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電波新聞拾い読み 2006年8月

DXアンテナ 大画面液晶テレビに参入

 DXアンテナは「DX BROADTEC」ブランド映像機器の新製品として、26V型、32V型のデジタルハイビジョン液晶テレビを今月初旬から発売、大画面薄型テレビ市場に参入する。。オープン価格だが、実売価格は26V型のLV-261が14万円台、32V型のLV-321が16万円台になるもよう。
 同社では、昨年春から船井電機製の高性能ビジュアル機器(DVD、中小型テレビなど)を「DX BROADTEC」ブランドで発売している。船井電機製ならではのコストパフォーマンスの高さと、DXアンテナの全国約50カ所のキメ細かな営業・サービスネットワークで高い評価を得ている。
 LV-261/321は、同ブランド初のデジタルチューナ内蔵映像商品で、これによってアンテナからテレビまでのトータル提案を実現。今後はより大画面のタイプ、さらにはデジタルチューナ内蔵レコーダなども順次ラインアップしていく考え。
 新製品2機種は、上下左右176度の広視野角、応答速度8ミリ秒、コントラスト比1000対1の高品質パネルを採用。26V型で550カンデラ、32V型で500カンデラの高輝度を達成している。

2006年8月1日


秋葉原電器街 うちわで省エネアピール

 歩く宣伝媒体といわれる、うちわ。今の時期、お客さんが販売店からもらったうちわで、パタパタと涼をとりながら歩く姿をよく見るが、今年は「省エネ」をテーマにした図柄のものが目立つようだ。
 秋葉原電器街で見かけたいくつかを紹介すると
「地球や家計にやさしい省エネ製品をおすすめする」のコピーはヨドバシカメラ。もう一方の面には「省エネで変わる!最新家電で快適生活」をうたい、ナショナルの食洗機、東芝の洗乾機、ダイキンのエアコン、シャープの液晶テレビ、タイガーのジャーポットを写真入りで紹介。
 「みなさまに愛されて60周年」うたったサトームセンのうちわには省エネ商品を示す”e”マークと「省エネ基準を達成した商品をお奨めします」のコピー。
 秋葉原電器街振興会が、1日から配布するのは「アキハバラ、エコハバラ」がキャッチフレーズ。同振興会が「チーム・マイナス6%」に参加していることを知らせ、共通ロゴの”ハロー!環境技術 エコ製品で止めよう温暖化 チーム・マイナス6%”を日本語のほか英語、中国語、韓国語でも紹介している。
 暑いなかを来店するお客さんへのサービスと、店名入りうちわを持ち歩いてもらっての宣伝効果と、「省エネ」意識の向上を図る狙いも込めてのうちわ作戦だ。

