電波新聞拾い読み 1999年7月

NTTデータとNTTドコモ ISP事業モバイル利用サービスで提携

 NTTデータとNTTドコモは、インターネットサービスプロバイダー(ISP)事業において、特に、モバイル利用に特徴を持ったサービスを提供していくことを狙いとして提携していくことで6月30日合意した。また、ソフトバンクとの間で株式売買契約を締結し、同社が保有しているISP事業者メディアバンクの株式60%をNTTデータ、NTTドコモ両社で買い取ることに合意した。メディアバンクは7月21日にドリームネットに社名を変更する。

99年7月1日



地上波デジタル放送で郵政省 「開始時期変更なし」

 地上波デジタル放送の実施が遅れるのではないかという一部の憶測に対し郵政省は、地上波デジタル放送は2000年の試験放送、2003年の東名阪本放送、2006年の全国放送スタートというスケジュールは変わらないと6月29日に明らかにした。
検討しているチャンネルシミュレーションは親局から進め次に大規模中継局、小規模中継局というように段階的に行っていく方針を定めた。
 今後の進め方(案)として、デジタルへの移行期間中、単一周波数ネットワークで、エリア内の一部の個所でデジタル放送の親局波と中継局波の間の混信の発生の可能性があるため、トータルコストが抑制できるよう、地域ごとにギャップフィラー局の設置、異なる周波数の使用、マイクロ回線の利用などの具体的方法を検討し中継局のチャンネルはSFN(親局と同一の周波数)を原則としつつ、一部の中継局のチャンネルについて、MFN(親局と異なる周波数)を採用する方針。
デジタル放送用周波数使用計画は、アナログ放送の周波数変更の進展状況に応じて、放送多少地域ごとに進める。来年4月頃全国の親局用の周波数の分配を定着、2001年に大規模中継局、小規模中継局と段階的に行っていく方針。

99年7月1日



マイクロソフト 「Windows2000」日本語β3提供開始

 マイクロソフトは6月30日、「ウインドウズ2000」日本語プレリリース版(ベータ3)の提供を開始した。今年中旬には企業ユーザー向けを、8月下旬には一般公募を実施する。
 ウインドウズ2000プロフェッショナルは、ウインドウズ98の優れた操作性と、ウインドウズNTの利点を拡張し、NTカーネルをベースに統合したプラットフォーム。
ウインドウズ2000サーバーおよび2000アドバンストサーバーは、Webベースの情報共有とアプリケーションを基盤として信頼性とスケーラビリティの向上を提供する。

99年7月1日



米AOL 欧で会員1000万人獲得めざし専用PC提供へ

 米アメリカ・オンライン(AOL)は6月29日、2002年までに欧州の会員数を1000万人に拡大するため、ただ同然か無料でインターネット専用のパソコンを提供することを検討していると明らかにした。
 最終決定はまだだが、早ければ年内にも実施する。
 インターネット上の情報を検索したり、電子メールを送ったりする必要最小限の機能付きパソコンの開発については既に米国の専門業者と協議中。業者側の試算では1台199ドル以下のパソコンが可能という。

99年7月1日



NTT宮津社長会見 インターネットで定額料金制 月額1万円程度に

 NTTの宮津社長と東日本電信電話会社の井上社長は、再編し、新体制で営業を開始した1日午後、都内で相次いで記者会見し、再編成を機にインターネットの本格的な普及に対応した定額料金制サービスの導入と一層の値下げを実施すると発表した。
 導入する定額料金制サービスは
1)定額制のIP接続サービス
2)定額料金型の割引料金サービスの拡充
3)ADSLを利用した定額料金サービス
の3件で、いずれもISDN回線での提供で年内には試験的にサービスを開始する計画。
 定額料金制サービスは発信側のISDN交換機で専用線的に接続し、新たに構築する地域IP網にアクセスし、インターネットプロバイダーのアクセスポイントまでを伝送する。料金は月額1万円程度の完全定額制。東京および大阪の一部地域からの試験サービスとなる。
 さらにADSLを利用した定額料金瀬サービスは上り200Kbps、下り500Kbps程度の非対称によるデータ伝送サービスおよびそれを利用したOCNサービスで年内をメドに試験提供する。

99年7月2日



米NS サイリックスのPC用プロセッサー事業をVIAに売却

 米ナショナル・セミコンダクター(NS)は6月30日、子会社サイリックスのPC用プロセッサー事業を台湾のVIAテクノロジーズに売却することで合意したと発表した。
売却額は非公開。売却の時期などの詳細は7月中に発表される。
 これによりVIAはサイリックスのPC向けCPUを引き続き開発・販売していく。

99年7月2日



米AOL eマシンに出資、無償PC提供でも提携

 米アメリカ・オンライン(AOL)は6月30日、低価格パソコン製造のeマシンに出資するとともに、無償パソコンの提供で提携すると発表した。
 合意により、eマシンは399ドルの「eタワー」パソコンを含む3機種にAOLおよび傘下のコンピュサーブのインターネットソフトウエアを標準搭載。さらに今夏から展開する販促活動の一環として、コンピュサーブの新規サービスへ3年契約で加入した消費者に対して400ドル相当のリベート提供を実施する。キャンペーン商品にはeタワーも含まれるという。

