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電波新聞拾い読み 2005年6月

コンピュテックス台北 開幕

 ドイツで開催されるセビットに並ぶ世界最大規模のIT展示会”コンピュテックス台北”が台湾台北市の世界貿易センターで5月31日開幕した。昨年から展示を拡大、4ホールを使い、過去最大規模の1400の出展社・団体が3000小間のブーススペースに、最新商材や技術を展示。クリスマス商戦と、06年以降の事業方針を決める商談を100を超す国から集まったバイヤーと行う。
 今回はAMDに次いでインテルが市場投入し、ようやく機運が熟した64ビットCPUと、マイクロソフトの対応OSと、高速転送規格に対応したATIなどのグラフィックプロセッサが大きくクローズアップされている。加えて、デジタル家電向け応用製品と関連した部品、技術の出展が目立つ。
 日本からはルネサステクノロジが初出展し、SHマイコン技術がコアの携帯電話、家庭用デジタル製品、自動車向け技術を協力にアピールしている。
 東芝、日立は携帯電話やポータブルAV機器の組込大容量ストレージとして注目されている小型HDDをメインにすえたブース展開をしている。
 PC周辺機器のエレコムも初出展し、日本発のデザインと機能を訴求。販売拠点を持つ中国・韓国・台湾でのビジネス拡大と、欧州市場での販売拠点支援が目的。
 各社に聞くと、出展理由は世界のIT生産拠点台湾の展示会で、韓国・中国など生産国のメーカと、米・西ヨーロッパなどの消費国の流通業者が来場すること。昨年から目立つインド筆頭のアジアのIT加速度が加速している各国と、東欧諸国、南米・中近東の新規市場開拓など。

2005年6月1日


日本AMD Athlon64 X2デュアルコア・プロセッサ

 日本AMDは5月31日、AMD Athlon64 X2デュアルコア・プロセッサを発売したと発表した。
 新製品は、4800+、4600+、4400+、4200+があり、価格はそれぞれ110,110円、88,380円、63,910円、59,070円(いずれも1000個ロット時単価)となっている。
 これらのCPUは、デスクトップPCおよびデスクトップ・リプレースメント・ノートPC向けに設計され、シングルコアのAthlon64プロセッサと比較してデジタルメディア/業務効率改善アプリケーションで最大80%の性能向上を実現する。

2005年6月1日


特集「無線通信機」

 世界規模で続く災害、地震、交通事故などの事故を契機に業務用無線の見直しと導入が増えている。緊急時の有用性、導入コスト、一斉同報が評価されている。従来から利用されている運輸、建設、公共団体、警備などの安全確保、省力・作業効率アップなど企業の収益改善目的の需要も拡大している。
 タクシー無線などに代表されるようにデジタル技術導入が効果をもたらしており、IT化が進んだ各企業や機関のトータルシステムとの連動案件も増加している。


●MCA無線
 中継局を利用した広域対応のシステムで、広範囲で業務する運輸、官庁、各種サービス業が主。タクシーへの導入も進む。年々減少化傾向にあったが800MHzデジタルのサービス開始で開局エリアが全国に拡大した。
 デジタル化により、それぞれのゾーンをまたがった運用や、インターネットを利用して、福岡走行中の車両と札幌走行中の車両との連絡も可能。
 利用方式も複数あり、全国の本社・支店・工場に設置して非常時だけ利用する運用コストのかからないサービスが注目され、大手企業では導入が盛ん。関連メーカ共同の販売組織エムシーアクセスの活動も活発化しており、本格的市場拡大が期待されている。


●特定小電力無線
 免許・資格が不要で、1万円台から買える手軽さが評価されている。中継器利用などシステム化でき、大型店舗、外食産業、イベント会場、パチンコパーラーなど業務効率向上の必需品になっている。


●新簡易/簡易/一般業務
 数kmの中域カバー範囲を持つ無線機。災害時緊急無線として自治体の導入が進んでいる。
 新簡易無線は工場、倉庫、警備、建設など2km程度での利用が主体。それを超えるサービスエリアは簡易無線、一般業務無線が利用されている。


