電波新聞拾い読み 2003年11月

バッファロー 多機能低価格DVD±R/RWドライブ

 バッファローは、内蔵ファイルベイ用DVD±R/RWドライブ「DVM-H4244FB」(21,000円)を11月中旬発売する。
 新製品は、DVD+RWでDVD1枚の書き込みが約15分、最速4倍速の書き込みに対応する(CD-R40倍速/RW24倍速)。DVD+RWへのデータ保存も高速4倍速に対応。オリジナルDVD作成やデータバックアップが短時間で行えるほか、記録型DVDメディア4種類に対応している。
 編集、オーサリング、ライティングのソフトウェアも充実。「SONIC MyDVD5」「BHA B's Recorder GOLD BASIC7」「BHA B's CLiP5」「SONIC CinePlayer」など、多機能ソフトウェアを標準添付している。
 Open DVDやDVD±VRなど多彩なフォーマットに対応、家電DVDレコーダとも連携する。ドルビーデジタルオーディオ(AC3)エンコード機能にも対応し、ハイレベルなDVD作成が可能。

2003年11月1日

インターコム PCデータを完全抹消「Superディスク抹消2」

 インターコムは、パソコンデータ完全抹消ソフト「Superディスク抹消2」(9,800円)を11月21日から販売すると発表した。初回1万本限定キャンペーン価格は7,800円。
 Superディスク抹消2は、ハードディスク内のデータをドライブ、パーティション、フォルダー、ファイル単位で完全に抹消するソフト。ドライブ、パーティション抹消ソフト「Superドライブシュレッダー」と、ファイル、フォルダ抹消ソフト「Superファイルシュレッダー」の2つがワンパッケージに入っている。
 パソコンリサイクル法に従ってパソコンを廃棄または中古市場に出す場合に、確実なデータの抹消処理が必要とされる。従来のハードディスクのフォーマットでは技術の進化により市販のデータ復元ソフトにより復元される危険がある。
 Superディスク抹消2では、抹消したいディスクやファイルにランダムデータを上書きすることで元データの復元を不可能にしている。

2003年11月1日

アイオーデータ デュアルバンド対応の無線LANルータ

 アイオーデータ機器は、デュアルバンド対応の無線LANルータ「WN-AG/BBR」(18,500円)を11月中旬から発売する。
 WN-AG/BBRは、IEEE802.11aとg規格に対応し、両バンドの切替が可能。

2003年11月1日

総務省 9月末のブロードバンド加入1225万5000件

 総務省は10月31日、2003年9月末の「インターネット接続サービスの利用者数等の推移」を公表した。ブロードバンド加入の合計は、前月比47万件増の1225万5000件。
 xDSLサービスの加入者数は前月比34万件増の922万8600件。FTTHは前月比8万件増の68万8000件。
 CATVを利用したインターネット接続サービスの加入者は前月比3万5000件増の233万9000件。

2003年11月1日

マイクロソフト 技術者向け次期ウインドウズ情報公開キャンペーン

 マイクロソフトは、次期プラットフォーム「ロングホーン(開発コード名)」の技術情報公開にあわせて、日本国内の開発者の早期準備に向けて開発ツール製品に関するキャンペーンを開始する。キャンペーン期間は11月1日から2004年1月31日まで。

2003年11月1日

地上デジタル放送 11月のアナ変、栃木県足利市など8地域

 総務省は10月31日、地上デジタル放送開始に向け、今月に開始するアナログ周波数変更対策(アナ変)の対策地域を発表した。
 関東では栃木県足利市、群馬県妙義町、千葉県小見川町、茨城県日立市の各一部など4件7地域、近畿では兵庫県相生市の一部となる。

2003年11月1日

米マイクロソフト グーグルと買収合併も視野に提携交渉

 米マイクロソフトが、米インターネット検索サイト・グーグルに対し、買収合併も視野に入れた提携の提案をしていると31日、米メディアが伝えた。
 米マイクロソフトは検索サイト「MSN」を運営しているが、ライバルのグーグルを獲得し、利益率の高い検索事業でも最大手になる狙いである。
 グーグルは米国では情報検索大手ヤフーよりも利用者が多く、売上高は約5億ドル、純利益が約1億5,000万ドル程度とみられる。

