電波新聞拾い読み 2004年2月

ウイルス「Mydoom」ロシア発か?

 1月31日付のロシア英字紙モスクワ・タイムズは、コンピュータウイルス「Mydoom」の作成者が、ロシアのプログラマである可能性があると報じた。
 ロシアのウイルス対策会社が、「Mydoom」に感染した最初の電子メールについてロシアのプロバイダを経由して発信されたことを確認したという。
 ロシアの刑法はウイルス作成者に最高7年の禁固刑を科すことを定めている。

2004年2月2日


キヤノン プロ向けデジタル一眼レフカメラ

 キヤノンは1月29日、プロユーザ向けに有効画素数約820万画素CMOSセンサ搭載で、8.5コマ/秒の世界最高連写を実現したデジタル一眼レフカメラ「EOS-1D MarkII」(オープン価格)を4月下旬から発売すると発表した。
 新製品は、約820万画素CMOSセンサ(27.8×19.1mm=APS-Hサイズ)と、同社独自開発の映像エンジン「DIGIC II」により、あらゆるシーンで満足できる高画質と高速レスポンスを実現している。また、記録画質の細分化やカラーマトリックスの任意設定などが行えるほか、CFカードとSDメモリーカードの2スロットを装備、拡大ズーム表示も可能な2インチ・約23万画素の液晶モニタ、ビデオ出力機能を搭載。
 さらに、シャッターの耐久性が大幅に向上、20万回の作動耐久性を実現。ボディ外装には、軽量・高度なマグネシウム合金を採用して徹底防滴・防塵構造を施すなど、プロの過酷な撮影条件に十分耐えうる高い信頼性を確保した。

2004年2月2日


2003年世界のPDA出荷台数 前年比5.3%減、1145万5000台

 米ガートナーが先週末発表した2003年世界のPDA出荷台数は1145万5000台で、前年を5.3%下回った。携帯電話とハンドヘルドコンピュータの機能を兼ね備えたスマートフォンの登場がPDA需要に影響しているとガートナーは分析している。
 メーカ別出荷では、リサーチ・イン・モーション(RIM)が昨年第4四半期だけで前年の1年分に匹敵する25万9000台を出荷、年間出荷台数も60万3000台(前年比2.1倍)を超えた。この結果、世界シェアも前年の2.3%から5.3%へ急拡大したのが目立った。
 世界のトップは416万4000台を出荷したパームワンだが、数量で前年比19%減、シェアで前年比6%減らした。世界市場でここ数年50%以上のシェアを占めていた同社だが後続の追い上げにより、昨年ついに50%を割った。

2004年2月3日


米ゲートウェイ eマシーンズを買収へ

 米ゲートウェイは、eマシーンズを約2億6,600万ドルで買収すると発表した。新会社は、デル、HPに次ぐ米国第3位、世界でも第8位のコンピュータメーカとなり、日本、欧州などの成長市場でPCの販売拡大を目指す。
 両社の合意により、eマシーンズのウエイン・イノウエCEOがゲートウェイのCEOに就任。ゲートウェイのテッド・ウエイト現DEOは会長ポストに就く。
 新会社は、eマシーンズの米国および海外の小売ルートの低コストの販売モデルを利用して、ゲートウェイの家電製品の販売も拡大する計画。また、ゲートウェイはeマシーンズの効率的な経営モデルを採用する。

2004年2月3日


アイオーデータ DDR333 SDRAMを5種

 アイオーデータ機器は、デスクトップ用PC2700(DDR333)SDRAM増設メモリ5種を順次発売。
 新製品は、2枚セット品がDR333E-256Mx2(27,000円)、DR333E-512Mx2(51,000円)、単体はDR333E-256M(14,800円)、DR333E-512M(27,000円)。

2004年2月3日


「Mydoom」の攻撃で米SCOのHP接続不能

 米ソフトウェア関連企業SCOグループは1日、コンピュータウイルス「Mydoom」に感染したパソコンからの攻撃の標的となり、同社のホームページがアクセス不能に陥ったと発表した。
 米ウォールストリート・ジャーナル紙によると、同社は無料のOS「リナックス」の原型の開発者として利用者に使用料の支払いを請求しており、同社への反発が、ウイルス開発の背景にあるとの見方も出ている。
 ウイルスは2月12日まで攻撃を続けるよう設計されている。感染したパソコンから同社HPへの接続要求は1秒間に64回も繰り返されるという。
 FBIは、ウイルスが米国外で開発され、電子メールを通じて感染が広がったとみている。

