTEサービスを15日に開始

 イー・アクセスは2月29日、次世代モバイル通信のLTEサービスを、3月15日から開始すると発表した。
 新サービス「イー・モバイルLTE」は、世界標準の通信規格「FDD LTE」採用の下り最大75Mbps、上り最大25Mbpsのモバイル通信サービス。対応エリアは、6月末時点で東名阪主要都市の人口99%をカバー、その後も順次拡大していく。

2012年3月1日


東芝 米WDの3.5型HDD製造設備取得

 東芝は2月29日、米ウエスタンデジタル(WD)との間で、WDの3.5型HDDの製造設備などの取得と、東芝のタイ製造拠点の売却などに関し契約を締結した。
 本件は、従来WDが進めている「日立グローバルストレージテクノロジーズ」株式取得の完了と関係当局の認可が前提となっており、3月下旬までに取引完了を目指す。

2012年3月1日


DVC各社 春本番前に実売促進へ

 デジタルビデオカメラ(DVC)各社は、春商戦に向け新製品の提案を本格的に始めた。順次市場投入を始めている新製品群は、小型で高画質といった基本性能に加え、プロジェクタ内蔵機種や、無線LAN搭載機種など、撮影後の新たな楽しみ方を提案する製品が充実している。昨年のアナログ放送停波に伴って、大半の家庭にデジタルハイビジョンテレビが導入されていることから、ハイビジョン撮影ができる新製品への買い替えも増えるとみられ、卒園/卒業、新入学、運動会などの撮影シーズンを迎える前に実売につなげる構え。

2012年3月2日


スペ・アナ需要伸びる

 スペクトラム・アナライザは、3GやLTE方式対応のスマートフォンや基地局の開発と生産に向けて国内投資は活発化、半導体製造装置における新たな市場開拓に向けた提案など、需要が伸長している。
 主要スペ・アナメーカは、ユーザニーズを先取り、測定器の性能や機能、サービス・サポート力を強みに、市場展開。また、技術力を背景とするこの測定器市場に参入するメーカも出てきた。
 アンリツやローデ・シュワルツ・ジャパンは「LTE基地局設置に伴う電波測定需要が、継続して牽引している」という。
 アドバンテストは「RFプラズマの解析や問題の明確化に貢献」。インステック ジャパンは、オシロスコープを中心に培った技術を背景に、コストパフォーマンスに優れたスペ・アナを投入する。

2012年3月2日


エレコム コンパクトなステレオスピーカ

 エレコムは、家庭用コンセントを使わず、パソコンのUSBポートに接続するだけで使用できるコンパクトなステレオスピーカ「MS-P05Uシリーズ」(3360円)を今月中旬から発売する。
 MS-P05Uシリーズは、USBケーブルをパソコンのUSBポートに接続するだけで、電源の供給と音声を再生するステレオスピーカ。
 実用最大出力2.1Wとコンパクトながらパワフルなサウンドを再現できる。

2012年3月2日


11年第4四半期モバイルPC世界出荷 前年同期比44%増、8800万台

 米ディスプレイサーチの11年第4四半期の世界のモバイルPC出荷台数は、前期比12%増、前年同期比44%増の8800万台。このうち、タブレットPCの出荷台数は3170万台。伸び率は前期比42%増、前年同期比では3倍強と急成長した。
 一方、ノートPCの出荷台数は5630万台だったが、伸び率は前期比横ばい、前年同期比11%増にとどまった。
 モバイルPCのベンダー別シェアは、米アップルが2340万台を出荷し、シェア26.6%を占め首位。2位は米ヒューレット・パッカード(HP)で9.9%。
 3位は米デル、4位は台湾エイサー、5位は中国レノボで、いずれもシェアは7%台だった。

2012年3月5日


テクノロジーネットワークス 「ZAQ」にブランド名統一

 全国のケーブルテレビ局向けに、施工や保守などの技術サービスを提供しているテクノロジーネットワークス(東京都千代田区)は、ケーブル事業者に提供しているISP接続サービスのブランド名を1日から「ZAQ(ザック)」に統一した。同社は国内最大のケーブルテレビ事業者、ジュピターテレコム(J・・COM)の子会社。
 ZAQは、J・・COMグループが関西地域で使用していたが、昨年の10月からインターネットサービスの統一ブランド名として全国で採用している。

2012年3月5日


サンワサプライ 消費電力をWebで関する電源タップ

 サンワサプライは、電化製品の消費電力がWebで監視できる電源タップ「iRemoTaP(アイリモタップ)」TAP-TSTUP121を5月に発売する。
 「アイリモタップ」は、無線設定はWPSに対応し、本体にあるボタン1つで簡単に無線LANと接続できる。クラウドサービスと連携することにより、インターネット経由で電源タップに接続された機器の消費電力量を確認できるほか、スマートフォンやタブレット、パソコンで外出先からでも機器の電源OFFの遠隔操作ができる。
 「アイリモタップ」は、ユビキタスが企画・開発した無線LAN機能搭載電源タップ。ユビキタスは、組み込み機器向けを中心としたコンピュータソフトウエアの開発・ライセンスを行っている。ユビキタス社会において必要となるネットワーク関連、データベース・システムの高速起動技術などの多数のソフトウエアを提供している。

2012年3月5日


バッファローコクヨ 新シリーズの無線マウス

 バッファローコクヨサプライは、5台のデバイスまでペアリングできる無線通信規格「Simpring(シンプリング)」を立ち上げ、対応製品の第1弾として、無線マウス「SRMB01シリーズ」(4200円)を発売した。
 最大10m離れても、快適に操作することができる2.4GHz無線を搭載している。
 従来の光学式やレーザー式では難しかった透明なガラステーブルや、透明シート上の操作が可能なBlueLEDセンサーを採用。100種類の機能を割り当てられる再度ボタンや、横スクロールなどの多彩な機能とガッチリ握れるホールド感あるフォルムが特徴になっている。

2012年3月5日


業務用無線 非常時にも生かせる堅牢な情報通信手段

 電話網が利用できない非常事態の中で利用できる無線通信の有用性は、3.11大震災で再認識された。被災地では防災無線が被害に遭った地域も多く、災害に強い無線連絡網の再構築が行われている。
 無線従事者の資格が無くても利用できる簡易無線機は、デジタル化が進められている。電波の出力が5Wのハイパワーモデルも登場、レンタルも可能になり、堅調な伸びを示している。
 車のバッテリ程度の電源さえあれば、場所を選ばず安定した通信網が確保できる無線機器は、同報通信もでき、デジタル化で緊急地震速報や、携帯電話やインターネットとの連動も可能となった。町内会レベルでも、無線機器を使った災害対策が進んでいる。無線設備整備促進は、社会の安心・安全確保につながる。
 デジタル化も追い風で、長距離まで電波が届き、誰でも利用できる簡易無線はレンタルできるため、催事や、工事現場での利用が拡大している。
 最も簡便な特定小電力無線機は、量販店でも売場が定着。両手離しで送受信できるインカム、防水防塵タイプなど機種も豊富で、食堂、娯楽施設、催事場、工場など、幅広い業種で活用されている。
 業務用無線のmcAccess(エムシーアクセス)利用も増加している。この通信方式は、複数の通信チャンネルを多数の利用者が共用して、電波の有効利用と利便性を実現するために設けられた業務用移動通信システム。無線通信機各社が共同で立ち上げたエムシーアクセス・サポートが、端末や周辺機器を提供している。
 無線端末機から電波として発射された音声やデータ信号は、中継局を経由して離れた場所の無線端末機に届けられる。オフィス(指令局)と車両や人(移動局)との無線通信網を形成できる特徴がある。
 隣接するサービスエリアで連続的に通話確保ができるほか、電話回線を利用して遠隔地の無線網との連動もできる仕組みになっている。音声通話だけでなく、センサーと組み合わせた、無線データ通信網の構築も可能で注目されている。

