電波新聞拾い読み 2002年10月

松下電器 内蔵型・外付け型のDVDマルチドライブ

 松下電器は、記録型DVD・CD規格のディスクに対応した内蔵型のDVD MULTIドライブLF-D521JDを12月上旬から、外付け型のDVD MULTIドライブLF-D560JDを12月中旬から発売する。
 新製品は、DVD-RAM・DVD-R・DVD-RWと、CD-R・CD-RWの記録・再生に対応した。
 LF-D560JDは最大480Mビット/秒でホストPCと高速データ転送。ホットプラグに対応。USB2.0/1.1インターフェース。
 両機種とも映像キャプチャーからDVDオーサリングまで簡単に行えるアプリケーションソフトを付属。
2002年10月16日

アイコム 54/11Mbpsデュアルバンド対応無線LAN製品

 アイコムは、54Mbps/11Mbpsワイヤレス通信を実現したデュアルバンド対応無線LANカードSL-5000、デュアルバンド同時通信が可能な無線LANアクセスポイントAP-5000、無線スポット用無線LANアクセスポイントAP-3000HSの3機種を11月初旬から順次発売する。いずれもオープン価格。
 SL-5000は、業界で初めて無線伝送速度54Mbps(IEEE802.11a準拠)、11Mbps(IEEE802.11b準拠)の両規格に対応、既存の無線LANアクセスポイントの伝送速度に合わせて速度を自動選択して通信を行う。
 強力暗号化セキュリティOCB AES(128ビット)、WEP(64/128/152ビット)を搭載。複数チャンネルを利用して、電波干渉を避けた多重通信ができる。
 AP-5000は54Mbps&11Mbps無線LANの同時通信ができ、同一エリア内で両規格を共存できる。また高速ルーティング機能を備え、光ファイバー、ADSL、CATV回線で無線化を実現。
 AP-3000HSは無線スポットを屋内外で構築可能。WEPの認証方式はShared keyとOpen Systemの両対応。無線端末間通信禁止機能装備。イーサネット電源供給ユニットを付属し、LANケーブル1本で電源供給ができる。
2002年10月16日

米IBM 1.8GHz版「パワーPC」

 米IBMは14日、「パワーPC」ファミリーで最速の1.8GHz版64ビット「パワーPC970」を発表した。商品としての出荷は来年の予定。
2002年10月16日

東芝 ノートPCを10モデル

 東芝は、個人・家庭向けノートPC「DynaBook」シリーズのラインアップを一新し、DVDマルチドライブやブルートゥース搭載機など、4シリーズ10モデルを26日から順次発売する。
2002年10月16日

米モトローラ 7-9月期黒字転換

 米モトローラが15日発表した2002年7-9月期(第3四半期)決算で、売上高は前年同期比13.8%減の63億7,000万ドルだった。減収にもかかわらず、営業損益は前年同期の赤字17億8,000万ドルから3億4,000万ドルの黒字へ好転する予測以上の結果を残し、純損益でも1億1,000万ドルの黒字を確保した。
 マイク・ザフィロスキー社長は「黒字か達成は、顧客ベースの事業推進と、2年前から取り組んできたリストラ計画の成果。当社は今後も携帯電話のパーソナル通信と半導体製品を筆頭に、着実な成長を続ける」と語っている。
2002年10月17日

国際放送機器展 11月20〜22日幕張メッセで開催

 2002年の国際放送機器展が、11月20日から22日まで、千葉市の幕張メッセで開催される。本年で38回目となる同展には、プロ用の最新放送機器、コンテンツ製作機器と技術が紹介される予定。
 主催者によると、厳しい経済環境下にある中で、特に2003年末から地上波デジタル放送も開始されることから、今回はハイビジョン放送や5.1chサラウンド音声制作・放送といった次世代放送技術を見据えた最新技術が多数紹介されるものと思われる。
2002年10月17日

