パナソニックは8月30日、「環境ビジョン2050」実現の加速に向け、事業活動で使う電力を50年までに再生可能エネルギー100%にすることを目指す国際的なイニシアチブ「RE100」に加盟した。
同社は17年6月に制定した環境ビジョン2050で、50年には使うエネルギーの削減とそれを上回るエネルギーの創出・活用を進めていく考えを示している。
RE100への加盟により、全社的に取り組む環境ビジョン達成に向けた取り組みを加速していく。
同社では、環境ビジョン2050達成に向け、第一弾となる中期計画「グリーンプラン2021」も策定。CO2ゼロ工場の拡大や再生可能エネルギーの導入、循環資源の活用など、エネルギーと資源を重点課題とした目標に取り組んでいる。
同社によると、18年度時点での使うエネルギーと創るエネルギーの比率は10対1という。50年に向けてこれを1対1にすることが目標だ。
今回の加盟により、50年までにグローバルで使用する電力を100%再生可能エネルギーに切り替え、CO2排出ゼロのモノづくりを目指す。