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電波新聞拾い読み 2010年7月

米シスコシステムズ アンドロイド搭載のタブレットPC

 米シスコシステムズは6月29日、グーグル「アンドロイド」OSを搭載した同社初のタブレットPC「Cius(シウス)」を発表した。これによりタブレットPC市場に本格参入する。同端末は米アップルの「iPad」などとは一線を画し、ビジネスユーザーに的を絞った製品。シスコの映像会議ソリューションと互換性を有するほか、シスコの協業、通信ソフトに対応する。
 「Cius」は、7インチのスーパーVGAディスプレイ搭載端末で、重量は520g。802.11a/b/g/n無線LANと3G移動体通信をサポートしており、いずれは4Gにも対応する予定。ドッキングステーションに乗せ、デスク上で使用することも可能。
 シスコの高精細(HD)映像会議システム「テレプレゼンス」と完全互換性を有し、ボタン1つでいつでも、どこにいても即座に映像会議に参加できる。
 さらに仮想化デスクトップ機能を通じ、クラウドコンピューティングサービスの利用も可能。
 端末前面には720p・HDカメラを装備するほか、背面の500万画素カメラでVGA品質の映像ストリーミング伝送や静止画撮影が可能。

2010年7月1日


ビデオカメラ 期待以上に市場拡大

 ビデオカメラ市場が、期待以上の順調な伸長を示している。主要技術の投稿がはっきりした来たことに加え、需要のピークだった03-04年頃の買い替えが進み、今年の前半戦は順調な出荷。需要の本番となる秋商戦向けの新商品発表を控え、期待感が高まっている。
 ビデオカメラの国内市場は、130万-150万台でほぼ安定している。しかし、景気悪化の影響や、デジタルカメラや携帯電話など、動画撮影機器が増えてきたことから、メーカ各社は、130万台前後へと微減傾向が続く市場予測を示してきた。しかし09年は、後半にかけて出荷拡大が進み、通年で146万台(JEITA)。06年以来3年ぶりの140万台を超えた。
 今年も予測を大きく上回る順調な出荷が進んでおり、JEITAの1-5月の国内出荷実績によると、累計で前年同期比122.8%となる66万7000台。5月単月では、前年同月比140.8%となるなど、大きな伸びが続いている状況。
 期待以上に市場が拡大した要因とされるのが、需要ピーク時に対する買い替え需要。ビデオカメラは、家庭内機器の中でも使用頻度がそれほど高くない機器だが、技術の進化などから、買い替えリサイクルは約5-6年とされている。実際に需要のピークとなり、167万台を出荷した03年が7年前、158万台の出荷を記録した04年が6年前となり、買い替え時期に入ってきている。
 またここ数年、新たな使用シーン提案が進んできたことも大きい。国内では、ハイビジョン化が早期に進んだこともあり、日常での使用など、従来の子育て・イベント需要以外の用途を拡大する取り組みを積極的に進めてきた。これらのニーズにあった商品が多く登場してきたことも、市場拡大に貢献している。
 ビデオカメラの基本的な技術動向が定まってきたことも購入を後押しする。ここ数年は、ハイビジョン化とテープからのメディアチェンジが技術変化の大きな主流となっていたが、既に国内では、ハイビジョンがほとんどとなり、記録メディアについても、主流は内蔵メモリーと外部メモリースロットを搭載したタイプへと集約されつつある。
 様々な記録メディアや画質規格が乱立する中で、購入者が迷っていた部分が解消されてきたことや、これらが定着してきたことで、手頃な価格帯の商品が登場したこともあり、手を出しやすい環境が徐々に整ってきている。

2010年7月1日


電気自動車普及協議会が発足

 電気自動車(EV)の開発に関わるベンチャー企業などを中心に、35の企業・自治体などが参加して、「電気自動車普及協議会(APEV)」が発足した。EV産業という新たな産業創出の視点から、普及促進や啓蒙活動、EVがもたらす新しい未来環境の提言などを行う。
 急速に立ち上がる市場に対し、各メーカ間での技術協力などは個々に孤立して行われているのが現状。APEVではEV開発に関わる各種技術について、産学を越えた幅広い情報共有を大手自動車メーカなどに呼びかける。
 また、既存の自動車をEVに改造するビジネスが国内外で生まれてきており、改造EVを含めたEV購入への補助金などの支援、社会インフラの整備、規格の標準化などといった幅広い分野で、国や自治体に政策提言する方針。全国各地で実施されているEV開発・普及に関する運動と連携し、各地域の中小企業などの持つ技術やノウハウを取り入れ、産業の創出とともに地域振興にも取り組んでいく。

2010年7月1日


米マイクロソフト 若者向け携帯電話「KIN」販売終了へ

 米マイクロソフトは、若者向け携帯電話「KIN(キン)」シリーズについて、米国での発売から2カ月足らずで販売を取りやめる方針を決めた。米メディアが6月30日報じた。米アップルの「iPhone」など他社の多機能携帯電話の人気に押され、早期打ち切りになったとみられる。

2010年7月2日


イー・アクセス 経営統合完了

 イー・アクセスと同社の持分法適用会社イー・モバイルの経営統合が1日、完了した。
 両社は経営統合によってグループとして戦略的で効率的な経営を進め、ブロードバンド市場で固定通信とモバイル通信を融合した「ブロードバンドFMC会社」として飛躍を図る。

2010年7月2日


米シーゲイト 3TBの外付けHDD

 米シーゲイト・テクノロジーは、デスクトップPC用外付けHDD「FreeAgent GoFlex」ブランドで、世界初の容量3GB製品の発売を開始したと発表した。
 「GoFlex」は、USB2.0プラグアンドプレイ接続で、自動継続バックアップ機能を装備。強力な暗号化ソフトでプライバシー保護も万全。USB2.0からUSB3.0、またはFlexWire800へのアップグレードも簡単で、大容量ファイルやHD映画用に伝送速度を容易に高速化できる。
 ウインドウズOSは7、ビスタ、XPに対応。MacOSXは10.4.9以降をサポートする。シーゲイトは、同ブランド製品として1TB、2TB製品も発売。同社のサイトから購入可能。3TB製品の価格は249.99ドル。

2010年7月2日


東芝と三菱自動車 EV用電池を共同開発

 東芝は2日、電気自動車(EV)向けのリチウムイオン電池を三菱自動車と共同開発すると発表した。

2010年7月5日


5月のデジタルカメラ出荷実績

 デジタルカメラ市場の回復傾向が続いている。カメラ映像機器工業会(CIPA)が1日に発表した、デジタルカメラの5月総出荷は前年同月比123.1%となる991万台。国内出荷も前年比2ケタ成長となっており、好調が続いている。
 総出荷の内訳は、レンズ一体型のコンパクトデジタルカメラが同122.0%の887万台、レンズ交換式の一眼カメラが同133.2%の104万台となり、前年を上回る結果となった。
 国内市場につても、5月は同115.8%の71万台となった。コンパクト機が同11.4%、デジタル一眼カメラが同145.4%と両分野ともに改善を示している。