2012年3月5日


アイコム 5W出力携帯型デジタル簡易無線機

 アイコムは、登録免許制度(3R)対応の5W出力携帯型デジタル簡易無線機「IC-DPR6」(6万2790円)を3月下旬から発売する。レジャー用途のほか、地域コミュニティやクラブ活動などにも使える。
 新製品は、新開発のカスタムLSIを採用し、部品や回路設計を大幅に見直すことにより、本体厚さ29.5mm、重さ244gの薄型、軽量ボディーを実現。
 待ち受け時の消費電流も90mA以下と同社従来機に比べ40%以上削減し、1回の充電で最大使用時間が約12時間と約1時間長くした。1W出力に設定すれば、約18時間使用できる。内部スピーカ出力も700mW以上と、業務用機クラス同等にした。
 機動性と通話距離を兼ね備えたミドルアンテナを標準装備。緊急呼び出し機能に加え、選択したチャンネルを音声で読み上げる音声案内機能を搭載。使っている通話チャンネルと、プライベートチャンネルに設定した別の通話チャンネルを交互に監視できるプライベートチャンネルスキャン機能を備えた。
 3万2767通りの暗号鍵をかけることができ、高い秘話性能も持つ。IP67相当の防塵・防水性能で、屋外でも安心して使える。

2012年3月6日


マスプロ電工 ミリ波パッシブ探知装置

 マスプロ電工は、東北大学、中央電子と共同開発したミリ波パッシブ探知装置「PLOT DETECOR(プロットディテクタ)」を5日から受注開始した。
 「プロットディテクタ」は、人や金属、液体、粉末など全ての物体から常時発射されるミリ波(熱雑音)を受信する。ミリ波の強弱により、人に物体の外形をリアルタイムに画像化し、人が隠し持っている金属や液体、粉末状などの不審物を探知する装置。
 10年7月の成田国際空港における実証実験を経て、性能面の向上と、製造体制の確立を行い、国内初のミリ波を利用したボディースキャナを製品化したる発売するのは、ミリ波パッシブ探知装置のPLD2とミリ波パッシブ探知装置用バックボードのPLD2BB。
 X線検査装置やテラ波、ミリ波の電波を人体に照射するアクティブ方式の探知機とは異なり、ミリ波を受信するパッシブ方式を採用しているため、人体への影響が無く、妊婦や幼児にも安全な製品。
 検査官は、検査対象者の身体に触れることなく検査ができるため、検査官の安全と、検査対象者のプライバシーに配慮している。

2012年3月6日


キヤノン 高画質のデジタル一眼「EOS 5D MarkV」

 キヤノンは、デジタル一眼レフカメラ「EOS 5D MarkV」のボディーと「EF24-105L IS U」レンズとのキットを3月下旬に発売する。
 新開発の35mmフルサイズで約2230万画素のCMOSセンサーと、DIGIC4の約17倍の処理能力を持つ映像エンジンDIGIC5+を搭載し、静止画・動画の画質を向上させている。
 常用ISO感度は最高ISO25600で、夜間の手持ち撮影も可能。AFには「EOS-1D X」と同一の「61点高密度レティクルAF」を搭載した。ハイアマチュア向け製品のため、要望の強い油絵調など5種類の作画効果、多重露光機能も備えた。

2012年3月7日


イメーション ウイルス対策機能付き外付けHDD

 イメーションは、米FIPS認証を取得した外付けハードディスク「Defender Collection」の浸ラインアップとして、マカフィー社製ウイルス対策機能付き製品を3月22日から発売する。
 新製品「PHDD-DCBIO500GSLA-AV」は、「H200+BIO」シリーズの容量500GBモデル。保存するデータはもちろんのこと、接続先PCもチェックするため、ウイルス感染を防ぎ、安全に利用できる。
 米国連邦政府が策定した公式発表の情報処理標準規格も、FIPS規格認証を取得したハードウエア暗号化と強固な筐体により、高セキュリティを実現している。また、指紋認証にも対応しているため、パスワード管理の煩わしさや、パスワード流出による情報漏洩の問題を解決し、より高度にデータを保護できる。

2012年3月7日


熊本で西日本ハムフェア 過去最多の1500人超

 日本アマチュア無線連盟(JARL)九州地方本部は4日、熊本県長洲町の湯にバーサいる造船有明事業所体育館で「第11回西日本ハムフェア」を開催した。九州内外からアマチュア無線愛好家ら、前年を大きく上回る過去最多1500人超が来場した。
 会場は、JARL各県支部をはじめアイコム、アルインコ、第一電波工業、八重洲無線、JVCケンウッドなど国内大手メーカが一同に新製品を展示。カホパーツセンターーやマルツパーツ博多千代店、熊電総業などの販売店は、無線機やアンテナ、電子部品、ジャンク品などを即売した。
 別会場では「社員と語ろう」と題し、11年11月から一般社団法人になったJARLに対しての意見交換会を実施。講演は「アンテナの手作りの勧め」と「APRS勉強会」が続いた。

2012年3月7日


レノボ・ジャパン プレミアムノートPCの新型

 レノボ・ジャパンは、コンシューマ向けプレミアムノートブックPC「IdeaPad Z575」を発売した。
 「IdeaPad Z575」は、従来機種と同じく上品で高級感のあるメタリックな筐体に、臨場感あふれるサウンドシステムや、高解像度の動画再生にも優れたパフォーマンスを発揮するAMDのクアッドコア プロセッサを搭載した。
 15.6型ワイドHD液晶を採用したほか、さまざまメディアカードを認識できるメディアカード・リーダ、200万画素の内蔵カメラを使ったビデオチャットなども楽しめる。
 バッテリ駆動時間は4.6時間。本体サイズは幅376×奥行き250×高さ32.3-34.5mm、重さは約2.6kg。

2012年3月8日


11年第4四半期ディスク・ストレージ世界出荷 3.5%増85億ドル

 米IDCが発表した11年代4四半期の世界のディスク・ストレージ・システムの出荷額は、前年同期比3.5%増の85億ドル。このうち外付けディスク・ストレージの出荷額は、同7.7%増の66億ドルだった。
 通期では、ディスク・ストレージ全体の出荷額が前年比8.2%増の311億ドルで、外付けが同10.6%増の235億ドルだった。新興市場が成長を牽引したという。
 同社は「11年第4四半期には、タイの洪水による影響がまだ表れなかった」と指摘。12年は「企業向けストレージ市場は、製品供給不足による打撃を受け始める」との予想を示した。

2012年3月8日


2月末国内携帯電話・PHS契約数 4.4%増、1億2732万件

 電気通信事業者協会(TCA)が7日発表した2月末の国内携帯電話・PHSの契約数は1億2732万件(前年同月比4.4%増)、うち携帯電話は1億2289万件だった。
 事業者別純増数は、1月に続きソフトバンクが最大となり28万4100件だった。
 NTTドコモは16万6600件、KDDIは19万2800件、PHSのウィルコムは6万5700件だった。
 NTTドコモの第4世代サービス“Xi”は、2月単月で31万6300契約の純増があり、累計で177万6900契約だった。
 UQコミュニケーションズのBWA契約数は2月単月で16万7000件の純増で205万900件だった。

2012年3月8日


米グーグル コンテンツ窓口を統合

 米グーグルは6日、ゲームや実用ソフトのほか、音楽、映画、書籍に至る電子コンテンツの提供・販売窓口を一本化した新名称のサイト「グーグル・プレー」を開設したと発表した。単一画面出たようなソフトを購入できるよう利便性を高め、急増するスマートフォンなどの顧客を囲い込むのが狙い。
 日本のグーグルプレーでは当初、ゲームや実用ソフトおよび映画が提供されるという。

2012年3月8日


丸紅などが福島沖で風力発電実験

 丸紅など企業10社と東京大学は6日、福島県沖で大型洋上風力発電の実証実験を月内に始めると発表した。海上に風車を浮かせる方式で、合計出力は約16万世帯の電力需要に相当する1万6000kWと同方式で世界最大規模となる。
 経済産業省が11年度第3次補正予算に盛り込んだ実証実験の事業主体として公募で選定された。12年度半ばにも福島県沖20-40kmの海上に、出力2000kWの風車1基と変電施設などを設置。13-15年度には同7000kWの風車2基などを加える。

