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電波新聞拾い読み 2011年6月

アルバック理工 3kW級小型発電システム

 アルバックグループのアルバック理工(横浜市)は、70-90度Cのお湯から発電可能な3kW級小型発電システムを開発した。温泉熱や太陽熱など比較的低温な熱源を電気として利用できるようになる。今後、1年程度、実証試験を行い、早ければ2年後にも製品化する。
 開発した小型発電システムは、70-150度C程度の熱で高圧の蒸気で膨張機を介して発電機を回転させるもの。150度C以下の比較的低温な熱源と、30とC以下の冷却水があれば、発電が行える。

2011年6月1日


アイコム 日本語表示の簡易AIS

 アイコムは、小型船舶に対応した日本語表示による簡易型AISトランスポンダ(船舶自動識別装置)MA-500TRJ(税込み15万7500円)を今月上旬から発売する。
 簡易型AISは、見通しのきかない霧中での航行、島影に隠れた見えない船舶の発見などをサポートし、衝突防止やスムーズな運用管理に大きく寄与するもの。500TRJは、操作面などの表記を日本語化し、さらに高い操作性を実現した。

2011年6月1日


総務省 衛星でも地デジ提供

 総務省は5月31日、地上デジタル放送の電波が届きにくい地域向けに実施している衛星放送を、その他の地域でも視聴できるようにすると発表した。アナログ放送が終了する7月24日までに地デジ用のアンテナ工事が間に合わず、テレビを見られなくなる世帯などが対象。6月1日から受付を始め、利用期間は約半年に限定する。

2011年6月1日


ヤマダ電機 中国・天津本店10日にオープン

 ヤマダ電機は10日、中国・天津に「ヤマダ電機 天津本店」を開店する。店舗は1-5階、店舗面積は約1万5000平方メートル。

2011年6月1日


4月のPC国内出荷 台数で2.3%増、金額4.1%減

 電子情報技術産業協会(JEITA)がまとめた4月のパソコン国内出荷実績は、デスクトップ、ノートを合わせた全体の出荷台数が、前年同月比2.3%増の90万4000台、出荷金額は、同4.1%減の751億円となった。
 3月まで3カ月連続して台数、金額とも前年割れが続いていたが、台数がプラスに転じ、金額の落ち込みも、3月までの2桁台から1桁台に持ち直した。

2011年6月1日


NTTドコモ 7月からLTEサービス「Xi」のエリア拡大

 NTTドコモは5月30日、2010年12月に東京、名古屋、大阪で始めた新しい高速通信サービス「Xi(クロッシィ)」を7月1日から札幌、仙台、金沢、広島、高松、福岡の主要6都市でも開始すると発表した。

2011年6月1日


アマチュア/業務用無線 災害への強さ実証

 大震災、津波、原発事故で、業務無線局、アマチュア無線局が携帯電話の通じない被災地域の情報伝達手段として活躍した。3月13日には、中央非常通信協議会が、被災地の通信確保のためのアマチュア無線局への協力要請を出した。アマ無線局は現場の要請で、救援・医療・行政情報通報などの通信に従事した。
 アマ無線の非常通信は、全国統一の非常通信周波数7030MHzを空け、緊急通信に備えた。この電波帯は被災地以外の遠隔地まで届く短波帯。通信内容はネット上のツイッターを活用し、後方支援がキメ細かく実施された。現地で非常通信に従事したアマ無線局は数十局に上り、聴取し支援した無線家は多数。
 アイコム、バーテックススタンダードなど、アマ無線機器メーカは、トランシーバなどを支援物資として提供。それらは必要な場所に、必要なだけ届けられた。その背景には、非常通信による正確な情報があった。
 全国規模のデジタル業務無線網を提供している移動無線センターも、通信運用サポートに全力を挙げて取り組んだ。ただ、三陸海岸には基地局がなく、そこはアマ無線がカバーした。
 業務用無線、アマ無線ともに、車のバッテリ程度の電源さえあれば、場所を選ばず、全国的な安定した通信網が確保できる。同報通信もでき、デジタル化で、緊急地震速報や携帯電話、インターネットとの連動もできる、その能力を発揮した。
 福島県で一時帰宅時に使われた無線機も極超短波を利用した免許不要のトランシーバ。特定のグループに指令を同報できることも、帰宅者に持たせた理由の一つとなっている。
 避難場所となっている中・高・大学には以前、アマチュア無線のクラブ局が設置されていた。公共庁舎も同様。今回、残っている施設では、有効に利用された。アマ無線業界では、クラブ局再開を促進させようとの機運が盛り上がっている。無線機器専門店では引き合いが強く、品不足状況という。

2011年6月1日


中国の携帯加入9億超

 中国工業・情報化部によると、4月末時点の中国の携帯電話加入者数は、前年12月末より4139万人増の9億440万人に達し、以前として月1000万人以上の伸びペースを維持している。
 第3世代(3G)携帯電話の利用者は6757万人で、前年末より2052万人増えた。

2011年6月2日


UQコミュニケーションズ WiMAX基地局累計1万5000局

 UQコミュニケーションズのWiMAX屋外基地局開局数が累計1万5000局に達した。5月31日に同社が発表したもので、全国の実人口カバー率は71%に、東京23区、名古屋市、大阪市の東名阪主要都市のカバー率は99%を超えた。
 5月31日現在、高速モバイルインターネットサービス「WiMAX」の利用可能な市区町村数は全国575に拡大した。

2011年6月2日


カシオ計算機 タッチ撮影機能搭載のデジカメ

 カシオ計算機は、デジタルカメラ「EXILIM」の新製品として、タッチパネル付き大画面高精細液晶を搭載した1610万画素の標準モデル「EX-Z3000」(店頭予想価格3万円前後)を6月17日に発売する。
 新商品は、厚さ22.6mmの薄型コンパクトボディに光学8倍ズームレンズと、タッチパネル付き高精細46万画素の3.2型高性能クリア液晶を搭載。モニターをタッチすることで撮影できるタッチ撮影機能や、独自の自動調整機能「プレミアムオート」など、多彩な撮影・再生機能を備えている。
 CCDシフト方式の手ブレ補正や、約12倍まで画質劣化を抑えてズームできるプレミアムズーム、高速オートフォーカス、2センチまで寄れるマクロ撮影機能を備えるほか、同社のカメラの特徴でもある長電池寿命を実現。1回のフル充電で約560枚の撮影ができる。

