KDDIは、「IoT通信サービスLPWA」で使用している通信規格「LTE-M」の提供エリアが6月26日から全国に拡大し、全都道府県で利用可能になったと発表した。これにより農業における生育管理や河川の水位監視など、様々な分野幅広い活用が見込まれるという。
KDDI IoT通信サービスLPWAは、同社の4G・LTEネットワークを利用するLPWA(省電力広域)技術を用いた通信サービス。1月に東北地方の一部で提供が開始された。
これまでより通信端末の消費電力が小さくなり、さらに幅広いエリアで安定した通信が期待できる。対応端末があれば、ゲートウエイ機器の設置も不要となる。