電波新聞拾い読み 2003年4月

昨年の国内PDA出荷台数 前年比-21%の68万台

 ガートナージャパンのまとめによると、2002年の国内PDAの出荷台数は68万台で、前年比21%のマイナスとなった。個人需要が一巡し、2001年の余剰在庫が2002年の出荷にマイナス影響を与えた。
 ベンダー別では、2002年春にキーボード、カメラ付き高機能モデル、第3四半期に低価格機の出荷を開始したソニーがトップ。2001年まで圧倒的シェアで首位を保っていたシャープは、主力製品の搭載OSをLinuxに変更し、以降過渡期として同OS搭載モデルの出荷量を意識的に絞ったことなどから2位に後退した。3位にはカシオが前年5位から躍進。ポケットPC搭載製品より低価格のウインドウズCE搭載モデルで比較的安定した出荷レベルを維持し、シェアを拡大した。2001年3位のパームは供給過多に陥り、在庫調整して出荷を抑えたため6位となった。
2003年4月1日

KDDI 30日から高速データ専用無線方式の試験サービス

 KDDIは、2Hz帯において、最大2.4Mbpsの伝送速度を実現する高速データ専用無線方式(CDMA2001xEV-DO方式)の試験サービスを4月30日から東京都内の一部エリアで開始する。
 2GHz帯データ通信線用機器「DO-BOX」を使い、DIONに接続して無線パケット通信サービスを利用できる。
 エリアは都内の環状7号線の内側で隅田川以西の地域。期間は4月30日から10月までを予定している。
2003年4月1日

新潟県清里村のデジタル防災行政無線に免許

 信越総合通信局は、新潟県中頸城郡清里村から申請のあったデジタル防災行政無線(60MHz帯デジタル同報通信システム)の固定局4局に対し、3月27日、無線局免許を付与した。
2003年4月1日

家電販促集団・マックス ケーズデンキ中心に新しい集団で継続

 家電量販店6社で構成する販促集団・マックス(MACS)は3月27日に全社が参加して会合を持ち、ケーズデンキを中心に新しいMACSとして継続して行くことを確認した。
 MACSは、代表を務めている小林社長のワンダーコーポレーションがケーズデンキとの業務・資本提携を行い、家電事業を譲渡。一方、中核メンバーだった100満ボルト、デンコードーの2社が退会し、エディオングループに参加するという状況になり、ケーズデンキの同会加入と今後の動きが注目されていた。
2003年4月1日

日立エルジーデータ 全DVD記録フォーマット対応ドライブ

 日立エルジーデータは、OEM向けにすべてのDVD記録フォーマットに対応した4倍速記録型DVDドライブGSA-4040Bを開発、6月から出荷する。
 このDVDドライブはパソコン内蔵用で、CD-R、CD-RWの各ディスクの記録・再生、CD-ROMの再生も可能で、全部で9種類のディスクに対応している。また、記録速度もDVD-R、+Rへの4倍速記録、DVD-RAMへは業界初の3倍速での記録を実現した。
 インターフェイスはATAPI、バッファアンダーランエラー防止機能搭載。
2003年4月2日

mcAccess 800MH帯デジタルサービス運用開始

 財団法人移動無線センターは1日、800MHz帯mcAccessデジタルのサービス運用を開始し、サービスエリアを順次拡張すると発表した。
 1日から新宿制御局と八王子制御局で試行運用し、10月から横浜制御局を加えた3局で本格サービスを開始する。さらに年度内に千葉、埼玉西、つくば第二の各制御局を設置し、サービスエリアを拡充する。これにより関東全域で人口カバー率90%の通信が可能になる。
 デジタル化により多様化する情報化ニーズに対応し、周波数のより一層の有効利用を図る。
 通信事業者のIP-VPN網を利用して全国各地区とつながり、個別通信やエリアの広域化、データ通信など今後のMCA無線の中核システムとして、活用者層の拡大が期待されている。関東圏と近畿圏から運用がスタートする。
2003年4月2日

横浜で「ROBODEX」

 約80種類の人との共生をめざしたロボットを一堂にあつめた展示会「ROBDEX 2003」が3日から6日まで、横浜市のみなとみらいパシフィコ横浜で開かれる。手塚治虫氏の作品主人公「アトム」の誕生日(2003年4月7日)にちなんで開催日が決められ6日にはアトム誕生前夜祭も催される。出展は企業19社、団体、大学などが加わり全38展示と世界最大級の規模。
2003年4月3日