2004年2月4日


インテル 90nmプロセス技術で製造のPentium4プロセッサ4種

 インテルは3日、90nmプロセス技術を用いて製造されたHT(ハイパー・スレッディング)テクノロジ インテルPentium4プロセッサ3.40EGHz(45,250円)/3.20EGHz(30,170円)/3EGHz(23,660円)/2.80EGHz(19,320円)の4種類を発表した。
 新製品は、開発コード名Prescottと呼ばれたもの。このCPUは、すべて300mmウエハ、90nmプロセス技術で製造されている。
 このPentium4プロセッサはHTテクノロジによるマルチタスク機能、改良型のNetBurstマイクロ・アーキテクチャ、大容量の1MB L2キャッシュ、それに新しい13の命令セットなどを備えている。FSBは800MHz。  また今回、HTテクノロジ インテルPentium4プロセッサ エクストリームエディション3.40GHz(108,420円)とHTテクノロジ インテルPentium4プロセッサ3.40GHz(45,250円)を追加した。これらのプロセッサは従来の0.13μmプロセスで製造されている。
 価格はいずれも1000個購入時単価。

2004年2月4日


ソニー 手書き感覚の操作性実現の「クリエ」

 ソニーマーケティングは、新開発の手帳機能を搭載し手書き感覚の操作性を実現したデジタル手帳「CLIE(クリエ)」PEG-TH55(オープン価格)を、14日発売する。
 新製品は、手帳機能「クリエオーガナイザー」搭載によりデジタル手帳の機能をさらに進化させ、液晶画面の予定表に直接手書きで文字を書き込むことができる。
 また手書きしたメモや内蔵カメラ(31万画素)で撮影した写真やボイスレコーダで録音した音声も簡単な操作で付箋紙のように予定表に張り付けできる。
 さらに、モバイルムービーに対応、メモリースティックに記録したテレビ番組を再生して楽しめる。
 クリエ専用CPU「HandheldEngine」を搭載、独自の電圧制御機能により、通常使用で約15日間、連続音楽再生24.5時間の長時間駆動を実現。

2004年2月4日


NEC 世界最小・最薄GSM/GPRS方式カード型携帯電話、中国市場向けに出荷

 NECは3日、体制39cc、厚さ8.6mm、重さ70gの世界最小、最薄型、最軽量を実現したカード型GSM/GPRS方式カメラ付き携帯電話を開発し、2月から中国市場向けに出荷を開始すると発表した。
 発売する製品は、横54×縦85×厚さ8.6mm、リチウムイオン(400mA/h)のシートバッテリを採用し、待ち受け時間は85時間、通話時間は70分。1.8インチTFTカラー液晶画面はVGAの解像度を持ち、65000色を表示する。30万画素のCMOSデジタルカメラモジュール部は連続撮影機能や暗闇撮影モードを備える。通話はイヤホンマイクを使用する。

2004年2月4日


グラフテック 個人向けカッティングマシン

 グラフテックは、個人コンシューマ向け小型カッティングマシン「Craft ROBO CC100-20」(49,800円)を開発、3月6日から家電量販店を中心に発売すると発表した。
 同社はこれまで実績のあるX-Y制御技術を応用した業務用カッティングプロッタを販売してきたが、これらの固有技術とノウハウを活用して、コンシューマ向け商品を開発、新しい市場の開拓に挑戦する。
 「Craft_ROBO」は、A4プリンタで印刷した用紙をセットすると、印刷に合わせた位置を自動的にカットする。ペーパークラフト、立体グリーティングカード、オリジナルシール、ラベルなどを簡単に作成できる。
 標準添付のソフトウェア「ROBO Master」や各社から同時に発売される対応ソフトウェアで作成し、しかも、切り取り線、折り線のミシン目も切り分けできるので、組み立て用としても簡単に仕上げられる。普通紙はもちろん、11種類の厚紙・シート・ラベルなど純正メディアが用意されている。

