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電波新聞拾い読み 2018年12月28日

11月の国内PC出荷額34%増

 JEITAが発表した11月の国内PC出荷実績によると、出荷台数は前年同月比23.9%増の54万5000台、金額は同33.8%増の542億円となった。
 働き方改革の推進を背景に法人向けが伸びたほか、ゲーム用などで個人向け需要も拡大し、台数、金額とも4月以降で最大の伸びを記録した。
 出荷の内訳は、デスクトップが同8.8%増の12万6000台、ノート型同29.3%増の41万9000台。


アイオーデータ 新4K放送対応HDDレコーダ

 アイオーデータ機器は、新4K衛星放送に対応したBS/CS 4Kチューナと録画用ハードディスク(2TB)がセットになったHDDレコーダ「HVT-4KBC2T」を12月下旬に発売。価格は4万4500円。
 2TBのHDDは、新4K衛星放送の映像を、そのままの画質で約128時間録画することができる。


シャープ 28GHz帯5G無線で高速移動体へ8K映像伝送

 シャープは、NTTコミュニレケーションズ、NTTドコモ、東武鉄道と連携し、第5世代移動通信方式(5G)により高速移動体へ8Kの映像コンテンツを伝送する実証試験に成功した。
 20、21日に埼玉県春日部市で、東武鉄道が運行する東武スカイツリーラインの車両を使用して実施。線路脇に基地局を2局設置し、時速約90kmの高速で走行する列車に向け、あらかじめ収録した8K映像コンテンツを28GHz帯の5G無線で送信した。
 高速移動環境における8K映像データの5Gによるストリーミング伝送が実証されたことで、人物や景色の高精細映像を高速鉄道の乗客にタイムリーに配信するなど、新たなサービスへの応用が期待できる。


ファーウェイ 「事実無根」と日本法人社長が声明

 ファーウェイ・ジャパンの王剣峰社長は27日、一部報道で「製品を分解したところ、ハードウエアに余計なものが見つかった」などの記述がなされたことを受け、「まったくの事実無根」との声明を発表した。
 日本に導入されている製品については「ファーウェイならびに日本のお客さまの厳格な導入試験に合格している」と主張。「今後も安全性・安定性の高いネットワークの実現を企業使命とし、日本の通信事業者やパートナーの皆さまとともに情報通信技術について研さんを重ね、日本社会に貢献できるよう努めてまいります」と述べた。

2018年最終


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