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電波新聞拾い読み 2019年10月8日

マランツ HDMI入力に対応のHi-Fiステレオアンプ

 マランツは、Hi-Fiステレオアンプ「NR1200」を10月中旬に発売する。税別価格は7万8000円。
 ラックに収納しやすい高さ105mmのスリムな筐体ながら、NR1200専用の大型EIコアトランスとカスタムコンデンサによる強力な電源回路を搭載しており、定格出力は75W(8Ω)の大出力を誇る。
 D/A変換回路には、上位モデルでも採用実績のある旭化成エレクトロニクス製32ビットD/Aコンバータ「AK4458VN」を搭載している。NR1200ではL/Rそれぞれに2ch、合計4chのD/Aコンバータを用いるダブル・ディファレンシャル構成のD/A変換回路を採用。ノイズを低減することにより、高いS/N比と透明感の高い空間表現を実現している。
 アナログオーディオ回路には入力セレクタ、ボリューム、出力セレクタそれぞれの機能に特化した高性能カスタムデバイスを用いることにより、信号経路を最短化。不要な回路を引き回しを排除することにより、透明感が高く、情報量の豊かなサウンドを実現している。
 HDMIセレクタは5入力/1出力を装備。ARCとHDMIコントロール機能に対応しているため、接続や操作も簡単にできる。
 ネットワークオーディオ機能はHEOSテクノロジーにより、Amazon MusicやAWA、Spotifyなどの音楽ストリーミングサービスにも対応している。


北陸総合通信局 富山県で臨時災害放送局の訓練

 北陸総合通信局はこのほど開催された富山県総合防災訓練に参加し、入善町総合体育館(富山県入善町)で、入善町の臨時災害放送局の訓練を行った。
 今回の訓練では実際の災害発生を想定し、入善町が県内のコミュニティ放送事業者の集まりである、日本コミュニティー放送協会と山地区連絡会(事務局=富山シティエフエム)と連携し、臨時災害放送局の開設訓練を災害対策本部内で実施した。
 同本部から次々に送られてくる被災情報などをリアルタイムで放送する一方、臨時災害放送局に富山県の石井隆一知事も出演し、災害時の速やかな対応の呼びかけを行うなど、災害時の緊張感を漂わせる雰囲気を強めた。
 当日は、北陸総合通信局から地方公共団体へ貸与可能な災害対策用移動通信機器の体験イベントも行った。


エリーパワー 屋内壁掛け蓄電システムにグッドデザイン賞

 エリーパワーの屋内壁掛け蓄電システム「POWER YIILE HEYA(パワーイレ・ヘヤ)」が、日本デザイン振興会が主催する「2019年度グッドデザイン・ベスト100」を受賞した。
 パワーイレ・ヘヤは、地震や風水害など自然災害を背景に大規模停電が頻発する中、非常用電源の必要性が年々高まっていることに応えて開発。
 非常用電源を一家に1台備える時代となり、居住空間での設置スペース確保の課題を解決する、コンパクトな壁掛けタイプのモデルとして設計された。


電波新聞拾い読み 2019年10月8日