2004年2月5日


マイクロソフト InternetExplorerに欠陥、修正呼びかけ

 マイクロソフト日本法人は3日、閲覧ソフト「インターネット・エクスプローラ(IE)に情報が外部に漏れるなどの欠陥が見つかったことを明らかにした。同社のHPを通じ修正ソフトの利用を呼びかけている。
 対象はIE5.01/5.5/6で、欠陥の深刻度は4段階で最高の「緊急」。ハッカーなどが細工したホームページに利用者がアクセスすると、パソコンの中に保存してある写真や文書が読み取られたり、削除される可能性があるという。

2004年2月5日


ACCSのHPから個人情報を入手 国立大研究員を逮捕

 コンピュータソフトの著作権保護団体、コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)のホームページから個人情報を入手した国立大学研究員の男性が、不正アクセス禁止法違反と威力業務妨害の疑いで4日逮捕された。
 被疑者はACCSのサイトにある「著作権・プライバシー相談室−ASKACCS」のCGIプログラムの脆弱性を悪用してユーザの個人情報を不正に入手し、昨年11月8日に東京で行われたセキュリティ関係のイベントで、情報漏洩の可能性がある事例として紹介。個人情報の入手方法と個人情報の一部を発表した。
 脆弱性は協会が使っているレンタルサーバのCGI上のもので、協会側は被疑者から指摘があるまで瑕疵について連絡を受けていなかった。

2004年2月5日


2003年世界の携帯電話販売台数急伸 前年比23%増、5億台超

 米IDCが4日までにに発表した2003年の世界の携帯電話販売台数は前年比23.3%増の5億3340万台と、初めて5億台を超えた。アジアや東欧の新規需要が強まったほか、北米や西欧での買い替え需要も追い風だった。2003年10-12月期には前年同期比29.7%増の1億6,780万台と、四半期として過去最高を記録した。

2004年2月5日


イーアクセス、3.5世代モバイルBB参入へ 総務省に実験申し出

 イーアクセスは5日、3.5世代モバイル・ブロードバンド市場への参入を目指して、総務省に対し、TD-SCDMA(MC)方式のフィールド実験の申し出を行っていることを明らかにした。
 米ナビニ・ネットワークスと戦略的に提携し、ナビニ社が開発した同方式を日本市場で実験検証後、データサービスに導入し、無線環境での高速データ伝送、定額制常時接続の展開を図りたい考え。
 3月から2010-2025MHz帯を用いて実験を開始したい意向で、早ければ「2年後(2006年春)にもデータ伝送サービスの事業化に踏み切りたい」という。

2004年2月6日


九十九電機 米イーマシーンズ製PC、販売10万台超える

 九十九電機が国内独占販売している米イーマシーンズ社製PCの販売台数が、2002年12月発売開始以来1月末で累計10万台を超えた。
 10万台突破を記念して49,800円のJ2604の価格を5,000円値下げする。
 同時にインテルのペンティアム4プロセッサの価格改定に伴い、J4325を109,800円、M6412を179,800円にそれぞれ1万円値下げした。

2004年2月6日


ケンウッド 東洋通信機の無線事業承継、来月にも正式契約

 ケンウッドと東洋通信機は6日、5月をメドに東洋通信機の無線事業をケンウッドが承継することで基本合意したと発表した。
 今回の基本合意では、東洋通信機の社内カンパニーであるトヨコムネットワークシステムズに関する無線事業および保守会社であるトヨコムエンジニアリングの無線保守事業を譲渡の対象と指定。
 譲渡の方法は、会社分割または営業譲渡によることとし、事業譲渡・承認に最も有益な方法を両社で検討する。承継事業のあり有家規模は約20億円(2003年3月期)。正式契約は3月を予定している。