2006年8月1日


高速電力線通信 国内、近く利用認可

 電源コンセントからインターネット接続できる新しいインフラ、高速PLC(パワーラインコミュニケーション)の利用が年内に認可される見通しだ。
 電力線を通信線に利用するPLCは、AMラジオ放送より低い低・中波の周波数を使った情報信号を100Vの交流に重畳させて転送する技術として、すでに利用されてきた。
 この方式は、搬送波の周波数が最高450kHzで、データ転送速度は低く間欠的な情報通信しかできない。住宅・ビル設備の制御や、防犯・防災対策、白モノ家電の制御などに使われてきた。
 高速PLCは使用する電波の幅が広い。ブロードバンド時代を迎えて、既存の電力線を利用できるメリットから、欧米を中心に利用が始まっている。
 周波数は2MHzから30MHzの短波帯(米国では上限は80MHz)まで利用し、最大数100Mビット/秒の転送速度が得られる。ただし、この周波数は短波ラジオ放送、船舶・航空をはじめ、アマチュア無線などが利用している。PLCと各無線が相互に妨害させないために、国によって利用規制は異なっている。
 日本は、人口密度が高く、導入は慎重に検討された。このほど総務省の省令によるPLC規定を新たに整備することで利用認可される運びになった。
 6月に高速PLCに関する情報通信審議会の答申が出されたのを受け、省令改正に向けて8月11日まで意見の公募が行われている。
 海外では、屋外の電力線をネットサービス回線として利用している例もあるが、国内で認可されるのは室内利用に限られる。日本ではADSL回線やFTTH回線の情報信号を室内の電力線に接続する方式に限られる。
 すでに開発されている製品としては、コンセントに差し込むLANアダプタ、Webカメラ、無線LANアクセスポイントなど。今後はAV機器など、製品自体に高速PLC対応機能を持った製品が開発されることになる。
 家庭や、オフィス内に張り巡らされた電力線とコンセントが活用できるため、障害物や反射に弱点のある無線LANを補完・共存のスタイルで利用されることも想定されている。
 規格推進団体の活動も活発化している。”ホームプラグパワーラインアライアンス”や、異なる方式のPLCモデム共存規格制定を目指すCEPCA(CEパワーラインコミュニケーションアライアンス)が国内でも積極的に活動している。
 国内の規定は「漏洩電波強度も世界でもっとも厳しい」が、世界的に見ると短波放送聴取者の多い国もあり、雑音発生の少ないメイドインジャパン製品、として評価される可能性は高いという見方もある。

2006年8月2日


米コダック デジカメ事業を売却

 米イーストマン・コダックは1日、個人向けデジタルカメラの製造・販売に関する全行程をシンガポールのEMS(電子機器製造受託サービス)大手、フレクストロニクスに売却すると発表した。
 プロ用の高機能デジタルカメラの設計、意匠・工業デザイン、デジタルカメラの先進研究・開発は引き続きコダックが行い、商標、商品名、顧客、意匠・工業デザイン、ユーザインターフェイス、製品スペック、設計仕様ほか知的所有権はコダックが保有する。
 事業売却に伴い、日本国内のコダック・デジタル・プロダクトセンターの長野県茅野市と横浜市の拠点をフレクストロニクスに移管。社員550人はフレクストロニクスに移籍する。

2006年8月3日


プレクスター DVDスーパーマルチドライブ

 プレクスターは、DVD±R 8倍速/DVD±RDL 4倍速/DVD-RAM 5倍速書き込みに対応した、スリムDVDスーパーマルチドライブ(内蔵型)「PX-608AL」(価格未定)を9月中旬から販売開始する。
 本体重量は約180g、寸法は幅128×高さ12.7×奥行き129mmと小型、軽量化を実現。

2006年8月3日


東京電力 フュージョン売却へ

 東京電力がIP電話子会社、フュージョン・コミュニケーションズを有線放送大手のUSENに売却する方向で検討していることが2日、わかった。東電は保有する54%のフュージョン株の大半を手放す方向で、売却金額などを詰めている。東電は「様々な方向で検討している」、USEN葉「決まったことは何もない」としている。
 フュージョンは2000年に日商岩井が設立。その後東電参加のパワードコムの子会社になった。しかし、東電は通信事業は縮小へ方針転換。KDDIにパワードコムを譲渡し、フュージョンの売却先を探していた。

2006年8月3日


文部科学省 「一から見直し研究」を公募

 文部科学省は3日までに「既存の科学技術に根本的な疑問を投げかける研究」を公募し、1件あたり1,000万-3,000万円を拠出することを決めた。来年度世村に数億円を盛り込みたいとしている。
 端の部分の画像がゆがむテレビのブラウン管を改良するのではなく、他の道を探ったことで液晶テレビやプラズマテレビが誕生したように、開発過程で選ばれた素材や手法がベストだったかを一から見直すことで、技術革新を速める狙い。
 科学技術振興機構に所属する民間研究機関の所長などの経験者10人が審査。有望なテーマの掘り起こしも行い、活躍が期待できる研究者には参加を打診する。
 この制度では、資金を基礎研究のやり直しや、別のやり方を採用した場合の実用化のメドを探るのに使える。斬新な着想のために、他分野の研究者を迎え入れることにも活用できるという。