2010年7月5日


日本エイサー ノートPC夏モデル18機種

 日本エイサーは、バリエーション豊かなノートPCの夏モデル、全6シリーズ18機種を2日から順次発売している。
 Aspire_oneシリーズでは、ピンクモデルの天板にシリーズ初のデザインパターンを採用した「AOD260」と、インテルCeleronプロセッサを搭載する「AO753」を発売した。
 想定価格は「AOD260」が3万9800円前後から、「AO753」が5万9800円前後から。
 「AOD260」は、CPUにインテルAtomプロセッサN455を採用した。メモリーはDDR3 1GBを搭載。ネットブックに高い処理性能を求める顧客のニーズに応えた。
 「AO753」は、CPUにインテルCeleronプロセッサU3400を採用した。メモリーはDDR3 2GB、HDDは320GBを搭載。高速処理、マルチタスク処理が可能で、約6時間駆動できる。

2010年7月6日


オーディオテクニカ USBステレオヘッドホンセット

 オーディオテクニカは、USBステレオヘッドホンセットの新製品ATH-750COM USBを23日から発売する。店頭では5000円前後になる見込み。
 同製品は、パソコンを利用した音楽鑑賞からチャットまで、クリアな音で楽しめる高音質USBヘッドセット。
 息を避け、音声だけ拾う高性能小型コンデンサマイクロホンを下ろし口角の位置にフィットさせると、ヘッドセットとして使える。マイクを上げれば、高音質ヘッドホンになる。素早く通話をカットできるマイクミュートボタンを搭載した。音楽もしっかり楽しめるφ40mmドライバーを採用した。ヘッドホンの音量を調整が手元で行えるボリューム/ミュートコントローラ付き。
 ウインドウズ7/Vista/XP、MacOS X搭載パソコンに対応。コード長は2m、重さ約125g(コード除く)。

2010年7月6日


NTTドコモ 乗り換え制限解除へ

 NTTドコモは6日、来年4月以降に発売する携帯電話の全機種に、最初に購入した電話会社でしか使えないように制限している「SIMロック」を解除する機能を搭載する方針を固めた。
 利用者は、携帯電話の中に入っている、電話番号などの情報が記録された「SIMカード」を入れ替えれば、他社の回線に乗り換えることができるようになる。
 ただ、SIMロック解除について、ソフトバンクモバイルは一部機種での対応を検討しているものの、米アップル製「iPhone」など人気機種については消極的だ。
 また、KDDIはドコモやソフトバンクと異なる電波方式を採用しており、会社間の乗り換え自体ができない。このため、SIMカードの入れ替えが一般的になるには時間がかかりそうだ。

2010年7月7日


MSI グラフィックスカード新製品

 MSIコンピュータジャパンは6日、静音GPUクーラーを搭載するグラフィックスカード「N2500GTS Twin Frozr 1G V2」を発売した。店頭予想価格は1万2980円前後。
 新製品は、6mm径の銅製ヒートパイプを保つ大型GPUクーラー「ツインフローザー」を搭載している。通常の2.5倍もの寿命を保つ「ミリタリークラス」の部材を各パーツに採用した。

2010年7月7日


ASUS ハイエンドビデオカード

 ASUSは1日、AMDのATI Radeon HD 5870を2つ搭載するハイエンドビデオカード「ARES/2D1S/4GD5」を発表した。今月中旬から発売する。
 予想実売価格は14万円前後。
 高負荷の連続使用でも安定して動作するための強力な冷却能力を持つオリジナルクーラーを搭載。同構成のリファレンス仕様に比べ能力を最高で6倍に向上。
 同クーラーには、8mm径の大口径ヒートパイプを8本装備し、熱の移動可能量を上げた。さらに、99.9%以上の純度を持つ無酸素銅を使用し、熱の移動効率を極限にまで向上した。

2010年7月7日


来年2月、社名を「日本マイクロソフト」へ

 11年2月1日に日本法人設立25周年を迎えるにあたり、同日付で社名をマイクロソフトから日本マイクロソフトに変更する。「日本の社会から信頼される企業を目指す」ことが狙い。

2010年7月7日


NTTドコモ 電子書籍に参入へ

 NTTドコモは7日、11年3月までに電子書籍事業に本格参入する方針を明らかにした。携帯電話やスマートフォンなど向けに小説やマンガ、雑誌、新聞などの電子書籍を配信する仕組みを構築し、サービスを開始する。出版社や印刷会社、電子書籍端末メーカと組んで新会社の設立も視野に入れている。

2010年7月8日


6月の国内携帯・PHS契約数 4%増、1億1760万件

 電気通信事業者協会(TCA)が7日発表した6月末の国内携帯電話・PHSの契約数は1億1759万9200件で、前年同月比4.0%の増加。携帯電話だけでは1億1371万6400件、同4.8%増加した。
 事業者別純増数は、ソフトバンクが首位で22万9500件、次いでNTTドコモが16万4600件、イー・モバイルが7万1500件、KDDIが6万1300件となった。

2010年7月8日


製品評価技術基盤機構 製品事故未然防止でビックカメラと提携

 経済産業省所管の独列行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)は製品事故を未然に防ぐため、ビックカメラと情報提供で提携する。NITEが製品安全について民間企業と協力関係を結ぶのは初めて。
 NITEはメーカから関連情報を得ているが、ユーザから情報を直接入手する立場にする販売店に協力を求めることにした。今後、他の家電流通法人にも輪を広げていく。

2010年7月8日


3月末ブロードバンドサービス契約数 1%増、3204万

 総務省によると、10年3月末のブロードバンドサービス契約数は前年比1.0%増の3204万と増加が続いている。
 内訳は、FTTH契約数が同3.4%増の1779万と増加が続く。このうち「戸建て+ビジネス向け」の契約数は同4.2%増の1057万、「集合住宅向け」は同2.3%増の722万件だった。事業者別シェアはNTT東西が74.4%、電力系事業者が9.2%、KDDIが8.0%とほぼ横ばいの構成。
 DSLの契約数が前年比3.9%減の974万となり、1000万を割った。DSLのシェアはソフトバンクBBが38.7%と第1位、NTT東西は34.8%で第2位。
 CATVは3月末で435万、前年比6%伸びた。