2003年11月3日

アイオーデータ USB接続、ミニメディア対応のカードリーダ/ライタ3機種

 アイオーデータ機器は、今月下旬から12月上旬かけて、USB接続、ミニメディア対応のカードリーダ/ライタ「USB2-2inRW」ほか2機種を発売する。
 「USB2-2inRW」(3,800円)は、携帯電話などで採用されている小型メディアの「ミニSDカード」および「メモリースティックDuo/PRODuo」に対応し、USB2.0/1.1で接続できる。11月末発売。
 このほか「xDピクチャーカード」にも対応する「USB2-3inRW」(4,400円、11月末発売)と、赤外線通信機能搭載の「USB-2inIR」(5,800円、12月上旬発売)を発売する。

2003年11月3日

BBフォン 携帯電話4社と相互接続へ

 IP電話「BBフォン」を運営するソフトバンクグループと、NTTドコモなど携帯電話4社が携帯-IP電話館の相互接続を来年1月にも実現する方向で基本合意したことがわかった。
 関係筋によると、合意したのはNTTドコモ、KDDI、ボーダフォンとツーカーグループ。現在各家庭で利用されているBBフォンのIP電話用アダプタをそのまま利用して、BBフォンから携帯への通話だけでなく、携帯からBBフォンへの通話も可能になるという。

2003年11月4日

ブロードバンドの接続の利用料金 世界で急速に下降

 英調査会社ポイントトピックは、DSLによるブロードバンド接続サービスの利用料金が、過去6-12ヶ月の間に世界全体で急速に下降しているとの調査をまとめた。
 2001年9月時点のDSL月額利用料を「100」とした場合の価格の推移で、2年後の2003年9月までに世界平均で20%弱の値下げがなされた。調査対象となったNTT、米ベライゾン、英BT、ドイツテレコムの指数は合わせて25%減で推移し、世界平均を上回った。
 そのうちNTTは2003年9月時点の指数を「60」以下に下げ、調査対象となった事業者で最大の値下げ率となっている。
 サービス加入初年度の月額利用料金比較では、台湾のチャングワテレコム、韓国テレコム、ヤフージャパンなど、競争の激しいアジア太平洋各国の事業者間で低価格に設定する傾向が強い。
 一方、テレコムイタリア、BT、フランステレコム、ドイツテレコム、ベルガコム、KPN、テレフォニカなど欧州の事業者は、軒並み月額40ドル以上の高額設定にする傾向がみられた。

2003年11月4日

MSIジャパン ビデオカード「FX5950 Ultra-VTD256」

 MSIコンピュータ・ジャパンは、DirectX9.0に対応したnVIDIAのGeForceFX595チップを載せたビデオカード「FX5950 Ultra-VTD256」を発売した。対応OSはWindows98SE/Me/2000/XPで、価格はオープン。
 この製品は、コアクロック475MHz/メモリクロック950MHz。容量256MBのメモリバス幅256ビット仕様で帯域幅30.4GB/秒のDDR SDRAMを搭載している。
 映像出力コネクタはD-Sub15ピン×1/ビデオ入力(S/同軸)×1/ビデオ出力(S/同軸)×1/DVI-I×1。最大解像度は、アナログが2048×1536、TVが1024×768、DVIが1600×1200。
 製品には同社独自のTWIN FLOW冷却システムが採用されている。PCIスロットへの干渉が防止されていて、nVIDIA純正クーラと比較して最大8度Cの冷却性能の向上と、平均動作音26dBという静音化を実現している。

2003年11月4日

プレステ2値下げ 13日から19,800円に

 ソニー・コンピュータ・エンターテインメントジャパンは、13日から「プレイステーション2」(PS2)の価格を25,000円から19,800円に値下げする。
 今回の価格引き下げに伴い、PS2の標準カラーを従来の黒からスケルトンタイプの「ミッドナイト・ブラック」に変更する。

2003年11月5日

インテル Pentium4エクストリーム・エディション3.20GHz

 インテルは4日、ゲームユーザや高いコンピュータ性能を求めるユーザ向けに、ハイパー・スレッディングテクノロジ対応のインテルPentium4プロセッサ エクストリーム・エディション3.20GHzを発表した。価格は122,440円(1000個受注時単価)。
 新製品は、0.13ミクロンプロセス技術で製造され、512KBの二次キャッシュおよび2MBの三次キャッシュを搭載、システムバスは800MHzに対応。865、875チップセットで使用でき、標準のシステムメモリで動作する。
 三次キャッシュは、グラフィック・フレーム・バッファやビデオ・フレームをプロセッサから要求される前にプリロードできるため、メモリやI/O機器にアクセスする際により高いスループット、高速なフレーム・レートを実現する。