99年7月2日



コンパック ハンドヘルドPC「AERO8000」

 コンパックコンピュータは、ウインドウズCE H/PCプロ3.0を搭載したハンドヘルドPC「AERO8000」を今月下旬から出荷する。価格は128,000円。
新製品は、スマートカードによるセキュリティ機能を実現したB5サイズのハンドヘルドPC。
「ネットワークエクスプローラ」というアプリケーションを標準で搭載。サーバーの共有ファイルをアクセスできる。ネットワーク機能を利用したリモート・データアクセスにより企業ユースからパーソナル用途まで新たなモバイルソリューションを提供。
 本体はB5サイズの筐体に、10インチDSTN液晶を搭載、キーボードも18mmキーピッチを採用しており、抜群のモバイル性と操作性を実現している。

99年7月3日



三菱電機 複数波簡易無線機

 三菱電機は、ATIS装着義務化、複数波収容可能といったことで需要増が期待される複数波簡易無線機MT-810/850、FM-330シリーズ6機種を9月21日発売する。
携帯機
MT-810A01T(121,000円)150MHz帯3波収容 出力1W
MT-810D01T(121,000円)400MHz帯5波収容
MT-850A05T(142,000円)150MHz帯3波収容 出力5W
MT-850D05T(142,000円)400MHz帯5波収容

車載機
FM-330A05T(160,000円)150MHz帯3波収容 出力5W
FM-330D05T(160,000円)400MHz帯5波収容 出力5W

99年7月3日



TOA 同一空間で最大30チャンネル利用可能ワイヤレスマイクシステム

 TOAは、同一空間で最大30チャンネルまで使用できるワイヤレスマイクシステムを7月から発売した。
 新システムは、従来15チャンネルが限度であったチャンネル数を倍に増やしたほか、電波送信出力を6mW/2mWの2段切替とし、従来の倍の150mの電波到達距離を実現した。
 混信を軽減するため、使用されていないチャンネルを検索して表示するチャンネルチェック機能、アンテナ感度を調整するアンテナアッテネーター機能、受信感度を連続的に変化させるスケルチ機能のほか、トーン信号3モードを持つ。

99年7月3日



埼玉県警 オウム関連施設を一斉捜索

 オウム真理教の信者が実体のない会社の設立登記をしたとして埼玉県警公安一課と川口、草加の両署は2日午前、電磁的公正証書原本不実記載・同供用の疑いで、出家信者でオウム関連パソコンショップ店長板谷正博容疑者を逮捕。川口市のパソコン工場や東京・秋葉原のパソコンショップ、神奈川、名古屋、大阪の関連会社などオウム関連施設20カ所を家宅捜索した。
 調べでは、板谷容疑者は実際には事務所のない架空のパソコン関連卸会社「海宝」の登記を、東京都豊島区池袋3丁目を本店として東京法務局豊島出張所に虚偽の登記をした疑い。

99年7月3日



米アップル 「iMacそっくり」PCを提訴

 米アップルコンピュータは1日、韓国の大宇グループおよび同子会社の米フューチャー・パワーを相手取り、両社がiMacのデザインを不法に模倣したとして米カリフォルニア州サンノゼ連邦地裁に商品の販売差し止めを求める訴訟を起こした。
 問題となったフューチャー・パワーのパソコン「Eパワー」は、インテル製プロセッサとウインドウズを採用しているが、外見はiMacに酷似した半透明でカラフルなデザイン。先月ニューヨーク市内で開催されたPCエキスポの際にも”iMacそっくり”と話題になったばかり。
 アップル暫定CEOのスティーブ・ジョブズ氏はiMacのデザイン設計に相当額を投資してきたとして、法廷で断固戦う意志を示した。

99年7月3日



郵政省 CATV事業者に第一種電気通信事業を許可

 郵政省は2日、CATV事業者10社に対する第一種電気通信事業の許可を行った。第一種電気通信事業に参入したCATV事業者は合計86事業者になった。
・宮城ネットワーク(宮城県仙台市)
・倉敷ケーブルテレビ(岡山県倉敷市)
・いちはらコミュニティー・ネットワーク・テレビ(千葉県市原市)
・宇都宮ケーブルテレビ(栃木県宇都宮市)
・江東ケーブルテレビ(東京都江東区)
・北摂ケーブルネット(大阪府箕面市)
・滋賀ケーブルネットワーク(滋賀県大津市)
・ケーブルビジョン西宮(兵庫県西宮市)
・香川テレビ放送網(香川県坂出市)
・ケーブルメディア四国(香川県高松市)