2010年7月9日


ソニー 「サイバーショット」2機種

 ソニーは、暗所でも高精細な静止画撮影ができる新開発の1220万画素裏面照射型のCMOSセンサー搭載のデジタルカメラ「サイバーショット」2機種などを8月7日から発売する。
 新商品は、Wシリーズ「DSC-WX5」(店頭予想価格3万5000円前後)と深みのある黒再現の「TruBlackディスプレイ」採用の「エクストラファイン液晶」を用いたTシリーズ「DSC-TX9」(同4万5000円前後)と「DSC-T99D」(同2万9000円前後、8月20日発売)を発売する。
 使いやすさにもこだわり、今回発売する4機種すべてが、「トランスファージェット」に対応。他にも、ボタン1つで録画を開始できる。HDMIミニ端子を装備し、ケーブル1本でテレビに接続できる(DSC-WX5だけ)。

2010年7月9日


日立GST 外付けHDD

 日立グローバルストレージテクノロジーズは、日本市場で外付けストレージソリューションンの第1弾として、エンドユーザの写真、音楽、動画やドキュメントなどのデジタルコンテンツを手軽に格納できる外付けHDD「Xモバイルシリーズ」を8月から発売する。
 USB2.0ケーブルから給電する、携帯できる外付けHDD。記憶容量は500GBと320GB。しなやかなケースボディで移動時も安心な、手になじみ、携帯しやすいデザインを採用した。

2010年7月9日


レノボ コンシューマ向けデスクトップ

 レノボ・ジャパンは、コンシューマ向けデスクトップPC「IdeaCentre A310」の2機種を17日以降、順次発売する。
 新製品は、21.5型LEDバックライト付き16対9フルHDワイド液晶を搭載。各種ポート類を下部本体内に統合することで、ディスプレイ部の奥行き18.5mmのスリム設計を実現した。
 キーボード、マウスは、Bluetoothで本体と接続、色は本体同様、光沢のあるパールホワイトで統一。高性能Webカメラを内蔵する。
 OSにウインドウズ7 Home Premium64ビット正規版、CPUにインテルCore i3-350Mプロセッサを採用している。メモリーは、DDR3 3GB、HDDは500GBを搭載する。
 店頭予想価格は、オフィス 2010搭載モデルが12万9000円前後、非搭載モデルが10万9000円前後。
 また、レノボ・ジャパンは24日、東京・秋葉原UDX2階「AKIBA SQUARE」で「レノボまつりin秋葉原」を開催する。

2010年7月12日


ASUS マザーボード新製品

 ASUSは、インテルAtomプロセッサと、NVIDIAのIONチップセットを搭載するマザーボード「AT3IONT-I」を発売した。予想実売価格は1万6000円前後。
 新製品は、小型、省スペースPC向けのオールインワンマザーボード。Mini-ITX規格、基板サイズは171×171mm。大きなヒートシンクにより、ファンレス化を実現した。グラフィックス機能を内蔵するため、ビデオカードなしで画面出力ができる。また、インテルのAtom 330を搭載し、別途CPUを購入することなくPCを自作できる。

2010年7月12日


エリクソン予測 世界の携帯加入者50億人突破

 スウェーデンの通信機器大手、エリクソンは、今月8日に世界の携帯電話加入者数が50億人を突破したもようと発表した。これは、エリクソン編集による業界情報に基づいた予測値。現在、世界では1日あたり200万人が携帯電話サービスに新規加入、また、3Gサービスのユーザは5億人を超えたとの見通しも明らかにしている。
 同社は、こうした携帯電話ユーザの急激な伸びは、主にインドや中国など、新興国市場によるところが大きいとする。特に中国では現在、2000年の世界全体の携帯電話ユーザ数7億2000万人とほぼ同じ数字を、一国だけで担っていると指摘した。
 携帯電話加入者の増加ペースと同様に、モバイル・ブロードバンドの加入者数も伸びており、昨年、世界で3億6000万人だったユーザ数は、15年には34億人を突破。また、間もなくインターネットに接続する人口の80%がモバイルユーザで占められると、同社は予想する。

2010年7月13日


キヤノン 印刷、製本のフォトサービス

 キヤノンは、サイト上でオリジナルフォトブックの政策と公開ができ、さらに印刷して製本もできるフォトサービス「PHOTOPRESSO(フォトプレッソ)」を23日から開始する。
 当初は、同社製品ユーザを対象にした登録制サイト会員だけが対象だが、会員以外や海外でのサービスも順次行う予定となっている。
 新サービスの専用サイト内では文字入れやレイアウト、装丁を選ぶなど、写真作家が出版物を制作するような感覚で作品をつくることができる。閲覧者は「ギャラリー」内で書棚から本を探すように、様々な作者の作品を取り出し、パソコン上で実際の本を開く感覚でページをめくって鑑賞できる。
 フォトブックは1冊からでも注文可能。1冊40ページで価格は1700円。最大で204ページまで増やせるほか、表紙に帯を付けたり、ジャケット写真と帯を一体化した表紙にできるなど、本格的な写真集がつくれる。

2010年7月13日


MSI PC組み立て教室

 MSIコンピュータジャパンは、第11回「はじめてでもカンタン!MSIパソコン組み立て教室」を21日午後6-9字、東京・秋葉原UDXカンファレンスルームFで開催する。
 PCの仕組みに関する基礎講座を受けた後、1人1台でのPCを組み立てる。19歳以上が対象。参加費は無料。募集は14日午後6時から。Webサイトの専用フォームから登録。

2010年7月13日


5月の携帯・PHS国内出荷数 2カ月連続で増加

 電子情報技術産業協会(JEITA)が13日発表した5月の携帯電話・PHSの国内出荷台数は314万7000台で、前年同月比17.1%増と2カ月連続プラスとなった。
 携帯電話は304万1000台、同16.8%増と2カ月連続プラス、うちワンセグ対応製品は237万2000台、同7.0%増で、ワンセグ搭載率は78.0%、累計出荷台数は、8427万2000台となった。
 PHSは10万5000台、同28.5%増と2カ月連続プラスとなった。
 5月の概況について、携帯電話市場手は若干の回復傾向が見られるものの、足元の景気動向は不安定な状態が続いていることから、6月以降の市場動向を注視する必要がある。また、携帯電話の単月実績で300万台を超えるのは半年ぶり、とJEITAでは説明している。