2003年11月5日

米IBM Xbox次世代版にMPU供給

 米IBMは3日、米マイクロソフトのゲーム機「Xbox」の次世代版にマイクロプロセッサをライセンス供与することで合意に達したと発表した。
 プレステ2はIBMの半導体を採用し、低価格の部品で構成されているため、Xboxに比べコストパフォーマンスで優れているといわれる。マイクロソフトでは、プレステ2の次世代機投入をにらみシステムの低価格化を図っており、今年8月には、部品の中で最も効果といわれるグラフィックチップのサプライヤを米NVIDIAからATIテクノロジーズに乗り換えた経緯がある。
 IBMは現在、ソニーと次世代プレステの半導体技術開発を共同で行っており、任天堂のゲーム機器にも半導体を供与。Xbox次世代機に提供するのは「IBMの最先端プロセッサ技術をベースにしたもの」とIBMでは説明しており、サーバ用プロセッサ「パワーPC」の使用が見込まれている。
 マイクロソフトはすでに、次世代Xbox(コードネームXenon)のソフトウェア、サービスの開発に着手している。市場投入時期については明言していないが、業界では、プレステ2の次世代機投入時期に合わせ、2005年にもXbox新バージョンが登場するというのが大方の見方。

2003年11月5日

ニフティ イーアクセスの40MbpsADSL導入

 ニフティは、近距離において通信速度の向上が見込めるイーアクセスのADSL回線を導入する。5日からサービスの提供を開始する。
 現在提供中の「ハイスピード」コースに、イーアクセスが開発した下り最大40MbpsのADSL技術を追加する。月額基本料金は従来通りの3,480円。
 従来、最新技術を導入する場合、ISP各社は数百円の値上げを実施してきたが、効果が得られる利用者が限られるため、ニフティは料金の上乗せをしない。

2003年11月5日

アイオーデータ マルチドライブの添付ソフトをバージョンアップ、価格改定

 アイオーデータ機器は、DVD/CDマルチドライブの外付け型「DVR-UEH4S」(35,500円)および内蔵型「DVR-ABH4S」(27,500円)の添付ソフトをバージョンアップし、価格を改定して発売する。
 添付ソフトは、ビデオ編集ソフト「Ulead VideoStudio7SE」、高機能オーサリングソフト「Ulead DVDMovieWriter 2.0SE」「Ulead COOL3D 3.0SE」、画像編集ソフト「Ulead PhotoImpact8SE」「B's Recorder GOLD BASIC Ver7」「B's CLIP5」、ソフトDVDプレーヤ「PowerDVD5」の7種類。

2003年11月6日

アイコム 3月期業績予想を修正

 アイコムは5日、2004年3月期連結、単体の中間業績予想を修正した。
 連結は、売上高126億7,000万円に、営業利益16億4,000万円に、経常利益13億6,000万円に、当期純利益8億3,000万円にそれぞれ修正した。
 単体は、売上高116億7,000万円に、営業利益13億9,000万円に、経常利益12億1,000万円に、当期純利益7億4,000万円にそれぞれ修正した。
 想定した為替レートより有利に推移したことなどにより、売上総利益以下の利益が予想を上回る見通しになった。また、試験研究費の税額控除の増加も当期純利益の予想を上回る要因となった。

2003年11月6日

米マイクロソフト ウイルス作成者情報に報償金

 米マイクロソフトは5日、今年8月に大流行したコンピュータウイルス2種類を作った人物を逮捕するため、情報提供者に合計50万ドル(約5,500万円)の報償金を出すと発表した。
 対象となるウイルスは「MSブラスト」と「Sobig」の2種類。

2003年11月7日

富士通 PDFに対応の日本語活字OCRソフト

 富士通は6日、PDFデータ認識に対応した日本語活字OCRソフト「表OCR フォー Excel V5.0」(7,800円)「文書OCR フォー Word V5.0」(7,800円)を、販売を開始したと発表した。店頭での販売は11月28日から。
 新製品は、表を含む資料のPDFデータの認識に対応することにより、AcrobatReaderに表示したPDFデータのページ画像を認識して、ExcelやWordデータに変換することができる。