気象庁 来春から米衛星を正式運用、「ひまわり」は運用停止へ

 気象庁は16日、耐用年数切れから2年半が過ぎた今も観測を続ける気象衛星「ひまわり5号」のバックアップに決まった米国の衛星「GOES-9(ゴーズナイン)」を来年4月から正式運用すると発表した。
 GOESの活用は、2003年夏に打ち上げ予定の運輸多目的衛星が運用可能になる同年12月頃までの一時的な「レンタル」。ひまわりの画像撮影機能はGOES運用開始と同時に停止する。
2002年10月17日

お寒い自治体の情報セキュリティ対策

 コンピュータを扱う際に行政や住民の個人情報漏れを防ぐため、セキュリティ対策を文書化して定めている自治体は22都道府県(46.8%)、681市区町村(21.0%)にとどまっていることが17日、総務省の調査でわかった。
 総務省地域情報政策室は「セキュリティ対策は重要なのに、これでは不十分。夏以降に取り組みを強化するよう自治体に働きかけた」と話している。
 調査は、今年4月1日現在で、対象は全都道府県と特別区を含む3241市区町村。
2002年10月18日

関西国際空港にメルコのFREESPOTを導入

 メルコは、関西国際空港ターミナルビル内での無線LANインターネットサービスの試験運用に、同社のFREESPOTが導入されたと発表した。
 試験運用は来年1月末まで同空港の2階国内線到着ロビー付近で実施され、利用には事前のモニター登録が必要だが、関西国際空港ホームページから申し込むことができる。
2002年10月18日

CATV連盟とスカパー デジタル再送信で合意

 日本ケーブルテレビ連盟とスカイパーフェクト・コミュニケーションズは16日、都内で懇親会を開催し、スカイパーフェクト・コミュニケーションズのデジタル信号によるCATV施設での再送信に関する協議で合意した。
2002年10月18日

PC用メモリーモジュール PC新製品発売で活況

 秋葉原のPCパーツ市場は、秋のパソコン本体新製品発売を迎えて活発な動きを見せ始めた。
 メモリーモジュールは、各社の秋モデルPCにPC2100DDR SD-RAMが標準搭載されたことにより、主流はSD-RAMからPC2100DDR SD-RAMへと移行しつつある。
 秋モデルはテレビ、DVD鑑賞や録画ができるタイプが多く、メモリーの標準搭載が256MB、最大搭載量が1GBとなっていることから、増設需要を期待する声が高まっている。
 自作PC市場では、先週末からPC2100からPC2700への移行が始まり「予想以上に早かった」と販売店もその動きに驚いている。
 インテルから発売されたPC2700対応の新チップセットを搭載したマザーボードが市場に並び始めた先週あたりから動きが活発化し、値段差も600円程度に縮まっている。
 しかし、裸売りで動作保証のないバルク品で動作不良が発見されたことから、1,000円以上高値のサムスンやアペイサーなど動作保証のある箱入りのリテール品を求めるお客が増えてきた。
2002年10月18日

T・ZONE・Junk 20日オープン

 T・ZONEは、20日にコンピューターのジャンク専門店「T・ZONNE・Junk」を千代田区外神田3-9-8に開店する。
 同店は「中古や廃棄PCから取り出した部品や周辺機器などジャンク品をそろえ、秋葉原ならではのマニア度の高い店にする」と同社では話している。
2002年10月19日

NTT東西 DSL-NTT回線接続料値上げを申請

 NTT東西は17日、高速インターネット接続サービスに利用されるDSL(デジタル加入者回線、ADSLを含む)とNTT回線を結ぶ際のルール見直しと接続料金の一部値上げを決め、接続約款の変更認可を総務省に申請した、と発表した。
 DSL業者が値上げ分を吸収できなければ高速サービスを中心に一部DSL利用料は値上げされる見通しで、普及拡大に影響が出る可能性もありそう。
 両社によると、DSLは近接回線との間で干渉を起こし、速度低下など大きな影響が出るものがある。
 両社は、電話、ISDNや一部ADSLを第一グループとし、これまで同様の扱いとするが、他への影響が大きい伝送方式は第二グループとして一回線あたり月額接続料金を第一グループより899円高く設定。さらに第二グループ利用開始の際、回線調査費を一回線あたり915円、回線の長さの調査が必要な場合は別途一回線あたり1,099円の調査費を徴収する。
 ただ、顧客への周知を考え、新約款発効の翌月初日から3ヶ月間は料金を据え置くなど経過措置を取る。
2002年10月19日