2012年3月8日


米アップル 新iPad 16日発売

 米アップルは7日、サンフランシスコ市内で記者会見し、タブレット型多機能携帯端末「iPad」の新製品を16日に日本を含む主要国・地域で一斉に店頭発売すると発表した。
 現行の最低価格499ドル(日本向け4万2800円)を据え置き、発表直後に同社Webサイトで購入予約の受付を始めた。
 画質が家庭の高精細テレビを上回る水準となり、一段と鮮明になったのが特徴。新たに音声認識機能を導入し、人の声を逐次文字に変換して電子メールを送信したり、実用ソフトを操作したりできるようにした。
 同機能は、英仏独に続き日本語にも対応したスマートフォン「iPhone」の最新のものを採用した。
 さらに、自社開発の高性能半導体を搭載し、最新の第4世代(4G)無線通信に対応しながら解像度を4倍に高めた動画閲覧が楽しめるなど、「技術的に難しかったiPhoneの大型化」(アナリスト)を実現した形となった。

2012年3月9日


シャープ シアターラックシステム2機種

 シャープは、液晶テレビAQUOSのフィットする薄型デザインのシアターラックシステム「AQUOSオーディオ」2機種を発売する。
 ラインアップは、AQUOSの画面サイズに対応するAN-AS6000(60V型用/6月10日発売)とAN-AS5000(52V型-40V型用/3月25日発売)の2機種。
 新製品は、最薄部95mmの薄型デザインを実現、AQUOSを壁に寄せて設置できるので、部屋を広く使える。
 また、前後に振動板を配置し、薄型を実現しながらも全方向に音声を放射する「HVTスピーカ」を、シアターラックで初めて採用した。
 150Wの大容量サブウーハーも搭載し、迫力ある重低音が再現でき、AQUOSの高画質とともに、臨場感あふれる映像ライフを提供する。
 市場想定価格はAS6000が13万円前後、AS5000が9万円前後。

2012年3月9日


中国総合通信局 不法パーソナル無線一掃の取り組み強化

 中国総合通信局は、平成24年度中に不法パーソナル無線を一掃するよう取り組みの強化を図る。
 パーソナル無線は周波数割当計画の変更で、使用期限が平成27年11月30日となった。平成24年7月25日以降、パーソナル無線で使用されている903-905MHzは携帯電話でも順次使用されることとなり、パーソナル無線と携帯電話が共存することとなった。
 不法パーソナル無線が、今後携帯電話に影響を与える可能性が懸念され、今回の取り組みは円滑な周波数再編の実施に資することを目的とする。
 また、平成24年7月25日以降、パーソナル無線と携帯電話が周波数共用となることに鑑み、不法はパーソナル無線の運用が重要無線通信妨害につながるため、電波法108条の2の罰則(不法無線局の開設より重い罰則規定)の適用の可能性があることを周知広報するなど、取り組みをさらに強化する。

2012年3月9日


総務省調べ 震災時の情報入手方法 AMラジオがトップ

 総務省は7日、東日本大震災の被災者らの情報収集に関する調査結果を発表した。情報入手方法(複数回答)を聞いたところ、AMラジオとの回答が60.1%でトップ。2位はFMラジオの39.0%で停電時でも使用できるラジオが非常時の情報源として高く評価された。次いで携帯電話メール(31.1%)、近隣住民の口コミ(28.0%)だった。
 調査は昨年9月から今年1月にかけて、岩手、宮城、福島3県の自治体関係者や被災者、ボランティアら328人に個別面談で実施。震災発生時、1週間後、約1ヵ月半後の昨年4月末の3つの時期にに分け、それぞれの時点で有用だった情報入手方法を調べた。
 インターネットの各種サービスは、使いこなせない人もいるため全体的に評価が低かった。

2012年3月9日


全国電機商業組合連合会 創立50周年式典

 全国電機商業組合連合会は8日、東京都港区のザ・プリンスパークタワー東京で「創立50周年記念式典」を開催。
 冒頭、北原國人会長は、「今日まで50年続けてこられたのも、ここにいらっしゃる皆様のご支援のおかげです。御礼申し上げます。今、我々は大変革の時期を迎えている。地域店は創エネ、畜エネ、そしてHEMSに取り組まねばならない。環境問題を語れる電器屋にならなければいけない。太陽光を推進していくためにも、ぜひ日曜営業してください。ところで今、『ハッピーソーラーユーザー・喜びの会キャンペーン』を企画している。太陽光発電の喜びを多くの人たちに伝えていきたい」とあいさつした。

2012年3月9日


ICTを利用し復興支援 南相馬チャンネル、放送を全国に拡大

 東日本大震災から丸1年、ICT(情報通信技術)を利用した被災地復興支援の動きが活発化している。
 総務省北陸総合通信局や福島県南相馬市などが推進しているエリア限定放送サービス「南相馬チャンネル」の放送エリアが、11日から現在の北陸地域から全国へと拡大した。
 同チャンネルは、地上デジタルへの移行に伴う周波数の空きスペースを利用したもので、これまでは南相馬市から北陸地域へ避難している市民を対象に、テレビやPCを通じパスワードで視聴制限して映像配信してきた。11日からはアクトビラ対応テレビやPCにより全国に避難している南相馬市民に地域を拡大、同時に視聴制限を外すなど、ネット環境の整備により世界中の一般ネットユーザでも同チャンネルが視聴できるようにした。

2012年3月12日


震災発生後の関連倒産628件

 東京商工リサーチによると、昨年3月11日の大震災発生から今年2月末までの関連倒産は全国で累計628件に達し、昨年の都道府県別年間倒産件数で全国で5番目に多かった兵庫県の628件を上回った。95年の「阪神・淡路大震災」発生から丸1年で152件だった倒産件数と比べても4.1倍になり、今回の被害の大きさを物語っている。
 一方、昨年3-10月に被災3県で設立された法人数は前年同期比12.3%増の1883社。県別では岩手337社、宮城1012社、福島534社で、それぞれの同伸び率は33.2%、13.3%、0.7%。復興需要や支援に関わる非営利団体の設立が法人設立増加を後押しした。

2012年3月12日


シャープ メガソーラー国内に建設へ

 シャープは9日、栃木県など国内3カ所でメガソーラー(大規模太陽光発電所)の建設に乗り出す方針を固めた。今年7月には、再生可能エネルギーにより発電された電力の買い取りを電力会社に義務づける法律が施行され、一定の収益が見込めると判断した。
 栃木県矢板市の工業団地の土地(6.8ヘクタール)に約2000kWのメガソーラーを建設する準備を進めている。北海道では北見市と湧別町で約1500kWのメガソーラーを計画。すでに土地を保有する地元自治体から建設予定として借り受けることが固まっている。稼働時期については、買い取り価格など詳細が決まり次第、具体的に検討する。

2012年3月12日


マスプロ電工 仙台でエリアワンセグ災害利用の実証実験

 マスプロ電工は9日、仙台市のNTTドコモ東北ビルで、NTTドコモと共同で「エリアワンセグ災害利用の実証実験」を初めて実施した。
 実験は、マスプロのエリアワンセグとドコモのエリアメールの連携や、エリアワンセグと情報発信する有効性などを検証した。
 内容は、ビル1階入り口を実験エリアとしたワンセグ放送を配信。携帯電話のワンセグ機能を使って、映像・音声を受信。災害発生時は、エリアメールと同時にワンセグで災害情報を配信し、見ているワンセグ放送が災害情報に切り替わった。ワンセグ放送を見ていない携帯電話は、受信したエリアメール画面から、ワンクリックでワンセグ受信に移行し、災害情報を視聴した。
 提供した機器は、カメラからの映像と音声をエリアワンセグ用の信号にエンコードする「エリアワンセグ用エンコーダ」、エンコードされた信号をワンセグ放送用に変調して送信する「エリアワンセグ用変調器」と、ワンセグ受信端末に配信する送信アンテナ。

2012年3月12日


米グーグル 7インチタブレット販売を計画

 米グーグルが、台湾のアスーステックとの共同ブランドで5月上旬にも7インチのタブレット端末の販売を計画していることがわかった。台湾メディアのデジタイムズ(電子時報)が報じた。