2006年8月4日


シャープ町田社長 40インチ未満の液晶テレビ、価格は下げ止まり

 シャープの町田社長は3日、大阪市で開催したマスコミ懇談会の席上、40インチ未満の液晶テレビ価格はほぼ下げ止まるとの見通しを明らかにした。
 世界の主要液晶パネルメーカが最近発表した業績悪化の要因を「40インチ以上のサイズはまだコスト改善の余地があるが、30インチ台までのサイズではコストダウンか限界に達したのではないか」と分析。「業績が悪化したメーカの在庫投げ売りにより、一時的に安いパネルが出回ることはあるだろうが、利益率の悪化で設備投資が先送りされる傾向にあることからも、今後は今までのような価格下落は起きないはず」と述べた。

2006年8月4日


オンキヨー 2.4GHzデジタル無線方式のワイヤレスヘッドホン

 オンキヨーは、ワイヤレスヘッドホンの新製品として、2.4GHzデジタル無線方式により最長30mの広いサービスエリアと非圧縮でロスのないクリアな伝送を実現したMHP-A1(25,200円)を9月22日から発売する。
 デジタル無線伝送は、一般的なワイヤレスヘッドホンで採用されている赤外線伝送と異なり、壁やドアなどの遮蔽物による音切れやPDPテレビの放射光の影響を受ける心配が無く、夜間の使用でも周囲を気にせず、好みの場所で音楽が楽しめる。
 またA1には、オーディオメーカならではの音質のこだわりを随所に投入。RCAピン、同軸デジタル、ステレオミニプラグの入力端子には、伝送ロスを防ぐ金メッキ仕上げを施すなど、本格的なオーディオ仕様としている。

2006年8月7日


米タイム・ワーナー AOLの従業員5000人を削減

 米タイム・ワーナーが、半年以内にインターネット事業部門アメリカ・オンライン(AOL)の従業員5000人の削減を計画していることが3日、明らかになった。AP通信など欧米メディアが同日、報じた。
 AOLの従業員数は欧州も含め約1万9000人で、削減数は全従業員の4分の1に当たる。欧州事業の一部売却の他、米国では電話回線を利用したネット接続事業の縮小などのリストラを検討中で、これに伴い、従業員の大幅削減をはかる見通し。

2006年8月7日


東芝 地デジチューナ搭載ノートPC

 東芝は、便利・簡単・画がきれいがコンセプトの個人向けAVノートPC「Qosmioシリーズ」に地デジTVチューナ搭載モデルを拡充。高コストパフォーマンスと使いやすさ両立のノートPC「dynabookシリーズ」とモバイルノートPCの「dynabook SSシリーズ」もラインを刷新した。5機種13モデルを10日から順次発売する。
 Qosmio F30/790LSは、独自開発のAV統合ソフトなどに、大容量AVコンテンツを効率的に処理する新アルゴリズムを開発・適用した。HDコンテンツのでコードや画質調整などの処理をソフトで実現してシステム負荷を軽減させ、製造コストを抑えている。厚さ11mm、重さ270gの薄型・軽量の地デジ用室内アンテナも同梱。

2006年8月8日


ギガスケーズデンキ オール電化事業に参入

 ギガスケーズデンキは、東京電力グループの東電ホームサービスおよびエコルと業務提携し、オール電化事業に本格参入する。今年10月を目標に首都圏内19店舗に専門売場を設置。順次関東圏の78店舗に拡大する。安全・安心、省エネなどからオール電化を検討、導入する顧客が増えている中で「お客さまへオール電化商品の特徴を十分に理解していただき、普及を積極的に推進していく」としている。

2006年8月8日


米アップル フォード、GM、マツダと提携

 米アップルコンピュータは、米フォード、ゼネラルモーターズ(GM)、マツダの自動車メーカ3社と提携し、これらメーカの大多数のモデル、車種に搭載されるステレオシステムとアップルのデジタル音楽プレーヤ「iPod」を連携させると発表した。
 これにより、米国で販売される07年モデルの70%以上がiPod対応となり、ユーザは車載オーディオシステムのマルチ機能コントローラを使用してiPodを操作し、簡単に高品質の音楽を社内で楽しむことができるようになる。

