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電波新聞拾い読み 2017年7月5日

デジカメ各社 専用機ならではの機能訴求

 SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に写真や動画をアップして共有する人が増え、写真撮影の楽しみ方が大きく変わってきている。これまでスマホで手軽に撮影して写真を投稿していた人が、最近は他の人と違う写真を撮って注目されたいと思うようになり、デジカメでの撮影に切り替えている人も出てきているという。主要デジカメ各社は手ブレ補正や高画質撮影などに加え、スマホではできない撮影など、尖った機能を付けた製品を増やしてきている。
 写真投稿サイトのインスタグラムの急拡大などにより女性を中心に写真撮影の楽しみ方が変わりつつある。自撮りが流行るとともに「いいね」をもらうために他人と違った写真撮影にチャレンジする人も増えてきている。最近はスマホのカメラやスマホのアプリを使った撮影では物足りなくなり、専用のデジカメでの撮影に切り替える人も出てきている。
 主要デジカメ各社もSNSやインスタグラムを意識した撮影機能を増やしているほか、独自に培ってきた技術を生かし専用機ならではの機能を持たせた製品提案も進む。市場価格で10万円以上の高級コンパクトデジカメだけでなく防じん防滴性能を持たせたカメラや360度カメラ、身に着けるウエアラブルカメラといったパッケージのほか、特殊な撮影ができる製品などもある。


5月の世界半導体売上げ 23%増 319億ドル

 米半導体工業会(SIA)が3日発表した5月の世界半導体売上高は前年同月比22.6%増の319億ドルで、単月ベースの過去最高を記録、また、伸び率も10年9月以来、最大となった。
 地域別で見ると、前年同月比30.5%増と著しい伸びを示した米州を筆頭に、全地域が2桁伸長。世界最大の半導体市場である中国は同26.3%増の102億3000万ドルとなり、全体の32%を構成した。
 また製品別では、引き続きメモリーがけん引。サーバーやスマホ向けを中心にDRAM、NAND型フラッシュメモリーとも旺盛な需要が見られるほか、供給不足に伴う単価上昇も追い風となっている。メモリー以外の主要製品も堅調に推移している。
 ジョン・ニューファーCEOは「世界の半導体売上高は力強く、安定した成長期に入っており、年初から5月までの売上高も前年の同じ時期を大幅に上回った」と超過した。


17年第4四半期固定系BBサービス契約数 3%増

 総務省がまとめた17年第4四半期の固定系ブロードバンド(BB)サービスの計約数は3781万件で、前年同期比2.8%増。前四半期よりは0.5%減少した。
 固定系BBの契約数はFTTH、DSL、CATVインターネット、FWAの4つを合計したもので、FTTH(光ファイバ)によるBBサービスが着実に増えている。
 FTTHの契約数は前年同期比4.8%増の2787万。FTTH契約の事業者別シェアではNTT東西で69.1%を占めたが、前年同期比で1.2ポイント下げた。NTT東西は戸建て・事業者向け、集合住宅向けともにシェアを下げた。
 逆にKDDIは12.9%のシェアで前年同期比0.4ポイント上昇。関西のケイ・オプティコム、九州通信ネットワークが前年同期並み、その他の電力系は微増。
 CATVインターネット契約は673万件、前年同期比4.7%増。この1年間で30万の増加。DSLとFWA契約は減少傾向にある。CATV業界では多チャンネル契約が伸び悩んだ分、インターネットなど通信サービス収入が伸び、今やケーブル事業者の売上げの半分以上は通信が占めている。
 映像配信サービスが増えると、通信の高速・大容量化をユーザーが求めるようになる。
 FTTHおよび通信速度下り30Mbps以上のCATVインターネットを合計した固定系超高速BBサービスの計約数は3130万となり、前年同期比5.4%増加。
 固定系超高速BBの内訳はFTTHが2787万、CATVが342万で、特にCATVインターネットはケーブル事業者による光ファイバ化が進展することで同10.7%伸ばした。


朝日電器 LEDセンサーライトの新製品

 「ELPA」ブランドを展開する朝日電器は、「LEDセンサー付きライト PM-L702」(税込2080円)を6日から発売する。
 新製品は、壁掛けに便利なフックと金属の扉などに取り付けられるマグネットを装備し、置く・掛ける・マグネットの3つの設置方法が可能。
 あかりの発光色は、すっきりとした「白色」と温かみのある「電球色」の2色の切り替えができる。
 転倒モードは、「常時点灯モード」と「人感センサーモード」の切り替え式で、ハンディライトとしても使うことができる。センサーモードの場合、約20秒点灯保持し、自動消灯する。
 乾電池式(単3アルカリ乾電池×3本)のため、場所を選ばず設置できる。人感センサーモードで1日10回転等の場合、約8ヵ月間使用できる(常時点灯モードは約11時間)。


CTY 地域BWA無線局免許を取得

 CATVのCTY(三重県四日市市)は東海総合通信局から3日付で地域BWA(広帯域移動無線アクセス=WiMAX)の無線局免許を取得した。
 CTYが開始する地域BWAサービスはAXGP方式と呼ばれ、通信速度は最大110Mbps。2585MHzを使用し、出力は40W。提供エリアは四日市市の一部だが、順次拡大していく。


三菱電機「DIATONE」 高級ホームスピーカ投入

 三菱電機が家庭向け高級スピーカ「DIATONE(ダイヤトーン)」を今年秋にも本格的に発売する。これまで家庭向けとしては一部受注生産のみの対応だったが、昨年にブランド化して70周年を迎えたのを機に、高級スピーカとしての本格発売を決めた。
 同社はダイヤトーンを1946年に商標登録。その後、放送用スピーカやホームスピーカなどを手がけてきた。近年では車載用スピーカを中心に展開していたほか、14年10月に発売した4Kテレビ「リアル」にダイヤトーンのスピーカを採用するなどにとどまっており、高級ホームスピーカは本格的に発売していなかった。
 ホームスピーカの開発では、4Kテレビの製品化時に音質が良いことから試作にも取り組み、これまで改良を加えてきた。
 ダイヤトーンは、カーボンナノチューブと数種類の樹脂を最適に配合した素材を使った振動板「NCV-R」を使い、音の高速伝搬性と内部損失の低減を実現。低音、高音でも高音質を可能にしている。
 秋口の発売を目指して製品化に取り組んでいる。発売後は家電量販店などのオーディオスペースに展示するなど、店頭に製品を積極的に展開していく考え。


電波新聞拾い読み 2017年7月5日