2012年3月13日


太陽光発電導入に弾み

 経済産業省の産業構造審議会の工場立地法検討小委員会は12日、太陽光発電設備を工場立地法の規制対象外とした上で、工場施設内に設置した場合は環境施設として扱う方針を了承した。
 工場立地法では、敷地面積の20%に緑地、5%に緑地か噴水などの環境施設の設置を義務付けている。太陽光発電設備が規制対象外となれば、こうした緑地の整備や自治体への届け出が不要になるほか、工場の敷地内に環境施設として設置しやすくなり、導入に弾みがつくと期待される。

2012年3月13日


米ヤフー フェイスブック提訴

 経営再建中の米ヤフーは12日、ネット広告など中核技術で約10件の特許を侵害されたとして、SNS最大手フェイスブックを相手取り、カリフォルニア州北部の連邦裁判所に使用差し止めを求めて提訴した。フェイスブック側は全面的に争う方針。

2012年3月14日


PC世界出荷予測 12年、4.4%増の低成長

 米ガートナーは、12年の世界のPC出荷台数は前年比4.4%増の3億6800万台と、11年に続いて低成長にとどまるとの見通しを発表した。
 また、世界経済の低迷や部品の供給不足が主な原因だが、スマートフォンやタブレット端末がPCの代替として利用されるようになったことも一因、と指摘。
 今後のPC市場の回復は、マイクロソフトの新OS「ウインドウズ8」や低消費電力・高性能のウルトラブックが、早期採用者を再びPCに振り向かせるだけの魅力的な製品を作り出せるかどうかに懸かっているとした。

2012年3月14日


1月の移動電話国内出荷 前年同月比24.2%増、243万8000台

 電子情報技術産業協会(JEITA)が13日発表した移動電話国内出荷実績によると、1月の出荷台数は、前年同月比24.2%増の243万8000台と2ヵ月連続のプラスだった。
 スマートフォンのラインアップが充実、ユーザのスマートフォン志向が高まり需要が拡大している。
 出荷台数の内訳は、携帯電話が同28.2%増の233万4000台で、うちワンセグ対応品は同25.5%増の184万5000台となり、ワンセグ搭載率は79.0%だった。
 1月のPHSは、前年同月比27.4%減の10万4000台で3ヵ月連続のマイナス。しかし、15ヵ月連続で10万台を超えており、堅調に推移。PHS契約数も12ヵ月連続の純増が続く。

2012年3月14日


パナソニックの「HD-PLC」がDLNA認定

 パナソニックとパナソニックシステムネットワークス(PSN)は13日、両社が推進している電力線通信「HD-PLC」がデジタル家電ネットワーク「DLNA」の標準方式に認定されたと発表した。DLNAの認定を受けた機器同士は、デジタルメディアやコンテンツサービスをシームレスに共有できるようになる。
 DLNAガイドラインは、これまで有線LAN(IEEE802.3)や、無線LAN(IEEE802.11)など複数の通信方式を認定していた。新にHD-PLCが加わることで、通信方式の選択肢や接続機器の対象が大幅に増える。
 HD-PLCの普及推進団体であるHD-PLCアライアンス事務局は「DLNAからお墨付きをもらえたことで、HD-PLC搭載機器の普及をさらに加速させていきたい」としている。

2012年3月14日


サンワサプライ キーが外れないキーボード

 サンワサプライは、長い爪でも引っかかりにくいアイソレーションタイプで、キーが外れない構造になっているキーボード「SKB-SL16シリーズ」を発売。価格は3654円。
 新製品は、キーボード故障原因の一つ「キー外れ」を防ぐため、キーが外れない構造の新発想キーボード。キーが外れないことにより、子どものキーの誤飲やキーを取り外すいたずらなどを防ぐことができる。
 キーボードのたわみを軽減する金属プレートを内蔵しているので、心地よい打鍵感が得られるほか、誰でも使いやすい標準的な日本語109キーボードなので、学校や会社などさまざまな場所で使える。
 ネイルや長い爪でも引っかかりにくいアイソレーションタイプなので、キーを押すとフラット形状になり、簡単に掃除ができる。キーピッチは標準的なキーボードと同じ19mmキーピッチを採用しており、背面のスタンドで角度を調節できる。

2012年3月14日


CIAJ 大震災1年経過で提言

 情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は14日、東日本大震災から1年経過を踏まえ、ICT(情報通信技術)を利活用した魅力ある街づくりに向けた提言をまとめた。
 提言では、ICTを活用して@災害に強い街 A情報を守れる街 Bエコロジカルな街 C第一次産業が高い付加価値を持つ街 D第二次産業が競争力を持つ街 Eコミュニティを早期に回復する街 − の6項目を踏まえた街づくりが必要と述べている。
 @では効果的な災害情報伝達や意思決定のスピードアップで地域住民の安全避難を実現、Aでは住民基本台帳、医療情報などのデジタル化とクラウド活用の分散保管が必要と提言。
 Bにエネルギー管理の整備により先端的なエコ産業の立地促進とエネルギー資源の有効活用を実現、Cでは農・水産物の生産・出荷管理の統合で、“獲りすぎ”の防止、Dでは東北地方の港湾の利用促進と物流コストの削減、Eではネットワーク化が導くコンパクト化による商圏の回復促進、医療、介護、教育、買い物などのサービスの効率的な提供や中小企業の存立実現を図る − というのがCIAJの提言。
 CIAJの武市博明常務理事は、「通信機メーカ団体であるCIAJの総力を挙げて提言をまとめた。今後機会あるごとに当協会のメッセージとして発信していきたい」と語っている。

2012年3月15日


デル ウルトラブック新製品

 デルは、インテルが提唱するパーソナルコンピュータの新規格「UltraBook(ウルトラブック)」の新製品として、超薄型・超軽量・長時間・堅牢性・高性能を誇る「XPS 13」を日本で発売した。
 新製品は、コンパクトなデザインに高い機能性を備えている。軽さ約1.36kg、最薄部約6mm、最厚部で約18mmの薄さながら、安心して使える堅牢性とインターフェイスを実現している。
 ディスプレイには「Corning Gorilla Glass」を採用、11インチ型くらいの本体に13.3インチ型のワイド液晶ディスプレイを搭載し、さらに、高い応答性やセキュリティ機能も兼ね備えている。

2012年3月15日


シャープ新社長に奥田常務

 シャープは14日、大阪市内で会見し4月1日付で片山幹雄社長が取締役会長に就任し、奥田隆司常務執行役員海外事業統括兼海外事業本部長が社長に就任するトップ交代人事を発表した。

2012年3月15日


イー・アクセス 「LTE」高速通信サービス開始

 イー・アクセスは15日、次世代の携帯電話通信規格「LTE」に対応した新高速通信サービスを開始した。受信時の通信速度が最大毎秒75Mbitと光回線並みで、動画などがより見やすくなる。
 イー・アクセスのLTEの通信速度はドコモ(最大毎秒37.5Mbit)を大きく上回る。2年契約の場合、通信料は定額で月3880円。

2012年3月16日


DXアンテナ/NHKアイテック 千葉県内に災害対応地デジ送信施設

 NHKアイテックとDXアンテナは、「地上デジタル放送ギャップフィラーシステム(災害停電時対応機能搭載)」採用した国内第1号となる施設を千葉県長南町の笠森地区のほか、7地区の36カ所で完成させ、12日から本放送を始めた。
 ギャップフィラーシステムは、山間部や地下街など、テレビ電波が届かない地区に電波を使ってテレビ放送をサービスするもので、アンテナで受信した信号を光ケーブルで伝送して、難視聴地区に設置された送信用アンテナからテレビ電波を送信する。
 今回設置した地上デジタル放送ギャップフィラーシステムは、NHKエンジニアリングサービス、NHKアイテック、DXアンテナの3社で共同開発したもので、災害などによる停電時でも内蔵バッテリにより、あらかじめ指定したチャンネル1波を約8時間継続してテレビ放送の送信が行える。
 オプションのバックアップ電源BOSを設置すると、約72時間送信を継続できる。

2012年3月16日


エレコム スマートフォン向けソーラー充電器

 エレコムは、外出先でもスマートフォンやiPhoneを充電できるモバイルバッテリに、太陽光で時誘電できるソーラー発電器とAC充電器などが付属したソーラー充電器セット「DE-SCSET01WH」(市場想定価格9800円)を今月下旬から発売する。
 DE-SCSET01WHは、ソーラー発電器を使用した場合、家庭用コンセントがない場所でも太陽光でモバイルバッテリを蓄電できる。ソーラー発電器のパネルに最大出力電力1.8Wの高効率単結晶シリコンパネルを採用することで発電力を高めている。

