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電波新聞拾い読み 2011年1月

中国の3G携帯予測 14年に2億7000万人

 台湾の調査機関デジタイムズ・リサーチによると、中国の3G携帯ユーザ数は増加しており、14年には2億7000万人に達する見込みという。
 中国では09年に3Gサービスを開始。初年度ユーザ数3000万人を目標に掲げたが、携帯端末の選択肢に制限があったことなどから採用が進まず、09年末のユーザ数は予想をはるかに下回る1020万人にとどまった。
 しかし、ネットワークが整備されて携帯機器の供給が拡大、価格も下がったことなどから、ユーザ数が飛躍的に伸長。10年末には4480万人に達すると同社は予測した。

2011年1月1日


インドの携帯加入者数 10月末に7億件突破

 インド電気通信規制庁(TRAI)によると、インドの10年10月末の携帯電話加入者数は前月比1898万件増加し、7億669万件と初めて7億件を超えた。前月比伸び率は2.8%、前年同月比では44.7%の増加。
 固定電話を合わせた電話加入者数は7億4212万件、固定・携帯を含むインドの電話普及率は62.5%。なお、ブロードバンド加入者は1052の万件だった。

2011年1月1日


家電エコポイント 「五つ星」買い替えに限定

 家電エコポイント制度の対象製品が、1月1日購入分から絞り込まれる。これまでは、省エネ性能を1-5個の星の数で表した「統一省エネラベル」で四つ星以上の地上デジタル放送対応テレビやエアコン、冷蔵庫を購入すればポイントがもらえたが、今後は家電リサイクル制度を利用して最高ランクの五つ星製品に買い替えた場合に限られる。
 政府は昨年9月にまとめた追加経済対策に、年内終了を予定していた家電エコポイント制度を、五つ星製品に限り11年3月末まで延長することを盛り込んだ。
 その後、予算不足で終了の半月前に打ち切りを余儀なくされたエコカー補助金の反省を踏まえ、昨年12月からの付与ポイント数半減を決めた。
 家電エコポイント予算の残高は、11月末時点で3000億円弱。月ごとの発行ポイント数は、最高を記録した11月でも約465億円分にとどまっており、今年3月末の制度終了を前に、予算が底を突く事態は避けられそうだ。

2011年1月1日


家電販売界 11年商戦スタート

 新年初売りは元日、2日とも全国的に昨年並みの集客。エコポイント特需で年末・年始の商いが10月中旬から盛り上がったテレビに代わり、ブルーレイレコーダ、スマートフォンやパッド型情報機器、PC、デジカメなどが健闘。テレビ周辺機器、エコキュート、女性向け一眼デジカメなど新たな期待分野でも売れた。福袋も電気自動車や中身のわかる提案などの工夫で、年始の販売を盛り上げ明るい11年の幕開けになった。
 ヨドバシカメラマルチメディアAkibaには元日早朝から900人が列をつくり、開店時間を45分前倒しした。福袋の"デジタル一眼の夢"が10分で完売。おもちゃの福袋も早々に完売した。
 秋葉原電気街ではオノデン、石丸電気、ソフマップ、ラオックスなどが元旦開店。例年通り、客層の半数は外国人で朝から賑わい「手応えは予測より良い」と各店明るい表情。
 元旦開店のビックカメラは有楽町店と新潟店で店頭に三菱の電気自動車50万円相当のエコ家電(40型テレビ、500リットル冷蔵庫、6畳用エアコン)がセットの398万円福袋を用意。他の福袋ではネット先行販売で人気だった「ブルーレイレコーダ」や「一眼レフカメラ」が好調。商品全般ではPCとデジカメが良く動き、女性向け理美容企画商品「きれいセット」や「女子カメラ一眼はじめてセット」が注目され新消費動向を予感させた。
 ヤマダ電機は2日から営業開始。池袋総本店は10時開店前に約400人の客の列が巨艦店を一周。元旦開店の同商圏のパルコなど大型店舗中心の客の流れを一気に変えるほどの集客力を新年早々示した。
 ヨドバシカメラマルチメディア梅田も元旦開店。限定お年玉箱を求める来店客に対応し、開店時間を30分繰り上げて店内収容する工夫で混乱を防いだ。お年玉箱は15種。開店30分後には8ジャンルが完売した。
 エイデンメッツ大曽根店(名古屋市東区)の1日端売りは、昨年12月売上げが前年比3割増と好調のケータイ・スマートフォンのほか、ゲーム機、デジカメコーナーに客が集中。スマートフォンは、ドコモのREGZAフォンやギャラクシーの人気が高く予約客も増えた。
 JR札幌駅に近いヨドバシカメラ、ビックカメラも元旦に初売り。氷点下2度と例年よりやや冷え込む中、ヨドバシでは1000人ほどが開店を待った。開店を15分早め、混雑を避けるため50人ほど区切りながら入店誘導した。
 両店ともBDレコーダコーナーが一番の賑わい。デジカメ、PC、スマートフォンも目玉商品を中心に購入客が目立った。昨年購入したテレビ用に3.1chや5.1chのサウンドシステムを購入する動きも見られ、売場担当者からは今後「テレビ周辺需要が期待」の声も聞かれた。
 デオデオ本店(広島市中区)は元日オープン、今年はテレビの動きが例年ほどではないが、デジタルオーディオプレーヤ、デジカメ、ゲーム機などのお年玉需要商品がよく売れ「来場客は例年より多い」。
 ベスト電器福岡本店は百貨店の初売りで人出が増える2日に照準を当てながら、元日から初売りを行った。全国的にテレビが福袋メニューから外れるケースが目立つ中、42型と26型の"親子セット"が元日から売れ、エコキュートとIHクッキングヒーターの40万円セットに見積もり依頼があった。
 人気を集めた福袋は美顔器など美容家電を集めた「女子家電セット」や人気の「iPadセット」など3000円から2万円のもの。

2011年1月3日


電機業界 分野別見通し

▽デジタルAV
 国内市場では、エコポイント終了の春と、地上デジタル放送完全移行により7月までの駆け込み需要の盛り上がりに期待。反動が心配されるものの、3Dなど新たな価値提案により平年並みの需要は維持する見込み。またBDレコーダや車載用テレビなど"残されたアナログ機器"の置き換え重要は活発に続くと見られており、AV市場全体は堅調を維持する見込み。
 海外市場については欧米市場には不透明感が漂い、需要も横ばいが続く見込み。そのなかで大きな成長が期待できるのが新興国市場。すでに白モノなどでは新興国向けの商品作りが進んでいるが、AV機器でも新興国市場向け商品の用意が進む。従来は日本ブランドが高い市場だったが、ここ数年は韓中ブランドが攻勢。改めて再強化をすることで巻き返しを図る。
 商品面では3D関連機器がより手近で手軽になり、テレビの付加価値モデルの基本機能化が進む。
 一方でグーグルTVなどネットをよりスムーズに楽しめるネット対応機器が発展する。商品の売りきりではなく、新たなビジネスモデル構築が進むほか、新たな魅力創出が進む。


▽情報通信技術
 11年のICT(情報通信技術)市場は、インターネット経由でハードやソフトを利用できるようにするクラウドコンピューティングが本格普及するするとともに、クラウドを活用する端末とスマートフォンがモバイル端末の中心になる。
 コミュニケーション手段も変化し、ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアが台頭し、企業のマーケティングなども大きく変化する年になりそう。
 昨年本格的に普及が始まったクラウドコンピューティングは、プライベート型、パブリック型ともにサービスが拡充し、「ITシステムの所有から利用へ」という企業ユーザの需要に応えていく。
 モバイル関連はスマートフォンがさらに浸透する。アップルのiPhoneだけでなく、グーグルの「アンドロイド」OSを搭載した端末が各社から発売されることから、個人だけでなく企業での利用も始まる。
 パソコン関連は今年は企業でウインドウズ7の導入が始まるほか、タッチパネル型のモバイル端末の普及も始まり、スレートPCの発売も本格化しそうだ。電子書籍の用途だけでなく、外勤営業スタッフの多い企業などで用途の拡大が期待できる。
 通信分野では、昨年末に商用サービスが始まった次世代携帯電話通信「LTE」の動きが注目される。NTTドコモの「Xi(クロッシィ)」に続き、KDDIもサービスを開始する。モバイル高速通信の幕開けになる。IPv4のアドレスが今年早々に枯渇する。IPv6への移行も始まる年になるとみられる。