2003年11月7日

アイオーデータ デジタル家電商品2機種

 アイオーデータ機器は5日、デジタル家電商品「AVeL」シリーズ2機種を発表した。
 新製品はネット上のデジタルコンテンツを家庭用テレビで再生できるDVDドライブ搭載のネットメディアプレーヤ「LinkPlayer」(29,800円)と、SDメモリーカードスロットと音楽再生機能を持つマルチメディア・ポータブル・ハードディスク「GRANDISK」(54,800円)。今月下旬から発売する。
 LinkPlayerは複数のPCと接続して、記録・接続されているビデオ動画、音楽、写真、ネットコンテンツなどのデジタルデータを再生する機能がある。本体内蔵のプレーヤでCDやDVDの再生もできる。
 GRAMDISKはヘアライン処理のマグネシウムボディに40GBのHDDを内蔵し、USB2.0とSDメモリースロットを持ち、「ポータブルHDD」「ポータブルデジタルオーディオプレーヤ」「ポータブルストレージ」の3機能を持つ。音楽5000曲、デジカメ画像10万枚、動画160時間格納容量がある。

2003年11月7日

楽天 金融事業参入検討

 楽天は6日、金融事業への参入や映像配信事業の強化を検討していることを明らかにした。
 ネット上の「総合企業」を目指し、グループの事業内容・サービスなどを拡大する戦略の一環。すでに定款に金融を盛り込んでおり、決済・個人向け融資のネット銀行や証券業務などを視野に入れている。
 自ら金融事業をはじめるか、金融系企業との提携で会社を設立するかなど複数の手法を検討、数年以内をメドに実現を目指す。多数の利用者を抱え顧客獲得面で有利な楽天の参入は、ネット金融の勢力図を塗り替える可能性もある。

2003年11月8日

ICANN ドメイン名末尾の日本ご登録を検討

 「.com」などと表記されているインターネットのドメイン名末尾に、現行の英語以外の言語を使えるかどうか、ドメイン名を管理している国際調整機関ICANNが検討を開始したことが7日わかった。
 ドメイン名は現在、末尾以外は日本語、中国語、韓国のハングルの企業、個人名を登録することができるが、末尾だけは英語表記しか使えない。
 同機関は、英語以外の言語の使用に問題がなければ、2005年にも新ドメイン名の登録が可能になるとしている。
 日本語の使用が認められた場合、企業を示す「.com」を「.会社」とすることで、英語を知らない人でも検索が用意になるなどのメリットが期待できる。

2003年11月8日

ソフマップ 家電の中古ビジネス強化

 ソフマップはパソコンやデジタル家電の中古ビジネスを強化するため、家電量販店や異業種と提携し、専門店「SOFMAP U-FRONT」のFC展開を本格的に始める。2005年度に直営を含め、全国に最大100店舗を目指し、2004年度にFC15店、直営10店の出店を計画している。ユーフロントは同社が構築した来た買い取り品の商品化や価格設定、単品の在庫管理などのノウハウを生かし、拡大する中古市場でシェアアップを狙う。
 家電量販店の店舗に150-250平方メートル規模のインショップを儲け、中古のパソコン、周辺機器、デジタル家電、ソフトなどを扱う。
 現在、同社は1,000億円と推定する中古市場で25%のシェアを持つ。2005年度には市場規模を2,000億円、本体台数で170万台、平均単価74,000円と見込んでいる。

2003年11月8日

個人向けパソコンの役割 テレビ、DVD鑑賞にシフト

 個人向けPCの役割は、ワープロ・通信などの仕事中心から、テレビやDVD鑑賞のエンターテインメント機器としての利用にシフトし、市況活性化の原動力となった。
 各社の新製品には、映像と音のクオリティを求めたさまざまな工夫が見られる。画像では日立が先鞭を付けたテレビと同じ、明るく鮮明で、外光反射も利用する美しい液晶パネルがほぼ全モデルに採用された。
 音に関しては、各メーカ個性ある企画で高音質を追求している。ブランドスピーカユニット採用の東芝ノートPC、サブウーハを液晶ディスプレイ貴台に組み込んだ富士通の縦置きノートPC「RSシリーズ」など多彩。