ATI PC向けビジュアルプロセッサーなど

 AYIテクノロジーズジャパンは3日、デスクトップPC用ビジュアルプロセッサー「RADEON9800」「RADEON9600」「RADEON9200」と、ノートPC用グラフィックプロセッサー「MOBIKITY RADEON9600ファミリー」、モバイル用統合型グラフィックプロセッサー「同700IGP」を発表した。
 今回発表のRADEONシリーズは、ハイエンドの9800、ミドルの9600、普及仕様の9200にランク分けされ、いずれも現行最高のパフォーマンスを実現する。
 FIC、ギガバイト、大安など10社を超えるメーカーからグラフィックボードが月内に発売される。
2003年4月4日

アイオーデータ CD-R/RW、DVD-ROMコンボドライブ

 アイオーデータ機器は今月上旬からCD-R/RW&DVD-ROMコンボドライブ「CRWD-AB48S」(14,300円)を発売する。
 ATAPI対応の内蔵型モデル。CD-R書き込みは最大48倍速、CD-RWはUltra Speed規格の24倍速記録に対応。DVD-ROM読み出しは16倍速。
 書き込みエラーを防止するSuper-Link機能を搭載。対応機種はPC/AT互換機。対応OSはWindows98/98SE/Me/XP/2000 Pro。
2003年4月4日

アナアナ変更 東京・八王子地域で事前対策

 総務省は3日、東京・八王子地域の八王子中継局エリアで4月30日から始める地上デジタル放送開始に向けたアナログ周波数変更対策に先立って、別の中継局を受信している約1000世帯でアンテナの方向調整とチャンネルを変える事前対策を5日から始めると発表した。
 八王子地域は八王子、日野、昭島3市のうち、7万6000世帯を対象にアナアナ変更対策が7月末までの予定で行われる。NHK総合を51chから33ch、NHK教育を49chから29ch、フジテレビを57chから31chなど8局のチャンネルが変わる。しかし、八王子中継局の近くで多摩中継局を受信している世帯があり、その受信チャンネルが八王子中継局の変更後のチャンネルと隣接し混信を起こす恐れがあるため、事前に八王子中継局を受信するように変更する。
 事前対策対象世帯は、同時に本番のチャンネル変更も実施する。
2003年4月4日

「T・ZONE AKIBA PLACE」閉店 ソフト受託など事業多角化推進

 T・ZONEは、秋葉原電器街の「T・ZONE AKIBA PLACE」を20日に閉店する。
 同店は昨年5月、リストラの一環として、大型店舗のT・ZONE本店を閉店し、変わりにパソコンパーツに特化した店として開店したが「入居したビルにテナントがほかに入らず当初見込んだ集客効果が得られなかった」というのが閉店についての同社の説明。残る店舗は「PC DIY SHOP」1店となる。
 なお、同社はソフトウェア受託のストラテジィ、不動産物件調査の日本アプライザーを買収し「小売販売に加えたコンピュータ関連事業の多角化を図る」としている。
2003年4月5日

パソコン用マザーボード 高価格の新市場形成

 昨年のパソコン用マザーボード市場は、大手を中心にシェア争いが激化し、低価格競争が起きて1万円以下の製品が店頭に並んだ。ボリュームゾーンは2万円前後だったが、一気に1万円以下の市場が形成され「価格重視の学生層など、新規需要大につながった」というメリットはあったものの「もともと低価格路線を取っていたメーカー製品の再参入を許す市場を作り上げてしまった」と業界の声。
 一方、年末投入のデュアルCPU搭載マザーボードの新製品は、インテルからのチップ供給が限られたため、各社とも出荷量に制限がかかり「2万円超で3万円前後が中心の価格で販売せざるを得ない状況が生じた。店からはとても売れる値付けではないといわれた」という。
 4万円台で完成品が買えるデスクトップPCが店頭に並んでいる状況下では店の反応は当然。ところが、価格は維持され、枚数ベースで25%のシェアの高額製品ジャンルが市場に形成された。
 PC本体同様、組み立て市場でも2台目、3台目の買い換え需要がはじまったことや「DVDの普及やブロードバンド化など、動画データなどマルチメディアデータの取り扱い急増が背景で、メーカー製では得られないパフォーマンスを求めるユーザーが確実に増えている」と店頭は分析する。
 PCマザーボードは手作りパソコンの主要パーツとして市場を形成。CPUやメモリーの仕様変化にあわせて新製品が発売される鮮度の高いもので、設定価格で売れる期間は1ヶ月以内。それ以降は各社、競争で値下げをして在庫を一掃し、次世代モデルに引き継ぐのがこれまでのパターンだった。
 台湾の大手ASUSTeK、GIGABYTE、MSI、Aopenがトップ争いを繰り広げていて、ABIT、ECS、Iwillなど、知名度のある会社の製品が後を追い、低価格分野には各社が参入している。
2003年4月5日