2011年6月2日


ユタカ電機 長時間蓄電機能付きUPS

 ユタカ電機製作所は、今夏に東京電力管内などで見込まれる電力不足対策ニーズに対応した長時間蓄電機能付き無停電電源装置(UPS)「ユタカエコパワーセーバー」3機種を発売した。
 新製品は、今夏に向けた昼間の節電や計画停電が実施された場合の長時間の電源供給にも対応が可能であり、主に一般家庭および中小規模オフィス向けの商品となっている。
 3機種は、主力容量が800W、2500W、5000W。いずれも長寿命(5年)小型シール鉛蓄電池を搭載している。800W機(24万8000円)は液晶テレビ(26インチ)とLED照明の組み合わせて、2500W機(36万4000円)はデスクトップPC、無線LAN、LED照明の組み合わせ、5000W機(47万9000円)は液晶テレビ(32インチ)とデスクトップPC、無線LAN、LED照明の組み合わせを、それぞれ3時間使用することができる。

2011年6月2日


ヨドバシカメラ マルチメディア仙台を建替え、国内最大級14年オープン

 ヨドバシカメラは、マルチメディア仙台を建て替える。これに伴って、現店舗近くに仮店舗を建設、仮店舗オープンとともに、現店舗の建て替えに入るもよう。
 仮店舗は12年春オープン予定。店舗面積は約1万5000平方メートル。建て替え後の新店は14年頃オープン。
 新店の店舗面積はマルチメディアAkibaと同規模になりそうで、国内最大級の大型店が誕生する。

2011年6月3日


パナソニック ギガビット無線伝送回路技術開発

 パナソニックは2日、超高速無線通信規格を策定する業界団体WiGigやIEEE802無線委員会の策定するIEEE802.11adドラフト仕様に対応した、60GHz帯の送受信部とベースバンド処理部からなる、小型モバイル端末向けギガビット無線伝送回路をCMOSプロセスで集積化する技術を開発したと発表した。
 この技術により、従来の無線LANの20倍以上の高速通信が可能になるという。さらに、送受信コア回路やおよび周辺回路の最適化を図ることで、1W以下の低消費電力駆動の実現が可能となる。
 今回の開発は、ストレスを感じることなく、データ量が大きい高精細動画などの伝送に対応できる小型モバイル端末の実現に大きく貢献するものと期待される。

2011年6月3日


携帯各社の簡易メールが相互利用可能に

 NTTドコモやKDDIなど携帯電話5社は1日、簡易メール「ショートメッセージサービス(SMS)」を7月13日から、他社の携帯電話にも送信できるようにすると発表した。
 相互利用ができるのは、ドコモとKDDIの他、沖縄セルラー、ソフトバンクモバイル、イー・アクセス。SMSは文字数が50-70文字と制限がある。

2011年6月3日


富士通 シニア向けPC新型

 富士通はもシニアユーザやパソコン初心者向け「FMVらくらくパソコン」の新商品として、「FMVらくらくパソコン4」を9日から順次発売する。
 新モデルでは、NTTドコモの携帯電話「らくらくホンベーシック3」で収集した歩数や活動量のデータを取り込む機能を新たに搭載し、取り込んだデータは、グラフ形式で表示できるので、日々の連行管理を楽しく続けることができる。
 タッチパネルの搭載で、タッチ操作にも対応する。

2011年6月6日


日本エイサー 2画面液晶搭載のタッチブック

 日本エイサーは、2画面液晶を搭載した"touchbook"「ICONIA(アイコニア)-F54E」を発売した。予想実売価格は15万円前後。
 「アイコニア-F54E」は、タッチパネル対応の14型ワイド液晶を2画面搭載することで、キーボードや光学ドライブは非搭載で、ノートPCとタブレットPCを融合させた。
 タッチパネルで直感的な操作ができるほか、2画面分のWebサイトを同時に表示したり、下の1画面にソフトキーボードを表示することでノートPCのように利用することもできる。OSはウインドウズ7 Home Premium64ビット版、CPUはCorei5-480M(2.66GHz)、のメモリーは4GB(最大8GB)。130万画素WeBカメラ/ステレオスピーカ×2を内蔵。

2011年6月6日


シャープ 液晶事業見直し

 シャープは、高精細CGシリコンと先ごろ開発を発表した酸化物半導体IGZOに力を注ぎモバイル機器用の液晶事業を強化する。また、60型以上の大型液晶テレビおよび電子黒板などノンテレビ用分野の拡大に省エネ技術UV2Aを生かして取り組む。
 同社は、液晶パネル価格の下落により世界の液晶メーカ、液晶テレビメーカが収益悪化に苦しむ状況を踏まえ、世界市場でニーズが急拡大しているスマートフォンおよびタブレット端末向けの高精細液晶事業に大きく舵を切る。「成長率の高い分野にシフトし、成長性の低いコモディティの液晶分野から脱却して収益の向上を図る」(片山社長)。

2011年6月6日


自治体の地デジ化 大幅な遅れ

 7月24日に地上デジタル放送に移行する地域の都道府県や市区町村のうち、全所管施設でテレビやアンテナなどの対応を済ませたのは、3月末時点で全体の62.1%の1035自治体にとどまることが3日、総務省の集計でわかった。
 残り621自治体の大半は移行日までに駆け込みで準備を終える予定だが、全自治体の地デジ化を昨年末まで完了させるとした当初の目標からは大幅な遅れが生じている。
 総務省は、自治体の厳しい財政事情が対応の遅れの背景にあるとみて、財政面の支援を通じて準備を促している。

2011年6月6日


3月末のCATV加入数2600万突破

 総務省によると、国内ケーブルテレビ(CATV)の加入世帯数が3月末で前年度末比5.3%増の2602万となり、初めて2600万世帯を超えた。

2011年6月6日


レノボ 欧州PC市場3位に

 中国PC最大手の聯想集団(レノボ)は、ドイツの民生電子有力企業、メディオンを買収すると発表した。この買収により、レノボはドイツPC市場でシェアが14%に拡大、欧州PC市場ではシェア7.5%、上位3位に入る見通し。
 レノボ側は買収後もメディオンの従来体制を継承、安定経営を維持した上で、調達、販売ルート、ソフト開発および製品開発力面で協力し、企業の競争力を高めていく方針を明らかにした。

