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電波新聞拾い読み 2017年7月21日

ケーブルコンベンション/ケーブル技術ショー開幕

 ケーブル業界最大のイベント「ケーブルコンベンション/ケーブル技術ショー」が20日、東京国際フォーラムで開幕した。会期は21日まで。
 今年のケーブルコンベンションは「Innovating your Life〜もっと生活が変わる、もっと地域が変わる〜」がテーマ。
 開会式では、主催者を代表して日本ケーブルテレビ連盟の吉崎正弘理事長があいさつし「大きな環境変化に的確に対応して生き残り、進化していくにはイノベーションがとても重要だ。そのためには判断をするための情報が必要だ」と述べた。さらに「今回のセミナーや展示での新しい情報などを基に、これからの自分自身を考えていく場としてもらいたい」と語った。
 ケーブル技術ショーは約70社が参加。展示の中心は4K・8K関連。来年12月に放送が始まる高度BS(4K・8K)用STBがパナソニックから展示され、NHKやジュピターテレコムなどが共同で8K伝送システムデモ。日本アンテナなど受信設備メーカー各社もアンテナ含めた4K・8K衛星放送対応受信設備を展示している。
 安心・安全サービスの提供に力を入れるイッツ・コミュニケーションズのようなケーブル事業者もあり、防災・減災を支える各種技術を自治体向けに売り込む企業も目立つ。
 4K・8K伝送にはケーブル事業者にとって容量が多く伝送できるFTTHシステムの導入が不可欠。このため住友電気工業、ミハル通信、シンクレイヤなど10Gbpsの伝送速度に対応したFTTHシステムを展示している。アンリツは光ファイバ用測定器を出品している。


東芝ライテック 定置式家庭用蓄電システム2機種追加

 東芝ライテックは、定置式家庭用蓄電システム「エネグーン」の新製品として、電池容量はそのままで従来モデルから小型化した「スタンダードタイプ7.4kWh」、太陽光発電と直流連携できる複合型パワーコンディショナを採用した「ハイブリッドタイプ屋外モデル5.0kWh」の2機種を7月から発売する。
 大容量の「スタンダードタイプ」は、蓄電池容量など基本性能を維持しながら、従来モデルに比べて体積比で約11%ダウンさせ設置性を改善。より多くの場所で設置することができる。
 蓄電池と太陽光発電のパワーコンディショナを1台に集約した「ハイブリッドタイプ」は、従来、蓄電池本体を室内に設置するタイプのみだった。今回、蓄電池本体を屋外に設置する新モデルをラインアップに追加した。
 価格(税別)は「スタンダードタイプ」が307万9600円、「ハイブリッドタイプ」が265万3000円。


KDDI九州総支社 九州豪雨災害の通信環境を復旧

 KDDI九州総支社は、九州北部を襲った豪雨災害で、特に被害の大きかった福岡県朝倉市黒川地区の通信環境を復旧した。黒川地区は倒木や土砂の流入がひどく、立ち入り禁止区域に指定されている。復旧の長期化が見込まれていたが、自衛隊の協力を得て、エリア復旧を実現した。
 災害復旧を想定してヘリ積載訓練を積み重ねてきた同社技術社員が搭乗し、ヘリコプターで可搬型基地局2局のほか携帯電話、衛星電話、充電BOX、Wi-Fiアクセスポイントなどを搬入した。
 大雨発生前と同等のエリアで通信機器が利用可能になった。翌日からは2日おきに、発電機用燃料としてガソリンを空輸した。


電波新聞拾い読み 2017年7月21日