電子情報技術産業協会(JEITA)が20日に発表した。10月の民生電子機器国内出荷金額は前年同月比0.1%減の1062億円となった。分野別では、映像機器が同増減なしで490億円。オーディオ関連機器は66億円で同36.9%減。カーAVC機器は506億円で同7.9%増。
製品別では、薄型テレビ(今年度から有機ELテレビ含む)の出荷台数が32万6000台となり、同11.5%増。サイズ別では、29型以下が5万6000台で同1.7%減、30-39型が6万9000台、40-49型が11万7000台、50型以上が8万4000台で同32.7%増。
4K(対応)テレビは15万6000台で前年同月比29.2%増と、4K(対応)テレビの薄型テレビ全体に占める比率は48%。4K(対応)テレビの出荷金額は254億円となり、薄型テレビ全体の出荷金額330億円に占める割合は76.9%だった。
インターネットに対応したハイブリッドキャスト対応テレビの出荷台数は17万台で、前年同月比21.3%増。薄型テレビ全体に占める割合は52.2%。
有機ELテレビは出荷台数1万9000台、出荷金額63億円となった。