2011年6月6日


デジタルTV 駆け込み需要が本格化

 地上波テレビの完全デジタル化までいよいよ秒読み段階に入り、駆け込み需要が本格化してきた。4月の実売は前年比141.3%、5月は同170.2%を記録。6月第1週の週末は、多くの販売店で販売台数が前年比約2倍となったもよう。昨年3月、11月と同様の店頭混雑や品薄が懸念されるうえ、今回は「後がない」ため、配送・設置も含めた前倒しの対応が求められることになる。
 アナログテレビの残存数は諸説あるが、最も多い推定値では3000万台以上、最も少ない推定値でも2000万台ある。簡易チューナやデジタルレコーダでの受信、CATVなどへの加入などにより、アナログテレビを使い続けるユーザを差し引いても、あと数百万台は7月24日までに買い替えられるものとみられている。

2011年6月7日


世界半導体市場 過去最高に

 世界半導体市場統計(WSTS)は7日、11年の世界半導体市場規模が前年比5.4%像の3144億ドルと過去最高に達するとの予測を発表した。ただ、日本での半導体消費は、民生機器需要の低迷からマイナス成長となる見込み。

2011年6月8日


アップル版「クラウド」発表

 米アップルは6日、サンフランシスコで開催したIT技術者向け会合で、インターネット経由でソフトウエアなどを随時利用できる「クラウド・コンピューティング」サービスを発表した。

 「iCloud(アイクラウド)」と名付けられた新サービスでは、音楽や電子書籍などの各種コンテンツをアップルの大規模サーバに保存し、多様な電子機器を使って手軽に利用できるようになる。
 会合には、病気療養中のジョブズ最高経営責任者(CEO)が3月のiPad新製品発表会以来、約3カ月ぶりに姿を見せ、張りのある声で新サービスの実演を行った。

2011年6月8日


東芝とソニー 液晶統合へ

 東芝とソニーは7日、中小型の液晶パネル事業を統合する方向で検討に入った。中小型液晶医はスマートフォンやタブレット型携帯端末向けの需要が急拡大しており、この分野の国際競争力を強化する。
 両社はそれぞれの子会社「東芝モバイルディスプレイ」と「ソニーモバイルディスプレイ」を統合する方向で交渉中だ。
 国内液晶メーカはテレビ向け大型液晶で安価な韓国、台湾勢に押され、存在感が低下している。技術力では優位に立っても、設備投資の規模が小さく、伸び盛りの世界市場を明け渡した。
 この反省を踏まえ、中小型液晶では大規模な設備投資を進めるため、官民一体となって巻き返しを図る。新会社では、より高精細に有はEL(エレクトロ・ルミネッサンス)など死せたいパネルの開発・量産も進めたい考え。

2011年6月8日


5月の携帯電話・PHS契約数 ソフトバンク14カ月連続首位

 電気通信事業者協会(TCA)が7日発表した5月末の国内携帯電話・PHSの契約数は1億2466万件で、前年同月比6.4%増加。うち、携帯電話は5月単月の純増数が54万8000件で、累計1億2072万件となった。
 事業者別純増数は、「iPhone」を持つソフトバンクモバイルが29万9000件と、全体の純増数の過半数を占め、14カ月連続の純増首位の座を守った。4月下旬に発売したタブレット型の「iPad2」や、白いタイプの「iPhone4」が集客した。
 一方、NTTドコモの純増数は6万3000件。夏モデルの発表前の端境期に当たり、3月(48万3000件)、4月(18万8000件)に比べ、大幅に減らした。KDDI(au)は11万900件、イー・アクセスが7万5000件。

2011年6月8日


ソニー PC夏モデル20機種

 ソニーは、パソコン「VAIO」シリーズの夏モデルとして、性能やカラーバリエーションを充実させたボートPCを2シリーズ7機種と、ノートPC 5シリーズ13機種を11日から順次発売する。
 新製品は、VAIOとして初めてボードPCに3D対応機種を導入。アナログ放送終了に対応し、デジタル放送の視聴と録画ができる「Lシリーズ」「Jシリーズ」「Fシリーズ」は、CPUなどの基本性能をそれぞれ向上させた。
 Lシリーズの3D対応・テレビ機能搭載24型フルHD搭載のボードPCは、フレームシーケンシャル表示方式を採用している。視聴する映像に対応して右・左のレンズを交互に開閉する付属のアクティブシャッタメガネを用いて視聴する。
 3D変換機能を搭載し、映像のフォーカスがある個所を検出し、ブルーレイ、DVD、パーソナルビデオなどのコンテンツを擬似的な3D映像にして表示できる。

2011年6月8日


地デジ延期法成立

 7月24日に予定されているテレビの地上デジタル放送移行を、東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手、宮城、福島の3県に限って最大1年間延期する電波法の特例法が8日、参院本会議で全会一致で可決、成立した。
 同法には、3県の地元放送局への支援策として、アナログ放送の継続にかかる電波利用料の納付を免除することも盛り込んだ。

2011年6月9日


ソニー 小型・軽量ボディのデジタル一眼カメラ

 ソニーは、APS-Cサイズイメージセンサー搭載のレンズ交換式デジタルカメラとしては世界最小、最軽量級となる"α"「NEX-C3」を今月24日に発売する。
 新商品は、新開発の有効約1620万画素の裏面照射型CMOSセンサ「Exmor APS HD」を採用したレンズ交換式のミラーレス型のデジタル一眼カメラ。最薄部25.9mm、本体質量225gの小型・軽量ボディを実現している。

2011年6月9日


米ゲーム見本市「E3」開幕

 世界最大のゲーム見本市「E3」が7日、当地で3日間の日程で開幕した。任天堂やソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の主力税は、06年以降に発売したゲーム機需要一巡を受けて新製品を相次ぎお披露目。不振のゲームソフト販売を今後左右するだけに、業界の関心は例年になく高まっている。
 ゲーム業界は、製作費が高騰を続ける戦闘型などマニア向けの一方、女性など幅広い層を狙った手軽な「カジュアルゲーム」が台頭し、二極化の傾向。ブームを追い風に交流サイト(SNS)向けのゲームを開発する新興企業が増え始めたのも今年の特徴。