99年7月3日



「ビックカメラ/ビックパソコン館新横浜店」オープン

ビックカメラ/ビックパソコン館新横浜店(横浜市港北区篠原町3660-2)6月18日オープン
 神奈川県下2店目
 新横浜駅ショッピングセンター「ASTY」内
 売場面積1990平方メートル

99年7月3日



甲府の甲電社倒産

 家庭用電気機器の地場卸会社の甲電社(甲府市下石田2丁目)は1回目の不渡り手形を出し、6月22日事実上倒産した。
民間調査機関によると、推定負債額は5億1,000万円。うち金融債務が3億1,000万円、一般債務が2億円と見られる。

99年7月3日



米AMDの「アスロン」 台湾各社も搭載システム出荷

 米AMDは第7世代プロセッサー「アスロン」の出荷を開始したが、台湾のコンピューターメーカーもアスロン搭載システムの出荷計画を明らかにした。
チップモジュールメーカーではVIA、ALI、SISの3社、マザーボードでは技嘉、微星の両社、またコンピューター大手のエイサーとFICは、それぞれ今年第3四半期中に新世代のMPU対応製品の出荷を計画している。
 マザーボードの技嘉と微星は新しいMPUの登場に積極的に対応する姿勢を表明した。しかしAMDの量産力を不安視、技嘉と微星はそれぞれアスロン搭載マザーボードの出荷時期を7月以後に決めた。また一部のメーカーはアスロンに関心を示したが、生産は来年以後の見込み。
一方、チップモジュールメーカーの対応はやや遅れ気味。VIA、ALIに続きSISも新しいMPUを支援する姿勢を明らかにした。しかし対応製品の出荷時期について、最も早いVIAでも10月以後になりそうという。
 チップメーカーの対応が遅れたため、台湾のマザーボードメーカーは当分AMDブランドのチップモジュール「Irongate」を採用することになる。

99年7月6日



秋葉原「T-ZONE本店」新装オープン

 亜土電子工業のパソコンショップ「T-ZONE本店」(旧店名T-ZONEミナミ)が6月25日に新装オープン、順調にスタートした。
同社は低収益店の見直しを図っており、秋葉原地区の店舗網再編もその一環。同時に、向かいの旧T-ZONEアップル館も取扱商品を見直して「T-ZONEアップルビギナーズ店」に名称変更して新装オープンした。
 また、電器街にあるほかの比較的小型店舗のアウトレット館、アップグレードギャラリー、東ラジ店の3店舗についても、今秋完成する3階建て、総売場面積500平方メートルの新店舗に統合する計画。こうした店舗戦略の見直しを含めた一連の対策により、粗利益率の大幅改善と販売管理費の削減を目指したいとする。

99年7月6日



知的財産権の判決を速報 最高裁がホームページで全文公開

 著作権や特許など「知的財産権」と呼ばれる権利をめぐる訴訟の判決について、最高裁は5日から、インターネットのホームページで全文公開を始めた。
対象は東京と大阪の地裁、高裁で言い渡された知的財産権訴訟のすべてで、判決翌日にはホームページの「知的財産権判決速報」コーナーで読める。
 これまで主な最高裁判決はホームページで公開されてきたが、地裁、高裁判決の公開は初めて。
 最高裁によると、特許などをめぐる国際競争が高まり、知的財産権訴訟の判決内容を一刻も早く詳細に知りたいという要望が産業界や大学などから寄せられていた。
 知的財産権の訴訟では絵や図面、回路図も判決に盛り込まれるが、これらはデジタルデータ化に時間がかかるため公開の対象外。
 最高裁ホームページは http://www.courts.go.jp/。

99年7月6日



NTTの東西地域会社 再編後初のサービス「マジックボックス」「iナンバー」

 NTT東日本とNTT西日本は5日、話中にかかってきた電話を知らせるキャッチホンの機能を拡充した「マジックボックス」と、ISDN加入者が低価格で新たな電話番号をもてる「iナンバー」の2つのサービスを今月12日から始めると発表した。
 旧NTTが今月1日に再編されて地域通信会社は東西2社体制となったが、両社の新サービス発表は再編後初めて。
 マジックボックスは、キャッチホンに電話転送サービスの「ボイスワープ」などの機能を追加したもの。契約者が話中の時にかかってきた電話はいったんNTTのセンターに転送され、発信者はセンターにメッセージ録音できる。料金は住宅用で月額800円。
 iナンバーの月額料金は300円。家庭用のISDNは2回線が利用可能だが、これまでは2つの番号を持とうとすると、月額では2番号分で1,800円かかっていた。iナンバーでは機能を限定し、低価格化した。

99年7月6日



6月のコンピューターウイルス被害385件

 情報処理振興事業協会(IPA)が6日発表した6月のコンピューターウイルスによる被害届出状況によると、電子メールで広がる新手のウイルス「エクスプローラージップ」の被害計6件が国内で初めて確認された。
 エクスプローラージップは米国各地で6月はじめに見つかり、世界中に拡大している。感染したメールの添付ファイルを開くと、特定の文書ファイルなどを破壊してしまう。
 1台が感染すると、ネットワークでつながっている他のパソコンにも被害を与え、6件の届出の中には、ネットワーク上で共有する約5000のファイルが破壊された例もあったという。
6月の被害届出件数は385件。今年上半期の累計は1936件となり、前年同期の982件と比べほぼ2倍に急増している。

