三菱電機が1980年に世界で初めて開発し、長崎製作所で開発・製造しているカラー大型表示装置「オーロラビジョン」がこのほど「IEEEマイルストーン」に認定され、8日に長崎市のホテルで贈呈式が行われ、同社やIEEEなど関係者約100人が出席した。
IEEEは電気・電子分野の世界最大の専門家組織で、IEEEマイルストーンは開発から少なくとも25年以上が経過し、社会や産業の発展に多大な貢献をした歴史的業績を表彰する制度。
三菱電機は15、17年に続き3回目の認定だが、単独では初。柵山社長は「今回は一般社会へ貢献しているところが大きく違う。これからも技術開発に務め、長く社会に貢献できる製品を提供していきたい」とあいさつした。