携帯電話大手による次世代通信規格「5G」サービスが25日、始まった。NTTドコモが同日、先陣を切り、KDDIは26日、ソフトバンクが27日にスタート。楽天は6月に参入予定で、5G時代が本格的に幕を開けた。各社は高速大容量のデータを伝達できる利点を生かし、高画質の動画配信サービスなどで顧客層拡大を狙う。
ドコモは25日、全国のドコモショップで対応スマートフォンの販売とサービスの受付を開始。料金プランは月額7650円(税抜き)で、各種割引を使えば4480円まで安くなる。データ上限は100GBだが、当面は使用量に制限を設けない。対応スマホの価格は約8万〜約12万円。
ドコモは当初利用できるエリアを東京、大阪、愛知など29都道府県の150カ所とした。