▽放送業界
 今年7月24日正午でアナログ放送がストップ、デジタル放送へ完全移行される。そういう意味で11年は放送史上特筆すべき年といえる。
 総務省が昨年11月発表した9月末時点の地上デジタルテレビ受信機の世帯普及率は90.3%だが、受信環境では受信障害、辺地共聴、集合住宅などの各施設でいかに受信可能世帯を増やしていくか、今後半年にかかっている。
 BSデジタル放送も様変わりする。NHKが4月に従来の3チャンネルからデジタルハイビジョン2チャンネルへと再編する。BSデジタル再編後の最大のチャンネル数は29チャンネルになる。CSはコンテンツの改善やCATV業界との協力強化で有料視聴者数1100万からの底上げを図る。
 日本の地上デジタルテレビ放送規格が南米やフィリピンで採用されているが、南米主要国ではコロンビアを除き、すべて日本方式になる。今年はアフリカ、東南アジアでも日本方式普及をめざす。
 60年ぶりの改正放送法は今年秋施行予定。


▽半導体デバイス
 世界の主要半導体メーカで構成する世界半導体市場統計(WSTS)は、11年世界半導体市場規模として10年見込み比4.5%増の3183億ドルを予想。リーマンショック前のピークを越えたと見られる10年の市場規模をさらに上回るとしている。
 10年前半に高値水準を維持したとDRAMが10年夏以降、下落したためメモリー分野は金額ベースで前年比6.1%減のマイナス成長が予測されるものの、他の半導体製品分野は前年度比6-10%増程度の成長が見込まれる。
 なかでも、インバータや電気自動車のモーター駆動、太陽光発電システムの電力変換装置のキーパーツであるIGBTなどパワー半導体は、需給逼迫状態が続く。成長する半導体業界のなかでも、最も市場拡大が期待できる分野の一つとなっている。


▽白モノ・住設
 10年度の白モノ家電は猛暑と家電エコポイント制度効果により、好調に推移している。一方で11年度はこの反動が懸念されており、落ち込みをどの商品でカバーするかが大きな課題。
 現在、その一つとして大きな期待がかかるのが省エネ、創エネをキーワードとした太陽光発電システム、エコキュートを中心としたオール電化商品。これにLED照明なども加わる。メーカ各社ではオール電化住宅の普及も追い風に「家まるごと」戦略を推進していく。

2011年1月4日


電機業界トップ年頭訓示

▽ヤマダ電機
 今年の経営スローガンに「現状打破で革新の年」と掲げ、企業理念にある「創造と挑戦」を真にイノベーションを発揮し、理念の原点を実践して行う。業界の縮小が予想される来期、目標をしっかり持ち、計画的に取り組む。このスローガンのもと、全店ベースでは今期並みの売上げを維持、売上高が伸び悩む中でも収益は、前期比100%を維持し、収益力の強化を進めていく。
 これらの施策を実行するに当たって相当の努力が必要となる。現状を否定するぐらいの覚悟で取り組み、見直し、革新を図ってもらいたい。まさに業界は生き残りをかけた競争になるだろう。


▽コジマ
 今年は、テレビのデジタル化・パソコン化がすべてのお客様に対象になる年であり、携帯電話も一斉にパソコン化・デジタル化する。これ家電量販店には大変重要で、これまでパソコンを扱ってきた家電量販店だからこそ、パソコン化したテレビや携帯電話の本当の良さが伝えられる。そのスタートの年になる。
 また、白モノ家電も環境保護と省エネに貢献できる太陽光やエコキュート、IHクッキングヒーターなどの販売がさらに本格化する年になる。私たち一人一人、1店舗ごとの努力が、お客様やその地域に大きな変化をもたらす年になる。その自覚を全社員がしっかりともってほしい。

2011年1月5日


BSもデジタル完全移行

 今年、地上波と同時に完全デジタル移行が行われるBSでも、プラスアルファのビジネスが見込まれている。国内で販売されているデジタルテレビは、ほぼ100%デジタル3波(地上デジタル、110度CSデジタル、BSデジタル)チューナを内蔵しており、直接テレビやチューナの販売増にはつながらないが、BSアンテナの新規購入は有望。また、一部の古いBSアンテナではBSデジタル放送が受信できないケースがあり、顧客への周知活動も重要。
 BSアナログ放送は、08年3月の電波監理審議会答申を受けて放送普及基本計画の一部が変更され、地上アナログ放送と同日の11年7月24日までに終了することが決定している。捨てに、00年からスタートしているBSデジタルに大半が切り替えられているため、混乱は少ないもよう。BSアナログ放送終了後の周波数は、BSデジタル放送の新規追加チャンネルに使用される。
 BSアナログ放送を個別受信している世帯では、ほとんどの場合、現在のBSアンテナがそのまま使えるが、目安として96-97年よりも前に発売された製品の中には、所要の性能を満たしていないものもある。アンテナを接続し、BSデジタル放送の各チャンネルを選局してみて不具合があれば、交換が必要となる。
 単体デジタルチューナでは、地デジ専用チューナの購入者に注意喚起が必要。総務省では、販売店に対し「地上・BS両アナログ放送の視聴者が、知事用アナログ放送野市有料のみを知って地デジ専用チューナを購入し、その後BSアナログ放送の終了を知って3波共用デジタルチューナを購入し直す」といった事態が生じないよう、可能な限り地上・BS両アナログ放送に関わる情報を一元的・効率的に提供して欲しい、呼びかけている。

2011年1月5日


海老名エフエム放送に予備免許

 関東総合通信局は、神奈川県・海老名エフエム放送から申請のあったコミュニティ放送局の予備免許を交付した。
 コミュニティ放送局「えびなしエフエム」は、周波数84.2MHz、出力10W。海老名市、厚木市、綾瀬市、寒川町が放送エリア。

2011年1月5日


電機業界トップ年頭訓示

▽JVC・ケンウッド・ホールディングス
 当社は昨年、多くの困難を乗り越え、構造改革や統合深化に取り組んできたが、その結果、車載用AV機器の躍進に加え業務用システム、エンターテインメントも復活、業績は回復している。今年は、統合会社のもとに新たな価値を生み出す"発酵する組織"として結集し、新しく生まれ変わる年にしよう。

2011年1月6日


サムスン電子 業界初のDDR4 DRAM

 韓国・サムスン電子は、30ナノメートル級プロセス技術を使用した業界初のDDR4 DRAMと、これをベースとした2GBのモジュール製品を開発したと発表した。
 サムスンが開発したDDR4 DRAMは、新回路アーキテクチャを採用することで、データ転送速度最大3.2Gbitを実現。30ナノメール級技術による1.35Vおよび1.5V電圧のDDR3に比べ、約2倍の高速性能を提供する。
 新モジュールは、4GbitのDDR4 DRAMを8枚使用した容量2GBのDDR4 UDIMM。データレートは、1.2V電圧で2.1336Gbit/秒。
 サムスンは今回、グラフィックDRAMモジュールに適用してきた「擬似オープンドレイン(POD)」という新技術を採用。これにより、新モジュールのデータ読み書き時の消費電力は、DDR3モジュールに比べ半減する。
 また、このモジュールをノートPCに搭載した場合は、1.5V電圧のDDR3モジュール搭載PCよりも消費電力を40%削減できる。