●アマチュア無線
 無線局数トップの座を携帯電話に譲り、10年以上も愛好者人口減少傾向を続け、携帯登場の影響を最も激しく受けた分野と見られている。
 アマチュア無線用通信機は、日本メーカ数社が世界市場を席巻しているが「ようやく市場の低迷に歯止めがかかり、販売実績はここ数年わずかながら上昇に転じている」との声が各社から聞かれる。
 日本アマチュア無線機器工業会の調べによると、04年4月から05年3月は無線機器の販売で5.8%増、工業会が実施している無線従事者養成講習会は前年比6%増となり、下げ止まりから反転を迎えたことがわかった。
 消費動向は手軽に利用できるV・UHF帯市場は低価格志向、海外交信など技術追求型のユーザが多いHF帯では大手2社が発売した100万円クラスの超高級モデルが好調。
 アマチュア無線ブームを支えた団塊世代の退職時期に差しかかり「ベテランの復帰」も目立つ一方、山歩き、狩猟などの多趣味の人々が安全確保を目的にアマチュア無線資格を取る傾向もあり、熟年層が支える”趣味の王様”の復活と、それに伴う若年層への浸透が期待されている。

2005年6月1日


電波の日 東京で記念中央式典

 6月1日の電波の日を記念する「電波の日・情報通信月間」の記念中央式典が1日、東京都内で開かれた。
 式典で麻生太郎総務相は「世界一のIT先端国家を目指すeジャパン戦略は、今年度末までに目標達成するだろう。デジタルデバイド(情報格差)、情報通信技術(ICT)への支援配分など課題は残るが、今後はICTにより高齢者が住みよい社会を目指す」と挨拶した。

2005年6月2日


「リナックスワールド」開幕

 Linuxの祭典「Linux World Expo/Tokyo2005」が1日、東京ビッグサイトを会場に、3日まで3日間の幕を開けた。日本国内での開催は今回が12回目。イベントテーマ「How to Linuxused?〜Linuxの活用方法が解ります!〜」と題して「Linuxをマスターし、どのように利用していくか」、また「Linuxを徹底的に使いこなしていこう」をテーマに紹介している。
 サーバやソフトウェア、データベース、カーネルのスケーラビリティの向上がもたらす「Linuxの新しい世界」が重要なテーマとなっているが、最近ではデスクトップLinuxにも注目が集まっており「デスクトップLinux体験コーナー」に人気が集まっている。
 出展社数は36社。展示会場はプラチナスポンサーでもある日本IBM、NEC、富士通、日立製作所、ノベルの巨大なブースが目立つ。また大塚商会/テンアートニやVERITAS、レッドハットのブースも人気が高い。ミラクルリナックスなど日中韓ベンダーが推進する「Asianux」にも注目が集まっていた。

2005年6月2日


米マイクロソフト ウインドウズ既存/次世代版でRAWファイル対応へ

 米マイクロソフトは1日、既存のウインドウズと次世代版ウインドウズ(ロングホーン)をデジタルカメラの画像ファイルの一種である「RAWファイル」に対応させると発表した。
 RAWファイルは、主にハイエンドカメラがサポートしている画像ファイルで、デジタル・ネガとも呼ばれる。デシタルカメラからの画像データを忠実に再現するため、微妙な色合いやディテールを重視する写真家などからの支持が多い。一般的なファイル形式であるJPEGがカメラで画質処理するのに対し、RAWファイルは、PC上で画質処理を行うため、PCに画像を取り込んだ後でも露光や色の調整ができるのが特徴。
 一方で、RAWファイルは、標準化された技術ではないため、デジカメは機種ごとにそれぞれ異なったファイルを採用。画像処理ソフトの中には、処理できないファイルが存在したり、同じカメラでも新型モデルが従来と異なったファイルを採用すれば、画像ソフトを更新する必要があった。
 マイクロソフトは、こうした問題を解決するためにアドビ、キヤノンなどと協業し、画像コーデック向けの標準化されアーキテクチャを開発。次世代ウインドウズにこれを組み込むことで、カメラメーカやソフトウェア開発企業は、それぞれの画像コーデックをウインドウズ搭載PC上で認証、実装できるようになる。
 同社では今回、ウインドウズXP向けのRAWファイル対応ソフト「マイクロソフト・イメージ・サムネイラー・アンド・ビューワー」の無償ダウンロード提供も発表した。

