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電波新聞拾い読み 2017年12月18日

米ディズニー フォックス事業買収

 米ウォルト・ディズニーは14日、同業の21世紀フォックスの映画事業などを負債を含めて661億ドル(約7兆4400億円)で買収することで合意した。人気映画「アバター」やアニメ「シンプソンズ」など、フォックスが持つ豊富なコンテンツを傘下に収め、18年以降に開始予定のインターネット動画配信サービスを強化する。
 ディズニーが買収するのは、フォックスの映画・テレビ制作部門のほか、娯楽関連のCATV網や米国外の放送局。フォックスはニュースを中心とした放送事業になどに経営資源を集中させる。


IPA 17年度セキュリティ意識調査

 情報処理推進機構(IPA)がこのほど発表した17年度の情報セキュリティに対する意識調査によると、情報セキュリティ対策で最も高いのが「セキュリティソフト・サービスの導入・活用」が前年比9.6ポイント増で、最も多いことが分かった。
 一方、倫理面では悪意ある投稿経験者の投稿後の心理で最も多いのは「気が済んだ、すっきりした」が同4.3%増の35.9%となり、10代、20代がほかの世代より高い傾向であることが明らかになった。
 情報セキュリティの脅威に対する意識では「セキュリティソフト・サービスの導入・活用」が58.5%と最も多く、「ウインドウズ・アップデートなどによるセキュリティパッチの更新」(51.5%)、「不審な電子メールの添付ファイルは開かない」(50.5%)、「怪しいと思われるWebサイトにはアクセスしない」(48.8%)と続いた。
 公衆無線LANの利用に関して14年以降年々増加しており、20年の東京五輪に向け公衆無線LANの普及に伴い、IPAではさらに増加していくとみている。実際、公衆無線LANの利用率は前年5.0%増の36.5%だった。
 無線LAN接続時の環境については、「暗号化や認証などのセキュリティ対策が施されている環境で接続する」が同11.9ポイント増の65.9%と最も多かった。
 情報セキュリティの倫理に対する意識調査では、悪意ある投稿経験者の投稿後の心理で最も多いのは「気が済んだ、すっとした」で35.6%だった。特に10代は45.5%、20代は40.5%と他世代よりも高い傾向が見られた。
 悪意ある投稿の割合は経験者のうち22.6%で、投稿理由は「人の投稿やコメントを見て不快になったから」が前年比5.7%増、「イライラしたから」が同6.6%増だった。
 恋人など相手が非常に近しい間柄であれば「自身の性的な姿を撮影した写真や動画」をSNSで共有しても構わないと考えるスマート端末利用者は7.4%、PC利用者は5.3%となった。
 IPAではネットを介したデータのやりとりはリベンジポルノなどのリスクの可能性があるため、安易なデータの提供を避け、ネットを介したプライベートなデータのやりとりは行わないのが賢明だとしている。


米AT&T ミリ波でギガビット級の速度実現の無線通信技術の実証実験

 米AT&Tは、ギガビット級の速度を実現するインターネット向け無線通信技術の実証実験を行った。
 同技術は「AirGig(エアギグ)」と呼ばれる。既存の電柱に設置した無線通信用アンテナを利用しながら、家庭に近い部分ではミリ波を使って無線通信でつなぐもの。
 ミリ波を使うことで1ギガビット/秒の超高速インターネット接続を可能にするが、同社では人口密度の低い地域などでの高速ブロードバンドサービスの展開を視野に入れている。
 エアギグは送電線網などの既存のインフラを利用するため、光ファイバ網を敷設するより容易で、しかも低コストという利点がある。


電波新聞拾い読み 2017年12月18日