2011年1月6日


三洋電機 充電池「eneloop」累計出荷1億5000万個

 三洋電機の充電池「eneloop」のグローバル累計出荷数量が、10年12月末で1億5000万個に到達したことが明らかになった。
 「eneloop」は05年11月の発売以来、「あらかじめ充電済みなので買ってすぐ使える」という乾電池に匹敵する使い勝手の良さと、充電すれば繰り返し使え、使い終わった後にはリサイクルが可能という。優れた経済性と環境配慮に対して、市場から高い評価を得ている。
 販売国数はグローバルで60カ国以上に及び、出荷数量も年々堅調な伸びを見せている。
 09年11月14日には、「材料・製法・構造」を進化させ、繰り返し使用回数約1500回を実現した。
 10年6月には、「eneloop」のエントリモデルとして、電池容量を抑えたことで、より安価で、繰り返し使用回数も業界をリードする約2000回を実現した「eneloop lite」をラインアップに追加。発売以来、性能はもちろん、コンセプトやデザイン性、電池を使う楽しさまで進化を続け、10年11月14日には発売5周年を迎えるに至った。

2011年1月6日


サムスン スライド式キーボード装備のタブレットPC

 ラスベガスで開幕した「CES2011」で、韓国・サムスン電子はマルチタッチスクリーン搭載のタブレットPCにスライド式キーボードを装備、ビジネスや娯楽など様々な用途に対応できる「スライディングPC7」シリーズを発表した。
 同製品は、マイクロソフトの「ウインドウズ7ホーム・プレミアム」OSと、インテル「Atom」プロセッサ次世代版(開発コード=オークトレール)を搭載したもので、解像度1366×768ドットの10型タッチ操作対応LCDディスプレイを採用する。
 一見、タブレットPCのようだが、ディスプレイの下にはスライド式のキーボードを装備、モバイルPCとしての利用も可能。
 ワイヤレスモジュール、USB/HDMI出力、マイクロSDカードスロットを装備。サムスンのSSDを搭載し、素早い起動が可能。コンテンツにも数秒で接続できる。バッテリ寿命は最大8時間。キーボードでも、タッチスクリーンモードでもマルチタスクに完全対応。
 SSDメモリーは32GBと64GBの2種類から選択できる。一部市場で3月から発売開始の予定で、エントリレベルモデルの最低小売価格は499ドル。

2011年1月7日


米国のタブレットPC販売 15年に4400万台

 米調査会社フォレスター・リサーチは、10年6月視点の米国のタブレットPC販売台数予測を上方修正し、10年の販売台数は1030万台、11年は10年の2倍以上の2410万台になるとの見通しを発表した。なお、15年には4400万台達する見込みという。
 タブレットPCの販売台数の増加に伴って、そのユーザ数も増加し、11年2600万人、12年は5070万人となる見込み。15年には8210万人に達し、米国におけるオンライン消費者の3分の1がタブレットPCを使用するようになるという。
 販売シェアの首位はアップルの「iPad」。ほかの多くのメーカもタブレットPCを発表しており、同PC市場の拡大で他メーカが参入してくる余地はあるが、12年まではアップルが引き続きシェアの大部分を占めると同社は予測している。

2011年1月7日


インテル PC用新CPUファミリー

 インテルは6日、新しいマイクロアーキテクチャ(開発高度=サンディブリッジ)を採用したパソコン用CPU「第2世代インテルCoreプロセッサーファミリー」を発表した。新たにグラフィックス処理機能を内蔵するなどして、ビジュアル性能が大幅に向上している。発売は9日から順次開始する。
 新CPUファミリーは、32ナノプロセス技術を用いて製造。多数のビジュアル関連機能を「プロセッサ・グラフィックス」としてチップ内に統合している。

2011年1月7日


米モトローラ 日本法人も2社へ分社

 米モトローラ本社の分社化に伴い、日本法人も、携帯電話端末・アクセサリ事業及びケーブルモデムやセットトップボックスなどの家庭向け機器を扱う「モトローラ・モビリティ・ジャパン株式会社」と、企業および官公庁向け機器を扱う「モトローラ株式会社」との2社へ分社した。
 米モトローラは4日、以前から予定していた「モトローラ・モビリティ・ホールディングス(MMI)」と「モトローラ・ソリューションズ(MSI)」への会社分割を完了した。

2011年1月7日


NEC 2画面タッチパネル採用のタブレット端末を今年上期中に

 NECは、CES2011で、2画面タッチパネルを採用したタブレット端末「クラウドコミュニケーター」のプロトタイプを初公開した。今年上期中に日本で発売する予定。
 同端末は、7インチのタッチパネルを2枚搭載。OSはアンドロイド2.1をNECが独自に拡張している。それにより、それぞれの画面で個別アプリを動作させたり、片一方の画面で動画を流し、もう一方の画面で動画に対応するテキストを表示したりすることなどが可能になっている。
 重さは530g。プロトタイプではWi-Fiを備えるのみだが、3Gモジュールも搭載できる。

2011年1月10日


カシオ計算機 スマートフォンと通信できる腕時計

 カシオ計算機波、最新の近距離無線技術である「ブルートゥース・ロー・エナジー」に対応し、スマートフォンと通信可能な腕時計を開発、CES2011に展示した。
 ブルートゥース・ロー・エナジーは、省電力で無線通信ができる最新技術。試作機は、省電力の特徴を生かし、電源には小型機器や時計に使われるコイン型電池1個を採用。従来の腕時計と同等の電池寿命を実現した。大きさは縦534×横44.4×厚さ12.8mm、重さ約50g。
 通信レートは1Mbps、通信距離は2-5m。一般的なモバイル機器で必要な充電がいらないため、気軽に身に着けて使い続けられる。
 スマートフォンとの相互通信のほか、スマートフォンを介して腕時計同士でコミュニケーションを図るなど、スマートフォン側のアプリケーションを新たに開発することで、今までにないまったく新しい腕時計の使い方を提案する。

2011年1月10日


富士通テン Android車載端末開発に着手

 富士通テンは、米NVIDIAのモバイル・スーパーチップ「Tegra2」を搭載したAndroid車載端末の試作機を、CES2011のNVIDIAブースに参考展示した。
 会場では、アプリケーションとなるナビゲーション・ゼンリンデータコム「いつもNAVI」や、YouTube対応メディアプレーヤが快適に実行される様子をデモした。

2011年1月10日


IPv4 2月中にも枯渇へ

 インターネットに接続する機器などの識別に使うIPv4(インターネット・プロトコル・バージョン4)が2月中にも枯渇しそうだ。IPv4では、世界で42億9496万台のコンピュータしか識別できない。そのため昨今のパソコンやモバイル端末をはじめとしたICT(情報通信技術)機器の急増により、残りのアドレス数が一気に少なくなってきている。当初の予測より早く枯渇時期が訪れるとみられている。枯渇後は、IPv6への移行も必要になるため、ベンダーやサービス事業者などは、移行準備を本格的に始める必要がある。
 日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)の昨年末の発表では、IPアドレスの割り当てなどを行うIANA(インターネット・アサインド・ナンバー・オーソリティ)のIPv4の在庫が、全256ブロック中7ブロックとなり、全体の3%以下になっている。
 IPアドレスは、IANAの在庫を世界5地域のネットワークインフォメーションセンターに割り振り、そこから国ごとのセンターに割り振っている。各階層ごとにアドレスが不足すると、上位から在庫を割り振ってもらっている。JPNICは、APNICからの割り振りを受けている。
 昨年11月末には、アメリカと欧州に割り振りが行われたことから、次にアジアで割り振りがあった際に、IANAの在庫がなくなるとみられている。その後は、各地域ごとの在庫状況で枯渇時期が異なってくるが、APNICの12月の発表では、11年第4四半期には完全に在庫がなくなるとしている。日本でも同時期に枯渇することになる。
 対策は、128ビットで管理するIPv6への移行になる。IPv6は、IPv4の約42億個に対し、約340澗(340兆の1兆倍の1兆倍)個まで使えるため、地球上の砂粒すべてにアドレスをつけても余るといわれている。まだIPv4との共存などについての課題などもあるが、IPテレビをはじめとした新たなサービスなどにIPv6が使われることから、インターネットサービス事業者は、移行への対応をはじめ必要がある。NTTグループは、今年からIPv6での接続サービスも始める予定にしており、今後もサービス事業者での対応は不可欠になる。

