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電波新聞拾い読み 2019年4月24日

韓国・サムスン電子 折り畳みスマホ発売延期

 韓国のサムスン電子は23日、同社初の折り畳みスマホ「ギャラクシー・フォールド」の発売を延期すると発表した。当初は26日発売予定だったが、レビュー用に端末を配布されたメディアから、ディスプレイに不具合があるとの報告が寄せられたため。
 サムスンによると、画面の不具合は露出したヒンジの部分に関係するもので、端末内部にディスプレイ性能に影響を及ぼす物質も見つかったという。同社は今後、報告されたフィードバックについて評価し、社内でさらなる性能試験を実施。数週間以内に発売日を発表するとしている。


キヤノン 世界最軽量の一眼レフカメラ

 キヤノンはデジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X10」を25日に発売する。
 可動式液晶モニター搭載のデジタル一眼レフカメラにおいて、世界最軽量となる重さ約449gの小型ボディーを実現。子どもの運動会や友人との旅行などに気軽に携行し、エントリーユーザーでも簡単に撮影を楽しむことができる。
 一眼レフカメラならではの光学ファインダをのぞきながら、最高約5.0コマ/秒の連写が可能。ライブビュー撮影時は各画素が撮像と、位相差AFの両機能を兼ねる「デュアルピクセルCMOS AF」により、約0.03秒の高速AFを実現している。タッチ操作が可能なバリアングル液晶モニターを搭載し、様々な場面で撮影を楽しめる。
 有効画素約2410万画素のAPS-Cサイズ相当のCMOSセンサーと、映像エンジンの組み合わせにより、解像度の高い静止画撮影や4K動画の撮影を実現している。
 価格はオープン、オンラインショップの税別販売予定価格はボディー(ブラックのみ)が7万7500円、レンズキットが8万7500円、ダブルズームキット(グラックのみ)が11万7500円。


ヤマハ スピーチプライバシーシステム

 ヤマハは、”聞かれたくない会話”を独自の情報マスキング音などでカモフラージュして会話のプライバシー(スピーチプライバシー)を守る、スピーチプライバシーシステムの新モデルとして「VSP-2」、専用スピーカ「同SP2」を6月に発売する。
 会話中に含まれる個人情報にも配慮を求める社会的ニーズの高まりを受け、同社は11年に主に薬局、病院などの小規模エリアやパーソナルスペースに向けて、スピーチプライバシーシステムの初代モデルとなる「VSP-1」を発売した。
 一方で、オフィスにおいてもマスキングのニーズが高まっている。オフィスのオープン化やWeb会議の普及によって、会話の内容を誰かに聞かれたくないという漏洩対策のほか、周囲から聞こえる声で仕事への集中力を妨げられたくないという侵害対策が求められている。
 今回発売するVSP-2は、音源となるアンプと音を発するスピーカを分離させたセパレート型を採用することによって、壁や天井にスピーカを柔軟に設置できるようにした。
 同SP2を用いてスピーカの設置数を拡張することで、小規模エリアだけでなく、約100平方メートルのオープンスペースなどの中規模エリア用としても使用できる。
 今回新たに搭載した情報マスキング音の調整機能により、遮音性能の低い会議室やオープンな打ち合わせスペースなど、設置環境に合わせた最適なマスキング環境を実現する。
 税別価格はスピーチプライバシーシステムVSP-2が17万8000円、専用スピーカ同SP2が2万8000円。


電波新聞拾い読み 2019年4月24日