2003年11月8日

米IBM ノートPC「ThinkPad」販売台数2000万台突破

 ノートPCの先駆けとして92年に販売開始された米IBMのノートPC「ThinkPad」。世界の販売台数が先週で2000万台を超えた。
 ThinkPadはカラーLCD、14型LCDディスプレイ、フルサイズキーボード、着脱可能なハードディスクなど、ノートPCとして常に「業界初」の技術を送り出してきた。

2003年11月10日

アイオーデータ ロープロファイル対応のビデオキャプチャボード

 アイオーデータ機器は、MPEG-2エンコーダ搭載のテレビキャプチャボード「GV-MVP/RX」(19,800円)を今月末に、ロープロファイルPCIに対応するテレビチューナ搭載MPEG-1/2対応のビデオキャプチャボード「GV-BCTV7」(14,500円)を12月上旬に発売する。
 「GV-MVP/RX」には、高画質かを実現する「ゴーストリデューサ」機能や「3D Y/C分離」「ノイズリダクション」を搭載。さらにMPEGエンコーダ搭載で、低ドットレート(2Mbps)でもDVD1枚にクリアな映像で約4時間15分まで録画可能。
 「GV-BCTV7」は、「ゴーストリデューサ」「3D_Y/C分離」機能に加え、「3Dノイズリダクション」や、アナログ・デジタル変換処理を10ビットで行う「10bitA/D変換」、動きのあるシーンでのノイズ除去などを行う「デインターレースフィルタ」など5つの高画質技術を搭載している。

2003年11月10日

アイコム IP電話機能搭載ワイヤレスブロードバンドルータ2機種

 アイコムは、岩崎通信機と共同開発したビジネス用IP電話システムの構築が可能なワイヤレスブロードバンドルータを今月末に発売する。
 新製品はSR-5200VoIP/SR-5000VoIPの2機種。ともに本格使用のIP電話機能を搭載し、SR-5200VoIPは2系統のIP電話通話、SR-5000VoIPは1系統の通話が可能。
 050番IP電話サービスのFUSION IP-Phoneにも対応し、低コストの通話を実現できる。アクセスポイント間無線通信に対応し、無線IP電話も可能。
 無線LANは802.11a/b/gに対応。セキュリティは米国政府の次世代標準暗号化方式OCB AES(128ビット)を搭載。

2003年11月11日

UWB無線システム 国際標準化、大詰めへ

 ネットワーク家電やペット、幼児の位置追跡装置などへの応用が期待できるウルトラ・ワイド・バンド(UWB)無線システムの国際標準化作業が大詰めを迎えている。標準化作業は提案方式が2つに分裂して難航したきたが、9日から開幕したIEEE802委員会WG15TG3a会合では、標準規格として一本に向けた調整の最終段階に業界の関心が集まっている。
 UWB技術は、1ナノ秒以下と時間幅の小さいパルスなどを用いて通信を行うため、数百MHzから数GHzの超広帯域の周波数を占有する無線システム。普及型無線LAN機器の数十倍の高速伝送(伝送速度100Mbps程度)が低消費電力で可能なことから、近年オフィス内や家庭内の小規模な無線ネットワーク技術として注目度が高まった。
 パソコンや家電機器をつなぐLANとしての用途ではブルートゥースや無線LANと競合する。が、UWBでは情報は短波無線パルスのストリームとして送信され、壁や地面も透過する。さらにデータ通信をしながら同時に即距できる点がブルートゥースや無線LAN方式と異なる。
 昨年2月には米FCCが導入を決定し、欧州でも具体的な導入に向けての検討を開始。これを受けて、デバイス開発や家電各社のリサーチが活発化した。
 日本でも昨年9月、総務省が情報通信審議会に技術的条件を諮問した。政府のIT戦略本部がまとめたe-Japan戦略IIおよび同重点計画2003でも、ユビキタスネットワークの一翼を担う技術として技術開発や標準化への取り組みが掲げられている。
 IEEEに提出された23件の提案は、5月、7月、9月の会合を経て徐々に統合され、現在インテル、TI、マイクロソフトが推す提案方式#1(OFDM方式)とCRL、モトローラ、エクストリームスペクトラム(XSI)が共同方式として推す#2(DS-SS方式)の2件に収束。2方式間で標準化獲得をめぐって競合対立が先鋭化した。
 9日から14日までの日程で、米ニューメキシコ州アルバカーキで開幕したIEEE会合には、投票権を持つ約200人が参加。第一回投票で一方式をふるい落とし、残った方式に75%を超える信任投票が得られれば、標準方式が確定する。

