シャープは、位置測位向けビーコンの需要が今後急成長すると見られる中、世界最高レベルの発電効率を実現した色素増感太陽電池を搭載したバッテリ交換不要のビーコンを開発、ビーコン事業に参入した。
バッテリ交換不要のビーコンは、アモルファス太陽電池を搭載したものが発売されているが、搭載する色素増感太陽電池は2倍以上の発電効率を誇る。
一般的なビーコンは、ボタン電池や乾電池を点減として6ヵ月−2年に1回交換が必要。ビーコンは2m程度の高所に設置されるケースが多く、メンテナンス作業も大変。同社のビーコンは、高効率な色素増感太陽電池の搭載で小型化でき、メンテナンスも不要。50ルクス程度の低照度でも安定的に動作できる。