99年7月7日



メルコ 12.1インチ液晶ディスプレイ、ノート用大容量HDDなど新製品

12.1インチTFT液晶ディスプレイ
FTD-ST12A(89,800円)

DOS/Vノート用10GB内蔵ハードディスク
DVN-10GX(69,800円)

ベースクロック133MHz対応256MBメモリー
VS133-256M(105,000円)
VS133-E256M(120,000円)

10M/100M PCIバス用LANボード
LGY-PCI-TXL(2,680円)

99年7月7日



パトライト RS232Cで制御のリレーユニット

 パトライトは、パソコンのRS-232C出力からのデータで回転灯、表示灯、音/音声製品などを制御することができる「パソコン出力リレーユニット」(PHC-100型、オープン価格)を8日から発売すると発表した。
 入力はRS-232C、出力は汎用性の高い無電圧接点(リレー接点)出力。パソコンのRS-232Cポートとストレートケーブルで配線できる。また、出力接点数は8点で、各接点は独立している。
出力接点容量は3A(AC125V、DC30V)であるため、同社回転灯、表示灯、音/音声製品のほとんどを制御することができる。さらに、出力端子にはスクリューレス端子を採用し圧着などの電線加工が不要なため簡単に配線できる。
同社ホームページは、http://www.patlite.co.jp/。

99年7月7日



小型風力発電機とソーラーパネルのセット ハイブリッドパワーシステム

 小型風力発電機の専門メーカー・ゼファー(東京都渋谷区初台1-51-1)は、今月2日から小型風力発電機「ゼファー500」とソーラーパネルをセットにしたハイブリッドパワーシステム「Zephyr ECO-10」(標準価格299,800円)を発売している。
 クリーンエネルギー発電システム「Zephyr ECO-10」は、さまざまな気象条件で発電が可能なように、風力発電機とソーラー発電機両方を備えており、専用コントローラー、取付キット、バッテリー、インバーターをセットにしている。
日曜大工レベルの作業で設置ができ、取り付けたその日から実際に使用することができる。
 発電電力が不足した場合は商用電気に自動的に切り替わるECOスイッチを付属しているので、無風や曇天が続いたときでも電力が途絶えることはない。また発電電力を高性能バッテリーに蓄電することができる独立電源システムなので、停電や災害時に非常用電源として有効に利用することができる。

99年7月7日



富士通が「FMVシリーズ」対象にインターネットでリナックスの動作確認

 富士通は、同社星パソコン「FMVシリーズ」でのLinuxの動作確認をインターネットのパソコン情報ページ「FMWorld」で27日から提供を開始する。
 対象とするディストリビューションは「日本語RedhatLinux」「TurboLinux」を予定。

99年7月7日



携帯、PHSの加入合計 5000万台に迫る

 郵政省が明らかにしたところによると、移動電話(携帯・自動車電話)・PHSの加入者数は6月末時点で4970万2000加入となり、5000万加入にもう一歩と迫った。普及率も39.2%に達した。
 携帯・自動車電話の加入者数は4394万6000加入、前年度末比241万6000加入増となった。普及率は34.7%。
 一方、PHSは2ヶ月連続の減少となり、6月末に575万6000加入となった。前月末比3万2000減となり、普及率は4.5%。

99年7月8日



NTTコミュニケーションズ 10月にNTT国際ネットワークを吸収合併

 NTTコミュニケーションズとNTT国際ネットワーク(NTTWN)は、10月1日合併するため7日、郵政大臣に合併の認可申請を行った。
今回の合併は、NTTコミュニケーションズが、NTTWNを吸収し、存続会社とし、NTTWNのサービスをすべて引き続き提供する。
 合併後、NTTコミュニケーションズは、国内電気通信事業などの営業を行い、国際ATMサービス、国際専用サービス、インターネット・ゲートウエイ・サービスも提供。さらに、10月1日から国際電話サービス「0033」サービスを提供する予定。

99年7月8日



NTTドコモ 携帯/PHS両用データカード

 NTTドコモは、パソコンに入れて、携帯電話とPHSのどちらに接続してもデータ通信に使えるPCカード「モバイルカード デュオ」を4日から関東甲信越地域だけで発売する。14,800円。
 同社の携帯電話、PHS、複合端末「ドッチーモ」のいずれにも接続できる。

99年7月8日



5000通のメールがまだ滞留 DDIポケット、復旧に遅れ

 最大で8万通のインターネットメールが滞留したPHSのDDIポケット電話グループ9社のメール障害は7日午前までに回復作業が進んだものの、なお5000通前後のメールが滞留しているという。
 同社によると6日の午後4時には5万通が滞留していたが、その後メールの処理能力を応急処置的に増強するなどして滞留を減らした。