2003年11月11日

10月末の国内携帯電話契約数 純増数でauが首位奪回

 電気通信事業者協会が10日発表した10月末の国内携帯電話・PHSの契約数によると、携帯電話の累計契約数は前月比0.4%増の7894万7800となった。純増数では18万6000のKDDDIのauが、NTTドコモから首位を奪回した。
 NTTドコモは純増数でauに及ばなかったものの、シェアは57.2%で依然トップ。3Gへの以降が順調に進み、3Gの純増数は前月比54%増の33万4000。この結果、累計の3G加入者数は133万7000となった。  auの累計加入者数は1544万8400で、3Gは45万8000の純増。ボーダフォンは、純増数3万3000と伸び悩み。
 PHSは2002年5月から18ヶ月連続の純減。累計加入者数は528万4333。

2003年11月12日

NTT ブロードバンド事業で新会社

 NTTは11日、同グルーブのブロードバンド事業のエンジンとなる新会社「エヌ・ティ・ティ・レゾナント」を12月に設立すると発表した。
 企業、コミュニティ、個人を事業ターゲットに、最先端の技術を投入して操作性に優れた高品質な双方向映像コミュニケーションサービスを先導的に開発する。また映像コミュニケーションへのナビゲータとして、従来のポータルにエージェント機能、映像検索機能、コンテンツ配信機能を強化したブロードバンドポータルを開発し、これらをパッケージ化した低廉なる商品群を他のグループ企業と連携して開発する。
 このため新会社には、ポータルサイト「goo」を運営しているNTTエックスと、ブロードバンド通信回線を利用した映像配信などを手がけるNTTブロードバンド委西府ティ部両社を営業譲渡により統合するとともに、NTT研究所から必要な人材、開発成果リソースを結集する。
 新会社はアクセスネットワークとして当面、NTT東西のIP網の大容量、高速化を使いこなすことでスタートする。また販売はNTT東西などグループ会社が、独自のパッケージングなども工夫してサービス提供を行う。
 具体的サービスメニューとしては、2004年度上期にはFOMAとPC連携サービスに加え、テレビ電話で家庭用テレビ並みの高品質、1Mbps程度の中品質、200-300kbpsの普及型を一般ユーザ向けに、また中・高品質テレビ会議を企業向けに提供開始する。

2003年11月12日

ソニー 持ち運び自由のデスクトップと10.4型液晶搭載で785gのノートPC

 ソニーは12日、パソコン「バイオシリーズ」の新製品として家庭内で自由に持ち運べる新しい構造のデスクトップPC「バイオP」と、ウインドウズXP搭載で10.4型液晶搭載モデルとして世界最軽量785gのノートPC「バイオノート505」を発表した。
 バイオPは、持ち運び用の取っ手や収納機構を持ちテレビ再生・録画ができる。家庭内モバイル追求製品としてアピールしていく。
 モバイルセレロン1.06GHz搭載でHDDは40GB、液晶17型ワイド。電池内蔵で重量は約7.8kg。店頭推定価格は18万円前後、22日発売。
 バイオノート505は外装にニッケル強化カーボンモールドを採用し、強度と軽さを実現した製品で内部には微細パーツを使用した十層基板を使い集積度を上げている。
 CPUはペンティアムMプロセッサ1GHz、HDDは20GB。店頭推定価格30万円前後。

2003年11月13日

アイオーデータ 3方式対応のカードバスPCカードタイプ無線LANアダプタ

 アイオーデータ機器は11月中旬、IEEE802.11g、a、bの3つの無線LANに対応するカードバスPCカードタイプの無線LANアダプタ「WN-AG/CB2」(7,500円)を発売する。
 設定ソフト「クイックコネクタ」搭載により、ユーティリティウインドウを開かなくてもタスクバーで電波強度を確認でき、また電波状況もグラフ表示される。さらに「プロファイル登録」機能を使用することで、リストからアクセスポイントを選びそのまま接続でき、アクセスポイントの一覧から無線LAN接続設定をワンタッチで切り替えることもできる。

