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電波新聞拾い読み 2018年1月5日

17年11月の世界半導体売上げ 21.5%増 377億ドル

 米半導体工業会(SIA)は3日、17年11月の世界半導体売上高は前年同月比21.5%増の377億ドルだった発表した。DRAM、NAND型フラッシュメモリーなどのメモリー製品がけん引し、8カ月連続過去最高を更新。
 SIAのジョン・ニューファーCEOは「世界の半導体業界は11月に新たな金字塔を打ち立てた。単月売上過去最高を記録し、年間で初の4000億ドルを達成する体制を整えた」と述べた。
 引き続きメモリー製品が好調に推移。また、そのほかの主要カテゴリも全て前月比、前年同月比ともプラスを記録した。
 地域別では、米州が前年同月比40.2%増と力強い伸びを示したほか、欧州同18.8%増、中国道18.5%増、アジア太平洋・その他同16.2%増と、全ての地域が2桁伸長。前月比ベースでも全地域がプラスを記録した。


パナソニック 「ジアイーノ」販促強化

 パナソニックは室内空気質の向上に寄与する商品戦略を強化する中、次亜塩素酸空間除菌脱臭機「ジアイーノ」の提案に力を入れる。除菌・脱臭効果に機能を特化した同社独自の商品提案により「日本の空気清浄機市場を変えていきたい」と話す。今後さらに商品戦略を強化し、グローバル展開にも力を入れる。
 同社では、ナノイー搭載の空気清浄機、加湿空気清浄機、イオン発生機など、様々な室内空気質(IAQ)商品群を提案し、健康・快適空間の実現を目指している。
 主力となる空気清浄機では、ナノイーX搭載の加湿空気清浄機「F-VXP960」を主力に、付加価値の高い商品提案に力を入れている。
 ただ近年、空気清浄機市場全体に伸び悩みの傾向が見えており、新たな商品戦略都市さてジアイーノを提案することで、IAQ商品群のさらなる普及拡大を目指す方針。
 ジアイーノは、空気清浄機と一線を画し、除菌・脱臭効果に機能を特化した商品として、13年にまず業務用として24畳と40畳の大空間用2タイプの発売を開始した。
 介護施設や病院、保育園や幼稚園、ペットショップなど様々な施設で活用され、納入実績を積み上げている。
 昨年9月に新たに家庭用として、適用床面積の目安15畳用「F-MV3000」と10畳用「F-MV1500」の2機種を加えた。
 家庭用「ジアイーノ」を投入することで、菌・ウイルス・臭い対策へのニーズが特に強い乳幼児や受験生のいる家庭、在宅介護やペットを飼う家庭などの需要顕在化を図る。
 同社では家庭用ジアイーノの投入により、店頭での体感提案を強めるなど、ユーザーの製品に対する理解を深めるための訴求に力を入れている。
 「ジアイーノ」は、独自の次亜塩素酸生成技術により、付着菌や付着ウイルスを99%以上除菌、抑制する。また、連続的に発生する臭いも洗浄脱臭する。
 「次亜塩素酸」は、菌やウイルスの細胞表層だけでなく、中まで浸透して素早く作用。細胞壁や膜を外から攻撃するとともに、菌の中に浸透し、核酸などを直接攻撃する。
 さらに、内部での酸化の課程でOHラジカルが発生し、さらに攻撃を加えるというトリプルアタックでスピード抑制を実現している。


各社の年頭訓辞

日立製作所
 昨年発表した17年度上期決算では、売上収益が当初見通しを上回り、過去最高の営業利益と当期利益を達成できた。
 18年度は「2018中期経営計画」の最終年度。目標値の売上収益10兆円、調整後営業利益8%超、純利益4000億円超を達成するため、次の4点を意識していきたい。
 @「構造改革を絶え間なく実行すること」A「常に世界No.1を意識すること」B「キャッシュを稼ぐ意識を持つこと」C「基本と正道」。企業にとって最も重要なものは信頼。最徹底をお願いする。
 2018中期経営計画の達成と真のグローバル企業へのさらなる進化を成し遂げよう。

富士通
 昨今、AIやIoT技術に大きな期待が寄せられている。この期待に応えるため、我々の総合的な技術力を生かして「つながるサービス」を実現し、グローバルなサービス提供で顧客により高い価値を認めてもらうことを目指す。
 今年はグローバルな顧客との関係を深め、顧客への提供価値を深く考えて市場に浸透したいという思いから「深」の年にしたい。
 再来年に迫った東京五輪・パラリンピックに向けて、ICTやデジタル分野の市場は確実に拡大する。我々はこの追い風を捉え、ビジネスパートナーとしての地位を確立し、会社の成長と豊かな社会を同時に実現しよう。

シャープ
 17年を「シャープ復活の年」にすることができたが、これは御ル出はなく「輝けるグローバルブランド SHARP」の実現に向けた一つの通過点であり、ここからが肝心だ。
 次なる目標は「中期経営計画の完遂」だ。18年は事業ビジョン「8KとAIoTで世界を変える」の実現に向けたトランスフォーメーションをさらに加速し、One SHARPで飛躍的な成長を目指す。
 さらに、東証一部上場の日本企業として、コンプライアンス順守をよりいっそ居徹底していく。企業としての社会的責任を全うし、日本社会・国際社会の発展に貢献したい。

キヤノン
 16年に5カ年計画「グローバル優良企業グループ構想フェーズX」を掲げ、ヘルスケア、商業印刷、産業機器、ネットワークカメラの4つの新規事業を獲得、事業領域の転換を推進し将来の成長基盤を確実なものにすることができた。
 今年はフェーズXの3年目に当たる折り返し。売上4兆円達成という夢の実現に向けて、新たな一歩を踏み出す重要な年。今後はさらなる成長を実現し、世界各地で親しまれ、尊敬される真のグローバルエクセレントカンパニーを目指す。
 飛躍の年になるよう、全社一丸となって前進していこう。


電波新聞拾い読み 2018年1月5日