2004年2月7日


総務省 特定無線実験局制度導入へ

 総務省は、免許期間を1-2年の短期間に限定した特定無線実験局制度の導入に向け、3月末までに関係省令などの整備を行う。
 これまで実験局の免許手続きには、申請後、審査、予備免許、検査、免許の手続きを経て運用が可能となるまでに、半年の標準処理期間の枠内で通常は2-3ヶ月かかっていた。
 これに対し、今回新たに特定実験局を制度化することで、混信防止など一定の条件を満たすものに限り、手続きを簡略化し、免許までの処理期間を1-2週間に短縮化する。
 条件には、使用可能な地域、周波数、空中線電力をあらかじめ提示すること、特定実験局同士の運用調整、1-2年程度の短期間の免許期限などが含まれる。

2004年2月10日


アイオーデータ 高速書き込み可能なデュアルドライブ2機種

 アイオーデータ機器は、DVD±Rライト8倍速など高速書き込みが可能なデュアルドライブを今月中旬から発売する。
 発売するのは、内蔵型の「DVR-ABP8BK」(25,500円)と、外付け型の「DVR-UEP8」(32,000円)。いずれもブラックモデルで、「DVR-UEP8」はUSB2.0/1.1、IEEE1394の3インターフェイス。
 対応メディアと速度は、DVD±R8倍速、DVD±RW4倍速、CD-R/RW24倍速、読み込みDVD-RAM2倍速、DVD-ROM12倍速、CD-ROM40倍速。

2004年2月10日


秋葉原・ヤマギワソフト館で火災

 10日午後2時頃、秋葉原電気街の中心部にある「ヤマギワソフト館」から出火し、1-3階部分を中心に焼失した。
 出火後、消防車25台とヘリコプターが出動。火は30分ほどで鎮火し、同店の従業員50人と来店客は全員無事だった。
 ヤマギワソフト館は平成14年7月、ソフマップがヤマギワからソフト関連事業の譲渡を受けた8店舗の中でも旗艦店舗。100%子会社のソフマップソフトが経営している。

2004年2月11日


電源コードでネット接続 東京電力が来月実験へ

 東京電力は9日、パソコンの電源コードをコンセントに差し込むと電力供給とインターネット接続が同時にできる電力線通信の実証実験を総務省に申請した。同省の認可を得て3月から約1年間実験し、2005年度以降の実用化を目指す。
 新技術は、配電線を使って通信信号を送る「高速電力線通信」で、光ファイバの約2倍の200Mビットの高速通信が可能になる見込み。
 東京電力は自社のインフラを生かした通信サービスとして導入を検討。今後、電線の電波漏れの有無などを実用化に向けた検証を行う。

2004年2月11日


米タワーレコード破綻

 米音楽ソフト販売大手タワーレコードを経営するMTSは9日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請した。負債総額は約1億ドル以上とみられている。
 タワーレコードは日本でも約60店舗を展開しているが、日本法人の経営陣による自社買収で、現在はMTSから独立している。

2004年2月11日


シャープ 従来機比2.5倍の高輝度「メビウス」

 シャープはノートパソコン「Mebius」シリーズのラインアップに、同社従来機比2.5倍の高輝度を発揮する15型ASV方式ピュアクリーン・ブラックTFT液晶と、TVチューナを搭載したPC-XV1-7DE(オープン価格、25日発売)を含む3モデルを追加、2月から3月にかけて順次発売する。
 PC-XV1-7DEはノートパソコンとして業界最高レベルの約500カンデラの高輝度に加え、液晶テレビ「アクオス」にも採用されているASV方式ならではの左右160度・上下130度の高視野角を発揮、自由なスタイルでのAV視聴を実現する。文字や映像を映し出すピュアクリーン液晶には、外光反射を抑え、黒を引き締めるブラックTFT着寿が加わり、さらに細やかな色の再現性を高める10ビットADコンバータを採用した新開発のTVチューナ回路搭載により、テレビ番組も鮮やかな映像で楽しむことができる。
 リモコンボタンのワンタッチ操作だけでウインドウズを起動させることなくテレビ、DVD、CDをスタートさせることができ、AV機器感覚で利用できる。テレビ機能作動までの時間は約11秒。