2011年6月9日


富士通セミコンの東北5工場、震災から完全復旧

 富士通セミコンダクターは9日、東日本大震災で被災した東北地区5工場の出荷水準が、震災前のフル生産レベルに復旧したと発表した。震災からおよそ3カ月で完全復旧を果たした。
 同社は、東日本大震災により前工程製造能力の約5割に相当する製造の拠点が被災。4月上旬の2度の余震でも影響が出たか、4月20日までにウエハー投入ベースで震災前水準での生産を再開していた。

2011年6月10日


三洋電機 「エネループシリーズ」大幅拡充

 三洋電機は、充電池「eneloop」シリーズのラインアップを大幅に拡充する。業務用途にも耐えうる高容量タイプ「eneloop pro」を7月21日から、玩具にも使える高信頼性タイプ「eneloop plus」を12月1日から、それぞれ「SANYO」ブランドで発売した。また、WPC(ワイヤレス・パワー・コンソーシアム)が国際標準化を進めているワイヤレス充電規格「Qi(チー)」に適合した「単3・単4形ニッケル水素電池専用充電機能付きキャリングケース」を7月21日から発売する。
 ラメ入りブラックのボディーカラーが斬新な「eneloop pro」は、自己放電抑制性能を犠牲にすることなく容量アップを達成した単3形min・2400mAhタイプ。現行「eneloop」比約25%高容量化しており、プロユースで特に威力を発揮する。
 2本入りHR-3UWX-2BP(1260円)のほか、4本入り同4BP(実売想定価格1900円前後)もラインアップ。さらに、デザインを合わせたブラックカラーの充電器との4本セットN-TGR01WS(実売想定価格4500円前後)を9月21日から発売する。
 「eneloop plus」は、電池本体内にPTCサーミスタを内蔵することで、万一のご使用時の温度上昇を抑制。子供が利用する玩具などでも安心して使用できる。
 このほかの性能は「eneloop」と同等。価格は未定だが、「eneloop pro」と同等レベルを目指すとしている。
 「単3・単4形ニッケル水素電池専用充電機能付きキャリングケース」は、今月24日発売予定のパナソニック製無接点充電パッドQE-TM101などの上に置くだけで、中のニッケル水素充電池(2本)を充電することが可能。単3形なら約180分でフル充電できる。単3形eneloop 2本入りで実売想定価格は2000円前後。

2011年6月10日


アイコム 小エリア向けワイヤレスアクセスポイント

 アイコムは、小エリア向けIEEE802.11b/g/n準拠ワイヤレスアクセスポイントAP-80HRを今月上旬から発売する。
 スマートフォンなどの無線通信を利用した情報端末の普及により、ビジネスホテルなどを中心に、小エリア向けアクセスポイントへのニーズが高まってイネが、80HRは、従来製品より送信出力を抑えて電波の到達範囲を認定し、小エリア向けにセキュリティ性を高めた。ホテルの客室や会議室など、複数のアクセスポイントを近距離に設置する時などに最適。
 機能面では、イーサネットコネクタを3つ搭載。それぞれWAN/有線ポート/オンデマンド通信ポートに設定するなど、柔軟性の高い運用が可能。また、USBメモリーによるオートコンフィグ機能、ブラウザからの各種設定変更を可能にするユーティリティなど、設置・管理が容易に行える機能を搭載している。

2011年6月10日


ヤマダ電機「天津本店」開店

 ヤマダ電機の中国2号店「天津本店」が10日、オープンし、開店セレモニーが行われた。
 同社は昨年12月、日本の家電量販店として初めて中国に本格進出し、瀋陽に1号店をオープン。「売上は想定を上回ってきた」という。
 同社は今後3年以内に、中国でさらに3店舗を展開するとともに、インターネット販売も本格化し、年間売上高1000億円を目指す。

2011年6月14日


JVCケンウッド 香港の車載機器メーカ買収

 JVC・ケンウッド・ホールディングスは、カーエレクトロニクス事業の強化に向けて温今野車載機器メーカ、シンワ・インターナショナル・ホールディングスの発行済み株式数の51%を取得し、子会社化することを決めた。
 シンワ・インターナショナル・ホールディングスは、車載AV機器用のCD/DVDメカニズム製造・販売のほか、基板実装を含む製造受託加工、自動車用内装部品の製造・販売に強みを持ち、中国・欧州の自動車メーカとの取引関係がある。
 JVC・ケンウッドは、車載機器事業を中核に据えた事業強化を進めているが、シンワの子会社化により、両社共通の車載用デバイス事業のさらなる強化につなげる。

2011年6月14日


NEC/NECアクセステクニカ IPv6アドレス対応高速無線LANルータ

 NECとNECアクセステクニカは、IPv6アドレスによるインターネット接続に対応したIEEE802.11n/11b/11g規格準拠の高速無線LANルータ「Aterm WR8371N」を来月下旬出荷開始すると発表した。
 同機は、IPv6アドレスでの接続機能を搭載することで、IPv6接続に対応するISP事業者のインターネット接続サービスが利用可能。また、有線LANポートと回線側ポートにギガビットイーサネットを搭載すれば無線LAN以外に有線LANでも高速通信が可能。

2011年6月14日


ASUS パッド型PC新製品

 ASUSの日本法人アスース・ジャパンは、パッド型PC製品の"EeePadシリーズ"新製品"TranceformerTF101"を今月下旬から5万9800円で発売する。
 キーボード付きのキーボードドックと合体方式で、本体は取り外して携帯できるユニークな形状。今後、"Padfone""EeeSlate"などのシリーズ機種を随時、日本市場に投入する計画。
 基本ソフトはAndroid3.0、プロセッサはNVIDIAのデュアルコアチップTegra2を搭載。10本指同時タッチ可能で、強化ガラス採用の視野角178度の10.1型IPS液晶パネルを使用。GeForce ULP GPUを搭載している。