2012年3月16日


AV機器各社 キーワードは“つながる”

 テレビやレコーダなど家庭用のAV機器をLANなどのネットワークで接続したり、スマートフォンやタブレット端末と連携させる提案が本格的に始まってきた。主要メーカは春商戦に向け“つながる”をキーワードに、新たな視聴シーンを訴求し、購買意欲を刺激しようとしている。

2012年3月19日


総務省・ITU 仙台で「災害通信シンポ」

 総務省、国際電気通信連合(ITU)は16日、仙台市の仙台国際センターで「総務省・ITU災害通信シンポジウム」を開催した。シンポジウムには、海外55カ国からの約100人を含む180人が参加、震災や復興の過程で得た情報通信分野に関わる知見や教訓を、海外の人々と共有した。

2012年3月19日


11年第4四半期タブレット端末の世界出荷 2.6倍、2820万台

 米IDCによると、11年第4四半期の世界のタブレット端末の出荷数は、前期比56.1%増、前年同期比では2.6倍の2820万台だった。多くの地域で予想以上の伸びを示し、11年通期の出荷数は6870万台に達した。
 ベンダー別出荷数シェアは、米アップルが1540万台を出荷し、シェア54.7%を獲得し首位。2位は「キンドル・ファイア」を470万台出荷した米アマゾンで、シェアは16.8%。3位は韓国のサムスン電子で、5.8%。4位が米バーンズ&ノーブルで3.5%、5位は米パンデジタルで2.5%だった。OS別では、アップルのiOSが首位を維持したものの、シェアは前期より6.9ポイント落として54.7%となった。2位は米グーグルのアンドロイドで、シェアは前期より12.3ポイント拡大して44.6%。3位はカナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)のブラックベリーで0.7%だった。

2012年3月19日


米アップル 新型iPad発売

 米アップルは16日、タブレット型多機能携帯端末「iPad」の新モデルを主要国で一斉に発売した。国内でも待ち焦がれたファンが販売店に長蛇の列を作った。
 東京のアップルストア銀座店では、寒空の下に約450人が並んだ。カウントダウンとともに午前8時に開店すると、客は歓声を上げながら店内に駆け込んだ。
 ソフトバンクモバイルも銀座でイベントを開催。孫正義社長は「(昨年死去したアップル共同創業者)スティーブ・ジョブズのアイデアの結晶が詰まっている」と強調し、販売に期待を示した。
 新型iPadは高精細な画面が特徴。従来機種より画質が4倍向上し、色彩も豊かになったという。タブレット型端末をめぐっては他社も続々と市場投入しており、商戦が過熱している。

2012年3月19日


11年の世界テレビ出荷動向 0.3%減で初の前年割れ

 米ディスプレイサーチは、11年の世界のテレビ出荷動向を発表した。出荷台数は前年比0.3%減の2億4770万台で、04年の同社の調査開始以来、初めて前年実績を下回った。
 年初に欧米で製品在庫が高水準となり、需要が減少したほか、日本でも家電エコポイント制度の終了に伴い需要が落ち込んだことが響いた。
 製品分野別では、LCDテレビが同7%増の2億500万台とプラス成長を維持したものの、業界の予想を大きく下回った。また、PDPテレビは同7%減の1720万台、CRTテレビは同34%減となった。
 地域別では、日本、西欧、北米を含む先進市場が同8%減。一方、東欧、中国、アジア太平洋、中南米、中近東など新興国向けは同24%増と好調に推移。世界の薄型テレビ市場における新興国の比率は55%となり、初めて先進国を逆転した。

2012年3月19日


富士通 振り込め詐欺通話を検出する技術

 名古屋大学と富士通は共同で、電話の会話を分析し、振り込め詐欺誘引通話などを90%以上の制度で検出する技術を世界で初めて開発した。今後、携帯電話などの端末を使った実証実験を重ね、早い時期の実用化を目指す。
 今回、名古屋大学と富士通は、通話相手に対する過信状態、すなわち相手の説明内容に対する考察能力の低下に気付いていない状態を自動検出する技術の開発に世界で初めて成功した。
 同技術を適用し、電話の会話音声から通信状態の検出と特徴的なキーワードの検出を行うことで、振り込め詐欺誘引通話の検出が可能になる。今後、携帯電話などを用いたプロトタイプによる実証実験を、警察庁(警察大学校)と名古屋銀行と協力して今月から開始する。
 実用化の時期は未定だが、実証実験を踏まえ、できるだけ早い時期に実用化をしていく意向だ。

2012年3月20日


IDC 10-12月国内携帯電話 出荷台数15.2%増

 IDCJapanがまとめた国内携帯電話市場の11年第4四半期(10-12月)と11年通年の出荷台数によると、11年第4四半期の国内出荷台数は、前年同期比15.2%増の1065万台に、通年では前年比5.0%増の3796万台となった。
 スマートフォン需要の急拡大により、2四半期連続で1000万台以上の出荷を記録しており、第4四半期スマートフォン比率は全体の64.7%まで上がった。
 11年通年のベンダー別シェアについては、シャープが昨年に引き続き20.1%のシェアを確保し1位となった。2位はシェアは18.8%を獲得した富士通/東芝。第4四半期に一気に出荷台数を伸ばしたアップルがシェア14.2%で、年間で初のトップ3入りを果たしている。
 IDCでは「スマートフォン需要は好調を維持する可能性が高いものの、通信事業者間での販売奨励金上積みで販売競争激化が、12年後半に通信事業者の収益面でマイナス影響を及ぼす可能性もある」という。

2012年3月20日


新iPad 300万台突破

 米アップルは19日、タブレット型多機能情報端末「iPad」新製品の世界販売台数が16日の発売から4日間で300万台を突破したと発表した。
 売れ行きは「iPad2」のほぼ3倍のペースだという。
 新税品は、日本を含む10ヵ国・地域に続いて、23日にはイタリア、メキシコなど新に24ヵ国でも発売される予定。

2012年3月21日


バッファローコクヨ 無線マウス

 バッファローコクヨサプライは、「Simpring(シンプリング)」シリーズの無線マウス「SRMB05シリーズ」(4000円)を今月下旬から発売する。
 「SRBM05シリーズ」は、1つのレシーバにマウスやキーボードの周辺機器が最大5台つながる「シンプリング」シリーズの無線マウス。最大10m離れても、快適に操作することができる2.4GHz無線を搭載している。
 電池長持ち設計で、約1年6ヵ月も電池交換不要の省エネモデル。従来の光学式やレーザ式では難しかった透明ガラステーブルや、透明シート上の操作が可能なBlueLEDセンサーを採用。

2012年3月21日


オーエス 携帯型太陽光発電装置にAC100V出力タイプ

 オーエスは、携帯型太陽光発電装置モバイルソーラー「どこでも発電」シリーズに、AC100V出力仕様のGSR-191Bを追加、14日から受注を開始した。
 新製品はAC100V/100Wの出力が可能。AC100Vのコンセントを持ち、インバータなどの変換器なしで直接本体から電力供給が可能。
 またDC12Vシガーソケット出力端子、DC5VUSB出力端子も備え、使用可能な電気製品が飛躍的に拡大している。
 同社では、ビル内の防災センター、ビル管理室への常備備品として提案する。実売想定価格は40万円前後。

2012年3月21日


ソニー デジタル一眼「α57」

 ソニーは21日、高速連写やフルハイビジョン動画撮影ができるレンズ交換式デジタル一眼カメラ「α57」(市場推定価格ボディ8万円前後、ズームレンズキット8万5000円、ダブルズームレンズキット10万5000円前後)を4月13日から発売すると発表した。入門機でありながらオートフォーカス(AF)を効かせ、秒間最高約12コマ連写ができるほか、撮影した写真をバランスのとれた構図に仕上げる機能を新たに搭載している。