2004年2月11日


米マイクロソフト 「ウインドウズ」に欠陥、早急な修正呼びかけ

 米マイクロソフトは10日、「ウインドウズ」に情報漏れなどにつながる欠陥が見つかったと発表した。深刻度は4段階の最高の「緊急」。直ちに同社ホームページを通じて修正プログラムを組み込むよう呼びかけている。
 欠陥が見つかったのは、ウインドウズXP、2000、NT4.0、Server2003など。ハッカーが標的のコンピュータに不正データを送りつけることで、電子メールや写真などのファイル情報を読み取ったり、ファイルを削除したりする可能性があるとしている。
 この欠陥を発見したコンピュータセキュリティ会社は「保護管理が進んでいるネットワーク網も攻撃できる重大な欠陥」と警告している。

2004年2月12日


「過去最悪のウイルス蔓延中」 Mydoom、5日間で1位に

 コンピュータウイルス「Mydoom」は、警察庁の@ポリスやネットセキュリティ関連組織、対策ソフトメーカから、1月27日に流行の警告が出てから急激に被害報告が増え、わずか5日間で1月度のウイルス感染被害報告の第1位に躍り出てしまった。
 このウイルスは、メールが届かなかったときに返信されるエラーメールのような形式を利用していて、うっかりクリックしてウイルスが仕込まれた添付ファイルを実行させる例が米国で続出。「感染PCから日本へもメールが届いて広がった」とトレンドマイクロでは分析している。
 種別はトロイの木馬型と呼ばれる一定の潜伏期間をおいて活動を始めるもので、感染PCのシステムに常駐して内部のメールアドレスをランダムに選び出し、ウイルス付きメールを送り続ける。
 外部からの侵入を促すバックドアツール、集中的にデータを送り込みトラフィック障害を派生させるDoSツール機能も備え、95以降のウインドウズ搭載PCを攻撃してくる。
 ウイルス対策ソフトを最新ファイル更新して使っていれば感染は防げるが、感染源にされた人は、ウイルス対策の知識も感染認識もないことが多い。

2004年2月12日


プレクスター 52倍速記録で1万円前後のCD-R/RWドライブ

 プレクスターは、CD-R/RWドライブ「PLEXWRITER52/24/52U」(オープン価格)を開発、3月上旬から販売開始する。
 同製品は、CD-Rへの52倍速記録という自社ドライブを採用し、同社としてパソコンへリセットドライブとして初めて1万円前後という低価格を実現、これまで定評のあったハイエンドユーザから、さらに購買層を拡大する狙いがある。
 特徴は、レーザ光の乱反射を防ぐことでエラーを低減する効果があるブラックトレイを採用。また、従来製品に比べ、より簡単確実なセットアップ環境を提供している。エントリーユーザがわかりやすく安心して使えるよう配慮したもの。

2004年2月12日


CATVインターネット月額料金 国別では大きな格差

 ケーブルモデムを介したインターネット接続サービスの月額利用料(モデムレンタル料含む)について、国別で大きな格差があることが英ポイントトピックによる調べで明らかになった。
 同社の調査によると、分析の対象となった世界13カ国のCATV事業者16社のうち、カナダの2社が最も低価格だった。
 カナダ・ショー社が展開するプランの一つは月額28.02ドル、同・ロジャース社のプランは28.95ドルで、いずれも日本のジェイコム(69.05ドル)の半分以下。
 カナダの2社に次ぐのは、香港・i-ケーブル社(31.95ドル)、英・NTL社(33.87ドル)、スウェーデン・コムヘム社(38.25ドル)で、日本のジェイコムは16社中16位。

2004年2月12日


福岡の運送業者がリサイクル家電品を横流し

 家電量販店などが廃家電品の運送を委託していた福岡県内の運送業者が、回収した製品を本来のメーカ側でなく輸出業者に引き渡し、リサイクルされずに放置されるなどしていたことが、12日わかった。一部は北朝鮮に輸出されたと見られ、九州経済産業局が近く立ち入り調査する。
 消費者が支払ったリサイクル料は量販店が預かったままで、量販店側は経済産業省や福岡市などに報告。この運送業者との契約を打ち切るとともに、不正処理が行われたと見られるケースについてリサイクル料の返還を始めた。
 量販店のビックカメラやヨドバシカメラによると、福岡県内の廃家電品回収を委託している同県太宰府市の運送業者が、回収した製品の一部を輸出業者に引き渡していた。昨年12月、輸出業者が借りていた同県内のふ頭に回収済みの家電製品1069台が放置されていることが判明、横流しが発覚した。