2011年1月11日


米NVIDIA ノートPC向けGPU

 米エヌビディアは、次世代インテルCPU(コードネーム=サンディ・ブリッジ)を採用したノートPCに最適のGPU「GeForce500M」シリーズを発表した。
 新GPUは、HD、3D、Webなどの用途で、ほかに類を見ない高性能を実現するほか、同社独自の「オプティマス」技術により、PCの長寿命化も可能にする。
 同社では今回、パフォーマンスユーザ向けの「550M」、メーンストリームユーザ向けの「525M」の2種類を発表。前者は、性能が統合グラフィックスの4倍以上。「DirectX11」に関しても競合製品の2倍を実現。後者も、統合グラフィックスの2倍以上の高性能を提供するという。

2011年1月11日


フェースブック来年上場の用意か

 米ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は6日、会員制交流サイト(SNS)の米フェースブックが、上場に向けた新規株式公開を来年実施する用意があることが、同社の投資家向け文書で明らかになったと報じた。

2011年1月11日


バーテックススタンダード 特定小電力トランシーバ

 バーテックススタンダードは、免許や資格が不要で、手軽に使用できる特定小電力トランシーバ「FTH-50」を1月下旬から発売する。標準価格は1万2600円。
 新商品は、小型・軽量、スリムボディを実現した普及価格帯モデル。使いやすさを徹底的に追求している。
 大型LEDインジケータの採用で、送受信の状態が一目でわかり、設定したチャンネルや音量などを大型液晶ディスプレイにはっきり表示。視認性を大幅に向上した。
 直感的にスムーズな操作ができるように、大型送信ボタン(PTT)を本体正面に配置。クラス最大の400mWスピーカも採用して聞き取りやすくした、
 単3乾電池2本で最長約60時間の使用が可能。
 サイズは、幅55×奥行き26×高さ100mm。重さは約156g。シルバーメタリックとブラックの2色。

2011年1月12日


12月国内携帯電話・PHS契約数 前年同月比5%増

 電気通信事業者協会(TCA)が11日発表した10年12月末の国内携帯電話・PHSの契約数は1億2070万8700件で、前年同月比5.1%の増加。携帯電話だけでは1億1706万900件で同5.8%増加した。
 事業者別純増数では、スマートフォンで先行したソフトバンクが9カ月連続で首位を守り、2位以下に15万件以上の差を付けた。
 ソフトバンクの純増数は32万4900件。次いで、NTTドコモが16万9600件、KDDIが9万5400件、イー・モバイルが7万1400件となった。
 先月24日、商用サービスを開始したNTTドコモのLTE契約数は1200件の滑り出し。UQコミュニケーションズのBWA契約の純増数はイー・モバイルを上回り8万9200件で、累計52万4400件となった。

2011年1月12日


シャープ 「ブックリーダー」納入開始

 シャープは11日、新聞や雑誌、書籍などのコンテンツが利用できる、5.5インチのタッチパネルカラー液晶を搭載した「ブックリーダー SH-07C」を製品化し、NTTドコモに納入を開始すると発表した。NTTドコモから21日に発売される。
 新製品は、12日からトゥ・ディファクト(NTTドコモ、大日本印刷などが出資しているスマートフォン向け電子書籍サービス会社)がサービスを開始する「2Dfacto」と「TSUTAYA GALAPAGOS」の2つの電子書籍サービスに対応する。
 様々なフォーマットに対応したビューワ機能を搭載しているので、縦表示/横表示の際の自動レイアウト変更や画像の拡大表示、動画・音声再生など、新しい読書体験が楽しめる。
 通信機能は、3GとWi-Fi(無線LAN)に対応。Webブラウザを搭載する。

2011年1月12日


富士通 春モデルPC 22機種

 富士通は12日、個人向けPC「FMVシリーズ」のラインアップを一新し、春モデル9シリーズ22機種を発表した。20日から順次発売する。想定価格は、ノートは15.6型「AH77/C」が19万円前後、13.3型「SH53/C」が15万円前後など、デスクトップ「FH98/CM」が25万円前後など。
 新製品には快適な操作性を実現する、次世代・高性能CPU「インテルCoreプロセッサ・ファミリー」を10機種に搭載。
 ノートでは、家でメインPC、外でモバイルPCの1台で2役をこなす「SHシリーズ」を提供。「SH76/C」は13.3型ワイド液晶を搭載。CPUにインテルCore i5-2520Mを採用。メモリーはDDR3 4GB、HDDは約640GBを搭載する。
 重さ約1.52kgの軽量ボディ、約11時間駆動、「モバイルWiMAX」搭載など、モバイル性を高めた。
 デスクトップでは、液晶一体型「FH/EHシリーズ」の全機種で地上デジタル放送に対応。
 さらに、3Dメガネをかけずに3D映像を楽しめるグラスレス3Dモデルをラインアップに追加。HDDは約2TBを搭載し、最大約1789時間の録画が可能。

2011年1月13日


米ベライゾン 2月からiPhone4発売

 米ベライゾン・ワイヤレスは11日、アップルのスマートフォン「アイフォーン4」を2月10日から国内のアップルストアを通じて販売すると正式発表した。
 同製品はこれまで米国でAT&Tが唯一販売していたもので、ベライゾンはAT&Tの独占という牙城を崩すことになる。価格は16GB型が199.99ドル、32GB型が299.99ドル。

2011年1月13日


10年の年間届け件数 コンピュータウイルス15%減

 情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターが発表した10年の年間コンピュータウイルス・不正アクセスの届け出状況によると、コンピュータウイルスの届け出件数は、前年比15.1%減の1万3912件となった。
 届け出のあったウイルスは101種類で、そのうち10年に初めて届け出のあったウイルスは5種類となった。届け出のあったもののうち、検出数の多いウイルスはW32/Netsky、W32/Mydom、W32/Mumuとなり、W32/Netskyは04年以降、毎年、最も多くの届け出が寄せられている。
 届け出件数は年々減少してきており、IPAでは「大規模な感染の拡大を引き起こす大量メール配信型のウイルスが出現していない、といったことが要因」とみている。
 コンピュータ不正アクセス届け出状況を見ると、10年の年間届け出件数は、前年比32%増の197件となり、過去2年と比べて増加に転じた。届け出種別は「侵入」の届出数が増加しており、結果として被害のあった総件数も増加し、123件となった。
 被害内容は「ホームページの改ざん」および「踏み台として悪用」が増加し、「ファイルの書き換え」が減少している。また、法人からの届け出が個人を上回った。
 実際の被害原因は、ID・パスワード管理・設定の不備が16件、古いバージョン使用・パッチ未導入などが13件、設定不備が7件となっていた。

2011年1月13日


10年のPC世界出荷台数、14%増

 米ガートナーは12日、10年通期の世界のPC出荷台数は前年比13.8%増の3億5090万台(速報値)になったと発表した。
 同社は、10年通期の結果について「2ケタ成長はPC市場が不況から回復したことを示すもの」と評価した。
 第4四半期は買い替え需要に牽引され、企業向け売上げが力強く伸長。しかし、多くの主要市場でホリデーシーズンの消費者向け売上げは伸びなかった。「アイパッド」などのタブレット型多機能端末や、ゲーム機などとの競争が激化したためという。同社は、「PCはこれからも個人消費で、さらに厳しい競争にさらされるだろう」とコメントした。
 通期のベンダー別シェアは、米ヒューレット・パッカード(HP)が6277万台を出荷、シェア17.9%を占めてトップ。2位が台湾エイサーで12.9%、3位が米デル。次いで中国のレノボ、東芝の順だった。

2011年1月14日


ソニー/ビクター 3Dビデオカメラ投入

 ソニーは、春商戦向けデジタルイメージング商品群を発表。新たに二眼式3Dハイビジョンビデオカメラ「HDR-TD10」(店頭予想価格15万円前後)を4月に発売するほか、簡易型ビデオカメラ「ブロギー」でも二眼式3D対応モデルを4月に投入する。
 「RD10」は、レンズ、撮像素子、画像処理エンジンをすべて2セットずつ搭載。右目用・左眼用の各映像とともに、1920×1080のフルハイビジョン映像を記録し、完全なフルハイビジョンの3D映像を撮影できる。
 日本ビクターは、3Dハイビジョンビデオカメラ「GS-TD1」を2月上旬に投入。「1920フルハイビジョン3D記録モード」により、右目用、左目用それぞれの1920フルハイビジョン動画を高精細で臨場感あふれる3D映像として記録できる。
 左右独立して2つ装備した、業界最高の明るい「F1.2レンズ」と「高感度B.S.I.(裏面照射型)4CMOSセンサー」は、暗さに強く、立体感のある3D表現を実現した。
 新開発の画質画像処理エンジンは、2つの映像信号を1チップで高速、かつ効率的に処理できる。常に最適な画質の撮影を可能にした。独自のバイフォニック技術により、3Dサウンドも楽しめる。
 実勢価格は20万円前後になる見込み。