メルコ DVD-R/RWドライブ2機種

 メルコは、DVD-R/RWドライブの新製品、内蔵ATAPI対応のDVR-21FB(27,500円)と、外付けUSB2.0対応DVR-21U2(33,300円)の2機種を11月上旬から発売する。
 新製品は、充実した編集ソフトウェア(Arcsoft社ShowBiz/SONIC社MyDVD)により、手軽にオリジナルDVD-Videoを作成できる。
2002年10月19日

アイオーデータ IEEE802.11s対応無線LAN製品3製品

 アイオーデータ機器は今月下旬から、パソコンの接続形態や用途別にあわせて使用できるIEEE802.11a対応の無線LAN製品3製品を発売する。
 新製品は、超小型スティックタイプで、業界トップクラスの低消費電力を実現した、USB説測11Mbps無線LANアダプター「WN-B11/USBS」(10,800円)、高感度の大型アンテナを搭載したPCIバス接続11Mbps無線LANアダプターボード「WN-B11/PCIH」(10,800円)、マルチクライアント機能搭載の11Mbps無線LANアクセスポイント「WN-B11/LAN」(14,800円)。
2002年10月19日

バーテックスリンク 台湾・VICS製メモリーカードリーダー/ライター

 バーテックスリンクは、台湾・VICSテクノロジーが企画したUSB2.0接続対応のメモリーカードリーダー/ライター ”RD6 USB2.0”を31日から出荷開始する。
 同製品は、USB2.0規格対応で、メモリースティック、コンパクトフラッシュ、スマートメディア、SDメモリーカード、マルチメディアカード、マイクロドライブの6種のメディアに対応している。
 店頭予想価格は5,500円前後。
2002年10月21日

ASUSTeK 12月からベアボーンシステムを日本で販売開始

 台湾・ASUSTeKは、省スペースかつ多彩なインターフェースを装備したデスクトップPCベアボーンシステムを、12月から日本市場でも販売開始する。
 同製品は、自社製マザーボード「P4SV」を搭載、インテルのペンティアム4、SiSの651/962チップセットを採用。オーディオ機能やLAN機能を内蔵、5インチ1基、3.5インチ1基のドライブベイを用意。
 また前面インターフェースにUSB2.0、マイク入力、ヘッドホン、SPDIF/出力、PCMCIA、IEEE1394、メモリースティック、SDスロット、背面にはモデム、テレビ出力、DVI出力を標準装備している。
 高さ275×幅91×奥行き355mmのコンパクトな筐体に納め、筐体設計も編著区可能な光源を取り入れて、従来のPC本体を一新、AV機器感覚の外観仕上がりになっている。
2002年10月22日

CATV業者、黒字化進む

 ケーブルテレビ回線を活用した常時接続インターネットの急速な普及を背景に、CATV業者の収益が拡大し、3社に2社以上が2001年度決算で経常黒字となったことが、日本政策投資銀行の調べでわかった。
 同行取引先CATV業者189社を対象とする調査では、2001年度決算で経常黒字の社が69%と前年度より12ポイント増加。1社あたり通信事業収入は前年度の1億9,000万円から3億400万円に増加。売上高に占める通信事業収入割合も5.1ポイント増の18.8%に拡大した。
 ただ、同行は「都市部ではADSLとの競合が激しく、過度の期待はできない」と慎重な見方を示している。
2002年10月22日