2004年2月13日


バッファロー ネットワークメディアプレーヤ発売

 バッファローは、DVDドライブを搭載し、PCに保存した映像・音楽などをネットワーク経由でTVで再生・視聴できるネットワークメディアプレーヤのLinkTheater「PC-MP2000/DVD」(29,800円)を2月中旬発売する。
 複数のPCとの接続が可能なほか、LAN接続ハードディスクへの対応を実現。パソコン不要で独立したTVでの再生が可能なため、再生中もパソコンを使用できる。
 Ethernetコンバータは無線LAN簡単設定システム「AOSS」でワンタッチで設定できる。内蔵のDVDドライブは、市販のDVDソフトや音楽CDに加え、MPEG1/2/4、MP3、JPEGなどのファイルを記録したDVD±R/±RWやCD-R/RWの再生が可能。

2004年2月13日


エプソン 4色の「つよインク」採用、PX-V500

 セイコーエプソンは12日、4色顔料「つよインク」を搭載し「普通紙くっきり」を実現したエプソンからリオ・プリンター「PX-V500」を(オープン価格)20日から発売すると発表した。
 新製品は、エプソン独自の顔料インク「つよインク」を4色すべてに採用した。インクが紙の表面にとどまる顔料インクの特性を持つことから、従来の染料インクに比べて普通紙や再生紙などのにじみやすい用紙に対しても、美しい高品質なプリントを実現する。
 さらに写真印刷も美しく実現するほか、四辺フチなし印刷対応、4色独立インクによる経済性を実現。プリント時や給紙時に発生する作動音を抑えた静音設計など。

2004年2月13日


鳥栖で「西日本ハムフェア」

 日本アマチュア無線連盟(JARL)九州地方本部は8日、佐賀県鳥栖市内のサンメッセ鳥栖で「第3回西日本ハムフェア」を開催、九州各地から1000人を超えるアマチュア無線愛好家が参加した。
 この催しは、アマチュア無線愛好家の技術の向上や親睦、若年層の興味を引き出すために開催しているもので、九州総合通信局や鳥栖市教育委員会の後援を受け、一般市民へもアピールしている。
 当日の会場は、多くのメーカやクラブが出展ブースを設けて、アンテナ・無線機器・電子パーツなどの新製品から中古まで、さまざまな商品の展示・販売を行った。
 また、会場内ホールでは、JRAL原会長、宮川九州地方本部長のあいさつに続き、トークショー、福岡県立明善高校無線部のARISS(Amateur Radio on the International Space Station)スクールコンタクトプログラムへの取り組みについての発表、お楽しみ抽選会を開催し、立ち見が出るほどの盛況ぶりだった。

2004年2月14日


ウインドウズ2000/NT40のソースコードが流出

 米マイクロソフトの日本法人は13日、ウインドウズ2000とウインドウズNT4.0のソースコード(設計情報)の一部が、インターネット上に不正に流出したことを明らかにした。
 設計情報はOSの青写真とも呼べる最重要情報で、マイクロソフトにとっても最高機密。流出した中身によっては、ハッカーによるコンピュータシステムへの不正侵入や攻撃が容易になる恐れがあり、その場合、同社の信用を傷つける可能性もある。
 マイクロソフトは、捜査当局に通報するとともに、どのような経路で漏れたのか調査を始めた。マイクロソフト日本法人は「現時点で顧客に影響はないと考えている」とコメントしている。

