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電波新聞拾い読み 2018年8月20日

総務省 SIMロック解除義務化へ

 携帯電話会社が販売したスマホ端末を他社回線で使えないようにする「SIMロック」について、総務省が新機種に続き中古機種でも解除を義務付けることが16日、分かった。NTTドコモなど大手3社以外の格安通信網を利用できる中古スマホの流通を増やすことで、携帯会社間の競争を促し、利用者の負担軽減につなげる。来年7月から回線を自由に選択できる見通し。
 割安な中古スマホは現在、リサイクル店などで購入しても、もともとが大手3社との回線契約だった場合はロックを原則解除できず、格安会社の回線を自由に選べない。大手3社で国内契約の約9割を占めているなか、総務省は、中古スマホの利用制限を見直すことで、家計の通信費負担を引き下げる必要があると判断した。
 SIMロックはKDDI(au)とソフトバンクを含む大手3社が利用者を囲い込む手段としてきたが、総務省は15年5月以降に発売された全ての新機種を対象にロック解除に応じることを義務付けた。3社は購入から一定期間が経過した後に、ロック解除に応じてきたが、中古市場には盗難品が紛れ込むリスクがあるとして対応していない。


富士フイルム ミラーレス「X-HI」EISAアワード受賞

 富士フイルムのミラーレスデジカメ「X-HI」が、「EISAアワード」の「ミラーレス・カメラ」賞を受賞した。
 「EISA(ヨーロピアン・イメージング&サウンド協会)」は、欧州25カ国、53誌のカメラ、オーディオ関連専門誌の代表が加盟している団体。同賞は毎年、映像関連製品群の中からカテゴリ別に、最も優れた機種に対して贈られる欧州を代表する権威ある賞。
 受賞理由は「ボディー内手ブレ補正機能を搭載。大型のボタン類やグリップ、天面に配置されているサブ液晶などの操作性。静かで高速なAFにより14コマ/枚の連写性能を実現。ミラーレスデジカメで最高クラスの大型・高精細の電子ビューファインダ採用。プロ並みの動画機能搭載。2430万画素の“X-TransCMOSV”センサーで、高解像で低ノイズの美しい描写力を発揮している」と評価された。


サンワサプライ 機器固定ベルト発売

 山沢プライは、レコーダ・PCなどの各種機器を転倒や落下事故から防ぐ機器固定ベルト「RAC-BL3・4・5シリーズ」(税別2500円)を販売した。
 同シリーズは、機器固定用ベルトで2本1組。BD・DVD・HDDレコーダやゲーム機、PC、サーバーなどの各種機器にベルト2本を巻き付けて棚板に固定できる。地震・交通などによる大きな揺れから機器の転倒や落下事故を予防する。
 取り付け金具などは不要で、棚板に穴を開ける必要もない。


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