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電波新聞拾い読み 2017年8月1日

5月の電子部品世界出荷9%増

 JEITAが7月31日発表した17年5月度の電子部品グローバル出荷額は前年同月比8.5%増の3080億円となり、6カ月連続で前年同月比プラスとなった。海外スマホ向けや産機関連需要が好調に増加し、車載関連も堅調さが継続した。前年同月と比較した為替の円安も、出荷金額の押し上げ要因となった。5月度の国内出荷額は、産機/FA向けなどがけん引し、4月度に続いて2桁の増加となっている。
 足元の電子部品需要は、産機関連需要の好調さが顕著。サーボモータやロボット、半導体製造装置などのFA制御/製造装置関連需要の増大が、関連部品需要を大きく押し上げている。スマホ向けも米アップルや韓国サムスン電子向けの需要が好調に推移し、今年前半はやや低調だった中国系スマホ向け需要も回復基調となっている。


JVCケンウッド4-6月連結決算 5.5%増収

 JVCケンウッドの18年3月期第1四半期(4-6月)連結決算は、カーナビを含むオートモーティブ分野の伸びに支えられ売上高前年同期比5.5%増の693億円となった。また、損益も引き続き赤字ながら、各項目大幅に改善。
 主力のオートモーティブ分野はOEM事業の大幅な販売増により、売上げが前年同期比で80億円、約24%増加。営業損益も前年同期5億円余りの赤字から黒字回復を果たした。ただOEM事業が好調に推移する一方、市販事業は米国での販売が振るわず減収となった。
 パブリックサービス分野は同16%の減収。赤字幅も拡大。このうち無線システム事業はアジア・中国市場での業務用無線機器の販売減や、米国無線子会社の売上げ計上時期のずれなどが影響し減収。業務用システム事業も前期にカードプリンタ事業を売却した影響などから減収となった。
 メディアサービス分野は、民生用ビデオカメラやAVアクセサリの販売減でメディア事業が振るわず同12%の減収。影響損益は赤字に転じた。


アイコム4-6月決算 売上げ18%減

 アイコムの18年3月期第1四半期(4-6月)連結決算は、売上高前年同期比17.9%減の49億3100万円、営業損失3億500万円、経常損失2億1000万円、四半期純損失9500万円となった。
 売上高は前年同期にあった陸上業務用無線機の大型案件の反動や、アマチュア無線機の新製品効果の減少、ネットワーク機器の伸び悩みなどで減収だった。
 損益はいずれも赤字となったが、前年同期の4億2000万円の為替差損が当期は9200万円の為替差益となり、経常損失は前年同期より600万円改善。四半期純損失も未実現利益に係る税効果会計の影響もあり、同8100万円改善した。


電波新聞拾い読み 2017年8月1日