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電波新聞拾い読み 2017年7月4日

3月末の携帯電話契約数 4%増 1億6273万件

 総務省が6月30日にまとめた今年3月末の携帯電話契約数は1億6273万件で、前年同月比4%増。16年12月末日でも1.3%増加した。
 PHS、BWA(広帯域移動無線アクセス=WiMAX)含めた移動系通信全体の契約数は1億6792万で前年同月比3.6%、16年12月末日1.1%それぞれ伸びた。PHSが減少傾向の半面、BWAが前年同月比36.3%の大幅増。
 第4世代(LTE)の契約数は1億219万で1億件を超えた。伸び率は前年同月比17%あり、国内携帯の60%以上がLTE加入になっている。
 移動系通信全体の事業者グループ別シェアではNTTドコモが39.8%、KDDIグループが26.8%、ソフトバンクグループが24%。
 3月末のMVNO(仮想移動体通信事業者)の契約数は1586万となり、前年同月より25%増加している。


エレコム 雷ガード機能搭載電源タップ6機種

 エレコムは、「雷ガード」機能などを搭載し、安全性を重視した電源タップ6機種を7月上旬から発売。価格は税別1030-2550円。
 電源タップ「T-KTRシリーズ」は、家庭用コンセントに直挿しするタイプ。最大サージ電圧2500Vの高性能雷サージ吸収素子(バリスタ)を内蔵し、ランプ点灯で雷ガードの作動状態を確認できる。本体には難燃性ユリア樹脂を使用。3口タップ、1口節電スイッチ付き、2口節電スイッチ付き。3口180度回転スイングプラグの4機種がある。
 雷ガード機能を搭載したコード付きの3個口「同KS02」と、4個口「KST02」シリーズは、いずれも最大サージ電圧1万2500Vの高性能バリスタを内蔵。電源プラグは180度スイングプラグを採用し、プラグの歯の根元に絶縁キャップを装備。
 「KST02シリーズ」は、未使用時の差し込み口へのほこりの侵入を防止するほこり防止シャッタを装備する。


キヤノン デジタル一眼レフカメラ「EOS 6D MarkU」

 キヤノンは、デジタル一眼レフカメラ「EOS 6D MarkU」を8月上旬から発売する。
 新製品は「EOS 6D」の後継機種。「小型・軽量のフルサイズモデル」というコンセプトを継承しながら、高画質、AF性能・連写性能、ライブビュー撮影・動画撮影機能、ネットワーク連動機能などを総合的に進化させたハイアマチュアザー向けの高性能モデル。
 新開発の有効画素数約2620万画素フルサイズCMOSセンサーと、最新の映像エンジンDIGIC7の搭載により、常用最高ISO40000を実現しており、室内や夜景などのシーンからスポーツや動物といった動きの速い被写体まで、高画質な撮影を行うことができる。
 ボディー単体の市場想定価格は税別22万5000円前後。


電波時評 日本無線の日清紡子会社化に思う

 日本無線が6月26日に開いた定時株主総会において、日清紡ホールディングスとの株式交換契約が承認され、10月2日をもって同社の完全子会社になることが決定された。日本無線の株式は9月27日に上場廃止となる。去る4月に日立製作所が連結子会社である日立国際電気を日米ファンド連合に売却すると発表したが、それに続いて老舗無線メーカーが表舞台から姿を消す。
 日本無線は海軍技士木村俊吉らが1915年に創業した。木村は日露戦争時「敵艦見ゆ」を打電した無線機の開発で知られる。無線通信機器の製造では長い歴史を有する同社であるが、戦後は低迷の時代が続いた。中興の祖は日清紡から派遣された故幕内鉄男社長である。電電公社の研究所から無線の専門家を招聘、技術の研鑽に努め、携帯電話を納入するまで復活した。
 しかし、その後の第3世代、スマホと続く急激な技術進歩に追随できなかった。特に、最も得意とする船舶用無線機が衛星通信により市場を奪われ、特に昨年は海運市況の悪化により大幅な減収を記録、今回の日清紡傘下に吸収される事態を招いた。
 マグネトロン、クライストロンなどで活躍した時代を知る年配の無線機術者は、同社への愛執を捨てきれないでいる。


電波新聞拾い読み 2017年7月4日