2012年3月22日


日立マクセル iPhoneが2倍長持ちの電池内蔵充電カバー

 日立マクセルは、iPhone4/4Sの使用時間を約2倍にするモバイル充電カバー「モバイルボルテージMLPC-A2000」を24日から順次発売する。
 新製品は、iPhone4/4S専用カバーに大容量のポリマーリチウムイオン電池を内蔵しており、機器を装着して一緒に持ち運びができるため、充電用ケーブルを携行する手間がいらない。
 また、カバーの外側をラバーコーとしたシリコンラバーフレームを採用。手になじみやすく、滑りにくいため、誤って機器を落下させる危険性を軽減する。バッテリ材料をわかりやすく表示する4段階LEDを搭載したほか、カバーをしたまま充電・同期が可能なmicroUSBポートを装備した。

2012年3月22日


オンキヨー 薄型・軽量のノートPC

 オンキヨーは、薄型・軽量のノートパソコン「ウルトラブック」の新製品として、「DR6A-US31」シリーズを今月下旬から発売する。
 最薄部15.8mmの薄型ボディーを採用した14.0型ワイド光沢液晶搭載。天板にヘアライン加工のアルミ素材、底面にマグネシウム合金を採用し、シャープなデザインと堅牢性を持たせた。
 休止状態からのクイックスタートや、約8.6時間の長時間バッテリ駆動に対応する。
 主な仕様は、CPUが「Core i7 2637M」、メモリーが4GB DDR3、ストレージが128GB SSD。OSは564ビット版「ウインドウズ7 Home Premium」を搭載。

2012年3月22日


3月22日は「放送記念日」

 3月22日は放送記念日。日本でラジオ放送が始まった日である。NHKが1943年に制定しており、今年が87回目。
 1925年(大正14年)3月22日は、日本最初の放送電波が送出された日。NHK東京放送センターの前進、東京中央放送局(JOAK)がこの日、東京都港区芝浦の仮送信所でラジオの仮放送を開始した。同年6月1日には大阪、7月15日に名古屋でも始まった。
 東京のJR山手線田町駅近くには1955年3月22日完成した「放送記念碑」がある。
 ラジオ放送の開始を弾みにその後、放送技術と新しい放送サービスは急速の進歩と多様化を遂げる。
 昨年7月24日、東北の被災3県を除き日本の放送はデジタル化に移行、58年続いたアナログ放送は終了した。
 そしてテレビ放送は地上波、BSとも完全デジタル化された。

2012年3月22日


11年世界出荷 スマホ、PC上回る

 米IDCが20日発表した11年の世界パソコン出荷台数は、前年比1.8%増の3億5330万台にとどまった。IDCは先に、スマートフォンの11年実績を同61.3%増の4億9140万台と発表しており、通年ベースでパソコンを初めて上回った。
 IDCによると、パソコンは先進国市場の成熟化に加え、スマートフォンと「iPad」に代表されるタブレット型多機能携帯端末との競合から成長が鈍化した。
 一方、パソコン陣営では、タブレット型端末にも対応し、使い勝手を改善したマイクロソフト「ウインドウズ8」を搭載した超薄型携帯パソコン「ウルトラブック」が今秋にも世界で投入される予定。
 IDCは、これについて「パソコン市場再活性化の行方を占うもの」と注視。パソコンも今年後半に巻き返すとみられるため、12年の出荷台数を前年比5.0%増の3億7110万台と予想した。

2012年3月22日


東海総合通信局 新東名高速道路実験試験局に免許

 東海総合通信局は、中日本高速道路に対し、新東名高速道路のサービスエリアなどの特定エリアで情報提供を検証するための実験試験局の免許を付与した。
 同実験試験局は、中日本高速道路が、4月14日開通予定の新東名高速道路(御殿場JCT−三ヶ日JCT)の静岡サービスエリア、清水パーキングエリアに携帯電話端末などのワンセグ受信機向けに情報提供する実験を目的に申請していたもの。
 免許の有効期間は今年4月14日から12月31日まで。チャンネルは31。
 設置場所・空中線電力は、新東名高速道路静岡サービスエリア上り線、2.5MW、清水パーキングエリア、5MW。

2012年3月22日


米HP 個人向けPC/プリンタ2事業を統合

 米ヒューレット・パッカード(HP)は21日、個人向けPCなどを扱うパーソナルシステムグループ(PSG)と、プリンタ部門のイメージング・プリンティンググループ(IPG)を統合すると発表した。関連性の高いハード2事業の統合により経営の合理化とコスト削減を図り、収益力を強化するのが狙い。

2012年3月23日


太陽光発電補助金申請が26万件突破

 太陽光発電普及拡大センターの補助金申込受付件数が、21日現在で26万件を突破した。
 今月30日の募集期間終了を前に、3月は第2、3週にそれぞれ8000件を超える申込があった。その結果、26万1626件まで増加した。08年度に復活した国の導入補助金への同件数は08年度(1-3月の期間)約2万2000件、09年度約14万5000件、10年度約19万5000件と増加してきた。今年度も順調な伸びを見せている。
 金額は、対象システムを構成する太陽電池モジュールの公称最大出力1kWあたり4万8000円。

2012年3月23日


日立マクセル 残響音と直接音を分離する技術搭載のワイヤレススピーカ

 日立マクセルは、世界で初めて残響コントロール技術HiFiREVERB(ハイファイリバーブ)を搭載したワイヤレススピーカ「MXSP-HF5000」を、24日から発売する。
 ハイファイリバーブは、世界で初めて残響音と直接音を分離し、残響音を独立してコントロールすることで自然の音場をつくることに成功した音響技術。ホールやスタジオで聞いているようなリアルな音響、心地よい音色、包み込むような柔らかなヒーリングスタイルを実現する。
 2.4GHz非圧縮デジタルワイヤレス伝送を採用。スピーカを好きな場所に置いて、手元のモバイル機器やパソコンで操作できる。
 スピーカの外形寸法は417×148×180mm、重さは約2.1kg。

2012年3月23日


2月のパソコン国内出荷 21%増、101万7000台

 電子情報技術産業協会(JEITA)が22日発表した2月のパーソナルコンピュータ国内出荷台数は、前年同月比21.3%増の101万7000台だった。
 現行調査を開始した07年度以降、初めて単月で100万台を超えた。法人向けのリプレース需要が引き続き活発で、個人向けも各社の新製品投入があったことが、好調の要因。うちデスクトップは同19.2%増の30万5000台。ノートは同22.2%増の71万2000台と全体の70%を占める。
 一方、出荷金額は前年同月比10.3%増の762億円で、うちデスクトップが同5.6%増の239億円、ノートが同12.7%増の523億円だった。

2012年3月23日


米フェイスブック IBMから特許750件

 米SNS最大手のフェイスブックが米IBMから計750件の特許を取得したことが明らかになった。
 ソフトウエアやネットワーキング、半導体関連など、幅広い分野の技術が含まれているもよう。
 フェイスブックは先ごろ、米ヤフーから特許侵害で提訴されたばかり、IBMから特許を取得することで、今後増加が予想される特許紛争に備える考え。

2012年3月26日


震災で被害のNHK全ラジオ中継局復旧

 ラジオ放送は復旧は復興のシンボルとばかりに、昨年3月の東日本大震災で被害を受けたNHKの双葉ラジオ中継放送所(福島県双葉郡富岡町小浜)が23日午前11時復旧、放送エリアの福島県双葉郡や南相馬市の一部の聴取者に朗報をもたらした。震災後の停波から復旧した最後のラジオ中継局になった。
 同放送所のサービス世帯数は被災前で2万7183世帯だったが、現在は警戒区域のため世帯数は不明。しかし地域の住民は電力とプログラム回線の復旧でNHKラジオの第1放送を聴取できることになった。

2012年3月26日


エルピーダの更生手続き開始

 東京地裁は23日、経営破綻したエルピーダメモリの会社更生手続き開始を決定した。同社は入札によるスポンサー決定を急ぐなど経営立て直しを進め、更生手続きの早期終了を目指す。  同地裁は、破綻時の経営陣が残って経営再建に当たることを認め、更生計画を策定する管財人に坂本幸雄社長を選任した。会社更生法申立時に代理人を務めた小林信明弁護士も、管財人に就いた。

