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電波新聞拾い読み 2019年5月13日

携帯値下げ法成立 端末代・通信料の分離、今秋にも義務化

 携帯電話の通信料金引き下げを促す改正電気通信事業法が10日の参院本会議で可決、成立した。端末代金と毎月支払う通信料を切り分ける「分離プラン」の導入を携帯電話会社に義務づけ、国際的に割高とされる通信料を下げるのが狙い。今秋にも施行される見通し。
 完全な分離プランが導入されると、NTTドコモやKDDI(au)、ソフトバンクなど携帯各社の通信料を簡単に比較できるようになるため、値下げ競争が熱を帯びそうだ。より割安に通信サービスを利用しようと、中古端末を店頭に持ち込んで回線契約を結ぶという人が増えるとみられ、中古端末市場の活性化につながる可能性もある。
 改正法にはまた、携帯大手に指導を委ねていた販売代理店に関して、総務省が業務実態を直接把握できるように届け出制が盛り込まれた。過剰な値引きや誤解を招く広告など不適切な営業行為があれば、迅速に行政指導を行えるようになる。


パナソニック BDレコーダ2機種

 パナソニックは、ブルーレイディスク(BD)レコーダ「おうちクラウドディーガ」の新モデル「DMR-BRW1060/560」を5月17日から発売する。
 「おうちクラウドディーガ」は、録画番組や放送中の番組だけでなく、ディーガにためた写真・動画やCD楽曲などのコンテンツをスマートフォン、タブレットで楽しむことができる。
 同シリーズでは、スマートフォンアプリ「どこでもディーガ」の進化により、録画した番組をスマートフォンで選んで簡単にテレビで見ることができるようになった。
 また、コミュニケーションアプリ「LINE」で外出先から話題の番組を検索し、そのまま録画予約することができる。
 価格はオープン。市場想定価格(税別)は「BRW1060」が6万円前後、「BRW560」が5万3000円前後。


JVCケンウッド ビクターブランドからウッドコーンコンポ発売

 JVCケンウッドは、ビクターブランドから”木”を振動板に採用した「ウッドコーンスピーカー」を搭載したコンパクトコンポーネントシステム「EX-HR10000」を、公式オンラインストア「コトSquare」限定モデルとして6月中旬から発売する。オープン価格。オンラインストアでの販売価格は14万8000円(税抜き)を予定している。
 同機は、これまで培ってきた独自の音響テクノロジーに加えて、”人工熟成ハイブリッド響棒”をはじめとした新たな高音質技術を投入。広い音楽空間と高い解像度を実現したシリーズ最高峰のプレミアムモデルとして投入する。
 ”木”を振動板に採用した同社独自の9cmフルレンジ「ウッドコーンスピーカー」を搭載。音の伝播速度を向上させるチェリー材の薄膜シートをコーンに最適配置した異方性振動板を採用し、コンパクトサイズながら広い音楽空間と解像度の高いサウンドを再生する。
 ブルートゥースを搭載し、対応するスマートフォンやタブレット内の楽曲のワイヤレス再生が可能。コーデックは高品位な伝送を可能とするAAC、aptXに対応する。


電波新聞拾い読み 2019年5月13日