2005年6月3日


東芝 AVノートPC「コスミオF20」

 東芝は、AVノートPC「コスミオ」の新製品として、ウインドウズ起動時のTV番組録画機能やTV映像の高画質化機能など、AV機能をさらに強化した「コスミオF20」4モデルを、10日から順次発売する。
 F20は「プレイバック録画」を今回新たに採用。あらかじめ、リモコン操作などにより「タイムシフト」を設定した時点から、視聴しているチャンネル放送をHDDに記録し、最大で24時間以上さかのぼって録画・保存することができる。
 TV視聴時に、映像をMPEG圧縮せずに直接表示する「ダイレクトYUV」の採用や、受信電波の減衰を抑えるTVアンテナ変換ケーブルの採用などで、ウインドウズ起動時のTV映像の高画質化を実現した。
 価格は、いずれもオープンだが、ペンティアムMプロセッサ730搭載モデルが、実売で22万円前後、セレロンMプロセッサ360モデルが19万円前後。

2005年6月3日


JPドメイン 累計で70万件突破

 JPドメイン名の登録管理とメインネームシステム(DNS)の運用を行う日本レジストリサービス(JPRS)によると、JPドメイン名の05年6月1日現在の累計登録数が70万件を突破し、72万4233件になったと発表した。アジアの国別ドメイン名(ccTLD)の中では1位、世界で248あるccTLDの中では7位の地位を占める。
 日本語をそのままドメイン名として用いた日本語JPドメイン名の、05年5月一カ月間の登録数は2万2995件で、01年2−5月にかけて日本語JPドメイン名のサービス開始時を除き月間登録数として過去最高だった。この結果、日本語JPドメイン名の登録数は10万件を突破、汎用JPドメイン名の28%、JPドメイン名全体15%を占めるまでとなった。

2005年6月3日


アイコム 無線LAN製品を新チャンネル対応に更新

 アイコムは、5GHz帯で使用可能な無線LANチャンネル数を現在の4チャンネルから8チャンネルに拡張する電波法令改正(5月16日)に伴い、同社の無線LAN製品を従来の802.11aから802.11aの新チャンネル対応に更新するサポートを行う。
 専用ツールによる内部設定の書き換え、さらにドライバまたはファームウェアの更新によって現在の使用中の製品を新チャンネル対応にできる。
 専用ツールおよび更新用ドライバ・ファームウェアの提供は、準備が整い次第、同社ホームページで案内する。

2005年6月3日


総務省 1.7GHz携帯周波数、新規2社に優先配分

 総務省は3日、第3世代(3G)携帯電話サービス用として新たに割り当てる1.7GHz帯について、最大2社の新規事業者に優先的に配分する免許方針案を正式に発表した。2.0GHz帯については、先の2社以外の新規事業者1社に割り当てる方針。
 具体的には、1.7GHz帯のうち、全国で使える15MHz幅については1事業者につき5MHzずつ割り当てる。残りの帯域は、先に加入者が250万人を超えた事業者に割り当てる。また東名阪地域でのみ使える20MHz幅は、新規・既存事業者を問わず、周波数が足りなくなった場合に追加で割り当てる方針。
 2GHz帯は1社に対し15MHzを割り当てる。
 これら2つの新規周波数帯を割り当てられた事業者は、少なくとも2年以内にサービスを開始することや、人口カバー率が5年以内に主要都市の5割を超えることが条件となる。また、総務省が行う認可の審査基準として、財務・技術的な面、個人情報保護への対応、事業計画などがある。

