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電波新聞拾い読み 2018年3月9日

三菱の「オーロラビジョン」 IEEEのマイルストーン認定

 三菱電機が1980年に世界で初めて開発し、長崎製作所で開発・製造しているカラー大型表示装置「オーロラビジョン」がこのほど「IEEEマイルストーン」に認定され、8日に長崎市のホテルで贈呈式が行われ、同社やIEEEなど関係者約100人が出席した。
 IEEEは電気・電子分野の世界最大の専門家組織で、IEEEマイルストーンは開発から少なくとも25年以上が経過し、社会や産業の発展に多大な貢献をした歴史的業績を表彰する制度。
 三菱電機は15、17年に続き3回目の認定だが、単独では初。柵山社長は「今回は一般社会へ貢献しているところが大きく違う。これからも技術開発に務め、長く社会に貢献できる製品を提供していきたい」とあいさつした。


IDCジャパン ウインドウズ10への移行、早急な計画立案が重要

 IDC Japanが8日発表したマイクロソフトのパソコンOS「ウインドウズ10」への国内企業の移行計画に関する調査によると、10への切り替え予定の企業の比率(19年時点の推定)は、1年前の調査に比べ17ポイント上昇し55.2%。ただ、20年1月にウインドウズ7のサポートが終了することへの認知度も十分ではなく「依然として切り替え計画がある企業が少ないため、具体的な移行計画を早急に立案すべき」と指摘している。


電波新聞拾い読み 2018年3月9日