シャープ 液晶ガラス基板上にCPU形成に成功

 シャープは22日、半導体エネルギー研究所と共同で液晶ガラス基板上に8ビットCPU「Z80」を形成することに成功したと発表した。
 ガラス基板はシリコンウエハーに比べ基板サイズが大きく、処理温度など省エネプロセス化が可能。廉価で、LCDなど他機能と統合できるなどの特徴があるため、ガラス基板上にLSIを形成する開発が世界中で続けられている。CPUをガラス基板に形成したのは世界で初めて。
 98年に両社で共同開発し、今月からシャープで量産を開始した連続粒界結晶シリコン液晶「システム液晶」技術を用い、チップサイズ17mm書くの8ビットCPU「Z80」を現行の3μmプロセスで液晶ガラス基板上に作り込んだ。
 現在の液晶ドライバーだけでなく、CPU、メモリー、ロジックなど、あらゆるLSIを液晶ディスプレイ(LCD)部と同一ガラス基板上に一体形成するメドをつけた。
 今回の開発品は商品化しないが、同成果をもとにプロセスの微細化などを進め、2005年にコントローラー、シグナルプロセッサなどをLCD部と一体形成し、ITとAVの融合を実現させる「ディスプレイカード」を商品化。シートコンピューター、シートテレビなどの新商品創出のデバイスとして開発、事業化を進める。
2002年10月23日

Iネットのルートサーバー 攻撃受け一時機能低下

 インターネットの根幹といえる世界で13台のコンピューター(ルートサーバー)に21日、大量のデータを送りつけて機能を麻痺させる攻撃が一斉に仕掛けられ、一時、サーバーの機能が低下していたことが22日わかった。
 ルートサーバーは、インターネット上のコンピューターのアドレスを管理しており、欧米、日本に分散して設置されている。関係者によると、攻撃は米東部時間21日午後4時頃から始まり、日本や米エネルギー省、スウェーデンのものなど7台が大きな影響を受けた。
 サーバーの管理者が対策をとったこともあって、攻撃は1時間ほどで停止。影響を受けなかったサーバーもあったため、一般のユーザーがデータ転送の遅れなどに気がついたことはなかったはずだという。
 AP通信によると、米ホワイトハウスやFBIなどが捜査に乗り出したが、攻撃がどこから仕掛けられたのかはわかっていない。
2002年10月24日

アイオーデータ ATAPI内蔵CD-RWドライブなど

 アイオーデータは機器は、ATAPI内蔵型のCD-RWドライブ「CDRW-AB4824S」ほかUSB接続PCカードアダプターを今月下旬から11月上旬にかけて発売する。
 「CDRW-AB4824S」は、LITE-ON製「CDR-6S48」を採用し、CD-Rライト48倍速、CD-RWライト24倍速、CDリード48倍速を実現。CD書き込み時の「バッファアンダーランエラー」を回避するSMART-BURN技術を搭載。価格は12,000円。
 PCカードアダプター「USB-PCADP」は、データ通信カードにも対応できるUSB接続のPCカードリーダー/ライター。USB接続のため、PCカードスロットを搭載しないデスクトップパソコンでも利用が可能。また、MacintoshとWindowsの両OSに対応し、データ交換などでも活用できる。価格は8,800円。
2002年10月24日

富士フィルム 「FinePixM603」来月発売

 富士写真フイルムは、デジタルカメラの新製品として、FinePixM603(88,000円)を11月1日発売する。
 新製品は有効画素数310万画素。スーパーCCDハニカムIIIの搭載により、640×480ピクセル、毎秒30フレームの音声付きのテレビ画面サイズフルフレーム動画の撮影が可能。
 また2.5型大画面液晶モニター搭載により、撮影時には、従来にない見やすさが得られる。撮影機能は連続4コマ連写、サイクル連写、MEGA連写など、多彩な機能を備える。
2002年10月24日

KDDI 「CDMA2000 1x」利用者300万突破

 KDDIによると、同社が今年4月から販売を開始している「CDMA2000 1x」対応端末の利用者数が、系列の沖縄セルラーを含め10月19日時点で300万件を突破した。
 「CDMA2000 1x」は最大144Kbpsの高速データ通信によるモバイルインターネット環境を実現。携帯電話からのインターネット接続サービス「EZweb」や各種プロバイダー接続で、下り最大144Kbps、上り最大64Kbpsが確保されている。
 同方式による通信サービスを利用できるエリアは、すでに47都道府県に広がり、今年末までに全国の人口カバー率は90%となる予定。
2002年10月25日