2011年6月15日


ダイキン コントローラ「ミハリモ」先行予約

 ダイキン工業は、14日に開設したWebサイト「ダイキンの考えるお店」で、既存のルームエアコンの節電をサポートする節電応援コントローラ「ミハリモ」(1万2800円)の先行予約を開始した。
 この夏、節電が全国的に求められるなか、家庭で使うエアコンを買い替えなくても節電できる。震災後2カ月の短期間で急ぎ開発・発売にこぎつけた。
 「ミハリモ」は、97年製以降の同社ルームエアコンに使用でき、各家庭の生活スタイルに合わせて3つの節電コースを選び運転する。「お奨め」コースの場合、1日の消費電力量を約12%削減できる。

2011年6月15日


4月の携帯電話・PHS出荷台数 38%減、1489万5000台

 電子情報技術産業協会(JEITA)と情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)が14日発表した4月度の携帯電話・PHSの国内出荷台数は149万5000台。前年同月比37.8%減と、大幅なマイナスとなった。
 携帯電話は春商戦向けの出荷がふるわず、134万7000台で、同42.2%減。4カ月連続マイナスとなった。
 PHSは14万7000台(同101%増)。新しい料金プランがユーザに支持されたことから9カ月連続プラスになった。PHSは契約数も3カ月連続で純増となっている。

2011年6月15日


東芝 バッテリ内蔵液晶TV

 東芝は、地上デジタルハイビジョン液晶テレビ「REGZAシリーズ」の新製品として、本体にバッテリパックを搭載した電力ピークシフト機能採用の19V型LEDバックライト液晶採用「レグザ19P2」(想定価格5万円前後、バッテリパック1個付属)を7月上旬から発売する。
 新製品は、簡単なリモコン操作でAC電源からバッテリ電源に切り替えられ、節電や電力需要の平準化に貢献する。約5時間の充電で、約3時間の視聴ができる。
 ワンセグチューナを内蔵し、ワンセグ用アンテナを付属。停電発生時など電源供給がなくなり、一時的に家庭用地デジアンテナが使用できなくなった場合でも、ワンセグ放送を視聴することができる。
 バッテリパックの充電は、テレビ本体の電源がオフの時に行える。「夜間充電モード」設定は、昼間の時間帯は充電されず、電力需要が比較的少ない夜10時から朝9時までだけ充電される。

2011年6月16日


東京スカイツリーは「オールLED化」

 パナソニック電工は15日、東武鉄道、東武タワースカイツリーとともに「東京スカイツリー」のライティング機器をオールLED化すると発表した。

2011年6月16日


ノキア アップルと和解

 ノキアは14日、米アップルとの特許侵害訴訟に関して、同社がノキアに特許使用料を支払うことで合意したと発表した。これにより、両社は特許関連訴訟をめぐり、全面和解することになった。

2011年6月16日


光ディスク値上げへ

 CDやDVDを製造する記録メディアメーカが、材料高などによるコスト高に苦しんでいる。主な原材料であるポリカーボネイトの価格が上昇しているほか、台湾やインドの受託製造先が製造価格を値上げする動きを示しており、メーカ各社は今後流通価格の値上げを検討し始めている。

2011年6月17日


米マイクロソフト 修正ソフト16件配布

 米マイクロソフトは14日、ウインドウズ7の業務用コンピュータの制御用ソフトなどに計16件の情報保線上の弱点が見つかったとして、修正ソフトの配布を始めた。危険度は「緊急」が96件、「重要」が7件。

2011年6月17日


3/3.5Gサービス加入件数 世界で5億件突破へ

 米ワイヤレス・インテリジェンスは、移動体通信方式WCDMA(3G)/HSPA(3.5G)サービスの加入件数が、6月末には世界で5億件を突破するとの見通しを発表した。また、次世代LTEサービスの加入件数は、09年末の商用開始からわずか1年半で100万件に達しており、15年には3億件を超えると予想した。

2011年6月17日


国際間のデータローミング料金 国により6倍近い差

 経済協力開発機構(OECD)が、国際間のデータローミング料金は国によって6倍近い差があり、同料金削減にはより効果的な競争と規制が必要、との調査結果を発表した。
 同調査は、OECDに加盟する34カ国68携帯電話事業者の国際ローミング料金を調査したもので、OECDでは一般に消費者向け料金、業者間料金とともに高止まりしており、市場競争意が不十分と指摘している。
 調査では、写真10枚分の伝送に相当する「1Mbit」の各国での料金をドル購買力平価で比較した。
 この結果、OECD平均が9.48ドルに対し、最も光学だったのがカナダの24.61ドル、次いで米国22.06ドル、メキシコ19.85ドルだった。元も小額はギリシャの4.17ドルでアイスランド4.42ドル、ルクセンブルク4.46ドルと続く。日本は13.44ドルで34カ国中6番目の高額だった。

2011年6月17日


パイオニア 7月にDVD/CDライター

 パイオニアは、軽量・コンパクトで高い読み取り精度のウインドウズ用ポータブルDVD/CDライター「DVR-XD10J」を7月上旬から発売する。
 新製品は、ディスク表面の汚れや傷でオーディオCDのデータが読み取れないときに、独自のアルゴリズムで再度読み取りを行う機能を搭載しており、データの欠落・保管による音質変化を抑えることで、オーディオCD本来の音質で再生することができる。
 PCからのUSB電源供給に対応しているほか、別売ACアダプタの接続が可能。ウインドウズが起動しないときに、リカバリCDを読み込んでPCを立ち上げる「USBブート」にも対応している。

2011年6月20日


NTTドコモ副社長 iPhoneの販売予定なし

 NTTドコモの辻村副社長は、17日の定時株主総会で、米アップルの「iPhone」について、「現時点で販売する予定はない」と述べた。
 辻村副社長は、アップルの端末について、「肘用に使いやすい」と評価する一方、「iモード上のサービスやおサイフケータイの機能を、アップルの端末は入れることができない」と説明。米グーグルのOS「アンドロイド」を搭載したスマートフォンの販売に注力していく姿勢を示した。

2011年6月20日


スパコンランキング 日本、世界一奪還

 理化学研究所と富士通が共同で開発を進めている次世代コンピュータ「京」が20日、世界のスーパーコンピュータの性能ランキング「TOP500」で1位を獲得した。日本のスパコンが世界1位になるのは、02年から04年まで1位だった海洋研究開発機構の「地球シミュレータ」以来、7年ぶりとなる。
 京は、文部科学省が理化学研究所と連携し、約1120億円を投じて開発を進めているもので、開発メーカはNECの撤退により富士通が担当。富士通のスパコン向けプロセッサ「スパーク64[fx」を使い、並列処理をする「スカラー型」で構築されている。