2010年7月14日


日本HP 個人向けホームサーバ

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は、個人向けホームサーバ「MediaSmart Server EX490」を23日からオンラインストアなど、直販を通じて販売する。価格は4万9980円。
 家庭内ネットワークに接続したPCの動画、音楽、写真ファイルを集約し、ゲーム機、携帯電話からサーバ内のコンテンツを楽しむことができる。また、Macとのデータ共有やバックアップ、iPhone/iPodタッチによるリモートアクセスへの対応、再生デバイスに合わせた動画ファイルの自動コンバートなど、多数の機能を搭載する。
 インテルCeleronプロセッサと、2GBメモリーを搭載し、高いパフォーマンスを提供する。
 コンパクトな筐体は、ミニタワー型PCの約3分の1以下。冷却性に優れたメッシュパネルを使用し、30dBの静音性を実現した。
 HDDは、標準搭載の1TBに加え、最大3台まで増設できる。

2010年7月14日


ビックカメラ、ソフマップ 横浜で2店同時新装開店

 ビックカメラとソフマップは12日、横浜駅前の大型商業施設「横浜ビブレ」(横浜市西区南幸2)の7階に「ビックカメラパソコン館横浜ビブレ店」「ソフマップ横浜ビブレ店」の2店舗をオープンした。
 「ビックカメラパソコン館横浜駅前店」をソフマップと同フロアに移転し、2店同時にに店名の変更とリニューアルを行った。ビックカメラの新製品とソフマップの中古製品の強みを生かした販売展開を行い、売上げの相乗効果を狙う。
 店舗面積は合計約1500平方メートル、駐車場は115台収容。若年層が多く集まるファッションビル内とあって、家電以外の買い物客の気軽な「ついで買い」も見込んでいる。

2010年7月14日


米HP 米海軍省とITサービスの継続契約

 米ヒューレット・パッカード(HP)は8日、米国海軍省と総額30億ドルを超えるITサービスの継続契約を締結した。
 同契約は米国本土やハワイ、日本にいる70万の水兵や海兵隊員、文官にITサポートを提供する契約。
 HPは新契約により、9月30日に終了する海軍省の省内ネットワーク「NMCI」契約によるITサービス提供を、同相の死世代構内ネットワーク「NGEN」契約へと切り替えた。

2010年7月14日


米情報誌 iPhone4推奨せず

 米有力消費者情報誌コンシューマー・リポート(電子版)は12日、アップルの多機能携帯電話機「iPhone4」に関し、機器の持ち方によって電波受信の強度が不足する不具合を理由に、消費者に対し推奨できないとの独自調査を発表した。
 同誌によると、画面に向かって左下の外縁部の切れ目を手でふさぐなどした際、通話音声が途切れたり、インターネット接続が遅くなったりする不具合が起きることが判明。消費者に絶縁性の高いテープなどで切れ目を覆うなどの応急措置を例示している。
 アップルや、iPhoneを米国で独占供給しているAT&Tは先に、こうした苦情多発を受け購入者に修正ソフト無償配布などの対策に着手済み。

2010年7月14日


米マイクロソフト iPad追撃

 米マイクロソフトは12日、同社の「ウインドウズ7」を搭載した新携帯端末をパナソニックやソニーなど21社が清算し、年内に市場投入すると発表した。人気のアップル「iPad」を追撃する。
 バルマー最高経営責任者(CEO)が、業界関連の会合で表明、「今年の最重要課題の一つは、ウインドウズ7をベースにした携帯端末の推進」と強調した。
 新端末は、画面サイズが多機能型携帯電話機より一回り大きく、「タブレット型パソコン」と呼ばれる。
 バルマー氏は「キーボード付きの製品もある、タッチパネル方式もある。画面サイズや価格帯は多様だ」などと、各社が開発中の端末設計の一部を明かした。

2010年7月15日


日本エイサー 処理速度2倍に向上のホームサーバ

 日本エイサーは、ホームサーバの新モデル「Aspire easy StoreH342」の販売を開始した。OSには、ウインドウズホームサーバ・パワーパック3を搭載した。インテルのデュアルコアCPU Atom D510を搭載し、性能を高めた。
 一度に最大10台のPCでデータの自動バックアップ、動画や写真・音楽の共有、外出先や遠隔地からのデータ閲覧・操作などが行える。処理速度は、H340の約2倍となる137.81Mbit/秒(8台接続時)と高速化させている。接続台数が増えるほど、使用感の快適さが際立つという。家庭用以外に、部署単位での小規模なデータ共用など、オフィスでの利用もできる。

2010年7月15日


アルインコ BCL受信向けデスクトップタイプレシーバ

 アルインコは、長波帯から短波帯までをオールモードでカバーするデスクトップタイプのラジオレシーバ「DX-R8」(5万9800円)を今月中旬から発売する。
 SDRの登場に刺激されて、ひそかなブームが起きている中波/短波無線受信ホビー向けとして商品化された。同社としては、初のデスクトップタイプとなる。
 R8は、150kHzから35MHz帯までを全電波型式で受信するジェネラルカバレッジ・レシーバ。各種放送、海上・航空ほか、短波業務通信、さらにHFDL、FAX、NAVTEXといったデータ通信のデコードから、IQ信号をPCに入力できるため、注目のデジタル短波放送DRMの受信にも威力を発揮する。
 ノイズの原因となるACアダプタは付属せず、使用には安定化電源(3A級以上)が必要。

2010年7月16日


4-6月世界のPC出荷22%増

 米IDCによると、4-6月の世界のPC出荷台数は、前年同期比22.4%増加した。国家財政難や景気回復ペースへの懸念が高まるなか、同社の当初予測とほぼ同水準の伸びを示した。
 世界的にデスクトップの出荷が予測を上回り、企業での買い替え需要が高まっていることを示した。一方、ノートPCは予測通りとなった。
 地域別では、欧州・中東・アフリカ地域の伸びが著しく、米国とアジア太平洋地域では予測をわずかに下回った。
 同社によると、PC市場回復の要因は、企業のPCの老朽化、低価格のメディア中心型PCの普及、および世界の大部分の地域でのPC普及率の低さにあるという。

2010年7月16日


米モトローラの通信機器部門 ノキアが買収交渉

 ウォールストリートジャーナル紙によると、ノキア・シーメンス・ネットワークスが米モトローラの通信機器部門買収で交渉中。今後2-3週間以内にも合意に達する可能性がある。
 モトローラのネットワーク部門は、ベライゾン・ワイヤレスやスプリント・ネクステルなど大手通信針業者に通信機器を納入する。
 現在、同社は、警察や消防などの公共顧客向けネットワーク機器・通信機器生産会社と、携帯電話や端末生産会社の2社に分割する事業再編を進めている。