ヤマダ電機 テックランド府中店オープン

 ヤマダ電機は25日、「テックランド府中店」(東京都府中市西原町1-3-1)をオープンした。旧ダイクマ府中店を業態変更したもの。場所は、府中市街地から2Km、主要都市道の所沢-府中線沿い。
 人員は40-45人。地上5階建ての店舗は1、2階が売場(売場面積5000平方メートル)、3-5階が600台収容の駐車場。同じ建物内には食品スーパーもある。
 売場構成は1階がAV、家電、ソフト、2階がパソコン、ファクス、プリンターなど情報関連商品。中古パソコンも扱っている。
2002年10月26日

東芝 HDD/DVDレコーダー複合機を強化

 東芝は、DVDレコーダーとHDDレコーダーの複合機に力を入れ、今年度は11月から順次発売する業界最薄78mmを実現したD-XS30と、120GBのHDDを搭載し最大約156時間の長時間録画ができるD-XS40を加えて年間20万台の販売をめざす。
 同複合機は、テレビ番組などをHDDにどしどし録画し、特に気に入った番組はDVDディスクに記録して残す、といった使い方ができる。同複合機は、同社のほか松下電器、バイオニアなどが商品化している。
 いずれもオープン価格の設定で、ハイエンドのD-XS40は、実勢で15万円前後の設定になるもよう。
 国内でだけではなく、今年9月から北米市場に投入し、年内には欧州でも販売を始める。
2002年10月26日

オリンパスがMOドライブ

 オリンパス光学工業は、小型軽量のMOドライブ「TURBO MO mini IV」2モデルと、デジタルカメラからダイレクトにデータ転送ができる機構を備えた「TURBO MO mini EX IV+」2モデルを発表した。
 いずれもUSB2.0と8MBのキャッシュメモリーを搭載し、回転速度も4000rpmに上げて読み書き速度を向上している。
 「mini IV」は、640MBモデルMO644U1W(オープン価格)と1.3GBモデルMO133U1W(38,000円)で11月16日の発売。
 「mini EX IV+」は、640MBモデルMO644U2S(35,000円)と1.3GBモデルMO133U2S(41,000円)で11月30日の発売。
2002年10月28日

米HDD大手7-9月決算 シーゲイトとウエスタンは好調

 米国のHDD(ハードディスク)専業大手3社の7-9月期決算が出揃った。
 当期、HDD出荷台数が1670万台と過去最高を記録したシーゲイト・テクノロジーの当期売上は前年同期比2.2%増の15億7,900万ドル、純利益は前年同期比約3倍の1億1,000万ドルの増収増益だった。
 一方、マックストアの当期売上は前年同期比21%減の8億1,900万ドル、純損失は前年同期から約200万ドル減らしたものの、1億6,361万ドルと厳しい業績だった。
 当期中にマックストアが出荷したHDDのうち、デスクトップ用が1120万台、サーバー用SCSIディスクドライブが47万台となっている。同社は損益分岐点を引き下げるためにネットワーク用ストレージ事業から撤退している。
 ウェスタン・デジタルの当期売上は前年同期比32%増の5億8,200万ドル、純利益も前年同期比8%増の2,221万ドルの増収増益となった。
 同社では経営を効率化し、市場の変化に迅速に対応して顧客のニーズに的確に応えていったことが好業績につながったと述べている。
2002年10月28日

アルインコ デジタル音声変調対応のモービルトランシーバー

 アルインコは、デジタル音声変調方式「10F3」に対応した144MHzモノバンドモービルトランシーバーDR-120D/H(20Wタイプ/39,800円、50Wタイプ41,800円)と、430MHzモノバンドモービルトランシーバーDR-420D/H(20Wタイプ42,800円、35Wタイプ44,800円)の2機種4タイプを11月初旬から発売する。
 新製品は、オプションのデジタルユニットEJ-47U(14,800円)の装着により、最新デジタル音声変調通信の電波形式「10F3」に対応。温度補償形水晶発振器(TCXO)搭載でデジタルに最適な周波数安定度を確保する。
 本体はセンターコンソールだけでなく、グローブボックス懸架でも楽にセッティングできる薄型コンパクトボディ。視認性の良い大型ディスプレイを搭載する。オプションの内蔵型TNCユニットEJ-50U、パソコン、直結D-SUB9端子によりパケット通信も可能。ナビゲーション通信機能にも対応する。
2002年10月29日