2011年6月21日


東北電力 能代火力発電所に大規模蓄電池

 東北電力は17日、暖房需要が高まる冬の電力供給不足に備えるため、能代火力発電所の敷地内に出力8万kWのナトリウム硫黄(NAS)蓄電池を設置すると発表した。
 電力需要が低下する深夜に、一般家庭約5万世帯が1日に使用できる分の電力を蓄え、昼間に放電する。NAS電池では国内最大規模という。
 最大出力2000kWの蓄電池を40台設置、来年1月に稼働する。

2011年6月21日


東芝 タブレット端末の新モデル

 東芝は、「アンドロイド3.1」搭載のタブレット端末「レグザタブレットAT300/24C」(店頭予想価格6万円前後)を7月下旬に発売する。
 アンドロイド3.1搭載により、ホーム画面上のブックマークやカレンダーなどのウィジェットのサイズを拡大縮小できるなど、ユーザが好みのインターフェイスをカスタマイズできる。
 キーボードやマウスに加え、ゲームコントローラなどの多様な外部入力機器を、USB2.0コネクタやミニUSBコネクタ、ブルートゥースなどのインターフェースで接続できる。さらに、接続された複数機器の操作を同時に行えるなど拡張性にも優れる。プロセッサにはNVIDIAのTegra2を採用。10.1型タッチパネルで16GBフラッシュメモリーを搭載している。

2011年6月21日


ケンウッド 特定小電力トランシーバ「UBZ-BM20R」

 ケンウッドは、特定小電力トランシーバの新製品として、「DEMITOSS PRO」UBZ-BM20R(実勢価格3万円前後)を7月上旬から発売する。
 新製品は、特定小電力トランシーバでトップクラスの防塵・防水性能(IP67相当)を備えた、警備や土木・建設現場、港湾、アミューズメント施設など、悪天候化での業務使用を想定したモデル。主な機能は、ワンタッチで音量の上げ下げができる「音量アッテネート機能」、広範囲な交信が可能となる中継器(別売)対応、ハンズフリーで会話できる「VOX機能」。
 音質面では、周囲の雑音を低減し、音声だけを明瞭にする「コンパンダー機能」、3段階で調整できる「マイク感度設定」、内蔵スピーカの音声品質を定めた「BTLアンプ」を搭載。
 大きさは、幅49×高さ99.8×奥行き22.5mmで、重さ約125g。

2011年6月22日


JEMA 「冷蔵庫の日」で啓発活動

 6月22日は「冷蔵庫の日」。日本電機工業会(JEMA)冷蔵庫専門委員会は、家庭で冷蔵庫が最も活躍する梅雨から夏への節目でもある「夏至の日」を「冷蔵庫の日」と定め、冷蔵庫に関する各種啓発活動を実施している。
 今年度は「最新冷蔵庫の省エネ性能」「冷蔵庫の適切な選び方」「冷蔵庫の賢い使い方」などを啓発する。啓発内容を記載したチラシを作成し、今日から家電販売店の店頭で配布する。

2011年6月22日


日立造船 津波観測ソフト、12年度実用化を目指す

 日立造船は20日、GPSを活用し、最大1000km先の津波を即座に観測できるソフトを開発したと発表した。従来の技術は沖合20kmまでしか正確に観測できなかったが、複数の地点から観測データを収集・解析することで、津波の高さなど情報の精度を高めた。東日本大震災を受け、津波予知の重要性が高まっており、12年度内に津波計として実用化を目指す。

2011年6月22日


パイオニア ストリートダンス市場に参入

 パイオニアはダンサー向けカルチャーブランド「STEEZ(スティーズ)」を立ち上げ、ストリートダンス市場に参入する。ダンサー向けの機能を搭載したスティーズブランドのオーディオ機器を投入するほか、様々なダンスイベント、ワークショップを開催する。

2011年6月22日


5月地デジ受信機国内出荷

 地上デジタル放送受信機器の国内出荷は、5月までに1億1720万台を突破した。7月24日の完全移行まではほぼ1カ月となるなか、受信機器の普及もラストスパート。販売はさらに加速している状況。
 地上デジタル放送関連受信機器は、東日本大震災の影響などがあったものの、3月の出荷実績も337万台、4月も前年を上回る308万台、5月も291万台となるなど前年を上回る推移を見せており、ほぼ計画通りの普及が進んでいる。
 5月の機器出荷の内訳は、テレビが前年同月比128.1%の161万1000台、BDレコーダが同168.2%の47万7000台となったほか、チューナが大幅な伸びを見せ同546.8%の50万6000台となった。また、地上デジタルチューナ内蔵のPCは同212.0%の11万4000台となるなど、前年を大きく上回り、デスクトップPCがPC需要を牽引しているという。
 テレビは2年間、毎月連続で単月出荷100万台以上を実現。テレビのみの累計出荷も7500万台を突破し、計算上では既に一家当たり1.5台の比率で地上デジタル対応テレビは行き渡っていることになる。
 そのほか、カーナビの買い替え提案にもつながる車載用テレビの地上デジタル化対応については、5月の受信機器の出荷が15万6000台と順調に普及。累計では、664万3000台に達している。まだまだ、潜在的な需要意が多く残されているとみられているが、普及は着実に広がりを見せている。

2011年6月23日


サムスン電子 KDDIにLTEの通信インフラ供給

 サムスン電子は、12年に次世代LTE商用サービスの開始を予定しているKDDIに、通信インフラを供給すると発表した。
 同社は、02年に商用CDMAシステムを提供してからKDDIとは10年来、提携関係にあり、KDDI関連子会社のUQコミュニケーションズにモバイルWiMAXソリューション供給。08年には戦略的提携を締結している。