2003年11月13日

石丸電気 AV専門館「テレビタワー」20日オープン

 石丸電気は11月20日、秋葉原電器街にテレビを中心にしたAV専門館「石丸電気テレビタワー」(売場面積1500平方メートル)をオープンする。
 今夏閉店したマルゼンムセン本店を買い取った飲食業者から地上9階のうち、1-6階を借り、テナント出店する。
 デジタル時代のAV情報発信基地となる大型専門店を目指し、メインフロアは液晶、PDPの薄型テレビや地上・BSチューナ、DVDレコーダを展示した3、4階。
 そのほか、1階に携帯電話、デジカメ、DVC、2階にDVD、ブラウン管テレビ、VTR、5階に提案型ホームシアター、6階に中古AVを買い取り、再生して販売する「AV買取市場」などを設ける。
 同店と、隣のロケット本店の間には2005年改行を目指し、工事が進む常磐新線の地上出入口ができる。

2003年11月13日

NHK 地上デジタル放送を水戸など4放送局で来年10月から順次

 NHKは11日、地域放送局の地上デジタルテレビ放送について、水戸、富山、岐阜、神戸の4放送局で2004年10月から12月にかけて、順次放送を開始する計画を発表した。
 計画によると、水戸放送局は10月から総合、富山は10月から総合と教育、岐阜は11月から総合、神戸は12月から総合の番組送出を開始する。水戸、岐阜、神戸管内の教育チャンネルは三大広域圏に含まれるため、放送開始はいずれも三大広域圏の段階的な放送圏の拡張スケジュールに従う。

2003年11月13日

総務省 NTT西日本に26GHz帯加入者系無線アクセスシステム免許交付へ

 総務省は12日、NTT西日本から申請のあった26GHz帯加入者系無線アクセスシステム用の特定無線局の包括免許について電波管理審議会に諮問し、免許を与えることを適当とする答申を受けた。これを受けて包括免許は近畿総合通信局での手続きが終わり次第付与される。NTT西日本は同サービスの運用開始を11月30日に予定。
 26GHz帯加入者系無線アクセスシステムは、オフィスや家庭と電気通信事業者の交換局や中継回線との間を無線で接続し、大容量通信を実現する。
 変調方式はQPSKまたは16QAM、伝送速度はQPSK伝送時で40Mbps(イーサネットフレーム伝送速度23Mbps)、16QAM伝送時で80Mbps(同46Mbps)、送信出力はPSK伝送時で0.025W、16QAM伝送時で0.013W。
 ユーザインターフェースは100Base-TXまたは10Base-T。加入者系の平面アンテナは無線機一体型で19×19cm。今回の包括免許がカバーする最大運用数は9270局。

2003年11月14日

地上デジタル放送 本放送控え最終調整段階

 12月1日の地上デジタルテレビ本放送の開始を2週間後に控えて、NHK、各民放キー局では試験電波を用いた最終調整段階に入っている。東京圏では13、14両日に加え、日程は確定しないが来週後半にも東京タワーから試験電波を出す。
 各局では第一段階の出力レベルでの試験電波による調整を繰り返しながら、12月1日の放送スタートに万全を期す。