2005年6月6日


コンピュータ・アソシエイツ 初期設定不要の迷惑メール対策ソフト

 コンピュータ・アソシエイツは3日、個人やSOHO向けに、初期設定が全く必要ない迷惑メール対策ソフトを直営サイトで販売開始した。17日から全国の店頭でも販売する。
 発売した「eトラスト アンチスパム2005」は、マイクロソフト「アウトルック/アウトルック・エクスプレス」に自動的に統合され、面倒なユーザ設定を必要としない。
 初めて送られてくるメールや差出人不明のメールを自動で検出するほか、すでに使っているメールソフトの受信履歴や電話帳、既存の仕分け設定を学習し、承認送信者リストを自動作成する。
 価格はタウンロード版が1ユーザ3,980円、店頭パッケージが5,680円、更新価格が2,980円。

2005年6月6日


ソルダム フルアルミ筐体のPC

 ソルダムは5月27日、スリムタイプPCでは初めてフルアルミ筐体を採用した「WiNDY PC B-AL530DVS PC」(99,800円)をベスト電器各店で発売する。
 本体サイズは幅11cm、高さ34cm、奥行き44cm。CPUはPentium4 530J、メモリは512MB、HDDは160GB。DVD±R/RWドライブを搭載する。

2005年6月6日


シャープ 液晶テレビ「アクオス」世界最大サイズの65V型

 シャープは3日、世界最大サイズとなる65V型デジタルハイビジョン液晶テレビ「アクオス」LC-65GE1(168万円)を8月1日から発売すると発表した。
 新製品は、デジタル放送などのハイビジョン信号フォーマット(1080i)をそのまま表示できるフルスペックハイビジョン液晶パネル(水平1920×垂直1080画素)を採用し、迫力の65V型大画面で、部屋の明るさに関わらず他の映像システムを凌駕する美しい映像を楽しむことが可能。しかも高精細・低反射のASVパネルならではの特徴に加え、動画応答性を向上するQS(クイックシュート)技術により、スポーツなど動きの速い動画も見やすい映像で再現する。
 さらに、青、緑、赤の波長に「深紅」を加えた新開発の「4波長バックライト」によりピュアな赤も忠実に再現する。

2005年6月6日


米アップル Mac搭載CPUをインテル製に移行へ

 米アップル・コンピュータが、マッキントッシュPCに使用しているMPUをインテル製に移行する計画である。
 アップルはこれまで、米IBMとフリースケール・セミコンダクタが共同で開発した「パワーPC」を採用しており、インテル製に移行すれば、IBMとフリースケールにとって大きな痛手になりそうだ。
 アップルの計画によると、「Mac mini」などのローエンド機は来年半ばまでに「Power Mac」などのハイエンド・デスクトップ機は07年半ばまでに移行をはじめる。

2005年6月7日


日本HP 1万円を切るインクジェット複合機

 日本ヒューレット・パッカードは、1万円を切るインクジェット・オールインワン・プリンタ「HP PSC1510」の販売を開始した。価格は9,870円。専用のプリントカートリッジ2種とともに同社オンラインストアで販売する。
 新製品は、コンパクトな筐体にプリンタ、コピー、スキャナ機能を搭載。1万円を切るエントリモデルながら6色(オプション)印刷対応、20PPMの高速プリント、解像度1200×1200dpiのスキャン機能、20CPMのコピー速度を実現している。

2005年6月7日


MCJとヨドバシカメラ オリジナルノートPC

 MCJとヨドバシカメラは、オリジナルコンセプトブランドパソコン「i-Friend」シリーズのモバイルノートPC「PCM7380」(169,800円)の販売を開始した。
 新製品は、PentiumM730を採用。メモリは512MB、HDDは80GB、DVDスーパーマルチドライブを搭載する。液晶ディスプレイは、12.1インチ。本体は、パールホワイトが基調のマグネシウム合金製。

2005年6月7日


フュージョン スカイプと技術提携、ゲートウエイ機器開発へ

 東京電力系のIP電話会社フュージョン・コミュニケーションズは6日、パソコンを利用した無料電話「スカイプ」を開発したルクセンブルクのスカイプテクノロジーズと技術提携し、両社のIP電話サービスを連動するゲートウエイ機器を開発すると発表した。
 このゲートウエイを利用することにより、フュージョンのIP電話利用者はスカイプをインストールしたパソコンで、050で始まるIP電話番号での音声着信が可能となる。ただ、「サービス開始時期は現時点では未定」という。
 「スカイプ」はピア・ツー・ピア型の無料IP電話ソフトで、高音質の通話や簡単な設定が特徴。利用者は急増しており、今年4月時点の世界の総ダウンロード数は1億件を超えている。