99年7月8日



電子メールのウイルス退治ならまかせて 加社がサービス開始

 企業向けの電子メール集配信を請け負うカナダのエレクトリック・メール社は6日、電子メールを通じて感染するコンピューター・ウイルスを退治するサービスを提供すると発表した。
 送・受信する電子メールを同社の探知システムを経由させることで、隠れているウイルスを瞬時に見つけ、破壊する。
同社は1日平均、ウイルスに感染したメール8000通を検出しているため、ウイルス破壊サービスの提供を決めたとしている。
 同社の既存顧客には無料で、また世界で先着50社には月50ドル(約6,000円)で同サービスを提供する。

99年7月8日



富士通 ニフティとインフォウエブ統合「新プロバイダー」11月スタート

 富士通と、その100%子会社であるニフティは8日も富士通が運営するインターネットサービス「InfoWeb」とニフティの総合オンライン情報サービス「ニフティサーブ」を統合し、新たに「@nifty(アット・ニフティ)」ブランドで11月からサービスを提供すると発表した。
 インフォウエブは62万会員、ニフティサーブは273万人を有しており、統合すれば335万会員のメガ・プロバイダーとなる。サービス開始の11月には350万会員、今後5年で1000万会員を目指す。
 なおアット・ニフティのサービスはニフティが実施。これに伴い富士通、ニフティ・ジー・サーチの関連部門を結集し、サービスの向上を図る。またアット・ニフティをコンシューマー向けのインフラと位置づけ、パートナー企業に向けて、ネットワークを活用した新しいビジネスチャンスを提供する。
 両会員が現在利用しているサービスと両会員の資産はアット・ニフティサービスにおいても継続・継承し、またパソコン通信型サービスも現在の形態で継続利用できる。

99年7月9日



高度道路交通システム計画推進へ 警察庁が指針まとめる

 光通信など最先端技術を駆使して渋滞のない環境にやさしい交通を目指す「高度道路交通システム」(ITS)計画を推進するため、警察庁は8日、専従の担当者を置くなどの取り組み指針をまとめた。
 ITSは、自動車と道路との間の情報交換技術を核に、事故の減少や渋滞の解消、歩行者の支援を図る一連の総合プロジェクト。車搭載のカーナビゲーションに渋滞状況など道路情報を提供する道路交通情報通信システム(VICS)の実用化で先行している警察庁のほか、建設、郵政など5省庁が関連計画を進めている。
 警察庁によると、VICSは1996年4月に運用を開始。2001年4月には全国で運用を始める予定。システム対応のカーナビ装置も今年3月までの販売台数が100万台と急速に普及している。
 また走行中の車両とデータをやり取りする光ビーコンなどの感知器約12万基を全国の道路に既に設置した。

99年7月9日



東芝など4社 PHS利用徘徊者探知・追跡システム実用化へ

 東芝、ジェイ・ジー・テレネット、ローカス、ゼンリンの4社が参加している徘徊者探知・追跡システム実用化支援企業コンソーシアムは、4月末にPHSを利用した徘徊者探知・追跡システムの実用化に向けた実証実験を終了し、同システムの運用データの分析により、位置精度は実用上十分であることが実証された。
 今回の実証実験は、通産省の「次世代GISモデル事業」として、昨年11月から関東・甲信越地区の約500世帯のモニターを対象に、痴呆症・徘徊性高齢者、知的障害児などに小型軽量端末を携帯させ、現実の徘徊発生事例に基づき、検証を行った。
 今後、高齢化社会への対応や福祉分野の強化などの社会的要請に応えることを目指すという。
 なお、今回のシステムは、地理情報システム(GIS)と高精度PHS利用位置探索技術を組み合わせた精度の高い位置検索システム。

99年7月9日



ジャストシステム 「一太郎10」発売

 ジャストシステムは8日、日本語変換システムATOK13を搭載した日本語ワープロソフト「一太郎10」を9月下旬に、また統合グラフィックソフト「花子10」も同時発売すると発表した。
 一太郎10は20,000円、花子10は12,000円。なおATOK13は9,800円で11月に発売予定。

99年7月9日



富士通 パソコン買い換え・買い増し対象のキャンペーン

 富士通は、パソコンFMVユーザー向けに、パソコンの買い換え・買い増しを対象とした「VtoVキャンペーン」を9日から9月30日まで実施する。7日発売のFMVシリーズを購入し、同キャンペーンに申し込むと、もれなく「サポートパック」がプレゼントとされる。
 「サポートパック」には、会員制サービス「富士通パソコン・メンバーズサービス」の入会金・年会費が1年間無料と、万一パソコンが故障した場合、自宅から修理品を引き取り・修理後に届ける「富士通パソコン修理便」の無料クーポン(1年間1回有効)に加え、オリジナルクイズソフト「アタック25」がセットされている。

