電子情報技術産業協会(JEITA)が21日に発表した民生用電子機器の1月国内出荷金額は前年同月比1.3%増の955億円となった。
内訳は、映像機器が415億円で同2%減。オーディオ関連機器は同2.3%増の68億円、カーAVCは同4.2%増の472億円。
映像機器では4K(対応)テレビが好調だった。出荷台数は16万5000台で同41.6%増。32万2000台出荷の薄型テレビ全体に占める4Kの比率は51.4%で、今ではテレビ出荷台数の半分以上が4Kテレビとなった。
金額でも4Kテレビは234億円で、薄型テレビの全出荷額310億円に占める比率は51.8%と半分を超えている。
有機ELテレビの出荷台数は1万4000台、出荷金額は40億円。
昨年12月1日に始まった新4K8K衛星放送対応テレビの出荷台数は7万5000台、金額104億円。同放送対応チューナは1万5000台の出荷、金額で4億円だった。
スピーカシステムは7万4000台の出荷で9ヵ月連続のプラス。