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電波新聞拾い読み 2017年5月30日

NICT 自販機活用の見守りサービスの実証実験

 情報通信研究機構(NICT)ソーシャルイノベーション推進研究室は、アサヒ飲料と共同で自動販売機を活用した「見守り」「交通安全」「観光」など地域情報サービス実証実験を開始する。マルチホップ中継しながら発信もできるIoT対応「見守り自販機」の実験は、東京都墨田区を中心としたエリアで6月から順次実施する。
 NICTは16年度にWi-SUN、Wi-Fi、ブルートゥース(BLE)を活用するビーコン通信型地域IoT無線サービスプラットフォームを開発。アサヒ飲料の協力で、実際の自動販売拠点を活用した無線ネットワークの構築とフィールド実証実験が可能になった。
 街に設置されている自販機を利用することにより無線拠点の展開やコストの問題を解決。地域コミュニティにとって、リアルタイムの情報を低コストで共有できるインフラとして期待されている。
 無線方式はWi-FiやBLEが広く普及しているが、電波の到達性能は、Wi-Fiが100m程度で、BLEは10m程度と短距離。比較的波長の短い電波を使うため、見えない場所への電波の回り込み特性など十分ではない。
 NICT自ら開発し、国際標準化などを主導した長距離で数百メートル程度の通信特性が期待できるWi-SUNを地域ネットワークの構築手段とする研究開発を推進する。


5月30日は「掃除機の日」

 5月30日は、530(ごみゼロ)の語呂合わせに由来する「ごみゼロの日」。日本電機工業会(JEMA)では86年にこの日を「お掃除の日」と制定。97年から「掃除機の日」に改称している。JEMAでは純正紙パック使用の推奨を行うなど安全啓発事業にも取り組んでいる。販売店でもごみゼロの日に絡めて、掃除機提案に力を入れている。
 掃除機市場では、近年紙パック式やサイクロン式のキャニスタ型掃除機をはじめ、ロボット掃除機やコードレススティック掃除機、布団掃除機など多彩な商材がそろう。
 市場における快適・清潔ニーズに対応して、最適な商品提案に各社力を入れており、小型・軽量化はもとより、ハイパワー、使い勝手の良さ、静音性の向上、クリーンな排気の実現など、総合的な商品力の向上が図られている。
 近年、特に軽量化や自動化など家事負担の軽減を図る新しい商品戦略が注目され、コードレススティック掃除機やロボット掃除機の存在感が市場では高まっている。
 高齢者世帯や共働き世帯が増えている中で、家事の中でも面倒な掃除の負担軽減は、商品開発の大きなテーマといえる。今後の商戦でも依然として商品開発の重要な方向性となる。


電波新聞拾い読み 2017年5月30日