99年7月9日



メルコ 家庭向け無線LAN拡充

 メルコは急速に普及しているインターネット市場に向けて、無線LAN「AIRCONNECTシリーズ」のホームユース向けラインアップを拡充、ルータ、LANボードなどの新製品を8月上旬に発売する。

無線LANルータ機能搭載アクセスポイント WLAR-T1(59,800円)
ルータ簡単導入パック WLAR-PCM2(98,000円)
無線LAN PCIバスボード WLI-PCM(34,800円)
オプションボード WLI-PCI-OP(7,800円)

また、DOS/Vコンポ用ペンティアムII/III対応ATXマザーボードMMV-XB6S(26,000円)を今月下旬から発売する。

99年7月10日



TOA 卓上型ワイヤレスPAシステム

 TOAは、特定小電力無線局C型ワイヤレスマイク波を使用したワイヤレスPAシステムシリーズを10日から発売する。

PLLシンセサイザー方式卓上型送信機 WM-1110(44,000円)
PLLシンセサイザー方式卓上型受信機 WT-1110(36,000円)
アンテナ結合ユニット YW-1110(20,000円)
アンテナ YW-1110(16,000円)
耳掛け型イヤホンパッド YP-E401-PAD01(100個入り、8,000円)
ページングマイクロホン PM-660W(9,800円)
充電器 BC-1100-4(36,000円)

99年7月10日



TDK ヘッドクリーナー、レンズクリーナーモデルチェンジ

 TDKは、ヘッドクリーナー、レンズクリーナーの各ラインアップを全面的にモデルチェンジし、シリーズ名も新たに「リフレッシュ・シリーズ」として全18アイテムを9月21日から発売する。

MD用 ヘッド&レンズクリーナー2品種(各3,000円)
ヘッドクリーナー2品種(各2,500円)
レンズクリーナー2品種(各2,000円)

CD用 音楽録音用CDレコーダー対応レンズクリーナー(2,000円)
CDレンズクリーナー2品種(各1,500円)
ハンディタイプCDクリーナー(1,500円)
CDクリーニングクロスセット(1,100円)
TVゲーム機用CDレンズクリーナー(1,500円)

DVD用 レンズクリーナー1品種(2,500円)

オーディオカセット用5品種

99年7月10日



DDIポケット電話グループ 高機能通信端末「エッジ」導入

 DDIポケット電話グループ各社は、エリア・インフラの充実とともに高機能通信端末「エッジ」を導入、従来のPHSとは全く違うサービス性を訴求する。
 高機能通信端末「エッジ」は
1)ハンドオーバー性能向上で移動中でも話が途切れない
2)64Kbpsデータ通信「α-DATA64」機能により高速かつ途切れないデータ通信
 ができる。
3)直送メールからインターネットメールまで幅広く対応する「PメールDX」機能を持つ
などの機能を標準搭載する。
 64Kbpsデータ通信は今月下旬から開始、低料金でISDNと同等の通信速度を実現する。
 「エッジ」は、大幅に改善したエリア・インフラ環境と高機能端末の相乗効果による「PHSでもなく携帯電話でもない全く新しい高機能メディア」として積極的にアピール、新規需要開拓を狙う。
 新カテゴリーネームは、Hibrid(ハイブリッド)High-quality(ハイクォリティ)Hyper(ハイパー)を由来とし「H」は基地局の形を表す。「エッジ」という言葉の持つ「鋭い」「先を行く」「自分のスタイルを持つ」などの意味をDDIポケット電話グループの提供する通信サービスのイメージとする。

99年7月13日



三洋 移動しても音切れの少ないPHS「PHS-J80」

 三洋電機は12日、移動しても音切れの少ない業界初のPHS電話機「PHS-J80」(20,000円)を26日に発売すると発表した。
 新製品は、業界初のダブルシンセサイザー方式の採用により、ハンドオーバー前後には2つの基地局と通信させることで、切替がスムーズにできる。PHS標準方式PIAFS、DDIグループのα-DATAの両方式で、最大64Kbpsの高速データ通信が可能。
 連続待ち受けは約700時間、連続通話は約6時間。幅39×高さ119×薄さ18mm、重さ約69g。

99年7月13日



シャープ 新OS搭載の携帯情報端末 来年初めにも欧州で発売

 シャープは12日、新たなOSを搭載した携帯情報端末(PDA)を2000年初めにも欧州で発売することを明らかにした。
 大手通信機メーカー、ノキアなどが設立した「シンビアン」が開発した次世代PDA用のOSを採用する。
 シャープは「ウインドウズCE」を搭載したPDAをすでに日米欧の市場で発売している。
 シンビアンのOSはウインドウズCEに対向するOSに成長する可能性があり、双方のOSを採用することで規格争いのリスクを回避するのが狙い。

