トップページ > 電波新聞拾い読み > 2017年10月12日

電波新聞拾い読み 2017年10月12日

電子部品各社 LPWA対応通信モジュール開発加速

 電子部品メーカー各社がLPWA(LowPowerWideArea)対応通信モジュールの開発、製品化を加速している。通信速度は遅いものの、低消費電力で、従来のWi-Fiやブルートゥースなどの近距離無線通信規格より広域通信が可能なLPWAが、IoTやM2Mなど幅広い分野で広がると期待しているためだ。CEATEC JAPAN2017でも村田製作所、SMKがLPWAのSigfox(シグフォックス)、LoRaWAN(ローラワン)通信モジュールの新製品、開発品を展示し注目を集めた。

 LPWAはネットワークの多様性から国や地域により様々な通信方式がある。先行しているのは欧州をはじめ世界30カ国以上でサービス実績のあるSigfox。国内では免許不要の920MHz帯を利用して京セラコミュニケーションシステム(KCCS)が今春から首都圏を皮切りにサービスを始めている。LoRa(Long Range)も欧州、米国、アジア太平洋地域で注目されている方式で、省電力広域ネットワーク方式のLoRaWANがIoTに関する世界的な業界標準規格。国内ではソフトバンクが17年にサービス予定。NTT西日本、ソラコムなどが事業化を検討している。
 国際標準規格のIEEEシリーズの長距離無線規格IEEE802.15.4kもLPWA。直接拡散方式による受信感度向上により、長距離通信を実現。同一システムの妨害波耐性が高く、より多くの端末をネットワーク傘下に収容できる特徴を持つ。


8月の移動電話国内出荷微減に

 JEITAとCIAJが10日発表した8月の移動電話国内出荷台数は121万6000台、前年同月比0.5%減となった。
 このうちスマホは、夏モデルの出荷が堅調で73万8000台、同50.6%と、2カ月連続のプラスとなった。単月のスマホ率は60.7%となった。


トレンドマイクロ IoTの安全運用 支援

 トレンドマイクロはIoT環境における総合的なセキュリティサービスを強化する。デバイスからネットワーク、制御、データ分析までの各レイヤーのセキュリティを実現することで、安全なIoTの運用を支援していく。11日に会見した大三川副社長は「I(インフラ)、U(ユーザー行動)、T(脅威)の3点からIoT環境のセキュリティ対策を総合的に実現していく」と述べた。
 同社のIoTセキュリティソリューション「トレンドマイクロIoTセキュリティ」は、異常検知やファイルの安全性確認、脆弱検知を行うほか、アクセス制御や侵入検知をする。セキュリティダッシュボードにより状態監視が視覚的に行える特徴がある。
 これにネットワークセキュリティを実現する「セキュリティVNF」を使うことで、通信ネットワーク上での脅威から情報を守る。デバイスとネットワークの両面で対策することで、IoT環境でも安全性を確保できるようになる。


パナソニック BDレコーダの簡単シンプルモデル追加

 パナソニックは、ブルーレイディスクレコーダ「ディーガ」の簡単・シンプルモデル「DMR-BRS530」を10月20日から発売する。
 簡単な操作で初期設定が完了する「らくらく設定」を採用しているので、購入後すぐに使い始めることができる。「かんたんリモコン」を付属し、複雑な操作が苦手でも「録る」「見る」の大型ボタンで、録画や再生に迷うことなく操作ができる。
 「新番組/特番お知らせ」に対応し、新番組だけでなく、撮り逃しやすい不定期放送の特番や映画の初放送番組を知らせる。リモコンのボタン一つで新番組、特番を一覧表示でき、録画予約もワンボタンでできるので録り逃しが防げる。
 市場想定価格は5万円前後。


中国総合通信局 山口県の不法無線局を処分

 中国総合通信局は、総務大臣の免許を受けず無線局を運用していた山口県柳井市在住の無線従事者1人に対して、電波法第79条第1項に基づき、行政処分を行った。
 違反の概要は、山口県柳井市在住の無線従事者(男性35歳)が、無線局の免許を有していないにもかかわらず、自己の運転する車両にアマチュア無線局を運用していたもの。


電波新聞拾い読み 2017年10月12日