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電波新聞拾い読み 2017年11月24日

中国のテレビ市場低迷

 中国のテレビ市場は低迷している。国内の市場調査機関AVCによると、7-9月の国内テレビ販売台数は1041万台、前年同期比12.9%の大幅減、四半期ベースで過去最低だった。低迷の理由についてAVCは、市場の飽和やパネルなど材料コスト高騰による価格上昇が要因という。
 市場全体が不調の一方で、55型以上の大画面テレビの販売は伸びている。別の調査会社によると、今年の55型と65型テレビの販売台数は前年同期比それぞれ3.7%と2.8%増加した。中国では大画面と高画質など高級品への需要増の傾向が進んでいる。
 市場低迷の中で外国ブランドの販売は増えている。7-9月の国内テレビ販売台数に対する外国ブランドの占める比率は21%で前年同期より7ポイントもアップ。特にシャープ、ソニーの販売回復が目立つ。シャープは中国市場での価格調整や40型以上の大画面を主力にした製品戦略が奏功。ソニーはハイエンド製品重視の戦略。特に10月の有機ELテレビ発売がブランドイメージのアップと販売実績につながったとAVC関係者は分析している。


電波新聞拾い読み 2017年11月24日