2011年6月23日


地デジ移行 あと1カ月

 7月24日の地上デジタル放送完全移行まで、あと1カ月となった。震災の被災地域を除けば、駆け込み需要が本格化する受信機器の普及や、送信設備の整備など概ね順調に進んでいるが、アンテナの付け替えや共聴施設の整備、"声なき未対応者層"への認知の浸透など、取り組むべき課題はまだ山積している。いよいよカウントダウンが始まるなか、移行の最終局面まで「声かけ運動」など移行準備を進めるとともに、アナログ放送終了後まで見据え、発生した問題にどう対応していくか、という両面での取り組みが必要になってきている。
 情報弱者などデジタル化についていまだに知らない"声なき未対応世帯"が残されていることが大きな問題。告知活動などは進めるものの、これらの準備促進には奇策はなく、戸別訪問などのローラー作戦を徹底し、一世帯ごとの洗い出しを行っている状況。  関東や関西地域のアンテナ整備の問題もいまだに残されている。特に南関東地域で遅れが目立っている。VHFからUHFへのアンテナの買い替えや、従来のビル陰難視聴地域がデジタル化で解消された場合、個人でのアンテナ設置が必要な点などは、まだまだ認識されていないケースも多い。既に、工事がアナログ放送終了後にずれ込むケースも懸念されている。
 総務省テレビ受信者支援センター(デジサポ)の取り組みについても、移行に向け全力で取り組むとともに、アナログ放送終了後の「テレビが映らない」とする声に、いかにスムーズな対応を進めていくか、ということにも両方で取り組む。
 すでにコールセンターの準備などを進めているほか、アナログ放送が終了した後も、キメ細かい対応を持続させる。"予防と対症”の両面での取り組みを進め、最終的な100%の完全移行を実現する方針である。

2011年6月24日


桐生 非常用ソーラー電源キット

 太陽光発電など新エネルギー機器の製造・販売などに取り組む桐生(東京都中央区)は、新たに非常用ソーラー電源キット「PVS-55W」(6万9300円)、「PVS-55WB」(バッテリ付、8万9250円)の販売を開始。6月下旬から蓄電システム「TDSS-1205」とのセット販売も進めていく。
 「PVS-55W」は総出力55Wのソーラーパネル、7Aソーラーチャージコントローラ、最大出力200WのDC/ACインバータのセット。「同55WB」は標準モデルにディープサイクル密閉式バッテリ(定格電圧12V、容量33Ah、蓄電容量396Wh)を付属したもの。
 パソコンや照明器具など200W以内の小型電気器具での使用を想定。
 移動可能で簡単に設置できるように設計されており、工具なしで組み立てが可能。

2011年6月24日


日立GST 携帯端末にワイヤレス接続できる外部記憶装置を7月から米国で

 日立グローバルストレージテクノロシーズ(日立GST)は23日、スマートフォンやタブレットデバイスなど、携帯端末にワイヤレスで接続する外部記憶装置「G-CONNECT」を、7月から米国で販売すると発表した。記憶容量500GBモデルで199.99ドル。日本では、第4四半期(10-12月)に発売を予定している。
 新製品は、無線LAN802.11nWi-Fiで携帯端末に接続。音楽や写真、動画など、大量のコンテンツをワイヤレスで楽しむことができる。5台のデバイスを同時接続でき、標準画質で5ch、高画質でき3chのストリーミング映像を同時に流すことができる。
 外形寸法は、幅135.3×奥行き24.4×高さ87mm。重さ約275g。

2011年6月24日


NHKと民放 7月1日からアナログ放送画面で特別周知

 NHKと全国の民間テレビ放送局は7月1日から「アナログ放送画面を通じた特別周知」PRを行い、地上デジタル化の早期対応を視聴者に促す。
 7月1日からはフナログ放送のテレビ画面の左下に「アナログ放送終了まであと○日」などのカウントダウンスーパーをNHKでは基本的に午前9時から午後9時までの12時間、民放ではCM時を除き常時表示する。またブルー色のバックに「お知らせ画面」を定期的に挿入する。
 アナログ放送が停波する来月24日正午にアナログ放送の番組終了を知らせるブルー画面の「お知らせ画面」に全面移行する。その後24日午前0時までにアナログ放送は完全停波し、アナログ画面は何も映らなくなる「砂嵐」の状態になる。

2011年6月24日


完全地デジ化1カ月前 秋葉原でイベント

 関東広域地上デジタル放送推進協議会やデジタル放送推進協議会(Dpa)、関東総合通信局は24-25日、秋葉原UDX 2階「AKIBA SQUARE」で、地デジ化推進イベント「日本全国地デジで元気!inアキバ・スクエア」を開催した。
 デジタル放送完全移行までちょうど1カ月となった24日には総務省や各放送局関係者、地デジカなどが集まり、オープニングセレモニーが行われた。
 "さぁ!テレビ新時代!をキーワードに、地デジへの準備を呼びかけるとともに、デジタルの魅力と地デジ化ラストスパートをあらためて伝えようと、在京アナウンサーの地上デジタル推進大使ら、多彩なゲストがステージに登場した。

2011年6月27日


ビックカメラ 家庭用大型リチウム蓄電池の取扱開始

 ビックカメラは、家庭用蓄電池の取り扱いを本格的に開始する。家庭用大型リチウム蓄電池「MEPS-100I」の予約販売を25日から有楽町店で始めた。
 「MEPS-100I」は、家庭用コンセントで約11時間充電すると500リットル冷蔵庫や液晶テレビが約12時間使用できる。充電量が4段階で表示され、起動ボタンを押すだけで簡単に操作できる。
 販売価格は79万8000円。まずは有楽町店だけの取り扱いで、地下1階の節電相談カウンタで申し込みを受け付ける。

2011年6月27日


CAVジャパン ハローキティのドックスピーカ

 CAVジャパンは、サンリオとのライセンス契約により、「ハローキティ」フェースデザインを採用した「ウォークマン」対応ドックスピーカを7月上旬から発売する。
 新製品は、ホワイト色のKT1W-WH、ピンク色の同KT1W-PK。360度全方向に音像が広がるような設計と、ハローキティの頭部後ろにウォークマンを差し込むドック、耳にスピーカを内蔵しているのが特徴。

2011年6月27日


5月のパソコン国内出荷 台数・金額とも2桁増

 電子情報技術産業協会(JEITA)がまとめた5月のパソコン国内出荷実績はデスクトップ、ノートとも台数、金額で前年同月比2桁の伸びとなった。
 合計の台数は80万1000台(前年同月比28.9%増)、金額は700億円(同21.2%増)。
 台数、金額とも前年を宇和間をったのは5カ月ぶり。3月まで3カ月連続して台数、金額とも前年割れが続き、4月に上向き基調に転じた流れが強まった。
 JEITAは機能が強化された新製品が投入が需要を刺激したとことと7月の地デジ移行に向け、地上デジタルチューナーを搭載したデスクトップが前年より3倍近い伸びとなったことが全体を押し上げたとみている。

