パナソニックとトヨタ自動車は22日、車載用角形電池事業に関する新合弁会社の設立に向けた合意契約を締結した。
主な合意内容は、20年までに合弁会社(トヨタ51%、パナソニック49%出資)を設立する。合弁会社の事業範囲は、車載用角形リチウムイオン電池、全個体電池、次世代電池に関する研究・開発・生産技術・製造・調達・受注・管理など。
パナソニックは、車載用角形電池事業の開発・生産技術・製造・調達・受注・設備や人員など、トヨタは電池セルの開発・生産技術の設備および人員を、それぞれ合弁会社に移管する。移管対象事業に関わる両社の従業員は約3500人。製品は原則としてパナソニックを通じて、トヨタなど幅広く自動車メーカーに販売する。