2010年7月16日


シャープ レコーダとメディア「BDXL」に対応

 シャープは、BD(ブルーレイディスク)の新規格「BDXL」に対応したBDレコーダと、BDメディアを世界で初めて30日に発売する。
 「BDXL」は従来BDでは2層(50GB)までだっだデータ記録層を3層および4層構造へ多層化し、1枚あたりの記録容量を3層式で100GB、4層式で128GBに拡張した規格。BDA(ブルーレイディスクアソシエーション)で4月に規格化が発表された。
 シャープは、既に発表済みの3D対応BDレコーダ「BD-HDW700」および「BD-HDW70」でBDXLに対応するドライブを搭載。16日に3層BDXLメディアと合わせて同機能に対応していることを発表した。
 BDXL対応のドライブは、多様なノイズ光が入り乱れるなかで目的の記録層の信号光だけを取り出すことが必要で高い技術力が必要である。
 難易度の高さとして「60cmの高さを時速600kmのスピードで飛行する直径6mのレンズが2cm間隔の各層に0.1mmの精度で焦点を合わせるようなもの。並大抵の技術力では実現できない」と同社は説明する。

2010年7月19日


日本HP 夏モデルにミニノートPC追加

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は14日、個人向けPCの夏モデルに、コストパフォーマンスの高いミニノートPC「Mini 110-300」を追加した。15日からオンラインストアなどを中心に販売。価格は4万4940円。
 新製品は、10.1型ワイド液晶ディスプレイを搭載。OSにウインドウズ7 Starter、CPUにインテルAtomプロセッサN475を採用した。
 メモリーは1GB、HDDは160GB。無線LAN、Webカメラを搭載しており、重さは約1.23kg。
 外出時も見やすい非光沢タイプのパネルを採用。データ交換に便利な2in1メディアスロット、約4.5時間駆動など、モバイル性を高めた。

2010年7月19日


米アップル 「iPhone4」受信障害で専用ケースを無料配布

 米アップルのジョブズ最高経営責任者(CEO)は16日、本社で記者会見し、新型の多機能携帯電話機「iPhone4」の電波受信障害をめぐり「迷惑を被った利用者にお詫びする」と陳謝したうえで、購入者には端末に装着して障害を防ぐ専用ケースを無料配布すると表明した。

2010年7月19日


中国 ネット利用4億人突破

 中国インターネット情報センターは15日、今年6月末時点の国内ネット利用者数が約4億2000万人と、前年末比約3600万人増加したことを明らかにした。ネット普及率は31.8%と同2.9ポイント上昇した。

2010年7月20日


IPTV世界加入者数 14年には1億200万件

 米マルチメディアリサーチによると、世界のIPTV加入者は年平均成長率25%で増加、14年には1億200万件に達する見込み。
 インターネットデレビ放送を配信するIPTVへの投資は、ブロードバンド投資とともに、経済環境の厳しさにもかかわらず力強い投資で経済成長を牽引している。
 世界のIPTVサービス売上高は、10年の175億ドルから14年には460億ドルに達すると予想。また、14年の世界のIPTV市場シェアは欧州が45%、アジア31%、北米19%、その他の地域が5%と予想する。
 同社では、特に急速な成長を見せる東欧のIPTV市場に注目。東欧では07年末の段階ではIPTVの試行的な配信が行われていたにすぎず、事業者も設立されたばかりだったが、現在では16事業者が操業し、さらに3-6社が試行的配信を実施しているという。

2010年7月20日


ASUS モバイル・サブノートの最新モデル

 ASUSは17日、「ULシリーズ」の最新モデル、モバイル・サブノートPC「UL20FT」を発売した。希望小売価格は、オフィス2010搭載モデルが7万9800円、非搭載モデルが5万9800円。
 新製品は、最薄部25.1mm、重さ約1.56kgの薄型、軽量設計が特徴。
 LEDバックライト付き12.1型ワイドカラー液晶を搭載し、OSはウインドウズ7 Home Premium64ビット正規版。
 CPUにインテルCeleronプロセッサU3400を採用し、「Turbo33テクノロジー」機能と併せ、約33%のパフォーマンスを向上させた。
 メモリーは2GB、HDDは約320GB。大画面TVに接続できるHDMI端子を装備。約6.1時間駆動。

2010年7月20日


シャープ 年内に電子書籍参入

 シャープは20日、年内に電子書籍事業に本格参入すると発表。電子書籍端末の展開だけでなく、同社が提唱する電子書籍フォーマット「XMDF」を生かし、書籍のXMDFデータ化なども含めたトータルソリューションビジネスとして、事業拡大を図る方針。
 XMDFはシャープが提唱する電子書籍フォーマットで、09年2月に国際標準として成立。携帯電話を中心に7000万台以上の端末に搭載されており、国内テキスト電子書籍ではデファクトスタンダード化が進んでいる。
 同社では、このXMDFを進化させ、従来のテキストや静止画に加え、動画や音声を楽しめ、コンテンツの表現力を高めた次世代XMDFを開発。同技術を核に、配信サービスとタブレット端末を組み合わせた電子書籍ソリューションを立ち上げ、年内に電子書籍事業に本格参入する。

2010年7月21日


ノキア・シーメンス モトローラの無線通信インフラ事業を買収

 フィンランドのノキア・シーメンス・ネットワークスは19日、米モトローラの無線通信インフラ事業を12億ドルで買収すると発表した。諸手続は10年末までに完了の予定。
 モトローラの無線通信インフラ事業は、GSM、CDMA、WCDMA、WiMAXおよびLTEなど携帯電話ネットワーク向け製品・サービスを提供。第2世代GSMはもとより、WiMAX事業では世界22カ国で41の通信事業者と提携、またCDMA事業は22カ国で30のネットワークを稼働させるなど、世界規模で積極的な事業を展開している。
 今回の買収でノキア・シーメンスはCDMA事業を強化。また自社のTD-LDEソリューションとモトローラのWiMAXおよびLTE事業を統合し、顧客のCDMAから次世代技術への移行を幅広くサポートしていくとしている。

2010年7月21日


ケンウッドの業務用デジタル無線システム G8、G20サミットで採用

 ケンウッドは、カナダ・オンタリオ州で開催されたG8サミット(6月25-26日)、G20サミット(6月26-27日)において、同社の業務用デジタル無線システムNEXEDGEシリーズが採用され、サミットの運営に貢献したことを発表した。
 今回の無線システムは、ピアソン国際空港とG8開催地(距離約222km)、G8開催地とG20開催地(距離約239km)間の広範囲での通信が可能なこと、約600人のスタッフが26のグループに分かれてグループ内でコミュニケーション可能なこと、緊急時にはスタッフ全員に同時に支持伝達できることが評価されたという。