2011年6月27日


EUのCATV加入 10年末で6700万世帯

 欧州連合(EU)加盟27カ国のケーブルテレビ(CATV)加入世帯は10年末で6700万世帯に達した。
 欧州のCATV業界団体「ケーブル・ヨーロッパ」が今月、米国で開催されたケーブルショーで明らかにしたところでは、EU圏の全世帯数2億300万世帯のうち、加入の申し込みがあればCATV事業者がいつでも対応できるホームパス世帯が半分以上の1億1200万件に整備された。
 デジタル加入世帯が2400万世帯で全加入の41%、ケーブルによるインターネット加入や電話加入もともに前年より10%以上増え、契約者はそれぞれ2320万、1790万世帯になった。
 欧州でもインターネットの高速化は、加入者の大きなニーズになっている。現在、EUのケーブル加入世帯の半分は10Mbps以上の伝送速度だが、13年までには51%が100Mbpsもしくはそれ以上の速度に対応できるようになるという。
 20年までには少なくとも2700万世帯、最大で5100万世帯に100Mbpsのサービスを、との考え。

2011年6月28日


総務省 8月に携帯の安全性で説明会

 総務省は27日、世界保健機関(WHO)の専門組織が携帯電話の使用で脳腫瘍のリスクが高まる可能性があるとして、発がん性を指摘したことを受け、電波の安全性に関する一般向けの説明会を8月1日に開くと発表した。WHOで健康に対する電磁波の影響を研究していた専門家らを招く予定で、利用者の不安を取り除く狙いがある。

2011年6月28日


韓国が周波数オークション実施へ

 セルラー・ニューズ紙は韓国の規制当局の話として、800MHz、1800MHz、2.1GHzの3帯域の周波数オークションの実施予定を伝えている。

2011年6月28日


東京消防庁 節電中でも熱中症対策を

 東京消防庁は、節電に伴う熱中症対策を呼びかけている。
 環境省が進めている家庭でできる節電アクションには、冷房時の室温28度Cを目安にすることが含まれているが、統計上は気温が28度Cを超えると急激に熱中症での救急搬送人数が増えることから、高齢者や小さな子供には注意が必要で、エアコンを上手に活用して欲しいとしている。
 同庁の調べによると、熱中症が発生している場所は4割が住宅など、居住施設内が多い。熱中症は必ずしも屋外で起きるとは限らない。
 継続して同じ部屋に居続けると気温の上昇に気づきにくくなり、特に高齢者や体の具合が悪い人は、外気温28度Cを超えたら注意して、早めに冷房のスイッチを入れた方がいいという。

2011年6月28日


オーディオテクニカ ストリートでも使えるスピーカ

 オーディオテクニカは、ストリートでも使えるタフなスピーカシリーズ「BOOGIE BOX(ブギーボックス)」の新製品として、迫力のある重低音が楽しめる2.1ch「AT-SPB30」(想定価格7000円前後)を7月22日から発売する。
 屋外での使用にも耐えられる再生能力とポータブル性が特徴。再生する音楽のジャンルに合わせて低音の量感を変えられる「BASS CONTROL機能」を搭載した。
 口径φ50mmサブウーハー搭載。単3乾電池4本、ACアダプタの2ウエイ電源仕様。
 しっかり握って持ち運べるワイドグリップデザイン。衝撃に強いプロテクタを採用している。

2011年6月29日


ソニー 夏限定PSP発売

 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンは、プレイステーション・ポータブル「PSP-3000」バリューパックを7月28日から夏季限定で発売する。希望小売価格は1万7800円。
 PSPを初めて購入後も、すぐ楽しめるように2GBのメモリースティックProデュオ(Mark2)と、本体色に合わせたオリジナルのポーチとクロスがセットになっている。

2011年6月29日


ラオックス 蘇寧電器グループ企業と資本業務提携契約

 ラオックスは28日、蘇寧電器、蘇寧電器集団および両社の100%孫会社2社との間で資本業務提携契約を締結した。これにより中国での事業展開を加速させる。両社の国内店舗事業は、東日本大震災による海外客の減少により「当面厳しい状況が続く」とみており、今までの国内店舗事業依存からの脱却を図り、中国出店事業や貿易仲介事業を拡大させる方針。

2011年6月29日


総務省 地デジ未対応33万5000世帯

 総務省は29日、テレビの地上デジタル放送以降の1カ月前に当たる6月24日の時点で、33万5000世帯が地デジに対応していないとの推計を明らかにした。
 東日本大震災の影響で最大1年間延期される岩手、宮城、福島の3県は含まれていない。
 33万5000世帯のうち、集合住宅の1万世帯、一戸建て住宅の21万世帯では今後の対応予定が把握できておらず、同省は引き続き周知に力を入れる方針。

2011年6月30日


MSI 省エネのノートPC

 MSIコンピュータージャパンは、低消費電力とグラフィックスパワーを両立させた11.6インチHD液晶搭載ノートPC「U270」を、7月1日から発売する。想定店頭価格は4万9800円。
 CPUとGPUを統合したAMDのFusion APU E-350を搭載し、重さは約1.3kg(付属バッテリ装着時)。
 外形寸法は幅297×奥行き190×高さ31mm。バッテリ駆動時間は2.28時間。

2011年6月30日


レノボ 初のデスクトップPC量販店モデル

 レノボ・ジャパンは28日、6月7日に発表した、SOHOや小規模ビジネスなどのユーザ向けデスクトップPC「ThinkCentre Edge 91z」の量販店モデルを、7月15日から販売すると発表した。希望小売価格は8万4000円。
 ベゼル部とLCDの境をなくし、全体をガラスで覆い、艶のあるブラックの筐体。ハンドル部にトラックポイントをイメージさせる赤の差し色が入るなど、スタイリッシュなデザインが特徴。
 インテル製第2世代Core i7-2600プロセッサと、最大1GB HDDを搭載

2011年6月30日


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