2012年3月26日


GSMAとWBAが協業 Wi-Fi接続簡素化

 世界最大の携帯電話事業者の業界団体GSMAと、Wi-Fi関連の業界団体であるワイヤレス・ブロードバンド・アライアンス(WBA)は、スマートフォンやタブレット端末などモバイル機器からWi-Fiホットスポットへの接続(Wi-Fiローミング)を簡素化する取り組みで協業すると発表した。  スマホなどの普及に伴い、爆発的に増加しているデータトラフィックに対応するため、モバイル通信網のトラフィックをWi-Fi網に逃がす「Wi-Fiオフロード」が注目を集めている。しかし現在のところ、モバイル機器をWi-Fi網に接続する方法は一貫性が無く、ユーザは機器の設定や接続キーの利用など、複数のプロセスを経る必要がある。  GSMAとWBAは、この煩わしさをなくし、簡単にWi-Fi網に接続するための技術的および商業的枠組み作りに共同で取り組む。

2012年3月26日


白モノ家電の国内出荷 2月は4%増1573億円

 日本電機工業会(JEMA)が26日発表した民生用電気機器(白モノ家電)2月度の国内出荷金額は、1573億円で前年同月比3.7%増と8ヵ月ぶりのプラスとなった。
 製品別では冷蔵庫が251億円、同16%増と2ヵ月連続のプラス、洗濯機が237億円、同14.3%と6ヵ月連続で前年同月実績を上回った。ルームエアコンも403億円、同0.5%増と好調だった前年同月並みの水準となった。
 節電志向の高まりで、省エネ製品の需要増加や寒波による暖房需要の高まりもあり、好調だった昨年をも上回った。

2012年3月27日


韓国・ハイニックス半導体 SKハイニックスに社名を変更

 世界第2位の半導体メモリーメーカ、韓国のハイニックス半導体は26日、社名をSKハイニックスに変更すると発表した。先月半ば、韓国の携帯電話最大手、SKテレコムがハイニックスの株式の21.5%を取得し、子会社化したことを受けての措置。

2012年3月27日


電波技術協会 ホワイトスペース利用システム普及推進室設置

 電波技術協会は来月2日付で「ホワイトスペース利用システム普及推進室」を設置、技術相談の窓口にすると同時にホワイトスペース(WS)や、エリア放送型システムのコンサルティング業務を強化する。
 同窓口は、エリア放送型システムの開発計画・運用などに関する技術相談や、WSの普及推進に関する業務を行う。WSは放送用などの目的のために割り当てられているが、諸条件によってほかの目的にも利用可能な周波数。
 電波技術協会はこれまで、総務省情報通信審議会放送システム委員会ホワイトスペース活用型システム作業班などの一員として、WSの有効利用の推進に努めてきた。
 WS活用のエリア放送型システムは4月に免許制度が開始されるため、エリア放送に関心のある事業者から技術相談が増えるとみている。

2012年3月27日


カナディアン・ソーラー・ジャパン メガソーラー建設を検討

 カナディアン・ソーラー・ジャパンは、太陽光発電事業で産業分野に本格参入する。その取り組みの一環として、このほど三重県内に約4ヘクタールの用地を保有する伯東と出力2000kWのメガソーラー建設について、共同で検討を進めることで合意した。
 今回の建設プロジェクトでは、伯東が土地の提供・部材調達・建設費用を、カナディアン・ソーラー・ジャパンが太陽電池モジュールの提供・プラントの保守点検を担当し、両社共同による売電事業も手がける計画。今年夏頃に着工し、秋頃に完成予定。12年度内の稼働を目指している。

2012年3月27日


オーエス ノートPC用携帯型太陽光発電装置

 オーエスは、携帯型太陽光発電装置モバイルソーラー「どこでも発電」シリーズに、ノートパソコンの長時間利用を目的に開発したGSN-160Bを追加し、このほど受注を開始した。
 新製品はDC19V/64Wの出力を持ち、外付けバッテリ(リチウムイオンポリマー電池)との組み合わせで、ノートパソコンなら6時間の長時間作業を可能にしている。折りたたみ型にすることで、発電量を大型化する際の軽量化を図り、64Wの大型でも約5kgという軽さを実現した。
 ソーラーシステム2枚と外付けバッテリの組み合わせで、ソーラーシートから一旦バッテリへ蓄電し、ノートパソコンなどの電源として使用できる。また、バッテリからの出力は各種モバイル機器の接続アタッチメントや、ケーブルを豊富に用意している。アウトドアテントの屋根に広げたり、木やベランダからつり下げたりすることもできる。販売想定価格は20万円前後。

2012年3月27日


マウスコンピューター デジタルオーディオプレーヤ新型

 マウスコンピューターは、LEDタッチセンサーと背面メタルボディーが美しい2.0型カラー液晶ディスプレイのデジタルオーディオプレーヤ「Lyumo M21」を30日から発売する。
 ポケットに入れてもかさばらない約9mmのスリムボディーに8GBの大容量内蔵メモリーと、重厚感あふれる背面メタル素材を採用。画面には2.0型のカラー液晶ディスプレイを搭載し、LEDタッチセンサーでスマートに操作ができる。7種類のプリセットイコライザに加え、圧縮音源を明瞭感と重低音の増したサウンドへ補正する「SRS WOW」を搭載した。
 また、海外でも受信可能なワールドバンドFMラジオも搭載しているほか、会議や、とっさのメモ代わりにも便利なボイス録音機能も搭載され、音楽以外の楽しみ方も広がっている。

2012年3月27日


11年10-12月国内スマートフォン出荷台数 184%増

 IDCJapanが26日発表した11年代4四半期(10-12月)の国内スマートフォン出荷台数は、前年同期比184.4%増の689万台となった。ソフトバンクモバイルとKDDIが同時発売したアップルのiPhone 4Sの出荷が好調で大きく伸長した。加えて、アンドロイドOS搭載のスマートフォンも400万台超の出荷台数を記録し、順調に拡大していることがわかった。
 11年のスマートフォン出荷台数は、前年の約3.6倍の2010万台となり、全携帯端末出荷台数に占めるスマートフォンの比率は53.0%に達した。出荷台数はプラス成長を維持するとみられ、12年には一気に3000万台を超え、3113万台にまで拡大すると予測している。
 11年通年のタブレット出荷台数も前年比173.9%増となり、225万台の出荷実績となった。12年のタブレット市場は333万台と予測している。

2012年3月27日


シャープ 台湾・鴻海グループと業務提携

 シャープは、台湾の鴻海グループと戦略的グローバル・パートナーシップを構築し主要事業分野で業務提携する。鴻海精密工業を中心とするグループ企業4社を割り当て先とした、第三者割当による新株式の発行と資本業務提携の実施などを27日発表した。
 今後、同グループがシャープディスプレイプロダクツと業務提携し、共同で堺工場を事業運営。同工場で生産する大型液晶パネル・モジュールの50%を引き取ることになる。

2012年3月28日


パナソニック 地デジ放送用平面アンテナ

 パナソニックは、地上デジタル放送用の平面アンテナTA-DUF200(市場想定価格1万2000円)を4月20日から発売する。
 新製品は、20素子相当の高い受信感度なので、強電界、中電界のみならず、弱電界エリアでも安定した受信が可能。
 また、戸建ての屋根上、壁面設置からマンションでのベランダ設置まで、多様な設置スタイルにも対応でき、壁面設置時の奥行きは約12cmと、見た目もスリムかつコンパクトに設置できる。

2012年3月28日


ソニー タブレット端末にWi-Fiモデル

 ソニーは、5.5ウルトラワイドVGA液晶を2画面搭載した2つ折りタイプのAndroid搭載「Sony Tablet P」シリーズのWi-Fiモデル「SGPT213JP/H」(店頭予想価格5万円前後)を4月21日から発売する。
 3G通信モジュールを省略したことで、重さが約16g軽量化するとともに、Web閲覧時のバッテリ駆動時間が約0.5時間延長された。

2012年3月28日


IO DATA 地デジ搭載無線LANルータ

 アイオーデータ機器は。地上デジタルチューナを搭載した無線LANルータ「Wi-Fi・TV(WN-G300TVGR)」を4月中旬に発売する。価格は1万5700円。
 新製品にiPadなどをWi-Fi接続すれば、家の中の好きな場所で地デジ番組を視聴できる。
 また、IEEE802.11nに対応した300Mbpsの高速通信が可能なルータなので、光回線、ADSL、CATVなど、あらゆるインターネット回線を構築できる。