2005年6月7日


京セラ 次世代無線ブロードバンド規格「アイバースト」公開実験

 京セラは、次世代無線ブロードバンド規格「iBurst(アイバースト)」の公開実験を行った。実験では21台のパソコンを利用し同時にビデオストリーミングを実演したほか、世界で初めてワイヤレス環境でのVoIPの音声通信を試験。音声が途切れることなく実験は成功した。
 アイバーストは、下り最大約1Mbpsでデータ受信ができ、多くのユーザが同時接続した場合でも安定した高い通信速度を保てるシステムで、米通信機器のアレイコムなどと京セラが開発を進めている。IPベースシステムのため、WiMAXや第3世代携帯電話に比べ設備投資も低く抑えられ、定額制のデータと音声通信の提供も実現可能。
 同技術は高い周波数利用効率により、同じ割り当て帯域幅に対し広帯域サービスをより多数のユーザ提供可能。最大のBSスループットは下り24.4Mbps、上り8Mbpsで、最大のユーザスループットは下り約1Mbps、上り346kbps。高速移動時でのVoIPによる音声通信も可能で、車載用としても注目されている。
 すでにオーストラリアと南アフリカで同技術を利用したデータ通信サービスが運用開始され、オーストラリアでは年内にも同技術利用のVoIPサービスが始まる予定。

2005年6月7日


米アップル インテル製CPU搭載を正式発表

 米アップル・コンピュータは6日、サンフランシスコで開催中の開発者向け年次総会(WWDC2005)で、自社のPC「マッキントッシュ」に米インテル製MPUを搭載する計画を正式に発表した。
 スティーブ・ジョブスCEOは「マックのMPUにパワーPCを導入してから10年が経過した。次の10年間は、インテルの技術によって世界最高のPCを作り上げる」と語った。
 同CEOは今回、インテル搭載マックで動作する自社の「マックOS X タイガー」のデモンストレーションも実施。また、開発者向けに、インテル搭載マック開発用システムとアップルのソフトウェアのプレビュー版からなる移行キットを提供することも明らかにした。
 マックの初代MPUは米モトローラの「68xx」。94年にIBMとモトローラが開発した「パワーPC」に切り替え、現在は「パワーG4」を導入しているが、アップルでは同MPUは消費電力に問題があるとし、より高性能のインテルへの移行を決めたとしている。
 インテルMPUはマイクロソフトの「ウインドウズ」に対応するよう設計されており、今回、マックがインテルを採用することになれば、マックとウインドウズ搭載PCに互換性が生ずる可能性もある。これについて、今回アップルではコメントしていないが、「iPod」人気で勢いづいている今、高性能・低価格PCによって、世界市場のシェア拡大を狙うアップルに、WWDCに参加した米インテルなど業界関係者は賛辞を送った。

2005年6月8日


デル デスクトップPCデザイン一新

 デルは7日、約3年ぶりにデザインを一新した個人向けデスクトップパソコン「ディメンション5100C」と「同9100」、最新のペンティアムDプロセッサを搭載した「同XPS Gen5」を発表した。
 「同5100C」と「同9100」は、アルパインホワイトとアークティックシルバーを基調色にしたコンパクトデザインで、テレビとオーディオ、パソコンの3機能を備え、デジタルホームネットワークの中心として、テレビの視聴・録画をはじめ、DVDの作成がリモコン1つで行える。
 最小構成価格は「5100C」が91,350円、「9100」は99,750円。「XPS Gen5」は189,000円。「9100」と「XPS Gen5」は同日発売開始。「5100C」は14日から。

