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電波新聞拾い読み 2019年4月30日

バッファロー USB3.1対応ポータブルSSD

 バッファローは、USB3.1(Gen2)対応ポータブルSSD「SSD-PHU3-Aシリーズ(容量250GB、500GB、1TB)」を5月上旬から順次販売する。
 内蔵SSDには、HDDと同様のインターフェイスを採用したSATA SSDではなく、SSD本来の転送速度が発揮されるNVMe SSDを採用。
 Type-Cケーブルを使用したUSB3.1接続時では、従来品と比べて約2.3倍以上高速な約1000MB/秒のリード速度を実現した。また、金属筐体を採用してSSDの放熱を効率よく行うことで、動画編集などで連続使用の際も速度低下が起きにくい。
 米軍納入品の選定に用いられる米国MIL規格に準拠。万が一の落下による衝撃や、移動中の振動から保存されたデータを守る。
 税別価格は250GBモデルが1万4500円、500GBモデルが2万1700円、1TBモデルが3万5700円。


JVCケンウッド19年3月期連結 売上げ2%増

売上高 3,076億円 前年比2.3%増
営業利益 72億円 前年比4.7%増
税引前利益 64億円 前年比7.7%増
当期純利益 38億円 前年比61%増

 JVCケンウッドは、自動車向けのオートモーティブの減少があったものの無線などのパブリックサービスが増収となり全体売上げは前年比2.3%増収となった。営業利益は自動車向けの減収の影響があったものの、パブリックとAV関連のメディアサービスが大幅増益となり増益を確保。最終利益は税金費用の改善などで大幅増となった。
 オートモーティブは、OEM事業において純正の販売増や、市販における国内のナビやドライブレコーダが伸びたものの、海外市販の販売減の影響を受け全体は減収。営業利益は市販の減収やOEMにおいて中国の景気悪化、先行開発投資の増加から減益だった。
 パブリックサービスは、無線事業で米国子会社の販売が増加したほか業務用システムもグループ会社の貢献で増収。営業利益は黒字化を達成した。
 メディアサービスは、AVアクセサリやプロジェクタ、コンテンツビジネスが好調に推移したが、メディア事業におけるブランドライセンスビジネスの減少などで減収。半面、営業利益は販売構成比の変化や原価改善、コンテンツの増収効果により増益となった。
 20年3月期連結業績は、自動車向けOEMで減少が見込まれるがパブリックサービス、メディア事業の増収が見込まれることから増収増益を目指す。


電波新聞拾い読み 2019年4月30日