2010年7月21日


秋葉原・ヤマギワリビナ本館閉店

 ヤマギワは、東京・秋葉原の「ヤマギワリビナ本館」を8月29日をもって閉店する。今秋にも、東京都内に新たなショールームを開設する。
 ヤマギワリビナ本館は、1983年10月にオープンした。家具。照明、オーディオ、デザインクロックに至るまで、機能性、デザイン性に優れる製品を数多く取り扱ってきた。
 新しいショールームについては、詳細が決まりしだい発表される。

2010年7月21日


米アップルにライバル各社反論

 米アップルのジョブズ最高経営責任者(CEO)が「iPhone4」受信障害をめぐり、「業界共通の課題」と発言したことに対し、名指しされたライバル会社は19日、一斉に反発した。
 北米市場で最もシェアが高い多機能型携帯電話機「ブラックベリー」を製造するカナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)の首脳は声明で、「アップル自身の失敗に巻き込まれるのは到底容認できない」と強調。「微弱電波を拾う革新デザインを採用しており、(アップルが今回実施した)専用ケースを配布する必要はない」と反論した。
 また、韓国のサムスン電子や台湾の宏達国際電子(HTC)のほか、フィンランドのノキアと米モトローラは、各社のWebサイトで動画などを交えて端末設計の違いを指摘。「握り方に応じて受信障害が起きる問題は、研究開発過程で把握済み」(ノキア)などと主張した。

2010年7月22日


パナソニック 録画できる3Dビエラ

 パナソニックは、世界で初めて、ブルーレイ3D対応のBDドライブとHDDを内蔵したオールインワンモデル「3Dビエラ」RT2Bシリーズ2機種(46V、42V型)を8月27日から発売する。
 RT2Bシリーズは、最先端の映像圧縮技術MPEG-4 MVCにより制作されたブルーレイ3Dディスクの、再生対応BDドライブを内蔵した一体型。1台で、簡単にフルハイビジョン3Dを楽しむことができる。
 BDソフトは、スロットインで簡単再生が可能。様々な3D方式(サイドバイサイド、トップアンドボトムなど)もフレームシーケンシャル方式に変換できるほか、2D→3D変換機能も搭載し、TV番組やSDカードムービー、ディーガの映像も3Dで楽しめる。
 また、500GBのHDDを内蔵しており、テレビ番組の録画も簡単。HDDに録画した番組をBDにダビングできるので、録画番組をほかの機器で再生できるうえ、HDD容量を効率的に使うことができる。SDカードムービーの動画やデジカメ写真はもちろん、アナログ外部入力端子も搭載しているので、VHSビデオ映像もHDDを経由してBDにダビングできる。
 実売想定価格は、TH-P46RT2Bが44万円前後、TH-P42RT2Bが39万円前後。

2010年7月22日


中国の携帯利用 8億人突破

 新華社電によると中国工業・情報化省の張通信発展局長は20日、中国の携帯電話利用者数が今年6月末時点で8億人を突破したことを明らかにした。このうち第3世代携帯電話の利用者数は2520万人。

2010年7月22日


猛暑 エアコン売れる

 ルームエアコンが、猛暑の影響で爆発的な売れ行きを示している。猛暑日を記録する地域が増え始めた19日から動きが活発化。今週末の売れ行き次第では、今月の実販は200万台に近づきそう。

2010年7月23日


6月の民生用電子機器国内出荷 11カ月連続増、2800億円

 電子情報技術産業協会(JEITA)が22日発表した6月の民生用電子機器の国内出荷金額は、前年同月比10.1%増の2799億円と、11カ月連続のプラスとなった。
 分野別でも、全分野でプラスとなり好調だった。映像機器が、同12.3%増の2022億円で13カ月連続プラス、音声機器は、同3.3%増の124億円で2カ月ぶりにプラス、カーAVC機器が、同5.2%増の653億円と9カ月連続プラスとなった。

2010年7月23日


地上デジタル放送完全移行まで1年

 11年7月24日の地上デジタル放送完全移行が、いよいよあと1年に迫ってきた。受信機器の普及、送信環境の整備などは、おおむね順調で主流となる対策は計画通りに進んでいる。一方、地上デジタル放送に関連するものの注目度が低い機器対応が数多く残されており、完全移行に伴い、これらも含めた総合的な対策が業界全体に求められている。

2010年7月23日


珠洲市で完全デジタル化

 地上デジタル放送への完全移行を1年後に控え、石川県珠洲市では全国で初めてアナログ放送が全面的に終了、完全デジタル放送がスタートした。デジタル化を祝う式典が24日正午から珠洲市で行われ、都内のホテルで開催された「まったなし1年前の集い」の会場へ生中継された。
 地元の式典では、総務省北陸総合通信局の義毅局長がデジタル移行宣言、北陸のテレビ各社首脳らとデジタル切り替えのスイッチを入れた。珠洲市は昨年7月24日に1時間の休止実験を行い、1月22日正午から48時間アナログ放送を停止するなどデジタル化実験の先駆都市でもある。

2010年7月26日


電子部品/半導体各社 国内工場、夏休み返上

 電子部品・半導体各社は、予想以上の需要増加に対応し、今夏は国内工場で夏期休暇返上での稼働日を大幅に増やすことを検討中の企業が多い。半導体メーカは製造工程でパッケージにするまで9週間を要する。このため、各社は早めに夏休み返上を決定している。部品メーカの製造日数は、LSIに比較して短いので、ここ数週間の発注増で、ついに8月の休日予定日を短縮する状況になってきた。特に好調なスマートフォンや薄型テレビ、ノートPC向け部品などを手がける工場で臨時稼働や一部ラインの稼働が計画されている。
 月末の受注次第では、さらに稼働日が増える可能性もある。一部工場では8月中も無休の連日操業を行うケースもある。

2010年7月26日


6月のパソコン国内出荷 台数で34%増

 電子情報技術産業協会(JEITA)は23日、6月のパソコン国内出荷実績を発表した。
 デスクトップ、ノートを合わせた全体の出荷台数は前年比34.1%増の92万5000台、うちデスクトップが同54.7%増の29万6000台、ノートが同26.2%増の62万9000台で、ノート比率は68.0%。
 JEITAでは6月の概況について、出荷台数は順調に推移し、前年同月比3割増で7カ月連続の2ケタ伸長となった。
 用途別では、個人向け、法人向けともに堅調で、個人向けは新製品投入やボーナス商戦が追い風となって、法人向けは企業投資の回復により台数伸長となった、としている。
 また第1四半期(4-6月)は、前半期(1-3月)に引き続き、台数、金額ともに前年同期比2ケタ増の伸びとなり、市場は本格的な回復となった。特に企業向けは本四半期も前年から大きく台数を伸ばし、企業等が回復しつつある、と説明している。