2005年6月8日


シャープ 19種のコンテンツ搭載の「ザウルス」

 シャープは、パーソナルモバイルツール「ザウルス」の新製品として、TOEICテストの学習やゴルフのレッスンなど、仕事や学習、趣味などに活用できる19種類のコンテンツを収録したSL-C3100(オープン価格)を24日から発売する。
 新製品は、ビジネスに必要な書類や添付データのあるメール、音楽や動画などが保存できるハードディスク(約4GB)を搭載。また、情報量の多いホームページや長文メールもスムーズに作成できるQWERTYキーボードや、640×480ドットの高精細システム液晶を採用するなど、使いやすさを追求した。
 データカード型PHSや無線LANカードなど、さまざまな通信機器やインフラ、サービスにも対応。

2005年6月8日


5月の携帯電話純増数 auが半年ぶり首位

 電気通信事業者協会が発表した05年5月の国内携帯電話契約数によると、新規契約数から解約数を差し引いた純増数は、KDDIのauが18万1900件と半年ぶりにNTTドコモから首位を奪回した。2位はドコモで純増は17万7500件。ボーダフォンは3万9900件減と、5カ月連続の純減だった。
 一方、PHSは5月から音声定額サービスを開始したウィルコムが好調で、純増数は6万2700件、累計契約数を315万件に伸ばした。

2005年6月8日


日本ビクター 携帯デジタルオーディオプレーヤ市場に参入

 日本ビクターは8日、携帯デジタルオーディオプレーヤ市場への参入を発表。高音質やダイレクトレコーディングなどの使い勝手、ヘッドホン一体型のデザイン製など、独自技術によるオリジナリティを発揮し、06年度までに国内市場でシェア10%を目指す。
 新商品は、小型・軽量で高音質なアームレスヘッドホンにメモリプレーヤを内蔵し、耳に装着するだけで軽快に音楽を楽しめるデジタルオーディオプレーヤ「XA-AL55」(店頭予想価格18,000円)を今月下旬に、パソコンを使わずミニコンポなどから直接録音できる「XA-MP101」(同27,000円)、「同MP51」(同20,000円)を7月中旬に発売する。
 AL55は、アームレスヘッドホン二メモリオーディオプレーヤを内蔵するとともに、小型・軽量化(約57g)を実現。大口径30mm、ネオジウムユニットと18ビットΣΔ(シグマデルタ)D/Aコンバータにより高音質で再生する。
 MP101、MP51は、パソコンを使わず、ミニコンポなどから直接録音できる「ダイレクトレコーディング」機能を搭載するとともに、片手で操作しやすいスタイリッシュなスクエアフォルムを採用し、使い勝手を向上させている。
 FMチューナ&「ボイスレコーディング」機能などを搭載。メモリ容量はMP101が1GB、MP51が512MB。

2005年6月9日


04年度末電話サービス契約数 IP電話が急速に普及

 総務省が8日まとめた04年度末の電話サービス契約数で、IP電話が前年度比57.2%増の830万件となった。かつて高速通信の切り札とされたISDNの契約数798万件(前年度比7.5%減)を上回った。
 火付け役となったソフトバンクBBの「BBフォン」のほか各通信事業者が積極的に展開し、1年で302万件増加。IP電話が本格的な普及期を迎えたことが浮き彫りになった。
 通常の電話サービスである加入電話とISDNを合わせた「固定系」の電話は、1.0%減の5961万件と7年連続減少。IP電話や携帯電話に利用者を奪われ、94年度末以来10年ぶりに6000万件を下回った。

2005年6月9日


JPSA 18年度からCAD利用技術者試験を改定

 日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会は8日、平成18年度から「CAD利用技術者試験」を大幅に改定すると発表した。まず2次元CADの技能を問う「CAD利用技術者一級試験」を「建築」「機械」の選択制とし、さらに、それぞれの技能を問う実技試験と、それぞれの専門知識を問う筆記試験による試験とする。
 これにより、各専門分野を学んできた受験者にとって学習効果を図ることができる試験となるほか、専門性が評価されることになり、資格そのものの社会的地位が高まるとみている。