アイコム 最大6kmのビル間で内線通話、VoIPシステム発売

 アイコムはVoIP(IP電話)とビル間無線通信ユニットとを組み合わせ、最大通信距離6kmを実現したVoIPシステムの販売を開始する。
 岩崎通信機と共同開発したVoIP機能付き無線LANブロードバンドルータと、同社開発の11Mbps(IEEE802.11b)/22Mbps(独自の周波数ホッピング・スペクトラム拡散通信方式FH-SS)で無線伝送できるビル間無線通信ユニットとを組み合わせたシステム。
 2.4GHz、11Mbpsのビル間無線通信ユニットを使用した場合、最大6km離れたビル間で通信料無料のIP電話を内線電話的に使える。
 VoIPゲートウェイを介せば、事業所間5Mbps程度の通信レベルで、インターネット回線を共用しながら、10回線程度の内線同時通話も可能。
 雑音や妨害電波に強く、安定したデータ、音声の長距離高速無線伝送を実現できる。送信データの暗号化により高レベルのセキュリティ機能を備えている。
2003年4月7日

家庭用パソコンリサイクル 10月から郵便局で回収

 環境、経済産業両省は7日、不要になった家庭用パソコンのリサイクルを進めるため、資源有効利用促進法に基づく省令を改正、今年10月からメーカーによる回収を義務付けた。
 国内市場の9割以上を占める社団法人「電子情報技術産業協会」の加盟者など21社が、日本郵政公社と提携。消費者はメーカーから取り寄せた伝票を付けて、パソコンを郵便局に持ち込むか、ゆうパックで回収してもらう。
 回収費用は製品価格に上乗せする「先取り方式」で、回収時には費用を請求されない。ただし9月末までに販売した製品は、メーカーが回収時に一定額を徴収できるとした。
 上乗せ価格はメーカーが決めるが、デスクトップ型で4,500-5,500円、ノート型で2,000-2,500円と見られる。
2003年4月8日

アイコム 暗号化セキュリティAES搭載屋外通信対応ワイヤレスLANブリッジ

 アイコムは屋外通信を安心して行える通信データの暗号化セキュリティAESを搭載した屋外通信対応ワイヤレスLANブリッジ「SB-120」を8日から発売する。オープン価格。
 最長約800mの建物間を11Mbps無線通信でブリッジ接続できる。IPルーティングが可能なレイヤー3にも対応。有線LANと無線LANを接続するアクセスポイントモードを装備。高性能アンテナを内蔵し、はがきサイズに近い小型ボディーを実現。屋外設置に対応するJIS保護等級4防沫形相当の防水・防塵構造を持つ。
 また、イーサネット電源供給システムの受電部を内蔵。送電部ユニットを標準付属し、LANケーブル1本でデータ通信と本体への給電を可能にした。
2003年4月8日

JEITA 2月の国内移動電話出荷台数、前年25%増363万台

 JEITA(電子情報技術産業協会)が8日発表した、2003年2月の移動電話(携帯電話、自動車電話、PHS)の国内出荷台数は、363万3000台と前年同月より25.3%増加。4ヶ月連続のプラスとなった。
2003年4月9日