2003年11月14日

北日本放送 来年10月デジタル放送開始へ

 北日本放送(富山市)は13日、地上デジタルテレビ放送を2004年10月に開始すると発表した。ローカル局としては最も早いスタートとなる。

2003年11月14日

シャープ TVチューナ内蔵のノートPC

 シャープはノートパソコン「Mebius」シリーズから、TVチューナ内蔵の15型マルチAVノート2モデル(PC-SV1-7DD/5CD)を22日に、インテル製「Centrino」モバイル・テクノロジ搭載の14.1型スリムノート1モデル(PC-CL1-9CD)を28日から順次発売する。いずれもオープン価格。
 PC-SV1-7DD/5CDでは、内蔵のチューナで受信したテレビ番組のハードディスクへの録画も可能。録画中に録画済みのシーンを再生できる「タイムシフト機能」を搭載するほか、電子番組表から録画予約できるなど、ハードディスク・ビデオ・レコーダのように使うことができる。
 PC-SV1-7DDは、DVDマルチドライブも搭載し、PC、テレビ、DVC、CDプレーヤの4役を1台でこなす。
 画面には高輝度ピュアクリーン液晶を搭載。動画再生にも余裕のAMD Athlon XP-Mプロセッサ」や、高音質スピーカ、重低音ウーハと合わせ、高品質なAV環境を実現できる。
 ワイヤレス環境での利用を想定したPC-CL1-9CDは約4時間の長時間駆動が可能で、CD-R/RW&DVD-ROMドライブでのDVDソフト視聴や、内蔵のワイヤレスLANを使った高速インターネット接続などを楽しめる。
 プロセッサにはインテルPentium M1.40GHzを採用。約40GB HDDと標準256MBメモリなど基本スペックも充実。

2003年11月14日

NEC PCでテレビ視聴できる拡張ボード

 NRCとNECパーソナルプロダクツは、TV機能を持たないデスクトップパソコンでTV視聴と録画ができる拡張ボード「SmartVision HG2/R」(オープン価格)を製品化、14日から販売を開始した。
 新製品は、見鵜が室を実現するゴーストリデューサ、三次元Y/C分離回路、デジタルノイズリダクション、タイムベースコレクタの4つの機能を搭載。同社独自の登録したキーワードをもとに番組を自動録画する「おまかせ録画機能」により、TVや映像を高画質・高機能で楽しめる。
 録画した番組はわずか2ステップでDVD媒体へ保存することができ、外出先でも録画画像を楽しめるようWMV形式に変換できる。
 また、この製品を搭載したパソコンを有線LANや無線LANでホームネットワークに接続することで、ネットワーク上のTV機能を持たないほかのパソコンへも映像を配信できるビデオサーバ機能を搭載。

2003年11月15日

ボーダフォン 海外でも使える携帯電話

 ボーダフォンは、12月1日から日本国内だけでなく海外でも使える「ボーダフォン・グローバル・スタンダード(VGS)」に対応したW-CDMA/GSMデュアルモード携帯電話「V801SA」(三洋製、オープン価格)を全国一斉に発売する。
 「V801SA」は、日本では第3世代W-CDMA方式、海外では主要3周波数帯(900/1800/1900MHz)に対応する第2世代GSM方式。81カ国および地域で音声通話の国際ローミングが可能。 スライドタイプの斬新なデザインをを採用、コズミックネイビーとギャラクシーシルバーの2色から選択可能。サイズは幅51×高さ108×厚さ26mm、重さ約146g。

2003年11月15日

HDD、新規市場を創造へ 非PC系の需要拡大期待

 ハードディスクドライブ(HDD)の需要が高まり、部品供給メーカ、ドライブ製造メーカ、PCなど最終商品メーカともに需給バランスがとれ、ここ1年良好な市場環境が続いている。日本は小型製品に強く、デジタル家電との連動で日本初の新規市場創造が期待されている。
 これまでHDD需要のほとんどがPCとサーバやデータストレージなど、コンピュータシステムで使われてきた。
 このところ注目されている非PC系の利用では、ゲーム機が多く、急激に需要を伸ばしているHDDレコーダなど、画像系デジタル家電機器への組み込みも期待されている。
 車載用端末のGPS、ポータブルデジタルオーディオ機器への利用もはじまっている。監視カメラのデータ記録がビデオテープレコーダからHDDレコーダに変わっているのも目立つ。
 今年は、PC需要が回復し、ノートPCの伸びが著しいことから2.5型HDDは「生産が追いつかない状況」(富士通ストレージプロダクト)という。
 小型で精密加工技術を要求される2.5型製品は日本メーカがほぼ押さえた形だが「長寿命・静音・高速・大容量化技術でリードしている。日本勢優位はしばらく続くが、韓国メーカ参入の動きも慎重に見守る必要がある」。
 日本が強い情報家電では低消費電力で軽量小型の2.5型製品利用が増えると業界はみている。
 接続規格面では、高速で、ホット接続できるシリアルATA対応製品の登場もあり、応用機器の範囲はますます拡大すると見られている。
 東芝は、さらに小型の1.8型PCカードサイズ製品の月産を60万台に倍増する。小型HDDとデジタル家電のコンビネーションによる日本発の新規市場開拓が期待されている。

2003年11月17日


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