英オープンシグナルはこのほど、モバイルユーザーの体感を分析した「モバイル・ネットワーク・ユーザー体感レポート」を公開した。
同社は世界中で1億台以上のデバイスから毎日収集された数十億の測定値を使用し、ワイヤレス業界で最大の規模と頻度で全世界のモバイル・ネットワーク・エクスペリエンスを分析している。オープンで透明な評価手法を用い、中立的な立場でのリポートを提供。通信監督官庁や業界団体、コンシューマ、金融など幅広い業界に影響を与えている。
日本の通信事業者を対象とした調査では @スピードおよび遅延 A4G利用率 B4Gカバレッジ Cモバイルゲーム体験 Dビデオ体験 Eボイスアプリ体験 Fダウンロード速度 Gアップロード速度−の8つのカテゴリで調査・分析した。
日本の通信事業者が提供するモバイルネットワークはも世界トップクラスの優れたネットワーク環境と評価された。画像やビデオのアップロードスピードではドコモとソフトバンクが優勢。auは4G接続の高い可用性を実現した。ドコモはダウンロード速度で最も優れたスピードを提供している。
調査では日本でのサービス開始が間もないこともあり、5Gに関する調査は行われなかった。