2006年8月8日


ソニー 高感度ISO1000対応のデジタルカメラ

 ソニーは、有効画素数720万画素と光学式手ぶれ補正機能と高感度ISO1000に対応した「DSC-T10」(店頭予想価格4万円前後)と、2.5型液晶搭載の「DSC-W50」(店頭予想価格3万円前後)を25日から順次発売する。
 DSC−T10は「手ぶれ」と「被写体ぶれ」を抑える光学式手ぶれ補正機能と高感度ISO1000を搭載。シャッタボタンを半押しした瞬間にシフトレンズが動く「撮影時モード」に加え、常にシフトレンズが動いている「常時モード」を用意している。
 DSC-W50は、高感度ISO1000対応で2.5型液晶を搭載。有効画素数600万画素となる。

2006年8月9日


米AOL 65万人の検索履歴2000万件流出

 米AOLの検索ソフト利用者のうち、約65万8000人の検索履歴がネット上で流出していたことが7日わかり、AOLは原因究明に乗り出すとともに謝罪した。ロイター通信などが報じた。
 流出したのは、同社が今年3月から5月にかけて研究用の社内データ作成のため無作為に抽出した利用者の約2000万件に上る検索履歴。
 検索の歳に利用者が自分の名前や住所などを入力した場合は、流出した情報によって個人が特定され、プライバシ侵害につながる恐れがあるという。6日に情報流出が指摘されるまで約10日間にわたりこうした状況が放置されていた。

2006年8月9日


ニコン デジタル一眼レフカメラ「D80」

 ニコン/ニコンカメラ販売は、小型ながら10.2Mピクセルの高画質、高速性能、多彩な表現を可能とする画像編集機能を搭載したミドルクラスデジタル一眼レフカメラ「D80」(店頭予想価格12万円前後)を9月1日から発売する。
 新商品は、有効画素数10.2MピクセルのDXフォーマットCCDセンサを搭載。大判プリントにも対応する高精細、高画質を実現する。画像処理エンジンも新開発し、高精細で豊かな階調を表現する。
 11点のフォーカスエリアにより、撮影画面を広くカバーするオートフォーカスセンサーモジュールを搭載しているほか、高度な測光制度を誇る「3D-RGBマルチパターン測光II」や、被写体や撮影シーンに会わせ最適なカメラ設定を行うデジタルイメージプログラム、キーワードで画像の仕上がりを状態を選べる仕上がり設定など先進機能を搭載し、撮影意図にあった表現を手軽に楽しむことができる。

2006年8月10日


日本の情報通信データトラフィック 5月時点で500ギガビット突破

 総務省がインターネットサービスプロバイダー(ISP)や研究者の支援を得て実施している「我が国のインターネットにおけるトラヒックの集計・計算」の5月集計が発表された。
 平均値は524Gビット/秒となった。昨年同時点のデータ通過量は425Gビット/秒で、1年間に2割の伸びを示した。
 ここのネット利用者のデータ量は増加しており、ファイル交換ソフトなどもトータルトラヒック量を押し上げていて、情報漏洩とは別のIT社会における課題となっている。情報・通信・放送の融合で、回線不備が体感的にわかってしまう動画映像も音声通話も増えており、安定したトラヒック実現環境への要望は高まることは必死の状況。
 映像無料配信の"You Tube"の利用者が急増するなど新しい状況が展開されている。数年を待たずに平均トラヒックはギガビットの上のテラビットに達するとみられており、通信環境整備は緊急課題だ。

