楽天モバイルネットワーク(RMN)は2日、ノキアソリューションズ&ネットワークスと連携し、同社初の第5世代移動通信方式「5G」の実証実験を行ったと発表した。
実験は6月から、川崎市幸区にある「ノキア川崎R&Dセンター」のシールドルーム内で、ノキアの「Air Scale」基地局と米インテル製のモバイルトライアルプラットフォームを利用して実施。28GHz帯の5G環境下で基礎的な5Gネットワークの性能評価を目的に、4K動画や360度の3D-VR映像のライブストリーミング配信などを行った。
楽天グループのRMNは4月、総務省から4G周波数(1.7GHz帯)における特定基地局の開設計画が認可され、来年10月に移動体通信事業者としてのサービス開始を目指している。