米インテルと台湾VIA 10年以上続いた特許訴訟で和解

 米インテルと台湾VIAテクノロジーズは7日、10年以上続いていた一連の特許訴訟で和解に達したと発表した。両社の訴訟はチップセットとマイクロプロセッサに関するもので、今回の和解で世界5カ国で争われてきた27件の特許をめぐり、11件の訴訟が解決する。
2003年4月9日

CIAJ IP電話端末に標準規格

 情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)はIP電話普及促進を図ってIP電話端末(ハンドセット)の電話機通話品質標準規格(CES-Q003-1)を制定した。
 IP電話は従来の回線交換電話サービスと比べて経済的。マルチメディア化に適するなどの利点があるが、通話品質では遅延、ゆらぎなど、パケットによる音声伝送特有の問題もある。
 このため同協会の通信品質委員会が作業部会を設置し、2回の通話品質を試験などを実施の上、今回ハンドセットに限定して標準規格をまとめた。
 適用機種はハンドセット(300-3400Hz帯域)で通話するIP電話端末およびPCソフトフォン、標準電話機を端末とするVoIPゲートウェイ。
 規格項目はITU-T勧告草案を参照しているが、数値や網の不可条件などはCIAJ独自の設定となっている。
 運用に関しては、近日中に標準規格全文をホームページ上で公開する。アナログ電話機の標準規格には適合表示マークがあるが、IP電話の標準適合の申請、審査などの運用規則、修正手続き規則については1年後の制定をメドに検討する。
 ハンドセット以外のヘッドセット、ハンズフリー形態に関する通話品質に関しても今後の検討事項としている。
2003年4月10日

ベスト電器 埼玉・丸広百貨店に出店

 ベスト電器は9日、丸広百貨店(埼玉家な川越市)の入間店など計6店舗に出店すると発表した。
 入間店はベスト電器の直営で、店舗面積約1500平方メートル。25日にオープン予定。このほか、丸広百貨店によるフランチャイズ店を反応、東松山、南浦和、上尾、川越の5店舗に、5月中に順次出店する。
2003年4月10日

東芝 4月1日から年中無休修理体制

 東芝と東芝テクノネットワークは、4月1日から全国に105拠点ある東芝テクノの全サービスステーションで365日、年中無休で出張修理と窓口での持ち込み修理受け付け、部品の販売を行っている。各ステーションのサービスマンは個人別出勤カレンダーによるローテーション勤務態勢を取るほか、補修部品の配送もこれまで休んでいた日曜、祝日にも平日と同じように行う。
 東芝の365日家電品サービス対応は2年前に掲げた「サービスNo.1企業」をめざす取り組みをベースに、東芝テクノの全国一社化と、東芝ライフエレクトロニクスが掲げる「小差一体のコンシューマーマーケティング」に基づき、家電品の修理スピード半減とCS(顧客満足)ナンバーワンをめざしたもの。
2003年4月10日

米マイクロソフト WinCEの改変認める

 米マイクロソフトは10日、ウインドウズの設計情報にあたるソースコード開示方針の一環として、携帯情報端末(PDA)や情報家電など向けのOS「ウインドウズCE」の設計情報を開示し、メーカーなどに改変も認めると発表した。
 ウインドウズCEの設計情報のうち、同社が所有権を持つ全コードをメーカーなどに一定条件の下で開示し、ライセンスを取得した開発者には設計情報の改変も認める。
 これにより、ウインドウズCEを活用してPDAやカーナビ、情報家電などを開発する際、改変したコードを含むソフトウェアを搭載した製品の販売が可能となる。
 情報家電向けOSでは、設計情報が開示済みの無償OS「リナックス」などが、利用目的にあわせて最適な形に改変できるとして採用が広がる傾向にある。マイクロソフトは、あらゆる物にコンピュータが搭載されるユビキタス時代の到来を控え、これ以上自社だけによる開発にこだわれば、リナックスなどとの競争で不利になると判断したと見られる。
2003年4月11日

東芝 DVDマルチドライブ搭載の個人向けノートPC

 東芝は猫人・家庭向けのトーパソコンの新製品として、DVDマルチドライブと15形SXGA対応クリアスーパービュー液晶を搭載した「dynabook E8」シリーズ3機種を18日から発売する。
 新製品はモバイルペンティアム4 1.90GHz-M、60GBHDDを搭載したX19PDEのほか、モバイルインテルセレロン2.0GHz、40GBHDDを搭載した520CDE、420CME。いずれもオープン価格。
 DVDマルチドライブにより、DVD-RAMやDVD-R/RWへの書き込みが可能で、デジタルビデオカメラで撮影した映像をディスクに記録してPCやDVDプレーヤで視聴できる。
2003年4月11日