2006年8月10日


ビックカメラが上場

 大手家電量販店のビックカメラは10日、ジャスダック証券取引所に株式を上場した。買い気配で始まり、公募価格(20万円)を上回る20万8000円の初値をつけた。
 ビックカメラは首都圏を中心に、主要ターミナル駅前に23店舗を展開中。業界首位のヤマダ電機が池袋や渋谷など都心部への進出を計画しており、ビックカメラはジャスダック上場で資金調達方法を多様化し、新規出店を加速させる。
 当面は年間2店舗のペースで出店する方針。9月にJR川崎駅前、来年8月にJR京都駅前に出店する。

2006年8月11日


秋葉原で真空管オーディオフェア

 真空管オーディオ協議会は10月7、8日、東京・秋葉原の損保会館で「第12回真空管オーディオフェア」を開催する。
 同フェアは、真空管オーディオを軸にした高音質・高品質なオーディオの普及を目的に、毎年開催している。じっくりと真空管オーディオならではの音が聞ける個室形式のリスニングブースを設けるほか、オーディオパーツやアクセサリの展示即売も行う。

2006年8月11日


首都圏で大規模停電 携帯電話が一時不能に

 首都圏で14日午前発生した広域停電で、携帯電話やPHSが一時利用できなくなったり、スーパーの一時閉店や工場が停止するなど、経済活動にも影響が出た。
 携帯電話はビルや地下街など、予備電源がない小規模基地局を中心に発着信ができなくなった。KDDIでは「au」の5局が一時停止、ボーダフォンも100局あまりに影響が出た。PHSのウィルコムも都心の一部で発着信が一時不能となった。
 首都圏に本社や工場を抱える大手メーカでは、一部オフィスのエレベータが停止。ただ、お盆休みの企業も多く影響は少ないとみられる。

2006年8月15日


東芝科学館 累計来場者800万人を突破

 東芝科学館は、1961年の開館以来の累計来場者が800万人を突破した。
 東芝科学館は、1961年11月15日に「人と科学のふれあい」をテーマに、地域社会に貢献する文化施設として開館した。以来、青少年には電子・電機に関する科学技術を正しく理解し、創造性豊かになるように、成人には先端技術の情報発信基地として、また、地域の人には生涯教育の場として、社会貢献活動を行ってきている。
 現在では、世界初・日本初などの歴史的価値の製品の展示や、毎週土曜日には、教育NPOと共同で、年間5000人が参加する、主に小学生を対象にした実験・体験型の理科教室を開催している。

2006年8月15日


ASUSTeKとGIGABYTEが提携 来年1月に新会社

 自社ブランドのPC用マザーボード製造世界1位のASUSTeKと2位のGIGABYTEが、マザーボードとグラフィックカード事業で提携し07年1月新会社設立で合意した。
 新会社の資本金は、80億台湾ドル。GIGABYTEが51%、ASUSTeKが49%を出資し、新会社社長はGIGABYTEから選出される。社名など詳細は年末までに発表される。製品はGIGABYTEブランドで販売される。
 世界最大メーカの結合により「生産面、研究開発、競争力で劇的な相乗効果が見込める」と両社はアナウンスしている。
 ここ数年、マザーボードはSAUATeKが価格リーダになり、世界で激烈な競争を展開してきた。業界では台湾が世界を制した市場で「不毛な競争は避けるべきだ」という声も上がっていた。

2006年8月16日


米デル ノートPCのバッテリを自主回収

 米デルは14日、ノートパソコンのバッテリに不具合が見つかったとして、全世界で約410万のバッテリを自主的に無料で回収・交換することを明らかにした。
 対象となるのは、04年4月から今年7月にかけて出荷された数種類のノートパソコンに組み込まれたバッテリ。
 バッテリはソニー製で、デルは「ごくまれに過熱により発火する可能性がある」として、ソニーと協力して無料で交換することを決めた。
 410万台のうち日本での販売台数は明らかにしていない。

