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電波新聞拾い読み 2020年2月27日

「スマートエネルギーWeek」開幕

 再生可能エネルギーなどの展示会を集めた国際総合展「第16回スマートエネルギーWeek2020」が26日、東京ビッグサイトで始まった。新型コロナウイルス肺炎が懸念される中、手厚い対策を講じて、予定通り28日まで開催する。
 当初、約1500社が出展を予定していたが、中国企業などの取りやめもあり約1300社に。「参加者数を減らした企業もある」という。
 会場では対策に余念がない。全ゲートで、サーモグラフィによる体温測定を実施。規定以上の体温の場合、常駐の医師や看護師と面談させる措置を取ったほか、マスクも配布した。


韓国サムスン電子 16GB LPDDR5 DRAM量産を開始

 韓国のサムスン電子は25日、次世代プレミアムスマートフォン向けとして業界初となる16GB LPDDR5 DRAMの量産を開始したと発表した。
 データ転送は5500Mbit秒で、前世代LPDDR4Xに比べ1.3倍速い。また8GB LPDDR4Xと比べると、2倍の容量で20%の省電力を実現している。
 12Gbitのチップ8個と8Gbitのチップ4個で構成される16GB LPDDR5により、今日、多くのハイエンドノートPCやゲーミングPCに見られる2倍のDRAM容量をスマホに搭載できるとサムスンは自信を見せている。
 今後も世界的に次世代高速通信規格5Gの商用化が加速するのに伴い、高速、低消費電力LPDDR5モバイルDRAMに対する需要は大幅に拡大するとみられている。


電波新聞拾い読み 2020年2月27日