シャープは、NTTコミュニレケーションズ、NTTドコモ、東武鉄道と連携し、第5世代移動通信方式(5G)により高速移動体へ8Kの映像コンテンツを伝送する実証試験に成功した。
20、21日に埼玉県春日部市で、東武鉄道が運行する東武スカイツリーラインの車両を使用して実施。線路脇に基地局を2局設置し、時速約90kmの高速で走行する列車に向け、あらかじめ収録した8K映像コンテンツを28GHz帯の5G無線で送信した。
高速移動環境における8K映像データの5Gによるストリーミング伝送が実証されたことで、人物や景色の高精細映像を高速鉄道の乗客にタイムリーに配信するなど、新たなサービスへの応用が期待できる。