2006年8月16日


マイクロソフト 無料のウイルス検知・駆除サービス

 米マイクロソフトは15日までに、無料のウイルス検知、駆除サービスを日本を含む世界各地で開始したと発表した。
 専用のホームページにアクセスすることでウイルスなどの感染状態をチェックし、感染している場合は駆除もできる。
 サービス名称は「ウインドウズ・ライブ・ワンケア・PC・セーフティ」。同社のサイトに接続すると、ネットから侵入しようとするウイルスや、スパイウェアを見つけて駆除、ハッカーなどの攻撃を防ぐ。

2006年8月17日


米AMD 次世代「オプテロン」を発表

 米AMDは15日、次世代「オプテロン」プロセッサファミリを発表した。
 次世代「オプテロン」プロセッサファミリは、AMDの革新的な「ダイレクト・コネクト・アーキテクチャ」をベースとする。これは、x86ベースの32/64ビットコンピューティングを実現し、従来のフロントサイドバスによるシステムのボトルネックを解消する業界初のアーキテクチャ。これにより顧客に1ウエイ、2ウエイ、4ウエイ。8ウエイのシステム全般にわたってプロセッサコアの継続性と安定性を提供する。
 次世代プロセッサはまた、AMDの電源管理技術「パワー・ナウ!」とエネルギー効率に優れたDDR2メモリにより、同じ熱設計枠内で動作するシングルコアの「オプテロン」に比べ大幅にワット性能を改善。データセンター管理で、最大の関心事となっている電力消費の問題に対応する。
 AMDは今回、07年央の投入を予定しているネイティブ・クアッドコア「オプテロン」プロセッサの設計が完了したことも表明。このクアッドコア(1つのチップに4個のコアを搭載)は最新「オプテロン」ファミリと電力、放熱、ソケットに関し互換性を有する。

2006年8月17日


米ノベルと中国レノボ Linux対応モバイルワークステーション

 米ノベルと中国レノボ・グループ(聯想集団)は15日、業界初のLinux対応モバイルワークステーション「ThinkPad T60p」を発表した。
 ノベルの最新デスクトップ用OS「SUSE Linuxエンタープライズ・デスクトップ10」を搭載し、インテルのモバイル技術「セントリーノ・デュオ」をベースに構築した。
 「T60p」は、厚さ1インチ(約2.5cm)、重量4.7ポンド(約2.1kg)。CADなど特定業界向けアプリケーションに必要とされる演算処理速度とメモリ容量を提供する。同製品のユーザは、従来デスクトップ上のみで可能だった先進設計エンジニアリングで、有線・無線接続いずれでも安全なプラットフォームを手に入れることができるとしている。
 「ThinkPad T60p Linuxモバイルワークステーション」は、ディスプレイパネルのサイズが14インチと15インチの2種類。価格は14インチ製品が3099ドル、15インチ製品が3199ドルから。

2006年8月17日


仙台の吉成中学校がスクールコンタクト

 仙台市泉区の市立吉成中学校が国際宇宙ステーション(ISS)と交信する「スクールコンタクト」に取り組んでいる。東北では初めてのことで、7月末に免許を取得。11日には同行でアンテナの設営と交信練習が行われ、生徒約20人が参加した。
 アンテナは衛星通信用クロス八木12素子アンテナで、校舎屋上に立てた高さ4.5mのタワーから軌道追跡モータを介して設置。全高で8m近い巨体を現した。設置には仙台電波高専の学生や地元のアマチュア無線からISS交信の支援者グループも協力。3時間余りで完成した。
 並行して、交信練習も行われた。生徒約20人が1人1問で英語でISSの宇宙飛行士に問いを発し、交代していく段取り。交信できる時間はわずか8分。
 担当教諭からは「1人1人が大きな声ではっきり発音し、スムーズに交代しないと交信できない生徒が出ます」といった厳しめの呼びかけもあり、次第に真剣みを増していった。
 スクールコンタクトはNASAのISS業務として世界で週1回のペースで実施されている。学校としては英語教育のほか、無線・電波、宇宙開発への関心といった学習効果、ISS模型を組み立てる工作技術、地元住民との交流・協力などの効果を見込んでいる。

2006年8月17日



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