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電波新聞拾い読み 2017年7月25日

先週末の各地量販店 夏本番でエアコンや冷蔵庫好調

 連日の夏日、猛暑日も増えた。北陸・東北を除き梅雨明けして夏本番を迎えた先週末の各量販店。エアコン、扇風機、冷蔵庫や洗濯機などの白モノ、4Kテレビとレコーダ、行楽向け撮影機器を求める客でにぎわった。各店月末まで活況が続くとみており、8月のお盆時期の盛り上がりにも期待している。


4-6月の白モノ家電国内出荷 7%増 6258億円

 日本電機工業会(JEMA)が24日発表した4-6月の白モノ家電の国内出荷金額は、前年同期比7.1%増の6258億円となった。
 同期のエアコン出荷は2350億円、冷蔵庫は1125億円、洗濯機もまとめ洗いなどニーズが高まり817億円となった。


4-6月の民生用電子機器国内出荷 4%増

 電子情報技術産業協会(JEITA)が24日に発表した4-6月の民生用電子機器国内出荷金額は前年同期比3.9%増の3087億円となった。同期の映像機器は1520億円、オーディオ関連機器は214億円、カーAVC機器は1352億円となった。


パソナニック 家庭用の高周波治療器

 パナソニックは、肩こりや腰痛に悩む人が年々増加傾向にあるなか、肩や腰にあてることで血管を拡張し、こりを治療できる家庭用の高周波治療器の新製品「コリコラン」EW-RA510/RA500を10月21日から発売する。”仕事時間がコリの治療時間”をコンセプトとし、手軽にコリを改善できる医療機器として普及を図る。
 同社では1989年に家庭用高周波治療器としてパナコランを投入。累計100万台の販売実績を上げたが、90年代後半に一時生産を終了していた。今回市場環境の変化に対応し、電池性能を高め、新デザインで約20年ぶりに復活した。
 新製品は、コリの改善を目的に医療機器として認証された業界唯一の家庭用高周波治療機器。肩や腰の幹部に装着するだけで、高周波パルスが血管を広げて血行を促進、肩や腰のコリを治療する。
 肩や腰の患部に装着するだけで、約9MHzの高周波が、身体組織まで深く浸透し、血管拡張と血行促進作用を促して肩・腰コリを治療する。
 本体サイズは直径約3cm・重さ約6gの小型で軽量、充電式でコード類の煩わしさがなく装着できる。
 市場想定価格はEW-RA510(4個入り)が税別で4万3000円前後、同RA500(2個入り)が税別3万3000円前後。


東芝 スピード調節できるポータブルCDプレヤー

 東芝エルイートレーディングは、「11段階の速度調節」や「続きから聞けるレジューム再生」などの便利な機能を搭載し、手軽に語学学習ができるポータブルCDプレヤー「TY-P1」を7月下旬から発売する。市場想定価格は6000円前後。
 新製品の主な特徴は、CDを「ゆっくり」から「早く」まで0.5-1.5倍の11段階で速度調節できる「スピードコントロール機能」を搭載。また、CDの再生中に停止し電源を切った場合でも、電源を入れると停止した続きから再生できる「レジューム再生」、CDの聴きたい場所を繰り返し再生できる「A-Bリピート」機能がある。
 このほか、MP3再生や音飛び防止機能、乾電池と家庭用AC電源の「2電源」対応。


電波新聞拾い読み 2017年7月25日