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電波新聞拾い読み 2017年9月20日

台風18号 大分県南部で家電店にも被害

 九州地方は16日から17日にかけて通過した台風18号の影響で、大分県内では南部で家電店にも被害が出た。
 大型量販店では、ケーズデンキ佐伯店(佐伯市)が17日の大雨で、店内が約10cm床上浸水した。
 17日は雨の影響で通常よりも早い午後3時に閉店。その後、浸水したとみられる。雨が収まった18日は同店を運営する九州ケーズデンキ(鹿児島市)の本部からも応援に駆け付け、店舗復旧作業に当たった。
 18日は店舗入り口での縮小営業。商品に被害は出ていないが、来店客を入れられる状態ではないため、変則的な営業形態で日没に合わせ、午後5時までに閉店した。通常の営業に戻るまで3日程度かかるという。
 臼杵市内のヤマダ電機テックランド臼杵店、ベスト電器New臼杵店は17日午後、周辺道路が冠水したが店舗への被害はなく、通常営業している。ヤマダ電機テックランドNew大分佐伯店(佐伯市)も被害はなかった。
 メーカー販社はで先の社屋や社員に被害はなかったが、地域店で被害が出ている。パナソニックでは津久見市内で2店が床下浸水。日立では一時全域で避難指示の出た佐伯市内で、避難している店舗の状況を確認している。
 東芝では臼杵市内で1店が被災。2階の自宅は無事だったが、1階の店舗兼事務所が床上50cmまで浸水した。商品は無事で、コピー機や備品などが被害を受けたため、保険申請を支援している。店は19日から通常営業しているという。
 大分県電器商業組合によると、臼杵市内はこのほかにも1店床上浸水の被害が出ている。三菱、シャープ、ソニーの店舗では特に被害は出ていない。


ティアック アナログターンテーブルの新型

 ティアックは、アナログターンテーブル「TN-400BT」を、全国のオーディオ店や量販店を通じて23日から発売する。
 新製品は、ライン/フォノ出力やUSBデジタル出力のほか、内蔵のブルートゥーストランスミッタでワイヤレスヘッドホンやワイヤレススピーカで聴くことができる。
 アルミ・ダイキャスト製プラッタや、カートリッジの交換ができるユニバーサル型ヘッドシェルなどを採用し、基本性能を重視した。
 内蔵のMM型フォノイコライザアンプで、フォノ入力を持たないステレオアンプやラジカセなどに接続可能。内蔵のブルートゥーストランスミッタは、クアルコムaptX方式、AAC方式、SBC方式のコーデックに対応している。
 リアパネルのUSB出力端子からレコード音声をPCに出力し、CDクオリティでデジタル録音できる。
 そのほか、オーディオテクニカのVM(MM)型「AT95E」を付属。33-1/3、45、78回転の3スピード・ベルトドライブ方式。


パナソニック 高速PLC技術利用範囲拡大へ実証実験開始

 パナソニックは、同社が開発した高速PLC(電力線通信)技術「HD-PLC」の利用範囲拡大に向け、実証実験を開始する。工場や大規模施設を対象にモーター系の動力用三相電力線や、LED照明に使用される基幹の三相電力線などを通信用として利用するためのもの。
 既存の電力線を利用することで、新たな通信線の配線が不要となり、無線の不感場所にも活用できる。また、高速PLCの国際規格であるIEEE1901に、マルチホップ技術ITU-T G.9905を対応させること(「HD-PLC」マルチホップ)で、接続端末が1000台規模のシステムを実現できる。
 これにより、複数の端末間をホップさせ、電力線を使った数キロメートル程度の長距離通信が可能となり、大規模施設などでのネットワーク化に対応できるようになった。
 想定用途としては、工場や大規模商業施設(デパート、ショッピングモール)で「HD-PLC」マルチホップを活用することで、頻繁に発生するレイアウト変更にも柔軟に対応でき、無線通信に比べセキュリティ強度の高いネットワークを安価に構築できる。
 同社では既に福岡事業場で、屋外での「HD-PLC」マルチホップの利用に向けた様々な実験を行っているが、新たに、佐賀工場を実証工場として、今年10月からHD-PLCを三相電力線で利用した実証を開始する予定。
 同社は、高速PLCの国際規格であるIEEE1901に対応した「HD-PLC」のライセンス提供を10年から行ってきた。「HD-PLC」の活用用途は幅広く、最近では家庭用LANとしての活用から、産業用途・社会インフラとしての活用へと広がっている。


電波新聞拾い読み 2017年9月20日