99年7月13日



アイコム 複数波簡易無線6機種

 アイコムは複数は簡易無線に対応した携帯型4機種、車載型2機種の簡易無線機を、7月下旬に発売する。すべてオープンプラス。
携帯型
IC-VH25ACT VHF帯5W 3ch
IC-VH21ACT VHF帯1W 3ch
IC-UH25ACT UHF帯5W 5ch
IC-UH21ACT UHF帯1W 5ch
幅53×高さ107×奥行き26.4mm、重さ270g

車載型
IC-VM2005ACT VHF帯 3ch
IC-CM2005ACT UHF帯 5ch
幅125×高さ25×奥行き155mm、重さ650g

99年7月13日



TDK キャラクターに「名探偵コナン」 ビデオヘッドクリーナー

 TDKは、VHS/S−VHS用ビデオヘッドクリーナーの新シリーズとして、クリーニング映像キャラクターに「名探偵コナン」を採用した「名探偵コナンと解決 VIDEOヘッドクリーナ」TCV-25F(1,300円)をはじめとする「リフレッシュシリーズ」6機種を9月21日から発売する。
 25Fは、コミックやテレビ、映画で人気の名探偵コナンをキャラクターに採用した映像入りビデオヘッドクリーナー。主人公のコナンによるガイドとストーリーで、1回約30秒のクリーニングが楽しく簡単に行える。

99年7月13日



TDK CD-R/RWドライブ事業参入 ポータブルタイプ発売

 TDKは、CD-R/RWドライブ事業に参入する。
 第一段製品として、ポータブルタイプのCD-R/RWドライブ「PCD4420RW」を開発した。19日から販売を開始する。価格は69,800円。
 今回開発したのは、CD-R4倍書き込み、CD-RW4倍書き換え、CD-ROM20倍読み出しのドライブ。業界最薄クラス、高さ22mmのコンパクトなボディーを採用した。ノートパソコンのPCカードスロットに接続して手軽に使える。ATAPIインターフェイスを採用、CardBusにも対応する。ライティングソフトはB'sRecorderGOLDを標準添付。ウインドウズ95/98のプラグ&プレイ対応で、ホットプラグが可能。
 ラインアップ補完のため、24倍速のポータブルCD-ROMドライブ「PCD2400」(19,800円)も3000台限定で同時に発売。

99年7月14日



NTTコミュニケーションズ 無線使用の市内通信に参入へ

 NTTコミュニケーションズが、郵政省に市内通信の認可申請をしたことが13日わかった。再編成によって、同社は利用者に直接つながる加入者網を持たなくなったため、当面、無線を使った回線網を構築し市内通信に参入する。
 無線の市内通信は、交換局と利用者の間を、ケーブルではなく無線で結ぶシステム。郵政省が1998年12月、インターネットなどに利用する大容量の無線市内通信を解禁している。

99年7月14日



NTTドコモ 最新の音声処理技術利用のシステム導入検討 携帯電話の音質向上へ

 NTドコモは13日、携帯電話の音質向上策として、最新の音声処理技術を利用したシステムの導入を検討していると発表した。基本的には秋以降に首都県全域で利用できるようにしたい考えだ。
 NTTドコモは新方式について「cdmaOneとそれほど変わらないと思う」としており、音質面で巻き返しをめざす考えだ。
 NTTドコモは現在「ハーフレート」と呼ばれる音声処理技術を採用しているが、電波同士が干渉しやすい欠点があった。
 新システムではハーフレートの倍の電波を使う「フルレート」を採用。音質が向上し、通話が切れにくいという特徴がある。東京デジタルホンなどもフルレートを採用している。

99年7月14日



不人気なら翌週値下げ 旧式ソフトをインターネットで販売

 コンピューターソフトのシステムソフト(福岡市)は「定価の50%から販売を初め、人気がなければ値下げし、買う人がいれば値を戻す」という旧式ソフトの新サービス「ソフトそうば」をインターネット上で始めた。
 ソフトそうばは、原則として定価の半額で売り出し、注文がなければ毎週10%ずつ値下げしていく。
 逆に値が下がった商品も定価の半額を上限に、注文がある度に次週から10%値上げする。
 当面、同社などの在庫品を販売して行くが、今後は同業の30社以上へ参加を募る計画。

99年7月14日



米業界団体 インターネット配信音楽の不正コピー防止技術標準化へ

 インターネット配信によるデジタル音楽の不正コピー防止技術標準化をめざす業界団体「セキュア・デジタル・ミュージック・イニシアティブ(SDMI)」は13日、携帯機器向けオープン仕様の初版を発行した。
 これにより家電およびコンピューターメーカー各社が順次、準拠した専用携帯再生機などを年末商戦に向けて開発・生産開始するものと見られている。
 今後年末にかけて発売されるSDMI準拠のポータブルプレヤーについては、現在海賊版を除去するスクリーニング技術を策定中のため、既存のCD音楽やパソコンを使って既にダウンロードされたMP3圧縮フォーマットなど、あらゆるデジタル音楽の再生が可能。ただし初期製品についてはすべて同技術へのアップグレード機能を義務付けている。またスクリーニング技術確立後は、レコード会社がSDMIフォーマットで記録・配信したデジタル音楽のみ再生可能とし、海賊版は再生できなくなる。ただし、購入したCDやMP3などのフォーマットで既に配信済みの音楽については引き続き再生可能とした。