KDDI CDMA2000 1x累計利用者数700万超す

 KDDI、沖縄セルラーが提供する「CMA2000 1x」の累計利用者数が8日に700万件を突破した。CDMA2000 1xは2002年4月から提供を開始したが、1年間で利用者数目標を達成した。
 なお、NTTドコモのFOMA(W-CDMA方式)の3月末の契約数は33万となっている。
2003年4月12日

電子政府の進展度合い 世界22カ国中日本は15位

 日本電子政府の進展度合いは世界22国中15位で、昨年調査17位から上昇したものの、以前トップ水準に達していないことが、米アクセンチュアがまとめた電子政府進捗度調査でわかった。
2003年4月12日

アイオーデータ テレビチューナー搭載ビデオキャプチャーボード

 アイオーデータ機器は今月中旬からTVチューナー搭載MPEG1/2ビデオキャプチャーPCIボード「GV-BCTV5E」(9,800円)を発売する。
 前モデルBCTV5の画質性能をそのままに、半額以下の低価格を実現。基板設計で、ノイズによる影響の低減を図った。
2003年4月14日

ナナオ PCマルチユース対応液晶モニター

 ナナオは23日から、パソコンマルチユース対応の17形カラー液晶モニター「FlexScan L557」(オープン価格)を発売する。
 狭額ベゼル設計に高さ調節機能付きスタンドを標準装備するニューキャビネットデザインNew Multi Edegを採用。用途や目的に応じて最適な表示環境が簡単に選択できるFine Contrast機能を搭載したコストパフォーマンスモデル。17型カラー液晶モニターとして、クラス最上位の視野角・水平170度/垂直170度、引き締まった黒色を提供するコントラスト比500対1の優れた表示性能となっている。
2003年4月14日

バーテックススタンダード 全周波数対応の携帯型簡易無線機「VX-571」

 バーテックススタンダードは、全周波数対応の携帯型簡易無線機「VX-571」をスタンダードから発売する。
 新製品は米国軍用規格MIL-STD810C/D/E適合の耐久性を持ち、雨や水しぶきから保護するJIS等級4防沫型、ダイヤルツマミと連動したアップ/ダウンキーによる簡易操作が特徴。標準のリチウムイオン電池パックで、約14時間の運用ができる。
2003年4月15日

日本マランツ 簡易無線機「GX5550」

 日本マランツは、全周波数対応対応でCDジャケットサイズの簡易無線機「GX5550」(オープン価格)を、スタンダードから発売する。
 簡易無線は、電波法の改正に伴い、全波内蔵ができるようになった。150MHz帯では3チャンネルが9チャンネル、400MHz帯では5チャンネルが35チャンネルに拡大された。
 多チャンネル化により混雑・混信が低減し、多彩な連絡ネットワークが構築できるようになる。
 製品はコンパクトで、2.7cmの厚みのアルミダイキャスト一体型ボディ。24V電源対応のコンバータを内蔵している。
2003年4月15日

プレクスター CD-R/RWドライブの最高機種を2機種

 プレクスターは、CD-R/RWドライブの最高機種ATAPIインターフェイス内蔵型CD-R/RWドライブPLEXWRITER Premium(PX-W5232TA/NE)を今月末に、USB外付け型CD-RWドライブPLEXWRITER Premium-U(PX-W5232TU/NE)を5月末から販売開始する。
 2機種とも、CD-R/RWライターの最高機種として開発した高品位ドライブ。特徴は
1)手間をかけた各社メディアへの書き込みストラテジの合わせ込み
2)電源部の強化
3)レーザー乱反射防止機能を有し、短波長レーザーダイオードを使用した専用ピックアップ
4)内部クロックの精度を高めた専用Enc/DecICなの採用
など、品質の徹底追及がなされていること。
 また52倍速CD-R書き込み、32倍速CD-RW書き換え、52倍速スピードリードなどの高性能を有している。
2003年4月15日


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