富士フイルム 200万画素、光学3倍ズーム「FinePixA203」

 富士写真フイルムは、有効画素数200万画素、光学3倍ズーム搭載のデジタルカメラ「FinePixA203」(44,800円)を11月24日から発売する。
 新製品は省エネ大量撮影を実現。付属の単3形アルカリ電池2本で、最大5000枚、300分の連続撮影が可能(液晶オフ、VGA、ストロボ発光なし、連続撮影)。
2002年10月29日

家庭内で情報機器とAV機器連動 ”ホームサーバー”開発進む

 家庭内で情報機器とAV機器を連動することを可能にする”ホームサーバー”機器開発が、PCメーカーを中心に広がっている。各社それぞれの企画や開発意図から、この名称で簡単にくくれないという声もあるが、マルチメディアデータを記録できて、PCやAV機器をシームレスに結合する、この新しい製品を家庭内のコア機器になると期待する声が高まってきた。
 AV機器とPCをつないで独自編集のCDやDVDを作ることが、いつの間にか日常生活に取り入れられている。ブロードバンド化やデジカメ、DVCの普及で、個人が想像するデジタルコンテンツの量や種類は、加速度的に増大し、テレビや音響機器とPCの連動、情報の管理のニーズはますます高まっている。夢物語だった”ホームサーバー”は、家庭向けエレクトロニクス製品市場で、注目の商材になった。
 東芝は、PC夏商戦で、ワイヤレスホームメディアステーション”TransCube10”を発売した。
 この製品は、HDDビデオレコーダー+ワイヤレス転送もできるテレビチューナー+ワイヤレスLANのアクセスポイントを兼ねたもので、テレビ、オーディオ、パソコンを連動する”ホームサーバー”の先駆けとなる商品として注目を集めた。
 店頭で、ノートパソコンに映像を飛ばすデモも展開され、消費者にPCとAV機器が、家庭内でシームレスに連動することを印象づけた。店頭販売価格は13万円前後。
 ただしHDDレコーダー、テレビチューナーの仕組みやテレビとの接続、ブロードバンド、無線LANの知識が十分にある人か、店頭説明で便利さを理解してくれる人が購買する「現状は説明商材」と位置づけている。
 ソニーは、PCからAV用のコンテンツをテレビに送ったり、AV機器の画像データをPCに送ることができる”ルームリンク”を今週末から発売する。価格は25,000円前後。
 機能はビデオ映像をMPEG2に変換するハード・デコーダーを備え、LANポートとAV関連コネクターを持つシンプル構成。
 「簡単にバイオとテレビをつなぐための装置。ユーザーにはワイヤレス環境を強制せずに、オプションで提供している」(ソニー)。
 富士通は「買い増し需要で家庭内に複数存在するようになったPCをつなぐ”ファミリーネットワークステーション”と”ホームサーバー機能内蔵パソコン”を提案している」。
 ”ステーション”の機能は、映像・音楽・プリンターサーバーであり、Webメール、テレビチューナー、留守録機能、ワイヤレスLAN、インターネット共有、コンテンツフィルター、ファイアウォールが統合された製品。12月発売予定。
 この機能を内蔵したデスクトップはFMVL18BF。価格は30万円前後。”ステーション”とのセットモデルもラインアップ。
 NECの同分野への取り組みは、ニュースタイルの新商品と位置づけられた「PCとつながるHDDレコーダー」の”ホームAVサーバーAX10”。「PCがなくても使えて、PCともつなげる、という、融合商品の基本をおさえた」(NEC)。
 音響機器メーカーとの接続規格統合にも積極的に取り組んでいる。AV機器として単独使用できるHDDレコーダーで、録画番組やライブのテレビ番組を同時にPCに配信することも可能。ゴーストリデューサーなどの本格的なテレビ仕様の回路も搭載されている。直販価格は99,800円、11月14日発売。
 同社は、ワイヤレスのホームネットワーク構築や、TV機能強化が特徴のホームPCサーバー”XP Pro”シリーズで、デジタル放送モデル1機種、地上波モデル2機種を11月14日に発売する。デジタル放送対応モデルは40万円超となると推定される。
 店頭でも、家庭内のPC複数所有や、テレビの買い換えなどの需要喚起につながる製品。「家庭に訪問して設定作業をする”ホームサーバー”普及は地域店にとっても絶好の商機」と期待されている。
2002年10月29日