2010年7月26日


Dpa 地デジカで社会還元

 デジタル放送推進協会(Dpa)では。昨年7月から鹿をモチーフとした「地デジカ」を地デジ推進キャラクタとして活用してきたが、各方面から人気を呼び、4月に「広告販促使用と商品化」事業を有償で開始した。
 この活動で得た利用許諾料を、Dpaでは老人ホームや病院など、地上デジタル対応への負担が大きい施設への寄付など、地上デジタル普及活動に活用し、社会還元に当てる方針。
 今回社会還元の第1弾として、沖縄県の病院と老人福祉施設の合計6施設に地上デジタル対応テレビの寄付を23日に行った。

2010年7月27日


MSI ATXマザーボード2機種

 MSIコンピュータジャパンは23日、ATXマザーボードで高速データ転送機能を搭載し、LGA1366対応の「X58A-GD65」、LGA1156対応の「P55A-GD65」の2機種を発売した。
 想定価格は「X58A」が2万3980円前後、「P55A」が1万8980円前後。
 両製品は、高速データ転送のNEC製USB3.0と、従来の2倍の高速転送を実現するMaevel製SATA 6Gbps対応のコントローラを搭載している。
 「X58A」は、米国防総省の耐熱規格をクリアするパーツを全面的に採用。「P55A」は、同社の高品位規格「ミリタリークラスコンセプト」に準拠のパーツ群を採用した。

2010年7月27日


ソニー ブラウン管テレビなどの使用中止で対象追加

 ソニーは、ブラウン管カラーテレビとモニターの一部製品について使用中止を呼びかけているが、26日、新たに7機種を対象機種に加えると発表した。
 新たに対象となるのは、90年12月末までに生産されたCKV-208F、同208V、同2100、同2900、CPD-14CD1、CPV-14CD2、KV-14MD1。

2010年7月27日


シャープ 片手で使える電子辞書

 シャープは、2.4型カラー液晶を搭載し、カラーで見やすい文字や画像が表示できる、業界最軽量のコンパクトカラー辞書「Brain(ブレーン)」PW-AC10を8月6日から発売する。実売想定価格1万3000円前後。
 AC10は、単4形アルカリ乾電池2本を含めた本体の重さ約97gという軽量なうえ、カバンや胸ポケットに収納しやすいコンパクトサイズであり、旅行や出張などに最適。持ちやすい、丸みを帯びたデザインを採用し、使用頻度の高い「検索・決定キー」を本体中央に配置することで、片手での操作も簡単に行えるようにした。
 新機能として、英単語や会話フレーズの暗記に役立つ「カード式単語帳機能」(特許出願中)を搭載。通勤などのちょっとした時間に、作成したカード式単語帳を片手で次々めくるように表示させ、暗記することができる。
 コンテンツとしては、「ジーニアス英和辞典 第4版」「わがまま歩き旅行会話(7カ国語)」を始めカラー画像付きでわかりやすい「広辞苑 第六版」など、厳選した12コンテンツを収録している。
 大きさ幅118.6×奥行き68.6×高さ11.8mm(最薄部)。単4形アルカリ乾電池2本使用で、約110時間使用できる。

2010年7月28日


ヤフー グーグルの検索エンジンを採用

 日本国内のポータルサイト最大手のヤフーは27日、グーグルの検索エンジンと検索連動型広告配信システムを採用することを決定したと発表した。
 今回提携の背景は、09年7月に米ヤフーが自社開発の検索エンジン「ヤフー・サーチ・テクノロジー(YST)」から、米マイクロソフトの検索エンジン「ビング」に乗り換えることを決定したことにある。これを受けて日本のヤフーは、新たな検索エンジンの採用を検討してきていた。
 日本のヤフーは、01年4月から04年5月までグーグルの検索エンジンを採用していた経緯ある。

2010年7月28日


09年度中古PC販売10%増

 中古情報機器協会(RITEA)は27日、会員の中古情報機器取扱37社が09年4月10年3月に販売した中古パソコンの台数は前年比10%増の192万2000台、中古液晶ディスプレイ販売台数は同23%増の65万7000台と、いずれも2ケタ成長したと発表した。
 同協会が集計を始めた05年度は約100万台で、中古PC市場は5年で倍増したことになる。
 同協会では、中古への認知が進み、メーカや専門業者による再生品化への評価や、マイクロソフトが09年4月から実施したデータ消去済み中古PCに対するOS提供制度が市場拡大の要因と見ている。

2010年7月28日


パナソニック 世界初 3Dムービー

 パナソニックは、3MOS搭載デジタルハイビジョンビデオカメラの新製品として、別売3Dコンバージョンレンズを装着することによって、世界初の3D撮影が可能となるHDC-TM750/650を8月下旬から発売する。
 TM750/650は、撮像部に赤・緑・青の光の3原色をそれぞれ取り込む高画質3MOSセンサーを搭載。センサーには、305万画素の4.1分の1インチセンサーを採用し、動画有効画素数は759万画素となり、より解像度の高い緻密な高画質映像を実現する。これにより、スポーツの撮影時など、速い動きの被写体でもチラツキを減らし、クッキリと撮影できるようになった。
 また、低照度時の高画質撮影を実現するため、HDクリスタルエンジン・プロに新低照度NRを搭載。従来モデル比約40%ノイズを低減することで、暗い室内や夜景撮影時でも、ノイズの少ない高画質撮影を実現した。
 別売3DコンバージョンレンズVW-CLT1(実売想定価格3万8000円前後)を装着すれば、手軽に3D動画を撮影することが可能。様々なシーンで、これまでのムービーでは実現できなかった臨場感のある3D映像を記録できる(3Dコンバージョンレンズ装着時は標準画質記録)。
 3Dの方式はサイドバイサイド方式。AVCHDのフォーマットで3Dの映像データを記録するので、レコーダや付属ソフトを使ってBDやDVDに映像をダビングできる。
 ムービー本体の実売想定価格は、内蔵メモリー96GBのTMD750が16万円前後、内蔵メモリー64GBのTM650が13万円前後。

2010年7月29日


富士通 らくらくホンと連携のシニア向けPC

 富士通は、NTTドコモの携帯電話「らくらくホン7」との連携機能を強化した「FMVらくらくパソコン3」を29日から発売する。直販サイトでは、FH/R3が約16万円前後、AH/R3が約14万円前後になる見込み。
 新商品は、デスクトップ型のFHシリーズ(ESPRIMO FH/R3)と、ノート型のAHシリーズ(LIFEBOOK AH/R3)。
 「らくらくホン7」を「らくらくホン専用スタンド」に置くと、「置くだけ転送機能」が起動、らくらくホンで撮った写真データを、簡単にらくらくパソコンに取り込める。
 画面をタッチするだけで、直感的にパソコンの操作ができるタッチ対応。キーボードは、母音キーと小さい文字の入力使うキーを色分けして、位置を探しやすくした。