2012年3月28日


京セラソーラー 埼玉県行田浄水場に1.2MW太陽光発電システム

 京セラソーラーコーポレーションは、埼玉県行田浄水場(埼玉県行田市)に、同県で最大となる1.2MWの太陽光発電システムを納入した。28日から運転を開始する。
 同システムは、埼玉県企業局が、環境負荷軽減を強める中で、CO2を排出しないクリーンなエネルギーとして設置したもの。
 京セラ製高出力太陽電池モジュール5040枚を仕様、システム全体の年間発電電力量は、137万2594kWhとなる見込み。

2012年3月28日


ソニー 体制を一元化

 ソニーは27日、4月1日付で発足する新体制を発表した。消費者向けと事業者向けの2つのグループに分けていた従来の枠組みを見直し、同日付で就任する平井一夫社長兼最高経営責任者(CEO)の下に事業本部を置く。平井次期社長が掲げる「ワンソニー」実現に向け、体制を一元化して意志決定の迅速化を図る。
 また、平井次期社長の補佐役として、4執行役を指名。これらの経営陣が中心となり、赤字が続くテレビ事業などの立て直しを進める。

2012年3月28日


11年世界半導体売上ランキング インテル首位、シェア15.6%

 米IHSアイサプライは26日、11年の世界の半導体売上ランキングを発表した。首位は米インテル。シェアは15.6%で、01年以降で最高水準となった。
 インテルは、新興市場向けPCや、サーバ用のCPUが好調に推移。さらに独インフィニオンテクノロジーのモバイルチップ事業買収効果で11年は2桁増収を記録。シェアは前年の13.1%から2.5ポイント拡大した。
 2位は、韓国サムスン電子。順位は前年と変わらないが、DRAM事業の低迷が響いて売上の伸び率は0.6%増にとどまった。シェアも前年と同水準。
 上位10社では、米クアルコムの伸びが際だつ。スマートフォン市場の拡大で、同社のモバイル用チップセットに対する需要が伸びたためで、売上は前年比41.6%増。シェア3.3%を獲得し、順位を前年の9位から6位に上げた。
 日本企業は、旺盛なLED需要に支えられ日亜化学工業が同34.1%増を記録、前年28位から23位に躍進したが、それ以外は全般的に低迷。特に、国内唯一のDRAMメーカであるエルピーダメモリの落ち込みが目立った。同社は先月末、経営破綻している。

2012年3月28日


サムスンジャパン ギャラクシーノート発売

 サムスン電子ジャパンは28日、スマートフォンの新製品「ギャラクシーノートSC-05D」を4月6日にNTTドコモの取扱店を通じて発売すると発表した。
 同機は、3.5インチHDの高精細有機ELを採用、電池容量は2500mAh、薄さ9.7mmを実現。また1.5GHzデュアルコアCPUによりWebの表示、アプリの起動、再生など豊富な機能を装備。手書きの手帳のように、絵や文字を思いのまま、滑らかに書き留められる。LTE方式にも対応する。

2012年3月29日


NICT スマートメータ用規格に準拠の小型・省電力の無線機開発

 情報通信研究機構(NICT)は、スマートメータ用務線の標準規格IEEE802.15.4g/4eドラフト最終版に準拠した、小型・省電力の無線機を開発した。
 今回、開発した無線機は日本国内のスマートメータ用周波数の920MHz帯に対応。省電力を実現する通信機能の階層であるMAC層の機能を集積化し、さらなる小型化・省電力化を目指して無線モジュールを新規で開発・搭載している。
 今回の無線機の特徴は、連続的な動作と比べて稼働時間の割合が100分の1以下となり、この間欠的な動作によってさらに省電力化を実現し、電池駆動による数年間の動作を可能にした。

2012年3月29日


JEMA 世界の白モノ家電需要調査

 日本電機工業会(JEMA)が、白モノ家電の世界の需要について調査報告書を発行した。
 10年の需要動向を品目別に見ると、ルームエアコンは米国で減少したが、中国やインド、ブラジルなどの新興国を中心に需要が旺盛で、前年比16.4%増の6958万台だった。
 電気冷蔵庫は中国、日本、米国などで販売が伸長、インド、ベトナム、中南米などの新興国でも経済成長や普及率上昇により需要が拡大し、同5.0%増の8455万台だった。
 電気洗濯機は5.2%増の7690万台、電気掃除機は11.5%増の9749万台、電子レンジは9.8%増の5653万台、電気炊飯器は6.2%増の4818万台、電気カミソリは11.2%増の4717万台だった。
 10年の品目別の国別出荷台数では、中国と米国が品目別第1位を分け合った。中国はルームエアコン3012万台、電気冷蔵庫1436万台、電気洗濯機1890万台、電気炊飯器2600万台で第1位。
 一方、米国は電気掃除機3700万台、電子レンジ933万台、電気カミソリ850万台で第1位だった。
 日本は電子レンジを除く6品目で上位5位内にランクイン。

2012年3月29日


NEC クラウド対応型の家庭用蓄電システム

 NECは、24時間365日の遠隔サポートを実現したクラウド対応型の家庭用蓄電システムを発売した。家庭内のネットワーク経由でNECのデータセンターに接続し、システム状態を把握するため安全に利用できる。住宅メーカや建材商社などを経由して展開していく。
 発売したリチウムイオン蓄電池搭載の蓄電システムは、本体を家屋の側面に設置し、家庭の分電盤に接続することで、電力会社の電力供給システムや太陽光発電システムなどと連携し、自動で充放電制御ができる。本体は奥行き310mmとエアコン室外機と同等の薄型設計で、冷却用ファンを無くしたことで静音化も実現した。
 システムコントローラと操作パネルを標準装備しているため、操作パネルをリビングなどに設置することで、屋内でシステムの動作確認ができる。
 システム自体はネットワークに標準で対応する。NECのデータセンターでシステム温度や充放電の状況などを常時監視できる。電気料金の体系変更など、本体のソフトのアップデートが必要な場合でも遠隔で更新ができるため、利用者は煩わしい操作も必要ない。
 蓄電容量は5.53kWhで、例えば液晶テレビ、ノートパソコンやネットワーク機器、冷蔵庫、LED照明(12個)、携帯電話充電(2台)を使った場合に約10時間の稼働ができる。

2012年3月30日


ロジテック ICレコーダ搭載ポータブルラジオ

 ロジテックは、ポータブルラジオにICレコーダ機能を搭載した「LIC-TT100」(1万3020円)を4月上旬に発売する。
 「LIC-RR100」は、ラジオ放送が聞けて録音ができ、加えて音声などの録音もできるラジオとICレコーダの機能を併せ持ったポータブルラジオ。操作しやすいように大きなボタンとジョグダイアルを前面に配置した。
 チューニングし、地域を都道府県単位で設定すると、ラジオのチャンネルも自動的に設定されるので、チューニングの手間が省ける。ラジオ録音はタイマー予約できるほか、録音されたデータは付属のUSBケーブルでパソコンに取り込むことができる。

2012年3月30日


長崎医療センター バックアップシステムを本格運用

 国立病院機構 長崎医療センター(長崎県大村市)と富士通は、共同で被災時にも地域における診療を継続するためのバックアップシステムを構築、本格運用を開始した。
 富士通のプライベートクラウド型の医療機関向け災害対策ソリューションを利用したもので、作業開始からわずか1ヵ月で構築を完了した。
 これにより長崎医療センターは、電子カルテシステムと医事会計システムのデータをオンラインで、遠隔地の堅牢なデータセンター内のバックアップシステムに保全。
 また、同ソリューションには電子カルテシステムの参照ビューワを装備しているため、被災時には避難所や他の医療機関から診療データを参照して診療活動を迅速に立ち上げることができ、メモ機能を使って現場での診療記録も残すことができる。
 長崎医療センターは県内最大規模の病院であり、高度総合医療施設。県外からの患者も受け入れており、年間の入院患者総数は約1万2800人、1日の外来患者数は約800人に上る。

2012年3月30日



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