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電波新聞拾い読み 2018年3月2日

「シーピープラス」開幕

 国内最大のカメラ総合展「CP+(シーピープラス)」が1日、パシフィコ横浜で開幕した。主要カメラメーカーやレンズメーカー、周辺機器メーカーなど約130社が出展し、最新のデジタルカメラをはじめとした撮影ソリューションを提案している。今回はカメラ本来の性能を追求した、より高画質撮影ができる製品群が充実。開幕初日から多くの来場者でにぎわっている。
 主要出展各社は展示会に合わせて新製品を発表しており、会場では発売前の新製品や最新の機器を体感できる。パナソニックはミラーレス一眼カメラの最上位機「G9プロ」と動画撮影もできるハイブリッド機「GH5」シリーズを中心に実演。発売前の上位機「GX7MK3」も会場で初披露し高画質撮影を提案している。富士フイルムは色再現性を高めたミラーレス一眼Xシリーズのフラグシップモデル「X-H1」を訴求するとともに写真印刷までの総合提案をしている。
 キヤノンは「EOS Kiss」シリーズ初のミラーレス一眼となる「Kiss M」を披露。ソニーはミラーレス一眼のこれからの標準機と位置付けた「α7V」を中心に高画質撮影を訴求している。
 会期は4日まで。


9日から「秋葉原電気街まつり」

 秋葉原電気街各店が協力し、80年から実施している催事「秋葉原電気街まつり」の2018SPRINGが、3月9日から4月8日まで開催される。1日、秋葉原電気街振興会事務局で、まつりの概要が発表された。
 今回のプレゼントキャンペーンは3つある。恒例の期間中に2000円以上の買い物をすると抽選で100人に当たる「1万円のお買い物券応募はがき」。その場でもらえるアイテムとして、2000円以上の買い物で「マクロス35周年×アキベア」のオリジナルノート。さらに指定の12店舗で500円以上の買い物をすると「歌マクロスコラボポストカード」がもらえる。
 小野会長は「春商戦は年内でも一番忙しい時期。秋葉原に初めて来て面白かった、良かったというキャンペーンとして盛り上げたい。海外からのお客さんにも喜んでもらいたい」とまつりにかける抱負を述べた。
 中阿地販促企画委員長は「今回は10代、20代の人に集まってもらいたいと考えて、人気アニメキャラクタのマクロス35周年とのコラボを組んだ。秋葉原の街を小中学生にも楽しんでいただけるとうれしい」と企画の意図を説明した。


T-モバイル 年内に全米30都市で5G網構築へ

 米携帯電話大手のT-モバイルは、スペイン・開催された「モバイル・ワールド・コングレス(MWC2018)」で、年内に全米30都市で次世代5Gネットワークを構築すると発表した。19年初頭には対応スマホの販売を開始し、ニューヨーク、ロサンゼルス、ダラス、ラスベガスで、高速大容量を実現する5Gサービスを提供する。
 同社が展開するのは、600MHzと28GHzなどのミリ波周波数帯をサポートするマルチバンド対応の5Gネットワーク。基地局など関連装置やソフトはスウェーデンのエリクソンと、フィンランドのノキアが提供する。


電波新聞拾い読み 2018年3月2日