2004年2月14日


デジタル一眼レフカメラ「フォーサーズシステム」規格 松下、三洋が賛同

 松下電器と三洋電機は、オリンパスと米イーストマンコダックが規格化したデジタル一眼レフカメラシステム「フォーサーズシステム」に賛同を表明した。
 コンパクトデジタルカメラの価格競争が激しくなる中で、単価の高いデジタル一眼レフカメラの市場拡大が期待され、カメラ系メーカはコンシューマ市場を狙った手ごろな価格の同カメラの商品化を積極的に進めている。
 各社とも、これまでの35mm一眼レフカメラ用交換レンズのインフラを生かすためレンズマウントは従来方式を踏襲し、例えばニコンの交換レンズを、キヤノンの「EOS Kissデシタル」には取り付けられないなど、メーカ間のレンズマウントの互換性はない。
 「フォーサーズシステム」はメーカ間のレンズ交換の互換性を確保した次世代デジタル一眼レフカメラシステム用の新規格で、2002年9月にオリンパスとコダックが規格化した。これまで富士写真フイルム、シグマが賛同している。
 松下電器は、デジタル一眼レフカメラへの参入ではなく、同システムに対応したCCDなどの部品を事業化すると見られる。
 三洋電機は、年間1200万台(03年度見込み)を生産するが、大半はカメラメーカなどへのOEM供給で占める。

2004年2月14日


京セラ 3.3コマ/秒の高速連写のデジカメ

 京セラは、最高3.3コマ/秒の高速連写を可能にした画像処理システム「RTUNE(アールチューン)」を搭載したデジタルカメラ「Finecam SL400R/M400R/M410R」(いずれもオープン価格)3機種を、3月上旬から順次発売する。
 新製品は、有効画素数400万画素CCDを搭載し「RTUNE」を採用することで、メモリーカード容量いっぱいまで最高1秒で3.3コマの高速フルメモリー連写を実現した。
 「SL400R」は、03年10月に発売したレンズ回転ができ、厚さ15mmを実現した薄型タイプ「SL300R」の400万画素タイプ。市場想定価格は45,000円前後。
 「M400R/M410R」の2機種は、光学10倍ズーム搭載で、同社新開発の30万画素相当電子ビューファインダを標準装備。市場想定価格はM400Rが50,000円前後、M410Rが55,000円前後。

2004年2月16日


コニカミノルタ デジカメ「ディマージュ」シリーズ4機種

 コニカミノルタは、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラ「コニカミノルタ α-7 Digital(仮称)」とデジタルカメラ「DiMAGE」シリーズの新しい4機種を20日から順次販売開始する。
 新開発のデジタル一眼レフカメラは、ミノルタAマウントを継承し、既存のαレンズが使用できるほか、ボディ内での手ブレ補正機能を搭載。今秋発売予定。
 「DiMAGE A2」は、同社独自の手ブレ補正機能と高精細92.2万画素の電子ビューファインダを搭載、有効画素数8メガピクセル、光学7倍ズームのレンズ一体型一眼タイプ。
 「DiMAGE Z2」は、光学10倍ズーム、4メガCCDと高性能GT APOレンズの新規採用により高画質を実現。
 「DiMAGE Xg」は、レンズの出ない光学3倍ズームと約0.8秒の高速起動を達成。
 「DiMAGE X21」は、レンズの出ない光学3倍ズームと約1秒の高速起動を実現。

2004年2月16日


北陸総合通信局 加入者系無線アクセスシステム3無線局に免許

 北陸総合通信局は、西日本電信電話から申請のあった加入者系無線アクセスシステムの無線局(3局)を10日付で免許した。
 この無線基地局は、光ファイバ接続が困難な集合住宅やマンションなどの加入者宅に高速大容量のインターネット接続サービスを提供するもの。
 加入者宅の無線端末とその近辺の屋外に設置した無線基地局との間を26GHzの広帯域無線回線で結び、最大46Mbps(16QAM)の伝送速度で提供する。

2004年2月16日


スペースデブリ観測用レーダ実験局に予備免許

 中国総合通信局は、財団法人日本宇宙フォーラムに対して、スペースデブリ観測用レーダ実験局の予備免許を付与した。
 この無線局は、スペースデブリを観測するためのレーダ実験局として、日本では初めて岡山県上齋原村に整備される。これによって、国内でスペースデブリの検出を行うことができ、衝突警報、地上への落下予測などが可能となる。運用開始は4月1日。周波数は3GHz帯、空中線電力は70kW。
 スペースデブリは、役目を終えた人工衛星やロケット、その破片などの不要物体。

2004年2月16日



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