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電波新聞拾い読み 2017年11月1日

フォステクス ワイヤレススピーカ

 フォスター電機のフォステクスカンパニーは、カスタムヘッドホンブランド「KOTORI」の新製品として、空間に合わせてスピーカグリルを着せ替えスタイリングできるワイヤレススピーカ「KOTORI501」を、KOTORIオンラインショップで販売開始した。価格(税込み)は1万5000円。
 今回発売する「KOTORI501」は、同ブランド初となるワイヤレススピーカ。「Sound to Life」をテーマに、「インテリアの中に溶け込む」「空間を演出する」「部屋をスタイリングする」といった、単に音を聞くためだけではない体験を提供する、美しさと音質を兼ね備えた。
 スピーカ本体は、ホワイト・ピンク・ブラウン・ブラックの4色。スピーカを覆うスピーカグリルはピンク・緑、グレーなど10色で展開。スピーカグリルはマグネット仕様で簡単に着せ替えることが可能で、リビングや寝室、キッチンなど部屋に合わせて、インテリアや季節の模様替え、ライフスタイルの変化に合わせてスタイリングできる。スピーカグリルは、音質を損なわないよう、音質評価し、厳選したインテリア性の高いウール素材を採用している。
 上質で豊かな低音を表現するため、自社開発アクチュエータ(振動子)を内部底面に配置。アクチュエータがスピーカを置いたテーブルやサイドボードを振動させ、小型スピーカシステムでは表現が難しかった上質で空間を満たす低音を実現した。


JCT-VC HEVC規格でエミー賞

 次世代動画圧縮技術(HEVC=H.265)の標準化を進める国際団体JCT-VCがエミー賞を受賞した。同賞は米国テレビ芸術アカデミーが制定し、テレビや科学技術の発展に貢献した企業、団体、個人に授与される放送業界で最も権威ある賞とされている。
 JCT-VCは国際標準化機構(ISO)と国際電気通信連合(ITU)が共同で設立したビデオ符号化技術の標準化推進団体。
 今回、同団体が受賞したのは同賞の中の「プライムタイム・エミーエンジニアリング・アワード」。HEVCは超高精細画像(UHD)コンテンツのネット配信、放送などに広く採用されているビデオ符号化技術。4Kテレビ、スマホ、タブレットなどに広く搭載されている。
 HEVCは高い圧縮効率と処理量のバランスを実現したほか、HDR映像への対応などにより多くの製品やサービスへの採用が評価された。


電波新聞拾い読み 2017年11月1日