トップページ > 電波新聞拾い読み > 2017年8月23日

電波新聞拾い読み 2017年8月23日

富士通 携帯電話事業売却へ

 富士通が携帯電話事業を手がける子会社の売却に向けた調整に入ったことが22日、分かった。9月にも入札手続きを開始する予定で、事業会社や投資ファンドからの応札を見込んでいる。
 富士通はNTTドコモ向けを中心にスマホや携帯電話を生産し、16年度の出荷台数は320万台。民間調査会社のMM総研によると、同年度の国内シェアは5位だった。
 IT事業への経営資源の集中を目指す富士通は、16年2月に携帯事業を分社化。他社との事業統合や売却を視野に携帯事業の展開を検討してきた。パソコン事業では中国レノボ・グループと事業統合に向けた協議を進めている。
 富士通は22日、携帯事業について「他社とのアライアンス(提携)を含め、様々な可能性を検討している」とのコメントを発表した。
 国内の携帯電話市場は4割以上を米アップルのiPhoneが占める。劣勢の日本メーカーは撤退が相次ぎ、大手メーカーでは富士通以外にソニー、シャープ、京セラなど端末の製造を続けている。


米インテル 第8世代Coreプロセッサ

 米インテルは21日、「第8世代インテルCoreプロセッサ」ファミリーを正式に発表した。
 2イン1や薄型ノートPC向けとして、先ずは「Core i7-8650U」(ベースクロック1.9GHz)、「i7-8550U」(1.8GHz)、「i5-8350U」(1.7GHz)、「i5-8250U」(1.6GHz)の4種類を提供する。
 いずれもTPD(熱設計電力)15W、4コア/8スレッド対応製品。プロセスは第7世代Coreプロセッサと同じ14ナノメートル+を採用するが、コア数を2基増やし、設計と製造に改良を加えたことで、前世代比最大40%の高速化を実現した。
 GPUは同社の「UHDグラフィクス620」を搭載。4K動画を再生できるほか、最新のアクション映像を14.7倍の速さで編集可能。5年前のPCでは45分を要したレンダリングが3分でできるという。
 キャッシュサイズはi7の2製品が8MB、i5の2製品が6MB。
 新CPUを搭載した製品は9月から順次、発売される。


三菱電機 DIATONEスピーカ復活

 三菱電機エンジニアリングと三菱電機ライフネットワークは、家庭用DIATONEスピーカの新製品として、ブックシェルフ型DIATONEスピーカシステム「DS-4NB70」を9月29日に家電量販店、オーディオ専門店で発売する。
 新製品は昨年、DIATONEブランドが70周年を迎えたことを機に製品化を進めてきたスピーカシステム。三菱電機が独自開発した「NCV-R振動板」を低音・高音両スピーカユニットに搭載することにより、高速・等音速でリアリティアプレルサウンドを実現した。
 「NCV-R」は、カップ積層型カーボンナノチューブと、数種類の樹脂との最適な配合・成形によって生み出された振動板素材。樹脂素材でありながらチタンをもしのぐ高い伝搬速度と、紙と同等の適度な内部損失を併せ持っている。これにより、低音域から高音域までの再生周波数帯全般で、かつてないほどのハイスピードでレスポンスに優れた音楽再生を実現する。
 ツイータ、ウーハー両方の磁気回路に、高い磁気エネルギーと減磁しにくい特性を持つネオジウム・マグネットを採用し、NCV-R振動板の性能を余すことなく発揮する。
 性別価格は60万円(1台)。


三菱電機 ルームエアコン「霧ヶ峰」 ギネスに認定

 三菱電機のルームエアコン「霧ヶ峰」が「クロスフローファン(ラインフローファン)を採用したエアコンの世界最長寿ブランド」としてギネス世界記録に認定された。
 同社は22日、霧ヶ峰の新製品発表会を東京都内で開催した。その中で1967年10月13日に発売してから今年50周年を迎える霧ヶ峰が、エアコンの世界最長寿ブランドとしてギネス世界記録に認定されたことを明らかにした。6月27日に認定された。
 同社は54年にエアコンを初めて発売し、67年にセパレート型エアコンを霧ヶ峰と命名。当時は「上高地」「軽井沢」「志賀」と、避暑地の名称を各種エアコンのブランド名として採用していた。
 同社は67年、エアコンで世界初のクロスフローファン(ラインフローファン)を霧ヶ峰に採用。長い円柱状の羽根で送風する構造で、現在のエアコンの標準になっている。エアコン本体の薄型化を実現し、日本の住宅での据え付けが容易になり、エアコン普及に大きく貢献した。


電波新聞拾い読み 2017年8月23日