2011年1月14日


パソナニック 入門者でも簡単操作のHDD対応BDレコーダ

 パナソニックは、デジタルレコーダ入門者でも手軽に番組録画が楽しめるBDレコーダ「ブルーレイディーガ」DMR-BR30を2月25日から発売する。実売想定価格は5万円前後。
 新製品は、初めてレコーダを使う人にも安心な「かんたんサポート機能」を搭載しており、VHSビデオよりも簡単で便利な機能を実現。シンプルリモコンも同梱。
 別売の500GB専用ハードディスクに対応。最大4台まで本体に登録でき、録画に慣れてきたら、あとから増設することもできる。本体にスッキリと内蔵させて使用することが可能なため、HDD内蔵レコーダのように使うことができる。
 第4世代のMPEG-4_AVC/H.264エンコーダを搭載し、フルハイビジョン長時間録画が可能。BDXLにも対応しているので、ディスク1枚に最長約86時間40分録画できる。

2011年1月14日


ソニー PC春モデル5シリーズ12機種

 ソニーは、ビビッドなピンクやグリーンなど3色のカラーバリエーションをそろえた「Yシリーズ」を含め、パソコン「VAIO」春モデル5誌のリーズ12機種を22日以降順次発売する。
 スリムな筐体に高いグラフィック性能を持つモバイルノートPC「Yシリーズ」は11.6型と13.3型のワイドモデル2機種。11.6型は最長6時間、13.3型は標準バッテリで最長約7時間、大容量のLバッテリを装着すれば最長約10時間の長時間駆動が可能。外出先でもバッテリ残量を気にすることなく使える。
 11.6型のブラックは最新プロセッサCore i3-380UM(1.33GHz)。13.3型標準仕様モデルは、Core i3-330UM(1.20GHz)を搭載する。

2011年1月17日


Love FM 天神エフエムが放送承継

 総務省は昨年12月22日、天神エフエムから申請のあった九州国際エフエム所属の外国語放送を行う超短波放送局(Love FM)の免許人の地位の承継を許可した。
 1月1日付で天神エフエムはLove FMの放送を承継。電波法の規定に従い、周波数77.7MHzで14年間放送していたコミュニティFM「FREEWAVE TENJIN FM」を昨年末で終了した。Love FMでも一部、FREWAVEのプログラムなどを引き継いでいる。

2011年1月17日


東芝 ノートPC 6機種21モデル

 東芝は、「dynabook」パソコンシリーズの新製品として6機種21モデルを21日から順次発売する。
 ハイスタンダードAVノートPC dyanbook Qosmio T750/T8B(市場想定価格18万円台半ば)は、ナノテクノロジー積層技術をベースに、東レ、名阪真空工業、東芝の3社で共同開発した新加飾技術を、世界で初めてノートPCの天板に採用した。
 同技術は、屈折率の異なる2種類のポリエステルを約1000層積み重ねた樹脂フィルムにより天板を加飾することで、見る角度によって色が変わるカラーシフト効果が得られる。
 角度によって緑に青にも見える「シャイニーオーシャン」のボディ色は、深い海のような色合いになっている。防指紋コーティングも施しており、指紋などの汚れに対する耐性も強化している。

2011年1月18日


ソニー 暗所でも高画質撮影のデジカメ5機種

 ソニーは、デジタルカメラ「サイバーショット」の新製品として、暗所でも高画質撮影ができる新開発の1620万画素裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、高画質なフルハイビジョン動画や3D静止画撮影が楽しめる計5機種を2月5日以降、順次発売する。
 新製品は、シャッタボタンを1回押すだけで、3D写真の撮影が可能な「3D静止画」機能を搭載する。自動的に2枚の画像を撮影し、前景と背景の判断をしながら奥行き推定技術を活用することで、より自然な3D画像を生成する。3Dの近接撮影も可能。
 AVCHDでのフルハイビジョン動画(1920×1080/60i)撮影機能も共通に搭載し、静止画だけでなく、コンパクトデジタルカメラによるフルハイビジョン撮影の楽しみも提案する。
 ラインアップは、小型軽量なボディに光学5倍ズームレンズ搭載のSC-WX7(市場推定価格3万円前後)、光学7倍ズームレンズに高速オートフォーカス性能や動画撮影時の手ブレ補正機能などを搭載するSC-WX10(同3万5000円前後)、光学10倍ズームレンズでGPS・コンパス機能搭載のSC-HX7V(同4万円前後)、水中でもAVCHDフルハイビジョン動画撮影が可能なSC-TX10(同4万円前後)、3.5型ワイドの有機ELタッチパネルを搭載するSC-TX100V(同4万5000円前後)。

2011年1月18日


ブラザー 無線LAN VoIPルーター

 ブラザーは、VPN機能(IPsec)を搭載し、高度なセキュリティ環境のもと、データ系だけでなく、音声も含めた多様なネットワーク通信を可能にする無線LAN VoIPルーター「MIP-3010」を17日に発売した。
 「MIP-3010」は、昨年7月から発売しているが、今回、インターネットを利用して拠点間接続などが可能になるVPN機能(IPsec)を追加した。オールインワンルーターとしても多拠点の小規模オフィスや店舗などで、簡単かつ低コストで企業ネットワークの構築が可能になる。
 外形寸法は、幅181×奥行き151×高さ63mm、重さ475g。価格は6万3000円。

2011年1月18日


Dpa 完全デジタル化最終行動計画

 7月24日のアナログ放送終了を半年後に控え、デジタル放送推進協会(Dpa)は24日、東京都内で「完全デジタル化最終行動計画」を発表する。同時に「完全デジタル化に向けた最終国民運動」の詳細も明らかにし、デジタル化未対応の国民と視聴者に速やかな具体的行動を起こすよう訴える。
 総務省によると、デジタル受信機の世帯普及率は10年9月末で90.3%。しかしビル陰などの受信障害対策共聴施設や、マンション・アパートなどの集合住宅共聴施設のデジタル化への追い込みが課題になっている。

2011年1月19日


米アップル ジョブズCEO、病気治療に専念

 米アップルのスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)は17日、病気治療に専念するため、ティム・クック最高執行責任者(COO)が職務を一時代行すると発表した。CEO職にはとどまり重要案件に関与するとしているが、創業者でもあるジョブズ氏が牽引し、株式時価総額3000億ドル(約24兆9000億円)を突破した同社の後継問題再燃は必至だ。

2011年1月19日


NTT東西 電源アダプタを無償交換

 NTT東日本と西日本は17日、両社の光IP(インターネット・プロトコル)電話を利用するためのルーターで、昨年2件の発火事故があったと発表した。本体内で想定より大きい電流が発生した可能性があるという。異常電流の発生を未然防ぐ対策を施した電源アダプタを利用者宅に無償送付する。
 発火事故があったのは、OKI製「RT200KI」。いずれもNTT東の管内で発生したが、周辺を焦がした程度で人的被害はなかった。
 NTT東日本で「フレッツ光」、西日本で「Bフレッツマンションタイプ」を契約し、「光電話」を利用している場合、対象機種を使っている可能性がある。機器名称は機器の底面に貼付してあるシールで確認できる。

2011年1月19日


秋葉原の歩行者天国 23日に再開

 東京・秋葉原の歩行者天国が23日、約2年ぶりに再開される。開始に向けて18日、歩行者標識が公開された。歩行者天国再開により、秋葉原のさらなる魅力向上が期待される。
 歩行者天国は、万世橋交差点から外神田5丁目交差点までの約600mで、今回は日曜日のみの実施となる。歩行者天国の再開時期は今月23日から6月26日まで。
 秋葉原では、街ぐるみで再開に向けて取り組み、防犯カメラ50台の設置などを行ってきた。歩行者天国開催時には、安全に配慮して、バリケードの設置や店頭での監視活動が行われる。