99年7月15日



BSデジタル放送 データ放送に「XML方式」

 放送衛星(BS)を使って2000年にはじまるデジタル放送で、データ放送には「XML方式」という新しい方式が採用されることが13日わかった。同日開かれた電気通信技術審議会のデジタル放送システム委員会で承認され、2000年末の放送開始に間に合うように受信機の開発が本格化する。
 XMLは現在インターネットで使われているコンピューター言語の次世代の言語で、高速大容量の次世代インターネットへの採用が確実視されている。絵や文字で情報を自由に引き出せるデータ放送でも適当として、採用が決まった。データ放送に取り組むNHK、民放キー局や、主要電機メーカーもXML方式の採用で既に合意。今後テレビに付けてデジタル放送を受信するアダプターの開発が本格化する。

99年7月15日



三菱 薄さ12mmのマルチメディアディスプレイ

 三菱電機は、TFTカラー液晶モニター「ダイヤモンドクリスタ」の新コンセプトシリーズの第一弾として、薄さ12mmのマルチメディアディスプレイ「MDT121X」(12.1型)の販売を開始した。価格は99,800円。
 「MDT121X」は、ディスプレイモニターをパソコンの表示装置としてだけでなく、パソコンモニター+液晶テレビ+ビデオモニターのマルチ表示を1台で実現。
 ツートンカラー&スケルトンのディスプレイは、薄さ12mm、質量980gと軽量設計で、卓上用のチルト台から取り外し、そのまま壁掛けも可能で置き場所を選ばない。

99年7月15日



松下/松下寿電子 外付けスーパーデスクドライブ 来月発売

 松下電器/松下寿電子工業は15日、ウインドウズ98とMacの両方に対応しUSBインターフェイスを備えた外付けタイプのスーパーディスクドライブをパナソニックブランドで発売すると発表した。
 新製品のスーパーディスクドライブLK-RMB330UY(25,800円)は120MBで2HD/2DDフォーマットとの互換性を有する。さらにウインドウズとMacintosh用の専用USBデバイスドライバーを付属しており、スーパーディスクドライブとして初めてマルチプラットフォームに対応。ウインドウズとMacとの間でのデータ交換が可能である。
外形寸法は幅111.0×高さ21.5×奥行き167.0mm。

99年7月16日



米AMD 第2四半期売上高13%増

 米AMDが14日発表した99年第2四半期売上は前年同期比13%増の5億9,500万ドル、純利益は7,989万ドルだった。しかし当期の税引後のヴァンティス売却益や事業再構築引当費を差し引くと1億6,200万ドルの損失になる。
 同社の主力商品「K6」プロセッサーの今第2四半期出荷量は370万個で、第1四半期の430万個から減り、K6の平均販売価格も67ドルと、先期の78ドルから下がっている。

99年7月16日



NTTドコモ ホームページ閲覧可能な新携帯端末「ブラウザボード」

 NTTドコモは16日、携帯電話を使って電子メールが送れる「ポケットボード」シリーズの新端末「ブラウザボード」を26日に発売すると発表した。
インターネットのホームページを閲覧する機能が付いた。価格は31,900円。
 関東甲信越で発売を開始し、販売地区を順次拡大していく。
 幅16cm、重さ305gでモノクロ液晶画面。ドコモの携帯電話かPHSを接続して使う。
 製造はシャープで、同社製「コミュニケーションパル」と基本的に同じ機能となっている。

99年7月17日



メルコ USB対応外付けMOドライブなど

MOドライブ「MOS-S540USB」(63,500円)
本体のインターフェイスはSCSI-2で、同梱のUSB変換アダプターにより、USB接続が可能。

10/100M対応16ポートスイッチングハブ「LSW10/100-16H」(39,800円)

AGPグラフィックボード「WGA-TS32U」(32,800円)
PCIグラフィックボード「WGA-SF32P」(24,800円)

99年7月17日



地上波デジタル放送で野田郵政相 「周期数割当延期は後退ではない」

 野田聖子郵政相は16日都内で講演し、地上波デジタル放送開始のためのチャンネル周波数の割当時期を、当初より1年半以上延期したことについて「(本放送を)見切り発車でなく、完璧なものにするためで、後退ではない」と述べた。
 郵政相は「パソコンはデジタル技術を基に作られ、最終的にデジタルのネットワークは、放送のデジタル化で完結する」と延べ、地上波放送のデジタル化の必要性を説明。
さらに「21世紀の政策の主要課題として、放送現場と歩調をそろえて進めていきたい」として、官民一体でデジタル化の事業を進めることを強調した。
 郵政相は共同通信社の放送協議会で放送事業者向けに講演した。

99年7月17日



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