カシオ ハイブリッド方式電波時計3タイプ

 カシオ計算機は、標準電波を受信して常に正確な時刻を表示する「電波時計」の新製品として、ソーラー駆動と電池駆動のハイブリッド方式「ハイパーソーラーシステム」採用により、電池寿命約7年を実現した電波クロック3タイプを11月30日から発売する。
 新製品は折り畳み式で携帯に便利なDQS-100J(4,300円)、AV機器風のデザインを採用したデスクタイプDQS-200J(5,700円)、壁に掛けられるシンプルなインテリアタイプIDS-1J-8JF(10,000円)。
 機能面では福島局と九州局自動選局機能、正確な時刻をもとにわざと表示時刻をずらすことができるタイムシフト機能、電波受信マーク表示、受信レベルを3段階で表示する電波受信インジケーターが特徴。
2002年10月30日

世界の半導体市場 今年は2.3%増1,422億ドル

 WSTS(世界半導体市場統計)が29日発表した2002年の世界の半導体市場規模は、前年比2.3%増の1,422億1,700万ドル(約17兆6,000億円)。
 昨年は、大幅に伸長、史上最高の市場規模となった2000年の反動、市場の急速な冷え込みもあって春と秋の予測では、大きな誤差を生じた。これに対し、今年は「未曾有の半導体不況を脱し、回復基調にある」と伸長に手堅い予測となっている。今後の見通しについては、2003年は16.6%増と2ケタ台のアップと本格的な回復を予想。
 日本市場は、2001年の20.4%増から2002年は4.7%増とマイナス幅は縮小しているが、依然厳しい状況が続く。WSTS日本協議会はマイナス幅の縮小について「デジタルカメラなどのデジタルコンスーマー製品が健闘した」ことを上げている。
2002年10月30日

7-9月の世界PDA出荷台数 前年比微増の260万台

 7-9月期(第3四半期)の世界PDA(個人情報端末)出荷台数は前年同期比0.9%増の260万台に達したと調査会社の米ガートナーが28日明らかになった。
 第3四半期に出荷されたPDAのうち、パーム、ヒューレットパッカード(HP)、ソニーで全体の58%を占めているが、特にパームは全体の30%以上も占める強力な地位を築いている。
 その一方でソニーと東芝がそれぞれ3.8倍と18倍という驚異的な成長率を遂げており、パームを急追している。なかでも、比較的PDAでは後発だった東芝が大幅に成長し、PDA市場に積極的な事業展開している。
 また、米国市場に限ってみるとパームのシェアが39%と圧倒的な強さを見せている。
 PDA用のOSはパームの開発する「パームOS」が以前として強く、パーム社製品だけでなく、ソニーやハンドスプリング、そのほかのメーカーにも採用され、全体のおよそ48%を占めた。
 しかし当期はマイクロソフトのPDA用OSを搭載した製品も初めて全体の30%を超えた。
2002年10月30日

ヤマダ電機 ダイエーの家電販売に協力

 ヤマダ電機とダイエーは30日、家電販売で相互協力することで基本合意したと発表した。当面、ダイエー子会社のパレックスが運営する横須賀店など4店舗の家電売場にヤマダ電機が店長を派遣するテナント出店のほか、将来はヤマダ電機が経営ノウハウを提供することや仕入れ面の提携も検討していく。
 ヤマダ電機は11月29日にダイエーの三宮駅前店と宮崎店、12月6日に横須賀店と大宮店の家電売場にテナント出店するほか、来春までに5店ほどをオープンする。
 両社は人員の派遣も協力課題にしているが、横須賀店はパレックスの社員をテナントのヤマダ電機に派遣する。
 すでにヤマダ電機がダイエーの直営店3店にテナント出店し、閉鎖した4店舗の跡地にヤマダ電機が出店するなど、個店ベースで協力関係にあったが、今後はダイエーの家電部門全体について提携していく。
2002年10月31日


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