2011年1月19日


アイコム Mode3機器開発で英社と協業

 アイコムは17日、英Fylde Micro Ltd.と、欧州のデジタル無線機の標準規格であるdPMRのMode3に合致する機器開発で協業する、と発表した。
 この協業は、6.25kHz狭帯域デジタル無線機の開発において、世界的な実績を持つアイコムと、25年以上にわたり高性能なアナログトランキング無線システムをワールドワイドに供給する英Fylde Micro社の技術と経験の融合を企図したもの。欧州のデジタル業務無線システム標準規格のMode3に規定された高度なデジタルトランキングネットワークシステムの開発・提供を目指す。

2011年1月19日


電技協とQoL-SN研究会がシンポジウム 無線技術で健康管理

 医療や診断行為に入る手前で、個人の健康状態を把握するための情報管理をシステムとして確立するための動きが本格的に動き出した。電波技術協会とQoL-SN(クオリティ・オブ・ライフ-センシング・ネットワーキング)研究会は19日、来月1日に発足後初のシンポジウムを東京都港区で開催すると発表した。
 QoL-SN研究会は、センサー技術からネットワーク技術やアプリケーション技術に至るまでの企業・研究機関28社で構成され、昨年7月に設立。電技協が電波応用の普及という観点から、NICT(情報通信研究機構)は研究成果を広く社会に還元する目的から、同研究会の活動を支援している。
 研究会は近距離無線技術などを利用して、PHRと呼ばれる個人の健康管理を推進するのが狙いで、医療行為である遠隔診断より一歩手前の予防医学。研究会自体は現在、インターフェイスの仕様策定、動作の検証、システムの実験なとに取り組んでいる。
 電技協と研究会は、これまでの研究の成果や医療の視点から、研究会発足後初のシンポジウムを開催するもので、各種センサーやコーディネータと呼ばれる携帯端末などの製品を展示する予定。

2011年1月20日


米規制当局 コムキャストのNBCU買収承認

 米司法省と連邦通信委員会(FCC)は18日、米ケーブルテレビ(CATV)運営最大手のコムキャストによるNBCユニバーサル(NBCU)の経営権取得を承認したと発表した。
 NBCUは、米4大ネットワークの一角であるNBCテレビや映画大手ユニバーサル・ピクチャーズを抱えており、CATV最大手の主導によるメディア再編が実現しそうだ。

2011年1月20日


アルインコ DCR対応トランシーバ

 アルインコは、資格不要のデジタル簡易無線・登録局(DCR)対応ハンディトランシーバ「DJ-DP10」を今月下旬から発売する。標準バッテリ仕様のAセットは4万9800円、大容量バッテリ仕様のBセットは5万2800円。
 新製品は、ユーザ自身でできる登録申請をするだけで、用途や通信の相手方を問わずに使える陸上30チャンネル仕様の簡易無線機。DCRとしては業界初の1W専用タイプとすることで混信の軽減、全体の小型軽量化を実現したうえ、他社が主に採用する米国メーカ製部品に依存せず、英国メーカが開発した部品を採用したことでコストダウンも達成した。ARIB準拠、技術基準適合品でCSM番号も取得済み。
 他社製品との通話の互換はないが、特に業務環境で使用する場合は他人と通信する必要がないため、同社では「軽い、小さい。安い」は大きなメリットになるとしている。
 合法特定大電力トランシーバとして、「特定小電力トランシーバでは通信距離が短いが、5Wの簡易無線は価格も機能もオーバースペックで、ボディが大きく重い点も不満」というユーザに提案していく。
 ショートアンテナとロングアンテナを同梱しており、河原のような障害物がない平地では、ショートアンテナでも2km以上の通話距離を実現した。

2011年1月21日


秋葉原 ホコ天再開

 秋葉原の歩行者天国が23日、08年6月の事件以来2年7カ月ぶりに再開した。歩行者天国は万世橋交差点から外神田5丁目交差点までの中央通り約600m。6月26日までテスト期間として日曜午後1時から5時まで実施される。
 再開直前に行われた式典には地元の秋葉原電気街振興会、万世橋地区町会連合会、町内会で組織されたパトロールを行うアキバ21と、自治体・警察・消防の代表者が集い、犠牲者に向けた黙祷のあと"安全・安心、元気なアキバ"を目指す決意と、祝いの言葉をそれぞれ述べた。
 秋葉原駅の1日平均乗降客数はAKB48がブレークした06年に20万人を突破し現状は22万5000人超。世界に名の轟く電気街から、新文化発信地としても有名になり、国内外の買い物・観光客も集まる新名所に変貌している。

2011年1月24日


日本エイサー 万能デスクトップPC

 日本エイサーは、イーマシーンズブランドの万能デスクトップPC「ET1862-F32D」を発売した。想定価格5万円前後。
 新製品は、CPUにインテルCore i3-550プロセッサを採用。メモリーはDDR3 2GB、HDDは500GBを搭載。マルチタスク環境下でも優れたパフォーマンスを発揮。複数のアプリケーションにも軽快に動作する。メモリーは最大4GBまで増設可能。
 また、鮮明な画質や息歳を実現するインテルHDグラフィックスを採用。映画から動画、ゲーム、写真まで高解像度映像で楽しむことができる。各種拡張カードスロット、メモリー、ドライブベイなどは空きを確保。使用環境に応じてパーツを追加でき、長期間の使用に向く。

2011年1月24日


ケンウッド カードスロット搭載のデジタルオーディオプレーヤ

 ケンウッドは、デジタルメモリーオーディオプレーヤ「Media Keg」の新製品として、8GBの内蔵メモリーとmicroSDカードロットを搭載し、高音質再生などシリーズの基本性能を維持しながら、豊富なカラー展開を揃えたMG-G508(市場想定価格1万2000円前後)を今月下旬から発売する。
 カラーラインアップはブラック、ホワイト、ピンク、イエロー、グリーン。microSDカードスロットの搭載により、簡単にメモリー容量を増設できる。

2011年1月24日


総務省 地上デジタル化対応着々

 総務省が21日、7月24日の地上デジタル放送の完全移行に向けたビル陰などの受信障害対策共聴施設と集合住宅共聴施設のデジタル化対応状況をまとめた。
 受信障害対策共聴施設のデジタル化は昨年12月末で88.4%が対策済み。全国8万9000施設のうち7万9000施設、戸数で約830万世帯のうち740万世帯が対応済みになる。また9000施設、約70万世帯がデジタル化計画を策定済みという。
 集合住宅共聴施設のデジタル化対応状況では全国213万施設、約2070万世帯のうち94.0%に相当する200万6000施設、約1990万世帯がデジタル化対応となっている。

2011年1月24日


米グーグル 新CEOに共同創業者のページ氏

 米グーグルは20日、エリック・シュミット最高経営責任者(CEO)が退任し、後任に同社共同創業者で製品部門担当のラリー・ページ氏が就任する人事を発表した。

2011年1月24日


民生電子機器の10年国内出荷 出荷金額、9年連続プラス

 電子情報技術産業協会(JEITA)が24日発表した10年の民生用電子機器の国内出荷は、薄型テレビが史上最高となる2500万台を突破するなど、19カ月連続でプラス成長を続ける映像商品が牽引し、出荷金額は9年連続のプラス成長となる前年比129.6%の3兆8920億円となった。
 今年7月の地上デジタル放送完全移行や、それに伴うエコポイント制度で3月末、11月末の駆け込み特需が発生したことから、映像商品がかつてない好況を見せた。映像商品の出荷金額は11年連続のプラス成長となる前年比138.6%の3兆358億円となり、初めて3兆円を突破した。
 主要機器の台数は薄型テレビが同184.9%の2519万3000台と、テレビの安定市場が1000万台とされるなか通常の2.5倍の出荷。関連するBDレコーダも同170.9%の494万6000台、BDプレーヤも同230.2%の29万4000台、BS/CSアンテナは同136.9%の150万9000台となった。
 車載機器は、カーナビが同114.9%の526万3000台、カーCDプレーヤが同113.5%の418万台となるなど回復し、年間の出荷金額も3年ぶりにプラスとなる同106.6%の6721億円となった。
 音響機器もステレオセットが同108.1%の119万2000台、CDプレーヤが同113.5%の78万6000台、スピーカシステムが同118.3%の5万4000台となるなど、主要商品がほとんど前年を上回り出荷金額は同100.7%の1841億円となった。

