日本を代表する電気街の秋葉原は早朝から国内外の観光客や買い物客が集まり活況。電気街ではオノデンなどが元旦から初売りを開始した。ヨドバシakibaは予定を早めてビル全周を取り囲んだ「夢のお年玉箱」を求める客を店内に誘導。通常開店時間の午前9時半には一般買い物客も詰めかけ、順番を待つお年玉箱と同時に、通常の買い物ができる態勢で臨んだ。
ビックカメラも「福ノ箱」事前抽選販売を実施。例年長蛇の列ができた有楽町店も混乱はなかった。
ヤマダ電機のLABI1日本総本店池袋は2日から初売り。新春福袋と新春日替わり特価セールなどを事前告知。来店客は目的の各売り場に散ってスムーズに買い物が行われた。
晴天の関西。ヨドバシカメラ梅田は、「元旦は、夢のお年玉箱を求める客で開店前に2200人が列をつくったという。45種のお年玉箱を用意。開店直後に一眼レフデジカメ、ミラーレス機種、高級カメラ、SIMフリースマホ、タブリット、PC、玩具のお年玉箱が完売。
上新電機日本橋1ばん館は、エアコンや季節商品、調理家電、テレビが売れた。フロアごとに福袋を用意し雰囲気を盛り上げた。
名古屋は最高気温が10度の風のない穏やかな晴天の元日。ビックカメラ名古屋駅西店は、ポイントサービスを行い、カマホやポータブルオーディオ、専用暖房機、掃除機、調理家電、玩具・ゲーム、PCサプライなど、持ち帰り製品購入客が目立った。台数限定の福ノ箱は、BDレコーダ、ミラーレス一眼、フルワイヤレスイヤホン、ノートPC、ゲーム機が午後までに完売した。
エディオン東海通店(名古屋市港区)は、石油暖房機や調理家電福袋が人気を集めた。LED照明や小型の生活家電品を求める客で賑わった。
ヨドバシカメラ仙台の初売りは、2日午前6時開始。気温は0.4度と低かったものの晴れで、開店前には約2000人が並んだ。「夢のお年玉箱」はPC、カメラ、テレビ・レコーダ、オーディオ、家電などの金額別のお年玉箱や日替わり商品、新春ドリームセットなどを買い求める人でレジ前は混雑した。
広島の元日は晴れ。気温は平年より2度ほど低い年明け。エディオン広島本店は、平成最後の初売りとして多くの福袋を用意。台数限定セットなどを中心に次々と売れた。
よく売れたのはPCとカメラ。台数限定の日替わり品も人気だった。
元日の福岡は寒気が緩み朝から薄曇りの年明けだった。昼間は手袋なしでも過ごせるほどで、繁華街は買い物客や破魔矢片手の初詣帰りの人が目立った。ベスト電器福岡本店の初売りは、開店1時間前には約50人が並んだ。店頭で抽選会を行った携帯電話は前年比122%と好調。福袋はFUNAI製43型の4Kテレビとチューナ、HDMIケーブルの3点セットが一番人気。パナソニック製ヘアドライヤー入り美容家電セットも売れた。元日が初売りのショッパーズモール中間店は洗濯機が同121%。佐賀市の佐賀店はエアコンが同159%、洗濯機が同156%と健闘した。