2005年6月9日


シャープ ノートパソコン8機種

 シャープは、ノートパソコン「Mebius」の新製品8機種を17日以降順次発売する。
 PC-MW70J/MW50Jは、従来モデル比で基板面積を約40%縮小、部品点数を約30%削減、マグネシウム合金採用により、約40%のキャビネット薄型化などを図るなど、徹底した軽量化を実施。堅牢性を確保しながら重さ約1.63kg、約7.5時間駆動という、13.3型ワイド液晶モニター搭載タイプとしては業界最軽量・最長バッテリ駆動を実現した。CPUは、MW70JがペンティアムMプロセッサ740、MW50JがセレロンMプロセッサ370。
 また、MW5BJ7を含むMWシリーズは、従来比約8倍の挿抜耐久性を実現したUSBポートを採用。
 MR80J/MR40Jは、12.1型ピュアスクリーン液晶を搭載した薄型・軽量パソコン。オフィスや家庭のメインマシンとして使える高性能を備えながら、最薄部約25mm、重さ約1.75kgの携帯性を実現している。

2005年6月10日


カシオ 手ぶれ軽減のカードサイズデジカメ

 カシオ計算機は、カードサイズデジタルカメラ「EXILIM CARD EX-S500」(店頭予想価格5万円前後)を24日発売する。
 新商品は最薄部13.7mmの薄型カードサイズボディに500万画素CCD、光学3倍ズーム、2.2型液晶を搭載。高精細な静止画とMPEG-4方式によるVGAサイズ・30フレーム/秒の高画質ムービーが撮影できる。電池も静止画で200枚、動画で約1時間20分の長寿命を実現。
 「アンチシェイクDSP」の搭載により、高感度撮影を実現。早いシャッタースピードにより手ぶれ、被写体ぶれを軽減する。人差し指で静止画を撮るシャッターボタンに加え、親指でムービーを撮るムービーボタンを設置。最適な画像処理を施す「ベストショット」機能に専用ボタンを設けるなど、使いやすさを一段と向上している。

2005年6月10日


53局に地上デジタル予備免許

 総務省は10日、各地の総合通信局でNHKと民放合わせ53局に地上デジタル放送の予備免許を交付する。
 今年12月来年10月にかけて順次開局する予定で、受信可能エリアは全国で7割近くまで拡大する。
 今回の予備免許交付により、NHK親局27局、民放66局に予備免許を付与したことになる。

2005年6月10日


バッファロー セキュリティ対応のポータブルHDD

 バッファローは、ブラック筐体で、セキュリティ対策も万全なポータブルハードディスクを今月下旬から発売する。
 重厚で高級感のあるブラック筐体を採用。本体サイズは76×119×15mm。重量150gと、小型・軽量化を実現している。
 さらに、個人情報保護対策にも考慮。暗号化ソフトSecureLockWareに対応し、大事なデータをAES128ビット方式で強力に暗号化して保存できる。USB給電ケーブル添付。
 価格はHD-P40U2/UC-BK(40G)が11,500円、P80U2/UC-BK(80GB)が18,900円。

2005年6月14日


「夏の秋葉原電気まつり」18日スタート

 秋葉原電気街振興会は、18日から「夏の秋葉原電気まつり」をスタートさせる。期間は7月31日までの44日間。賞金総額は4,000万円。
 実施要領は、購入金額5,000円ごとにその場で当たりのわかるスクラッチカードを1枚進呈。A賞は10,000円のアキバ共通お買い物券1000本。B賞は同300円券10万本が当たる。

2005年6月14日


JSAT 山間、離島向けに衛星使い高速Iネットサービス

 JSATは13日、山間部や離島など光ファイバやADSLの利用が困難な地域の自治体などに対し、衛星回線を利用した定額料金による双方向の高速インターネット接続サービスを始めることを明らかにした。
 新サービスは、地上回線に頼らず小型のパラボラアンテナで双方向のブロードバンド通信を可能にした。既に沖縄県内で試験サービスを実施、通信相手に情報を送る最大通信速度は2Mbps、情報をダウンロードする際の速度は最大15Mbps。
 提供する対象は自治体のほか学校、病院などの法人、通信料は定額制で月額10万-20万円。将来はJSATが自治体などと提携、地域内LANなどを使って住民に高速ネットを利用してもらうことも検討している。

2005年6月14日



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