2011年1月25日


総務省 地デジ移行の最終行動計画

 総務省は24日、7月24日のアナログ放送終了に向けた完全デジタル化最終行動計画を発表した。
 総務省は完全デジタル化まで残り半年、ラストスパート段階に突入したと現状を位置付けた。
 10年9月時点で地デジ対応受信機の世帯普及率は90%を超え、出荷台数も昨年末で1億台を突破、デジタル化への環境整備は着々と進行しているとした。
 残り半年の最後の取り組みとして、政府が地デジを視聴できない世帯の状況把握に全力を挙げ、放送事業者は常時の告知スーパーやアナログ画面を通じた徹底周知、ケーブルテレビ事業者は地デジだけの再送信サービスの提供やデジアナ変換サービスの実施を確認した。さらにメーカ側は、エコポイント終了などに向けた駆け込み需要に対応した受信機の供給面での的確な対応、アナログ受信機の廃棄増への対応に万全を尽くすことになった。

2011年1月25日


メディアタブレット世界出荷 10年第3四半期、45%増480万台

 米IDCによると、10年第3四半期の世界のメディアタブレットの出荷台数は、前期比45.1%増の480万台で、そのうちの87.4%をアップルの「アイパッド」が占めた。次いでサムスン電子の「ギャラクシータブ」が追っている。
 同社は、メディアタブレットを、5インチ以上14インチ未満のカラーディスプレイと、iOSやアンドロイドなどの軽量OSを搭載したx86またはARMベースのタブレット型端末と定義。
 メディアタブレット市場は、新製品や新サービスの導入、流通チャンネルの拡大、価格や機能の競争、企業および消費者の両分野からの需要などにより急成長している。出荷金額は10年に1700万台、11年に4460万台、12年に7080万台に達する見込みという。

2011年1月25日


ラオックス 新千歳空港に出店

 ラオックスは、2月5日に新千歳空港国際旅客ターミナル3階出発コース内に「ラオックス新千歳空港店」を出店する。
 「ラオックスのサテライトショップ」として、これまで首都圏で培った免税事業のノウハウや海外からの観光客、特に、アジア圏を中心とした豊富な経験や情報を生かし、観光のあとのショッピングを十分に楽しめるようなサービスや商品を提供する。従業員は6人で、取扱商品は家電、時計、雑貨など。

2011年1月25日


パナソニック デジカメ「LUMIX」3機種

 パナソニックは、コンパクトデジタルカメラ「LUMIX」の新製品として、撮った後もタッチで簡単に写真のアレンジが楽しめる「ビューティレタッチ」などの新機能を搭載したDMC-FX77、広角24mmからの光学16倍(iA21倍)ズームを搭載したDMC-TZ20、GPSのほか方位計、気圧計、高度(水深)計の搭載したアウトドアムービーデジカメDMC-FT3を2月25日から発売する。3機種とも3D静止画撮影が可能で、実売想定価格はFX77が3万5000円前後、TZ20とFT3が4万7000円前後。

2011年1月26日


富士フイルム デジカメ「FINEPIX」3モデル

 富士フイルムは、デジタルカメラ「FINEPIX」新製品として、3.0型ワイドタッチパネル液晶搭載で「2画面サクサク再生」が楽しめるZ90(1420万画素・フジノン光学5倍ワイドズームレンズ搭載)、光学24倍ズームレンズ搭載のS3200(1400万画素CCD、広角24mm望遠576mmレンズ搭載)、「電子フォトアルバム機能」でお気に入りの画像だけを再生できるAX300(1400万画素・光学5倍ズームレンズ搭載、単3形乾電池対応)を2月11日から発売する。
 店頭予想価格はZ90が2万円前後、S3200が3万円前後、ZX300が1万3000円前後。

2011年1月26日


日本ビクター 多様な録音・再生機能装備のデジタルレコーダ

 日本ビクターは、ポータブルデジタルレコーダの新製品として、多彩な録音・再生機能を装備し、ダンスや楽器の練習をサポートする新コンセプトのRD-R1(店頭予想価格2万3000円前後)、RD-R2(同3万7800円前後)を2月上旬から発売する。
 新製品は450gの軽量・コンパクト設計で、どこにでも持ち出せる。大音量でも音割れしにくいクリアなサウンドを実現する「アクティブクリアサウンド」機能搭載。左右独立型のマイクを内蔵し、リニアPCMの高音質録音が可能。
 RD-R1は、基本モデルとして、サイズを超えるダイナミックサウンドが特徴。ストリートダンスやパフォーマンスの練習などをサポートする。
 RD-R2は、R1をベースに、チューナやメトロノーム機能など、特に楽器や合唱などの練習をサポートする機能を搭載している。

2011年1月26日


ソニー PCで録音予約設定できるラジオレコーダ

 ソニーは、4GBメモリー内蔵ポータブルラジオレコーダICZ-R50(想定価格1万8000円前後)を2月21日から発売する。
 新製品は、AM/FMラジオ放送を最長約178時間録音でき、最大20件まで予約録音の設定が行える「タイマー予約録音」機能をはじめ、「語学学習」や「ICレコーダ」などの便利な機能が充実している。
 メモリースティックデュオ、SD/SDHCカードスロットも搭載。メモリーカードには、最長約1431時間(32GB/SPモード)の録音が可能で、内蔵メモリーと併用すればさらなる長時間録音を実現する。
 付属ソフトを使えば、PCでラジオ放送の録音予約が設定できる。
 2.6型液晶画面を見ながら受信局の選択や、ラジオ放送の録音予約、録音したラジオ放送のファイル検索などが簡単に行える。大型の独立ボタン採用により、ラジオの基本操作が快適に行える。

2011年1月26日


東芝 アナログ停波後見据え深谷工場の機能見直し

 東芝は、国内のアナログ停波後の市場環境変化にいち早く対応するため、11年9月末をメドにテレビ事業の国内生産拠点である深谷工場(埼玉県深谷市)の機能見直しを行う。現在の設計・開発機能および生産・調達・品質のグローバルコントロール機能に加え、顧客満足度向上に向けたサービスやBtoB業務などの拠点としていく。

2011年1月26日


経産省審議会 太陽光発電買取額1kW42円へ

 総合試験エネルギー調査会は25日、太陽光発電で生じた電気の余剰分を電力会社で買い取る制度について、11年度は住宅からの買い取り価格を、現行より6円引き下げ1kW時42円とすることを決めた。太陽光発電システムの値下がりなどで、設置コストの下落を踏まえた。
 また、電力10社が申請した11年との電気料金への上乗せ額を了承した。10社の上乗せ額は、太陽光発電の導入の度合いや需要により異なり、1kW時1-7銭。家庭の場合、月額2-21円程度の負担が必要になる。

2011年1月26日


東芝 1.8型HDDを3種

 東芝は25日、ディスク1枚構成の1.8型HDDとして220GBの業界最大容量を実現した「MK2239GSL」をはじめ、200/160GBの計3機種の商品化を発表した。2月から量産を開始する。
 新商品は厚さ5mm、質量48gの薄型、軽量を実現。MK2239GSLは、磁気ヘッド、ディスクの磁性層の改良で面記録密度を向上。1.8型HDDとして業界最高の面記録密度1001Mbit/平方ミリ(646Gbpsi)を実現。従来機種に比べ、エネルギー消費効率も約15%向上した。
 3製品ともシーク時の騒音は同社2.5型HDDと比べても5dB低減した。