2010年7月29日


IPv6技術検証協議会を設立

 情報通信研究機構(NiCT)を初めとした情報通信技術関連企業など10社・団体は28日、IPv6の安全性と相互運用性を向上させることを目的に「IPv6技術検証協議会」を設立した。来年7月に枯渇するといわれているインターネット通維新規約IPv4の後継規格として、移行が急務になっているIPv6の安全性を業界を挙げて検証していく今回の取り組みは、世界で初めて。今年度中に事象を始め、来年度初めにはガイドラインなどの成果物を出す計画。
 協議会の設立の背景には、長年検証してきたIPv4と比較してIPv6はセキュリティの危険性が高いことにある。これまで、情報通信研究機構が行ってきたIPv6の接続環境での調査研究の中で、既に60のリスク(セキュリティの脅威)が発見されているという。協議会は、同時にセキュリティ部会を設置し、既に発見済みの60のリスクの検証を行うとともに、対策の検討と確立をする。


※ IPv6(インターネット・プロトコル・バージョン6)  現在普及しているインターネット通信規約IPv4の後継規格。IPv4は約43億個のアドレスが使用できるが、日本では残りが6%しかなく、11年7月に枯渇すると予測されている。後継のIPv6は、約340澗(340兆の1兆倍の1兆倍)個のアドレスが使用できる。地球上の砂粒すべてに割り当てても余るほどといわれており、事実上無限。IPv4に比べて自動設定機能など優れた機能が充実する一方で、その部分を悪用する可能性もあり、セキュリティの確立が急務だとされている。

2010年7月29日


米マイクロソフト ネット検索寡占に異議

 米マイクロソフトは27日、グーグルと日本のヤフーによるネット検索・広告料事業提携合意を受け、日本のネット検索市場が両社でほぼ独占される事態に異議を唱える声明を発表した。日本の溶く金方当局が「本当にお墨付きを与えたか今後数週間で見極めていきたい」としている。
 グーグルとの提携が白紙となった米ヤフーは昨年昨年7月、最終的にマイクロソフトと資本・業務提携。米ヤフー・マイクロソフト連合は、ヤフーが強みを持つ日本を含むアジアで、マイクロソフトの新検索エンジン「ビング」を普及させる目算だった。今回の日本のヤフーとグーグルの提携合意で、世界検索シェア6割超に上るグーグル追撃の出はなをくじかれた形となり、今後官民ルートを通じ提携阻止に圧力を強める可能性がある。

2010年7月29日


英民間団体が懸念 日本市場の競争を阻害

 米マイクロソフトなど欧米や中東のインターネット関連企業で構成する英国の民間団体「ICOMP」は27日、日本でのポータルサイト最大手のヤフーが、米グーグルと検索、広告分野で提携すると発表したことについて、「日本市場の競争が阻害される」と懸念を表明した。
 ICOMPは、ヤフーとグーグルの両社で日本の検索市場の90%以上を占めるため、ほかの企業が競争上、必要な規模を保てなくなったり、広告価格が引き上げられたりするなどの可能性を挙げ、「両社の提携は独占禁止法の観点から阻止されるべきだ」としている。

2010年7月29日


パナソニック パナ電工、三洋を完全子会社化へ

 パナソニック、パナソニック電工、三洋電機の3社は29日、公開買い付け(TOB)と、その後に株式交換を行う方法で11年4月をメドにパナソニックによるパナソニック電工および三洋電機の両子会社の完全子会社化を推進していくことで合意した、と発表した。
 3社は29日夕刻、大阪市内のホテルで緊急記者会見を開催。パナソニックの大坪社長は「新中期計画や18年の100周年ビジョンの実現に向け、環境・エネルギー分野への取り組みを強化しているが、事業環境は劇的に変化している。グローバル市場での競争相手を見れば見るほど、スピーディに戦略を実施しており、パナソニックグループの今のスピード感では勝てないと判断した」と子会社化を決めた理由を語った。
 三洋電機の佐野社長は「シナジーの最大化を図るためには、三洋の強い事業をより強くすることが不可欠であり、戦略実行のスピードアップが必要と判断した」と、完全子会社化を受け入れた理由を語った。

2010年7月30日


エレコム 小さい木のスピーカ

 エレコムは、重量感のある木製キャビネットのサテライトスピーカとサブウーハーを装備し、コンパクトながら実用最大出力合計12Wの迫力あるサウンドを再現する「小さい木のスピーカ」MS-W02W(4200円)を8月上旬から発売する。
 新製品は、低域を増幅できるコンパクトなサブウーハーを装備したことで、低域から広域まで、より豊かな音色を再現できる。実用最大出力3W+3Wのサテライトスピーカに加え、実用最大出力6Wのサブウーハーにより、コンパクトながら合計12Wの迫力あるサウンドを再現する。
 サブウーハー前面には、ヘッドホンジャックが装備されているので、夜間など、周囲への音が気になる場合にヘッドホンを接続して音楽を聴くことができる。
 サブウーハー内部に電源ユニット本体を内蔵しているため、外部にACアダプタを必要としない。

2010年7月30日


サンワサプライ ポータブルSPの新製品

 サンワサプライは、アンプ内蔵で高音質のサウンドを再生でき、iPod nanoやMP3プレーヤでの使用に最適な持ち運びに便利なスリムサイズのポータブルスピーカ「MM-SPP5」(3129円)を発売した。
 MM-SPP5は、携帯性、持ち運びやすさを徹底的に追求し、スリムながらも高音質なサウンドを再生できる。
 実用最大出力0.7Wのアンプ内蔵スピーカなので、小型でも明瞭で迫力ある高音質サウンドを出力することが可能。
 電源は単4乾電池3本。接続用ケーブルは、スピーカ本体背面に巻き取り収納できる。
 また、折りたたみ式スタンドも装備しているので、聞きやすい角度で音楽を楽しむことができる。

2010年7月30日


日本アンテナ 「はやぶさ」帰還カプセルの方向探知用アンテナに採用

 日本アンテナは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)からの依頼で、「はやぶさ」帰還カプセルの回収に際して方向探知用アンテナとして200MHz帯域3素子、および8素子の指向特性を有した八木型アンテナが採用されたことを発表した。
 方向探知用アンテナとは、帰還カプセルからのビーコン電波を受信し、着地位置を正確にとらえるアンテナで、回収作業で重要な役割を担った。

2010年7月30日



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