米アップルは10日、カリフォルニア州の本社で発表会を開き、スマートフォン「iPhone」の新モデル「11」を披露した。カメラ機能を進化させたのが最大の特徴で、13日に予約の受付をはじめ、20日に発売する。動画やゲームの配信サービスの開始時期や価格も公表した。
二つのカメラを搭載した標準モデルは、従来の4倍の超広角に対応したほか、薄暗い場所でも自動的に適度な明るさの写真を撮影できる。6.1インチの液晶ディスプレイを採用し、日本での価格は7間か4800円からに設定。現行機種「XR(テンアール)」の発売時に比べて1万円安くした。
上位機種の「Pro(プロ)」(画面サイズ5.8インチ)と大画面の「Pro Max」(画面サイズ6.5インチ)は、背面に三つのカメラを搭載し、望遠にも対応。動画の撮影や編集機能も向上させた。価格は10万6800円から。