2011年1月27日


3Dテレビ 10年国内出荷53万台

 3Dテレビの10年の累計国内出荷は、テレビ全体の2.6%となる53万3000台となった。10-12月の比率は3.8%で、3Dテレビが発売されている38V型以上で見ると、既に年末商戦では10%を超えている。電子情報技術産業協会(JEITA)が26日発表した。
 3D薄型テレビは10年4月から商品投入が進んだが、10年の1年間では53万3000台の出荷となった。投入サイズの中では、比率は徐々に上がっており、年末商戦では1割を突破している。年明けの新商品では、さらに対応機器の比率が高まっているほか、サイズも32V型クラスにまで幅を広げている。比率は急速に高まっており、付加価値商品の標準機能として定着してくるものとみられる。
 今回初めて統計に加えた3D対応BDレコーダ/プレーヤは10年に90万2000台となり、これはBDレコーダ/プレーヤ全体の20.8%。テレビ以上の対応率を示した。3Dパソコンは、昨年は4万台の出荷で、構成比が0.7%にとどまっている。

2011年1月27日


PC機種別需要動向に変化

 PC市場は堅調だが、機種別では需要動向に変化が起きている。
 JEITAが25日発表したPC出荷統計によれば、デスクトップPCの出荷量増大を牽引しているのは、PC本体とテレビやディスクドライブを液晶モニターに組み込んだ一体型の"オールインワン"タイプのデスクトップPC。10年の出荷は前年比24%増の160万台だった。
 ノートPCでは"A4型・その他"に分類される価格帯の高い多機能型が同27%増の597万台と大幅伸長。一方、09年に低価格と小型を売り物に大ヒットを記録した"ネットブックPC"を擁する"モバイルノート"は同1.4%減の144万台にとどまった。
 モバイルが低成長に転換したのは、10年5月からで、スマートフォン新モデルやiPadなどスマート端末が人気を博し始めた時期と重なる。
 PCハード各社は、板状の"スレートPC"発売を予定しており、今後はノートPC分野でも、デスクトップPCの"オールインワン"同様、新機種の"スレートPC"が需要を牽引することも予測されている。

2011年1月27日


三菱エンジニアリング ペルチェ方式電子冷蔵庫、累計出荷10万台達成

 三菱電機エンジニアリングでは、静音性に優れたペルチェ方式の電子冷蔵庫(インキュベータ含む)の販売台数が今月中旬に累計10万台を達成した。
 同社では、99年7月に庫内容積25リットルタイプの販売を開始し、06年に累計販売台数5万台を達成した。07年9月には、ハイグレードデザインの庫内容量40リットルタイプ(RD-40型)を市場投入した。
 ペルチェ方式電子冷蔵庫は、P型とN型の2種類の半導体を電極でつなぎ、電流を流すと、一方で吸熱が、もう一方で発熱が生じるという熱の移動効果で冷却する小型冷蔵庫。起動音や振動音のあるコンプレッサ方式と比べて、静音性に優れる。
 庫内を扉部分以外の5面で放射冷却することで、高湿で温度ムラのない高品質の冷蔵保存ができ、インキュベータ(培養器)としても適している。
 同社では、今後も主力機種のRD-40型を中心に、ペルチェ方式電子冷蔵庫の販売を進める方針。

2011年1月27日


NECとレノボ PC合弁会社を設立

 NECと中国・聯想集団(レノボ・グループ)は27日、パソコン事業で合弁会社を設立すると発表した。両社は11年6月中をメドにNEC レノボ・ジャパン グループを発足する。新会社の設立で日本国内でのPC事業を強化するとともに、グローバル展開する企業へのPC販売の体制も確立していく。
 新会社はレノボが51%、NECが49%出資する合弁会社「レノボ NECホールディングス」を持ち株会社とし、傘下にNECパーソナルプロダクツのパソコン時期鵜を分離して設立するNECパーソナルコンピュータと、レノボ・ジャパンが入る。
 新合弁会社会長にはレノボ・ジャパンのロードリック・ラピン社長、社長にNECパーソナルプロダクツ高須英世社長が就任する予定。合弁設立後は国内のPC事業においてこれまでどおり顧客サポートから製品供給までを行い、製品ブランドも維持する。今後はグローバル展開する日本企業への海外での販売なども行っていく。

2011年1月28日


日立GST 3TBの3.5型HDD

 日立グローバルストレージテクノロジーズ(日立GST)は25日、最大3TBのサーバ向け3.5型HDD「Ultrastar 7K3000」シリーズをワールドワイドで出荷開始した。
 3TB/2TBの2モデルを用意。毎秒6GbpsのSATA、6GbpsのSASの両インターフェイスをサポート。
 毎分7200回転の製品カテゴリで、業界初のMTBF(使用開始から故障するまでの平均時間)使用を200万時間とした。
 品質、信頼性で高い評価のある5枚円板の機構設計を採用。

2011年1月28日


日立製作所 家電販売事業を分割

 日立製作所は28日、4月1日付でコンシューマ業務本部の「家電製品に関する販売統括事業」を、会社分割により100%子会社、日立コンシューマ・マーケティング(日立CM)に承継すると発表した。
 会社分割により国内とアジア地域の家電製品の販売統括事業を統合し、白モノ家電を中心にアジア地域での販売機能を強化、さらなる発展を目指す。
 本件分割にともない、100%子会社の日立リビングサプライヤや日立家電(台湾)、日立(香港)、日立販売(タイ)、日立販売(マレーシア)、PT日立モダーン販売インドネシアが、4月1日付で日立CM傘下の子会社となる予定。

2011年1月28日


パナソニック モバイルPC「レッツノート」に新シリーズ

 パナソニックは、モバイルPC「レッツノート」の新シリーズとして、15.6型フルHD液晶搭載で世界最軽量・最長駆動を実現したCF-B10を、3月11日から店頭発売する。実売想定価格は17万5000円前後。また、CPUの性能を向上させた「レッツノート」新シリーズF10、S10、N10、J10を2月10日から順次発売する。
 B10はレッツノートシリーズとして初めて15インチ超液晶を搭載しながら、本体質量1.88kgという軽量化を実現した。
 また、標準版CPU(インテルCore i5-2520M vProプロセッサ2.50GHz)搭載というハイスペックでありながら、同梱バッテリにより、約6時間の駆動が可能。さらに今回は、1時間で約80%充電できる急速充電機能も搭載している。
 フルHD大画面により、作業効率31%アップを実現。独自アプリケーションとして、2分割、3分割、4分割合わせて10パターンの「画面分割ユーティリティ」も搭載している。

2011年1月28日


10年世界携帯電話出荷 14億台超

 携帯電話メーカ有力各社の2010年決算が出そろい、10年は世界で前年比13%増の14億3000万台が出荷された。
 世界の10年携帯電話出荷台数のシェアでも、スマートフォン比率の高いメーカが少ないシェアながらも着実に伸ばした。一方、携帯全体でノキアは09年に続きシェアを下げた。
 シェアはまだ1桁だが、じわじわと拡大に動いているのが"スマートフォン御三家"のRIM、アップル、HTC。通信事業者の採用増加により、11年は一段とシェア拡大が予想される。

2011年1月31日


DXアンテナ 京阪神地区専用地デジアンテナセット

 DXアンテナは、京阪神地区専用地デジアンテナセット「UA14PM1K」を2月1日から発売する。実売価格は1万2000円前後になるもよう。
 大阪と奈良の府県境にある生駒局からの電波を受ける京阪神地区のテレビ視聴者は、アナログ放送では容易に受信できたサンテレビ、KBS京都が、地デジ化で見られなくなったことに対する不満が大きいといわれている。これは両局が地域密着の番組に加え、「タイガース戦フル中継」という、関西人にとってのキラーコンテンツを持っているためだ。
 新製品は、生駒局からの電波と、神戸局(サンテレビなど)または京都局(KBS京都など)からの電波を、1本の同軸ケーブルで容易に伝送できる。UHFアンテナ2本組みのセット。生駒局の13-24チャンネルと神戸/京都局などの22-62チャンネルの混合回路を内蔵し、2方向からの地デジ電波を簡単に受信できるとともに、電波が強い場合のアッテネータや、ブースタが必要な場合に便利に使える通電機能などを備え、様々な電波状況に対応する。

2011年1月31日


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