ビックカメラは17日、JRと東武線が乗り入れる船橋駅に直結する東武百貨店に「ビックカメラ船橋東武店」(千葉県船橋市)を新規オープンした。
船橋東武店はビックカメラ40店目の店舗。東武百貨店は船橋駅と直結した形で北口に店舗を構えており、その2階と3階に約4200平方メートルの規模で出店した。
百貨店への出店でビックがこだわったのが、女性客の来店を目指した売り場づくりだ。最近のビック店舗は女性客の来店を重視して入口付近に美容家電や日用品、お酒、自転車など、男性のイメージが強いデジタル家電以外の商品展示を強化してきた。船橋東武店でも入口付近に美容家電やフィットネス用品、薬や日用雑貨などを展示。東武の婦人服売り場とシームレスにつながっていることもあり、「ショッピングのついでに立ち寄り、最新家電にも触れてもらう」ような提案をしやすい売り場づくりを行っている。そのため2階は美容家電や日用品、化粧品、自転車、白モノ家電などで、3階がテレビやカメラといったデジタル家電、おもちゃなどを展示している。
船橋東武店は従業員60人、パート・アルバイト50人の計110体制。